神たちに送られ異世界に   作:こっとん1999

63 / 112
62話。私は眠気に勝っt( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
武器納品
おもったより喜んでくれた
商人魂なめてた


龍介、兵士の訓練に付き合った後

団長の武器消滅事件の翌日、ギルドにオーク討伐の報酬を受け取りに来た、のだが…………

 

「あれ?リュウスケさん、今日はお城に行くんじゃないんですか?報酬も式典で渡されるはずですよ?」

「あ……」

 

 シリカに言われて気づいた…………そういえば!昨日のゴタゴタですっかり忘れてた!

 

「やっべ、忘れてた。始まるまであと何分?」

「だいたいあと、20分ですよ?間に合いますか?」

「間に合わせる!」

「あっ」

「ん?」

 

シリカが何か言いたそうな目でこちらを見ている。なんだろうか。

 

「あぁ、いえ、そのまた今度で大丈夫です」

「そうか、じゃあまた明日な」

 

急いでいかなくては……という時に限って道が込みまくるって……神の悪戯(ステルのせい)か……はたまた悪魔の罠(ステルのせい)か……

 

《ちょっと!それ全部僕のせいになってるよね!そんなことは……全くしてない……よ?悪魔じゃないし!》

『なんで不安気味なんだよ!はっきり否定してくれよ!』

 

 えぇい、こうなったら!魔力具現化を使い地面から魔力の柱を生やし、それのに乗って屋根へ。NINJYAのように屋根の上を軽やかに爆走する。身体強化と縮地を混ぜることによって、いつもの4倍は速く移動できる。どこぞの赤い大佐もびっくりだろうな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

side:シリカ

 

「はぁ……」

 

 また誘えなかった。ネックレスのお礼に食事にと約束したものの………リュウスケさんは忙しそうだし、誘いにくいなぁ……

 

「もしかしなくても、好きな人をなかなか食事に誘えなくてもやもやしてる顔やんねぇ」

「ふぇ!?ちょっと!からかわないで下さいよ!べ、別に好きとかそんなんじゃなくて、たしかにかっこいいとか思いますけど、それにもやもやとか……」

「いいねぇ、若いやんねぇ。これを期に真心込めた手作りでもごちそうしたら?男の心を鷲掴んで叩き潰せるのは愛情というスパイスやんね」

 

 あぁ恥ずかしい……いっつもこの先輩はからかってくる。特に恋愛が関わってくるとどこにでも湧いて出る。それに、わしづかみは分かるけど叩き潰したらダメなんじゃ?

 

「あぁ……なるほど……」

「あれ?もしかしなくても本気にした?」

 

 お礼だから、自分の精一杯のものを出さなきゃいけないよね。リュウスケさんもまた明日って言ってたし……よし!明日、チャレンジしてみよう!頑張るぞ!

 

「あれ?もしかしなくても、おいてけぼりやんね……」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:龍介

 

「よっと」

 

 ギリギリセーフ!

 

「リュウ!早く、こっちだ!後5分だぞ!何処行ってたんだ?」

 

 リブロが呆れ顔で聞いてくる。その気持もよく分かる……昨日伝えられたばっかりなのに遅刻ギリギリだもんな。

 

「昨日のゴタゴタで頭から抜けてた。本当、間に合ってよかった……」

「あぁ、確かにあのインパクトはデカかったなぁ……でも良いものが見れたって団員の皆は喜んでたぞ?」

「ま、否定はしないな」

 

 後から聞いた話では、団長の泣き顔はめったに見れるものじゃないらしく、団員の間で結構噂になっていたらしい。団長を泣かした少年がいると……はい、犯人は私です。私がやりました。いやほんと、わざとじゃないんです!悪気はなかったんです!

 

「リュウは百面相が得意なのか?ははっ、面白いな」

「いや別にそういうわけじゃ……ちょっと昨日の罪悪感に押しつぶされてた」

「あぁ、うん……あ、着いたぞ」

 

 その扉は、いつもの……いや、いつもよりピカピカになっている謁見の間の扉。まるで、この日のためにこの輝きを取り戻した……いや、これ以上はやめておこう。なんか恥ずかしくなってきた、自惚れるな俺!慢心、ダメ、絶対。

 

「また百面相してるぞ、大丈夫か?」

「あぁ、大丈夫だ。安心してくれ」

 

 なんか、今日は感情が表に出やすい日か?これはいかん。式典中に顔に出たらたまったもんじゃない。

でも、顔に出るようなことって……厄介事か?そうなったら嫌だなぁ。

 

「こういうめでたい時、たいていなんか問題が起きるんだよな」

「やめてくれ、これ以上俺たち兵士の仕事が増えると疲れる」

 

リブロは苦笑いしてるが、こういう時は決まって事件が起こるんだよな。さて、1級フラグ建築士になるか、フラグクラッシャーになるか………それはまさに神の味噌汁(神のみぞ知る)

 

《いや、知らないけど?あと、家の味噌汁は天下一品だよ》

『あんた神だろ、しっかりしろよ!後で味噌汁ごちそうしてくれ』

《運命関係はちょっとねぇ、得意じゃないんだよ》

『じゃぁ何が得意なんだ?』

《得意……得意なことねぇ……破壊?これでも闘神だから》

『闘神は破壊神に分類っと』

《そのメモ帳をすぐに渡しなさい、いい子だから》

 

 回収された!?神権乱用だ!返せ!




高評価、ブクマ、ご意見、ご感想お待ちしております。活動報告でモンスターの案なども募集しています。スキルでも良いですよ?(/ω・\)チラッ
ツイッターのアカウントもフォローしていただけたら嬉しいです。
(ゲームの話題ぐらいしかツイートしてないですけど
https://twitter.com/kottonn1999
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。