他の作品読んでたらこんなの書きたくなってな、後悔はない
前回までのあらすじ
名前決め
錬金
変な癖の発見
その日の夜
「主様」
「レムか。どうした?」
「最近……その、私の事を忘れていたりはしませんか?あ……べつに、不満とかそう言ったものじゃないんです……ただ……」
「寂しかった………か?」
「っ!………はい……」
そうか………そう、思わせてしまったか。出番が少ないばっかりに………
「そうか、レム……ちょっとこっちに来てくれ」
「? はい」
近くに来たレムを隣に座らせ、肩を抱き寄せる。
「つ!?主様!なにをっ」
「すまなかったな………そんな気持ちにさせて。俺はレムの事を忘れたことなんてないよ。当たり前だろ?だって俺の影からいつも見守ってくれているのだから。夜に見回りに出たり、鍛練だって欠かさずにしているだろ?」
ピクリと、肩越しにレムが驚いたのが伝わってくる。
「……気づいていたのですね」
「もちろんだ。お前の主を舐めんなよ?神から貰った力前回でお前達を見てるさ。それでさ、こんな思いをさせているのにすまないが、引き続き俺を守ってくれないか?自分でも強くなったつもりだけど、失敗はだれにでもあるからさ。守ってくれる人が必要なんだ。俺もお前を守るから。俺のシノビとして、忍び寄る影から俺を守ってくれ。もう、そんな思いはさせないからさ」
「その言葉、絶対ですよ?主様」
「ああ、もちろんだ」
「わかりました」
そう言うと、レムが立ち上がり、片膝をついで頭を垂れた
「その大役、このレムが引き受けました。私は貴方の懐刀となり、一生お守りいたします」
「よし!じゃあ、最初の任務だ!大人しく頭を撫でさせろ!」
「ええ!?それはちょっと……」
見るからにあたふたし始めたレム。初々しいというか、なんというか。
「ほら、早く早く」
俺のとなりをぽんぽん叩いて急かしてみる。
「は、恥ずかし……うぅ、はい」
「よし、それで良い」
隣に来たレムをもう一度抱き寄せ、頭を撫でる。だけど、レムの座高が高くて少し撫でにくい。こうなったら……
「ほいっ」
「ぇっ、ええぇぇぇ!これはさすがに「いいからいいから」
横にずれてすかさずレムを倒し、俺の膝の上にのせる。これこそ逆膝枕だ!膝枕なんてされた経験ないけどな。これで撫でやすくなった。
「たまには、こうやって甘えても良いんだ。これからもよろしく頼むよ」
「…………はい」
『あーー!!レムだけずるい!スーもスーも!』
『ん………すごく……羨ましい』
『うーん、ちょっと羨ましいかな?』
「レム姉いいなぁ……とと様、スズランにもー!!」
「ほう、逆膝枕ですか。マスターも隅に置けませんね、そんなイケメン限定の高度な落としテクを身に付けているとは。少し私も興味あります」
お客様のご来場だ、こうなったらどうにもならんから皆一列にならべ!
「すまんな、レム。今日はここまでだ。俺は愛しい子供達の相手をしてらやなきゃいけない、もちろんレムもな。だから、続きはまたこんどな」
「はい、その、その時はまたお願いします」
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side:レム
「続きはまたこんどな」
そう言うと、主様はスー達の相手をするために離れてしまいました。
わかってはいたのです。主様がきちんと私達の事を見ていて、愛してくれていることを。でも確証がなかったのです。感じていた親愛が、実は自分の思い違いで
でも、いまはそう感じません。百聞は一見にしかず………主様の世界の言葉でしたっけ?少し意味が違う気もしますが概ねその通りでした。
私が主様にテイムされる前の記憶はとても薄いです。ですがなにかを求めていた気がします。それで、ゴーレムの居る鉱山に行った。その求めていた物がたぶんこれだったのでしょう。
いま、私はとても幸せです。仕える主がいて、主は私を家族のように慕ってくれる。これを幸せと言わず、なんと言いましょう。
頭を撫でてもらうのはとても気持ちいいものですね。また近々お願いしましょう。
これからも不定期になるので記憶の片隅にこの作品を覚えておいてください!なんでもしますから!(何でもするとは言っていない。
よく考えなくても、思い立った瞬間作業始めるって末期ですよね