GARO/Grand Order   作:響く黒雲

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皆さん、鬼ヶ島は頑張っているでしょうか?
僕はダメポを稼ぐために鬼共をボコっている最中です。

ガチャは当然の様に爆死…… リアルでもガチャでもあまり運の無い日々を送っている黒雲です。(´TωT`)

さて、今回は最後にもう一人のオリジナル魔戒騎士が登場します。

ポジション的には絶狼をイメージしています。
それではどうぞ!( ゚∀゚)つ


女神

「うむ!かつて無い程に攻め攻めな船旅であったな!」

 

「先輩…… もう二度と、ネロさんに船の舵を任せるのは、止したほうがいいと進言します……」

 

「そう? いい修行になったと思うけど……」

 

ネロ達ローマ軍一行はカエサルを討伐した後のガリアをブーディカに任せ、地中海沖にある島に来ていた。

 

元気いっぱいのネロ、いつも通りの優牙、フラフラなマシュとフォウ、グロッキー状態のローマ兵。

 

島に着いた時、半数以上行動不能になっていた。

 

『あんな荒々しい航海でいい修行!? 魔戒騎士どんだけー!』

 

「それで?ここに居るのか?その()()()と言うのは」

 

優牙達がこの島にやって来た理由……

それはローマに期間中にある噂が流れた。

 

――――― 曰く、古き神が現れた。

 

それを聞いたネロは面白半分、そして連合帝国から古き神を保護しようと動いた。

 

と言うのが、島に来た顛末である。

 

『どうかな?あくまで噂だし、それに神霊がサーヴァントとして喚ばれる確率は極めて低いんだ』

 

『そもそも、俺は先に言ったぞ。神に会うとろくなことがないってな』

 

「ザルバさんは神様が嫌いなんですか?」

 

『ああ、嫌いだね。奴等は神以外を下に見る人間以上に身勝手な奴等だ』

 

ザルバは神に会いに行く事を快く思ってはおらず、不貞腐れた様にグチグチと呟いていた。

 

「ザルバ、ここまで来たんだ。いい加減覚悟を決めろよ」

 

『優牙、お前は神に会ったことが無いから言えるんだ。奴等は兎に角面倒だ。そもそも、奴等が人の世に干渉出来ない理由を知らない訳じゃないだろう?』

 

「う…… そりゃ、まぁ……」

 

『へぇ… どんな理由だい?神々については解っていない事だらけだから僕も気になるな』

 

優牙を戒める様な口調で苦言を呈するザルバだが、その言葉にロマンが反応する。

 

『簡単だ。奴等は契約を破ったんだ』

 

「契約?一体誰と?」

 

『大魔導輪ガジャリ。ガジャリには抑止力としての側面もあってな、神としての仕事を全うするなら兎も角、奴等は人を使って遊び始めた。その行為がガジャリの琴線に触れたらしい』

 

「どうなったんですか…?」

 

『ホラーと同義と見なされて、魔戒騎士達に討滅され、ガジャリによって神界に送られ、人に干渉出来ない様にした』

 

ガジャリは契約によって動く抑止力。

その契約がなんだったのかは、今になっては分からない。

 

しかし、神々がガジャリとの契約を破り、ガジャリの逆鱗に触れ、結果神々は人の世には居られなくなったのは、紛れもない事実である。

 

『へぇー、そんな事が…… !? サーヴァントの反応だ!けど…… これは!!』

 

その時、ロマンがサーヴァントの反応を掴んだ。

しかし反応が可笑しかったのか、ロマンは驚いたような声を上げていた。

 

「ようこそ、形のある島へ。勇敢な勇者様…… あら?なんだ、勇者様かと思ったらサーヴァントがいるじゃない」

 

すると、突然現れた美少女がニッコリと可愛らしく笑って優牙達を歓迎したかと思えば、露骨にガッカリしていた。

 

「ザルバ、もしかして……」

 

『ああ、間違いない。女神だ』

 

「その指輪…… 魔導輪ね?という事は貴方は魔戒騎士様ですか」

 

「そうだ。牙狼の称号を継ぐ者だ」

 

「それも最高位の黄金騎士…… (これはいいカモが来たわね…)

 

しかし女神と思われる少女は、優牙が魔戒騎士、それも黄金騎士 牙狼と知ると、獲物を見つけた蛇の様に、冷たく笑った。

 

「…… なんか今ゾクリと来たぞ」

 

『それが神々だ。お前の事も玩具にする気の様だぞ?』

 

「あら?人聞きの悪い……」

 

その笑みに背筋に悪寒が走った優牙に、忠告するザルバだが、目の前の女神は笑っているだけ。

 

『信じられない…… 本当に神霊だ。でもどうして現界を?』

 

「さあ…… 私には分かりません。自己紹介しましょうか。私は女神ステンノ、ゴルゴン三姉妹が一柱」

 

「せ、先輩!! わりと有名な神様ですよ!」

 

「そうなの?」

 

「うむむ…… そろそろ余を除け者にするのは辞めよ!女神ステンノよ。そなたは連合帝国に与する神か?否か?」

 

そこで話に入れてなかったネロが、若冠拗ねた様子で、女神ステンノに敵か味方かを問う。

 

ステンノはただ不敵に笑うだけで表情を変えない。

 

「敵か味方かを問うなんて、随分無粋ですわ。そもそも私に戦う力なんてありませんのよ?」

 

『えぇー?本当かなぁ?』

 

「ありませんのよ♡ あまり無粋な事を言っていると後ろから刺しますわよ」

 

『うぅ… すみません』

 

「ドクター。弱すぎです…」

 

神であるが戦う力は無い、ステンノは自身をそう評した。

 

彼女曰く、自分達は愛されるべくして創られた神である故に、この世の何よりも非力なんだそう。

 

サーヴァントとして現界していても、基本性能が上がったり、クラス特有のスキルがあるだけで、他は変わらないのだ。

 

「まあ、それでも折角来てくださったのですら、ご褒美を上げましょう」

 

「先輩!ご褒美ですよ!女神様直々の!」

 

「褒美とな!して、それは一体何なのだ?」

 

ステンノが与えるご褒美に興味津々のネロとマシュは食い気味に興奮していた。

 

「それは…… あの洞窟に行ってからのお楽しみ♡ この世界に本来無い物をご用意してますわ」

 

『この世界に無い物…… もしかして聖杯かな?』

 

「ドクター。それだとカエサルさんが言っていた事と食い違ってしまいます」

 

『えぇー?でも気になるじゃない。行ってみてくれないかい?』

 

「魔術師殿の言う通りだぞマシュ。むしろ、余は行きたい!」

 

当然、俗物的なロマンが食い付かない筈もなく、難癖付けて行かせようとし、好奇心旺盛な皇帝様がそれに乗っかってしまった。

 

「うむ。では行くぞ。着いて参れー!!」

 

『レッツゴー!』

 

「フォーウ!!」

 

「ああ!? ネロさんにフォウさんも!? 待ってくださーい!!」

 

ノリノリで洞窟に突撃していったネロとフォウを慌てて追いかけるマシュを見て優牙は、苦笑いするしかなかった。

 

「行っちゃった……」

 

「貴方は行かないのですか?」

 

「行くよ。女の子二人だけにするわけにはいかないし」

 

そうして優牙も洞窟にマシュ達を追いかけていった。

 

『優牙。今すぐ引き返したほうが身のためだぞ?』

 

「もう遅いよ。ザルバ」

 

洞窟内に入ると、そこは迷路の様になっていて、ご褒美なんて上げる気なんて更々ない、むしろくたばれと言わんばかりにスケルトンが徘徊していた。

 

「骸骨が剣を持って襲ってくるぞ!? むぅ!? なんだ!? この色々くっついた怪物は!? …… よく見ると獅子の顔は可愛いな」

 

『キメラだ!! ギリシャ神話の伝説の怪物がなんで!? あ、女神様が用意したのかー』

 

「ドクター!! 現実逃避しないで下さい!先輩!? セーンパーイ!!!!」

 

そしてその先には、見事にステンノに騙され、スケルトンやキメラに襲われているネロとマシュが……

 

『だから言わんこっちゃない。俺様はちゃんと忠告したからな?』

 

「……… ザルバ。今度から神様関係はお前を信じるわ」

 

『ああ、そうしろ』

 

洞窟に入った事を若冠後悔しながら優牙は魔戒剣を抜き、マシュ達を助けるためにスケルトンの群れに入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数時間後、日も沈み始め、海が紅く染まった事に、優牙達はヘロヘロになりながら洞窟から出てきた。

 

「むぅ、余は疲れた…… 休みたいぞ……」

 

「では…… 船に戻りましょう…… 私も休みたいです……」

 

『結局、ご褒美なんて無かったし、完全に無駄骨だったねー』

 

「ドクター帰ったら覚えておいて下さい」

 

「楽しんで頂けましたか?」

 

そこに、妙に嬉しそうな様子でステンノがやって来る。

 

「女神の言う事は信用出来ないって事は解ったよ」

 

「そう…… それは残念」

 

「だらしがないわね。私達は簡単にクリアしたわよ」

 

そこに響く第三者の声。

ステンノの後ろからやって来たその人物は……

 

「ま、子ジカ達には難しかったかもしれないけど?」

 

「あははははは!」

 

「エリザベート?何でここに?」

 

フランスで力を貸してくれたエリザベートと、何故か大笑いしているメイド服の狐。

 

「彼女達には洞窟を造るのを手伝って貰ったのよ」

 

「テストプレイってやつね!」

 

「貴方達はエリザベート達と知り合いかしら?」

 

「エリザベートとはそうだけど…… そっちは知らないな」

 

そう言ってメイド服の狐に目を向けるが、狐は一向に笑うのを止めない。

やがて此方の視線に気づいたのか、ハイテンションで自己紹介してきた。

 

「私か?我は野性の獣、タマモキャットだワン!!」

 

「お、おう。よろしく……」

 

「喋ったぞ!?」

 

タマモキャットのあまりのキャラ崩壊に、場が混沌としてきた時、ロマンからの通信が入る。

 

『不味い!? 皆!海からサーヴァントだ』

 

『此方も探知した。この気配は……』

 

その時海が爆ぜ、海からサーヴァントが飛び出してきた。

 

「余の、振る舞いは、運命、で、ある…」

 

「…… 伯父上」

 

やって来たのはバーサーカー、カリギュラ。

ネロの気配を追って、この島までやって来たのだ。

 

「捧げよ、その体!捧げよ、その命!美しい、お前を、余の、身体で、滅茶苦茶に、したい。蹂躙、したい。ネロォオオオオ!!!!」

 

「随分と絡め取られているのね。サーヴァントとはそういう物だけど…… とても醜いわ……」

 

「ウッソ!? ネロの伯父様!? あんなの只の獣じゃない!?」

 

只、ネロと叫び続けるカリギュラは、吼えながらネロに一直線で向かっていく。

 

「マシュ、止めるぞ!」

 

「はい先輩!」

 

優牙とマシュは突撃してくるカリギュラを盾と魔戒剣で押し留めようとするが、カリギュラの力は以前よりも格段に上がっていた。

 

「くうぅぅ!!!! 先輩!このままじゃ!?」

 

「なんて力だ!? グアッ!?」

 

「ネロォオオオオオオオオ!!!!!!」

 

カリギュラは優牙達の武器を無理矢理押し退けて、再びネロへ進撃を開始する。

 

「ネロ!! 行ったぞ!」

 

「…… 獣。そうだ、あれはもう伯父上ではない。貴公の最期、確かに無念であったと今でも思う。しかし!」

 

 

ザシュッ!!

 

 

「グオッ!?」

 

「死より迷い出て、余の前に立つと言うなら…… 余は、ローマ第五皇帝、ネロ・クラウディウスとして討つ!」

 

ネロの剣に炎が灯り、カリギュラを焼き斬り、怯ます。

 

「ネロ…… ネロォオオオオ……」

 

しかしカリギュラはバーサーカー。

執念に置いて右に出るものは居ない。

 

「くどい! 余は貴方を討つと言った。ならば伯父上、貴方も執着を捨てよ!」

 

「グウゥオオオオ!!!!」

 

カリギュラの豪腕が唸りを上げ、風を切ってネロに迫る。

 

ネロは再び炎を灯し、カリギュラの豪腕を防ごうとするが、横から金色の光が溢れ、牙狼の鎧を纏った優牙とマシュによってカリギュラは押し留められる。

 

「ネロさん!」

 

『今だネロ!』

 

「うむ!はあぁぁぁぁ…… 『童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)』!!!!!!」

 

ネロの剣から激しい灼熱の炎が迸り、激情を込めた炎刃の一閃がカリギュラを襲う。

 

激情の炎に吹き飛ばされたカリギュラはそのまま海に落ちていった。

 

「ハァ… ハァ… ッ、伯父上……」

 

『大丈夫か?ネロ』

 

「優しいのだな、優牙は…… だが、問題ない。また一人、僭称皇帝を撃ち破る事が出来たのだからな」

 

問題ない、とはお世辞にも言えない表情をネロはしていたが、彼女の決意が堅いことを知っている優牙は、何も言えず、鎧を解く事しか出来なかった。

 

「となると、そなた達にやる褒美は凄まじい事になりそうだな。勿論、褒美と言っても獣をけしかけたり、洞窟迷路に迷わせる事などせんぞ?」

 

「あら、人間の女王の癖に、随分な口を聞くのね」

 

『この場で優牙に斬られないだけ有り難いと思え』

 

「それは無理。だって私、女神ですもの」

 

皮肉を言ったネロに、女神本来の残忍な本性を出ステンノだが、ザルバに更に嫌みを言われる。

しかし彼女は、あくまで女神として、余裕ある様子で構えるだけであった。

 

「ステンノよ、余は女王ではない。よく聞け!余はローマ帝国第五皇帝、ネロ・クラウディウスである!」

 

「そう。なら貴女はローマ帝国第五皇帝と呼ばせて貰うわ。さてと、私の島に侵入してきたサーヴァントを追い払ってくれた訳ですから、今度はちゃんとしたご褒美を上げましょう」

 

そう言ったステンノを一同は前科から疑っていたが、ステンノが告げた事は、優牙達にとって喉から手が出るほどの情報だった。

 

「ローマ連合帝国の首都。その正確な場所と座標をお教えしましょう」

 

「なんと!? それは真か!」

 

「やりましたよ先輩!」

 

『良かったね。洞窟に入っていって良かったじゃないか』

 

「洞窟関係ないし、ロマンなんもやってないし、そもそも洞窟はロマンのせいでもあるだろ?何で他人事みたいに言ってるんだ」

 

『おっしゃる通りです……』

 

連合帝国の首都の情報をステンノから聞き出そうとネロが歩き出したその時。

 

「ネロォオオオオオオオオ!!!!!!」

 

「何!」

 

「伯父上!? 貴方はまだ……っ!!」

 

まだ消滅していなかったカリギュラが、海から這い上がり、ネロに襲いかかった。

 

いきなりのサーヴァントの奇襲に、全員反応が遅れ、ネロに目掛けてその豪腕が叩き込まれようとしていた。

 

「くっ!?」

 

「オオオオ!!!!」

 

しかし――――――

 

 

ヒュンヒュンヒュン……… ザクッ!!

 

 

「ガハッ…!?」

 

「何ですか!?」

 

突如飛来した、二本の剣によってカリギュラは深く斬り裂かれ、その動きが止まった。

 

優牙はその隙を見逃さず、再び牙狼の鎧を召喚して、牙狼剣をカリギュラの霊格に突き刺した。

 

『ウオオオオオオオオ!』

 

「ゴホッ!! ネ、ロ…… お前、は、誰よりも、美しい…… 女神、よりも、だ…… 我が、愛する姪よ…… どうか、お前の、道、に、幸あらん、ことを……」

 

そうしてカリギュラは今度こそ完全に消えた。

 

『危なかったね。大丈夫だった?』

 

「はい。全員無事です。しかし……」

 

「誰かが余達を助けたようだったが……」

 

『!……… 出てこい、そこに居るんだろ?』

 

カリギュラが消えても、見知らぬサーヴァントの反応は残り続けたままだった。

 

全員が警戒するなか、優牙は気配を感じて、森に牙狼剣を突きつけた。

 

そしてその中から出てきたのは、先程飛んできた二本の剣を持って黒いロングコートを着ている優牙と同じ位の少年だった。

 

「ったく、たった今召喚されたから様子を観ていたら…… 危なっかしくて観てらんないぜ」

 

『お前は……』

 

少年の姿を確認した優牙は、鎧を魔界に還してにこやかに笑っている少年に近づき、互いに手を叩き、腕を組んだ。

 

「久し振りだな優牙。元気そうで何よりだ」

 

「今度は、お前が召喚されたのか。陸人」

 

かなり親しげに話す二人を見て、呆気に取られていたマシュだが、正気を取り戻して優牙と少年に問いかける。

 

「先輩。その人はお知り合い、でしょうか?」

 

「何?お前、こんな可愛い子捕まえたの?」

 

「ちょっと黙ってろ陸人。マシュ、こいつは陸人。多分ヘルマンさん達と同じ種類のサーヴァントだ」

 

「では…… 陸人さんも魔戒騎士なんですか?」

 

少年、陸人はマシュの問いかけにもにこやかに答え、わざとらしく御辞儀する。

 

「その通りですよプリンセス。俺は南雲陸人、よろしくな」

 

「あ、これはご丁寧にどうも。マシュ・キリエライトです」

 

「よろしく。マシュちゃん。で?そっちの赤いちみっこは?」

 

「ちみっこではない!余はローマ帝国第五皇帝、ネロ・クラウディウスであるぞ!」

 

陸人にちみっこ呼ばわりされたネロは、怒りながら名前を明かすと、陸人は驚愕した。

 

「はぁ!? 嘘だろ?あのネロ・クラウディウスが、女の子!? 歴史って分かんないなぁ…」

 

「陸人、俺達は今―――」

 

優牙が陸人に状況を説明しようとすると、陸人は手で制して優牙を止める。

 

「分かってる。ガジャリから聞いたよ。魔神ホラーなんて厄介な奴が出たらしいな」

 

「なら、一緒に来てくれるか?」

 

「当然だろ?俺達は魔戒騎士だぜ?」

 

そう言うと、優牙と陸人は笑い合い、ガッチリと握手を交わした。

 

「ネロ。陸人を軍に加えたいんだか……」

 

「勿論、余は大歓迎だ。連合帝国の首都が分かった以上、戦力は一人でも欲しいからな」

 

「それじゃ、よろしく。皇帝陛下?」

 

「うむ、ではローマへ帰還するぞ!」

 

こうして、女神ステンノが住む形のある島で大きな拾い物をした優牙達は、魔戒騎士の少年、南雲陸人を加えて、ローマへと帰還した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談だが、帰りは疲れ果てたネロが寝てしまい、安全な航海だったと言う事を、ここに記しておく……




かつては反発しあい、傷つけ合った友がいた。

困難を乗り越えて結ばれた友情は得難い宝となり、ローマの地に新たな風を呼び起こす!


次回 第六節 森羅


いざ行かん、森林の騎士!
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