神たちに送られ異世界に   作:こっとん1999

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64話、梅雨があんまり梅雨していない気がする。

前回のあらすじ
愚者のワルツ
式典は長かった
終わりに攻撃された
ΩΩΩ<な、なんだってー!?


あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる 2

いつつ……左手がヒリヒリいたい……

 

「リュウ……お前左手が……」

「 ん?左手?確かに痛いがそんなに驚く……ほどじゃ……」

 

あっと?これは、驚く……自分でも驚いた。怪我に気がつかないと、痛みを感じないって本当なんだな。大丈夫だ、安心しろ俺!たとえ左手を吹き飛ばされようと(・・・・・・・・・・・・)回復魔法で生やせる!けど……いてぇぇぇぇ!!くそっ!怪我を認識したからか痛みが!痛みをスルーするんだ!……すこしましになった?痛みをスルー出来るとは……スルー力、恐ろしい子!

 

「すぐに救護班をよべ!リュウ!すぐに僧侶がくる!」

「ま……て、リブロ……大丈夫だ……ライム!スー!ナイト!オーク軍団!」

 

ちょっと大丈夫じゃない、けど回復のスペシャリストのライムがルームから出てきたらこっちのもの。ライムにも再生のイメージは教えており、効果は薬草や魔物で実証済みだ。安心して任せられる。スーたちは他の兵士たちと一緒に皇帝陛下を守っててもらおう。

 

『主……すぐに生やす。ベホマ』

「手が、再生している!?リュウ、これは?」

「そういうものだと思ってくれていい。ライム、助かった。しかし、手を吹き飛ばすほど強力な攻撃……一体誰が……」

「どうしますか?陛下」

 

 皇帝を守っている兵士の1人が警戒をしながら訊く。

 

「うむぅ…………どうしよう……ともかく、貴族たちを別室へ!1人ずつ聞き込みをしろ!」

 

 とりあえず兵士達が陛下の周りを固めているから安心だとは思うが……まぁ、また攻撃が来ても完璧に弾いてやるがな。

 

「「「あの……」」」

 

貴族たちが別室に移動してる中どうしようかと悩んでいると、その貴族達の中から3人の女性が出てきた。

 

「皇帝陛下、失礼ながらお伝えしたいことがございます」

「下がれ!今は「よい」ハッ!」

 

兵士がすぐに咎めようとするが皇帝がそれを止め、女性たちに続きを話すよう促す。

今は何が起こったのかを調べるのが最優先、少しでも情報がほしい。

 

「その……このネックレスが突然ひかり、その直後皇帝陛下が攻撃されました。それで、原因はこのネックレスではないかと思い……」

 

 ネックスが光った?たしかに普通に考えても怪しい。こういう時にお役立ち、鑑定先生!

 

爆光のネックレス===========

ポイントを設定し、合言葉を言うとその場

所に光と火属性の魔法弾を飛ばすことがで

きる魔道具。(破損中

発動時、魔法弾を隠蔽する効果もある

※説明の偽造を解除しました

===================

 

 絶対にこれだ。すぐに鑑定結果を皇帝に伝える。

 

「このネックレスが?私の鑑定には普通のルビーのネックレスとしか……」

 

 兵士の1人が鑑定した結果、普通のネックレスだったらしい。つまり、この※印の説明はそういうことなんだろう。俺は鑑定のレベルが高いから説明の偽造を看破したと。

 

「鑑定のレベルは?」

「はい、レベル2です」

「おそらく鑑定のレベルが足りないんじゃないかと思う。俺の鑑定結果の説明の下の方に、偽造解除と書いてあったからな」

「なるほど、すぐに鑑定のレベルの高い人を連れてきます!」

 

 兵士が、あわただしく謁見の間を出ていく。ちょうど貴族たちの移動も終わったようだ。それにしても……このネックレスを作った人物は何を考えてこれを作ったのだろうか?悪意の塊でしかない。何しろ、合言葉を言えば設定した場所に隠蔽された魔法弾飛んでいく……さては、この日のために作ったな?合言葉はいらないと思うが……

 

「連れてきました!」

 

 しばらくすると、先ほどの兵士がとある人物を連れてきた。連れてこられた人物はご老人。でもまだまだ若いもんには負けんと言わんばかりのオーラ?そんなものがにじみ出てる気がする。

 

「ふぉっふぉっふぉ、この年になって、まだこき使うつもりかのぅ」

「そこを何とか、お願いします」

「ふむ、どれみせてみぃ……たしかに、このネックレスは説明が偽造されておるな。効果は”ポイントを設定し、合言葉を言うとその場所に光と火属性の魔法弾を飛ばす”か。これを作ったものは相当、国を恨んでおるかものぉ。だが、なぜ合言葉を作ったのかはわからんが……」

 

 やっぱりそう思うよなぁ。ピンポイントで狙えるし。あと合言葉の方は疑問に思うのはよくわかる。スイッチ式とか他にあったと思うんだが………理由はまたあとでわかるだろう。

 

「このネックレスは何処で?」

「はい、先日トンニール侯爵様から頂きました」

「私はリチーン様から」

「私もです」

「すぐに捕縛だ!絶対に逃がすな!」

「はい!」

 

 これで解決か?すればいいけどな……この女性たちは隠蔽された魔法弾をどうやって認識したのだろうか?俺はとっさのことで何が起こったのかわからなかったが…………これが才能、か?

 

「ところでおぬし、今回Aランクになるという魔物使いの若造かのぉ?」

「ああ、そうだ」

「ほうほう……なかなか出来ておるではないか。同じ魔物使いとして応援しとるぞ」

 

む、この人も魔物使いだったのか……てっきりガッチガチの戦士かと思った。

 

 

 

 

 

 

 




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