狼と変態な研究者 「休止中」   作:彗星さん

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お久しぶりです。
結局1ヶ月経ってました←
今回は繋ぎのような何かです()


第2.5話 始まり-1

ー ヒトのLF化が発覚したのは、ALFが完成し、正式に販売が始まってから(この場合投与が正しいが)

約2ヶ月後、6月のことだった。

ALFを手にし、皆が我先にと魔法の練習する中、ある男も自身の持つ土地にて、杖を片手に練習と研究を続けていった。

だが、何故かその男は魔法を手にして以来失敗することがなかった。

彼自身も寝る間も惜しんで魔法の術式や詠唱を考え、成功するのを確認し、ネットに上げるようにしていた。

そして、彼の作る術式や詠唱は誰でも安定して、ランクの高い魔法を出せると評判になり、

いつしか彼は魔法の達人、師匠などと呼ばれるようになった。

2ヶ月経ったある日、彼は自分の体の調子がどこかおかしい事に気付いた。

全く食欲が湧かず、手足の感覚が薄れているようにも感じたのだ。

何か危険を感じ、彼は病院に行った。が、それがALFの影響である事に彼はもちろん、医者も気付けなかった。

何しろ、彼はALFは無関係であり、かえって診断の邪魔になると無意識の内に割り切り、ALFを持っていることを医者に

言わなかったのである。

結局、色々と検査をしても何もわからず、原因不明として似たような症状の薬を貰って彼は帰った。

だが、彼の意識は家に入ったとたんに途絶えた…。

 

それから数日後、しとしとと雨が降る中、2人の男が彼の家の前に立っていた。

近所の人達が、ここ最近家から出てこない、前を通ると微かに異臭がする、と市役所に通報したのを受け

確認しにきたのだ。

1人がインターホンを鳴らし呼び掛けた、が、返事はない。

3度ほど繰り返し、無駄だと判断した彼らは、門を開け恐る恐る玄関へ近付く。

近付くたび、微かに感じていた異臭が明白なものに変わって行き、彼らの疑念は確信に変わった。

何とかドアに接近し、ドアノブを少し回すと鍵はかかっていなかった。

2人は頷いて短く深呼吸をすると、勢いよくドアを開け、もう1人が中を覗いた。

ー そこには

 

玄関先の廊下に赤い男が背を向けて立っていた。

ホッと安堵の表情を浮かべながら1人が近付いた。

その時、ブリキの人形のようにぎこちない動きで男が首をこちらに回し始めた。

顔が見えてくるにつれ、だんだん正体が露になる。

その男は紅い眼を持ち、発達した歯を持っていた。

とても人間とは思えないその姿に2人の思考は停止した。

そのまま、改めて"それ"を見ると、見てとれたのは体のあちこちから血(?)が吹き出し、血管がはち切れんばかりに浮き出、爪は鋭く伸びていて、足は……。

ここで、今度は永遠に2人の思考は停止する。

断末魔らしい声も出ず、声にならない声が口から漏れる。

玄関に倒れ、2人の意識は闇へと消えた……。

 

ー そして、これが悲劇の始まりだった…。




どうも、彗星さんです。
最近時間が進むのがはやく感じます()

少し見返すと前と結構書き方が変わっている件

(突然ある作品のIFストーリーを考え始める奴←)
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