前回のあらすじ
脅迫状の主発覚
偵察派遣
陛下に報告ぅ
「犯人は、ついこの間話題になったカンジダリウ侯爵、その息子です」
「そいつは……たしかカンジダリウの影響で貴族至上主義な言動がたまに出ていた青年か。確かカンジダリウ侯爵の死を聞きつけて、すぐに自分を侯爵にするよう進言してきたのをよく覚えているよ」
それは……メンタルが強いというか……薄情というか……どちらにせよ不敬な行動じゃないか?
「まあ、権力目当ての無知野郎だったからばっさり切ったけど」
言い方が……しかしそこまでか……これは何しでかすか分らんな……そろそろ偵察が……おっ
「どうした?」
「あぁ、従魔から連絡がきました。シャドウスライム、出てきていいぞ」
「うお!?」
すぐさま5匹のシャドウスライムが姿を表す、ように見えたはずだ。この子たちは特に隠密が得意だから、自分には見えていても他の人には見えていないはずだ。多分そのはず。この反応で確証ができてよかった。
「全く気づかなかったぞ……」
「そこそこ隠密能力が高いですから、それに上にいる人もなかなかいいレベルですね」
「ははは、やっぱり分ってた?本当に底が見えないな」
「それに、誰かがここに全速力で向かってきていることも」
「え?」
-ドドドドドドドドッ!バターン!!-
「やっと会えた~!!、君がリュウスケ君ね!この前見たきりだったから早く喋ってみたっかったのよ~!よろしく~!!私のことはヒノちゃんって呼んでね!」
……………え?扉を豪快に開けて入ってきたのはこの前(63話)陛下の隣に座っていた子供さん。
「あら?もしかしなくても、惚れちゃった?いやね~困っちゃう~」
え~、何このノリ……こっちが困っちゃうんだけど。
「リュウスケ!妻はやらん!こいつは俺のだ!」
見た目は中学生!中身は大人!その名は、王妃!って……なんですと!?この人が陛下の妻!?いやよく見たら顔は陛下と同じく整っているし、どことなく高貴な雰囲気とか感じる気がする。うん。
「母さん、そのくらいにして……こっちが恥ずかしい……」
後ろからリブロが息を切らしながら入ってくる。お前も苦労してんのな……よくわかるよ……
「ま可愛い可愛い家内のことは置いといて……確実にやつを確保できるな?」
「すでに、居場所は把握済みです。人質も無事に見つけ、護衛としてハイドゴーレムをつけています。完全に敵が躍っているだけです」
「む~~……喋れると思ったのに……放置プレイなんて~~!」
イヤンイヤンじゃないよ………誰かこの人の相手してあげて!
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