前回のあらすじ
大雑把に作戦決定
Aランク組の戦闘シーン
龍介のスライムを撫でるときの笑顔は犯罪級
ぐへへへ、ふへへへ
あれから時間が経ち、大雑把にオークの拠点を把握することができた。まず普通の家とは違う一回り大きな家。これは多分オークキングの家だろうと判断。更にオークが武器を持って家の中に潜んでることがわかった。何で分かったかというと、定期的に家から半進化獣:オークが顔を出して周りの様子を確認しているからだ。バレバレすぎて逆に、それすらも罠かと感じるレベルだった。罠じゃないとしたのは、すべての家のオークが警戒のため顔を出したからだ。
このことから少し作戦に変更があった。本当は隠密中心でオーク達に悟られず、と言うか見張りを排除しつつ攻略しようとしていた。だが、ほとんどのオークが家の中で待ち構えていた。となると、隠密しながら奇襲しても効果が薄いと判断した。ならば、俺のスライムベス達を大量に配備し、一斉にメラミを使い燃やし尽くすのが楽だろうということになった。パラネラがオークキングの家にメラゾーマを放つのを合図に、ベス達が一斉に撃つ。そこから始まる殲滅戦……のはず。
今回参加させるスライムは、スー、ライム、ナイト、ベス60匹、コマンダー6匹、ホイミスライム12匹。あとスライムじゃないけどレム。ベス10匹にコマンダー1匹、ホイミスライム2匹を付けて、しっかり回復、統率できるように指示した。
「良いか?皆、そろそろ時間だ。あの家にメラゾーマが当たった時、他の家に一斉にメラミを撃つんだぞ?あと、常にいのちをだいじに、だ。危なくなったら逃げてくるんだ」
『『『『『『はーい!』』』』』』
ちなみにベス達の中には、火魔法のレベルが4でメラガイアーまで使える子がいるが、60匹もいるんだ。メラミで十分だろう。まだ手の内は隠しときたいし、MPが足りない子もいるしな。
「じゃあ、それぞれ持ち場へつけ!」
ベス達がポヨンポヨン跳ねながら持ち場に付くために移動する。後は、レベルを5にあげた気配察知を駆使していち早くキングを討伐するだけだ。
気配察知==============
気配を察知することができる
気配察知距離300m
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『グループ1、持ち場に付きました!』
『グループ2、到着!』
『グループ3、配置につきました!』
『グループ4、着きました〜』
『グループ5、ヘルホーネットがいたので瀕死にしました!どうしましょう』
『グループ6、ストロングアニマルがいたので瀕死にしときました!どうしますか?』
配置についたな。最後の2グループ、グッジョブ。
『グループ5、6ナイス。悪いが2匹ほどで連れてきてくれ』
『『ラジャ~』』
「一応準備はできた、がちょっとまってくれ」
「何か不都合があったの?」
俺のグループはエルネスト夫婦。エッジがどうしても、どうしてもパラネラから離れたくないってクリスに泣きついた結果である。まぁ、クリスは端からこの二人は固定で組ませるつもりだったらしいけど。
「いや、ちょっと新しい仲間が増えるだけだ」
『『おまたせしました~』』
「よくやった。テイム」
< ストロングアニマルのテイムに成功しました >
< ヘルホーネットのテイムに成功しました >
「こうやって従魔が増えていくのか……」
『『配置につきました!』』
「よし、本当に準備完了だ」
「それじゃ行くわよ……ふぅ~……メラゾーマァ!」
直径が7メートルを超える炎球。その炎球から炎が飛び出しては取り込まれ、また飛だす。まるで太陽のプロミネンスようだ。かっこいい。その炎球が速くも遅くもないスピードで、でかい家に直撃する。
月の全くない夜を巨大な火柱が明るく照らす。それと同時にいくつかの家から小さめの火柱が上がる。メラゾーマと比べると小さい火柱なだけでだが……
「一応成功だな」
「気配察知の範囲にかかってた家から反応が全部消えた。確実に死んだな……あ……」
「どうした?」
「復活した……のよね?」
「ああ。しっかり全部復活した」
「「めんどくさいな(わね)」」
「全くその通り、だがうちのベス達が燃やし尽くすだろう」
ちなみに今も火柱は上がっている。気配察知で見ると反応が出たり消えたりしている。それが2、3回続くと反応がなくなった。
「反応が消えたな」
「スライムベス……強くないか?」
「他の家にも撃ち続けてるわね……魔力は底なしなの?」
「自慢の子だ」
実は魔力具現化で作った魔力の塊は、飴のように舐めることによって魔力を回復できるんだ。
「それじゃ俺たちもがんばるか。パラネラの勇姿を目に焼き付けるためnッ~~~~」
「ふざけてないで、速く行くわよ!」
相変わらずかっ!くそうイチャコラしやがって!ん?気配察知の端っこに強力な気配が?これは……
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side:オークキング
我はかつてオークジェネラルだった。我は力を欲していた。必死に特訓をした。なりふり構わず特訓した。しかし、成長に限界を感じていた。力がほしい!家族を、同族のすべてを守れる力が!そんな時、我の前にやつは現れた。
『力が欲しくはないか?魔物の国を作るためにその力を振るわないか?そのままではその才能が潰れてしまう。それが許されて良いはずがない!お前はもっと強くなるべき存在だ!』
結果、我はジャミラスの話に乗った。彼が渡してきたものは拳大の黒い石。これを埋め込まれた瞬間、体中に激痛が走り、死ぬかと思った。しかし、体の底から力が湧いてくる。オークキングに進化した。なんでも出来るようナ気がする。これで、すべてヲ支配すル、支配出来ル。オークの王として。すべてを統括シ、世界ノ王ニなれル……
『ハハハ!良いぞ!その調子だ!そうだ!魔物の魔物による魔物のための国をつくるんだ!ニンゲン共を駆逐するんだ!』
人間、ソウダ、奴らがイる限リ、我の天下はコない。人間は弱いくセに、よく群れる。弱いくせに、ソノ勢力をは広イ。我はこの森の、極一部シか支配できてイナいのに……自分はこんなニモ強いのに……納得できナイ……
シカシ、まだ我が配下ノオーク達が弱い。強くするためにはどうスルか……我の力をかシテやればいい……黒い石の欠片を……これで最高の力が手に入ッタだろう?強化オークヨ、我のためニ働け、我は王ダ!いずれコノ世界の支配者、魔王、いや覇王ニナルのだ!
あれカら数週間ゴ、ジャミラスは人間を攻めに行クと言って、帰っコナかった。人間に殺られたんだロウ……あいつは弱かった、タダそれだけだ。我は違ウ。まだその時期ではナイのだ。
配下からの報告デ、強化オークが帰ってコないようだ。森の魔物に殺られタか、人間に殺らレたか……どちらにセよ、使えない……強化サれたのに殺られるトハ、オークの恥さらしヨ。我はそんなヘマはしない。念のため、強化オーク達の見張りを強化シ、残りは各自家で待機。マぁ、もう少シで人間ノ村が手に入るのだ。それを起点ニ世界へ……
そうほくそ笑んでいると、視界ガ赤く染まった……
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| ギリギリセーフ! |
| byこっとん |
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( ゚д゚)||
/ づ Φ
毎日疲れていかえってきて、小説を書いて……アイデアが浮かばず、土曜日の夜に急いで書き上げる。追い込みって、結構効果ありますよね。
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