絶狼も1月頭からだし、雷牙も流牙も映画やるし、またアニメもやるし、今年も大変だね!
FGOもまた訳の解らん事になってるし…… なんだよ!ジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィって!属性盛りすぎだよありがとうございます!
では気を確かにして…… 今回は瞬の設定です。
名前:榊原瞬
概容:森羅騎士 牙舞の称号を持つ魔戒騎士。鋭い目付きと翡翠の槍が特徴。性格は厳格だが、昔はそうではなく、和やかだったらしい。瞬が変わったのはホラーに家族を喰われてから。その後、魔戒騎士に引き取られて森羅騎士を継ぐに至った。今は優牙と陸人の交流を経て、少しだけ昔の性格に戻っている。
牙舞の鎧は全身が翡翠色。紋章は緑の紅葉で烈火炎装発動中は紅くなる。
武器は魔戒槍が変化した森羅槍。三節棍に変形させる事ができる。(魔戒槍の時も使用可能)
無事1573年にレイシフトした優牙たち。
唐突だが―――― 絶賛ピンチである。
「…… ドクター。確かに私は海に落ちることはないのか、と聞きました」
『…… うん』
「そしてその通り海に落ちることは無かったですけど……」
『あ、アハハ…』
「流石に俺もこれは無いと思うよ?」
優牙たちがレイシフトしてきた場所は海の中ではなかったが、如何せん場所が悪かった―――― と言うか悪すぎた。
「何訳の分からん事をゴチャゴチャ抜かしてんだ?とにもかくにも久々の獲物だ!奪え、犯せぇぇぇ!」
「ここ海賊船の中ですよねぇ!?」
優牙たちがレイシフトしてきた場所、それは航海中の海賊船の甲板だった。
今現在、略奪の危機である。
『いやーほら、何とかの法則であったじゃない。失敗するって要因は必ず失敗に向かうって。それにいい足があったって考えようよ!?』
「帰ったらドクターにはキツい処罰が必要ですね」
「それに、海賊なら話し合ってどうにかなる相手じゃないしね。やろうか、マシュ」
「はい!マシュ・キリエライト。行きます!」
こうして、マシュは襲い掛かる海賊たちを容赦なくコテンパンに叩きのめしたのであった。
「あの、ホントすいませんでした。でも獲物が居たら手を出したくなるのが海賊の性でして」
「そーいうのはいいですからキビキビ吐いてください」
ロマンへの怒りを込めたマシュの盾は、なんなく海賊を峰打ちでボコボコにシバき上げ、尋問タイムへと入る。
「マシュ。張り切るのはいいけど、程々にね?」
「大丈夫です先輩。力加減は分かりましたから。―――― さあ、聞きましょう、この海はなんなんですか」
後に優牙はこう語る――― 曰く、背中に鬼が見えた、と……
海賊たちもマシュの気迫に押されたのか、借りてきた猫の様に大人しくなり、従順に命令に従う。
「それが俺たちにもサッパリで…… 兎に角、食糧を確保するために同業がいる海賊島を目指している所、あんたらが現れたんだ」
「成程…… どうしますか?ドクター」
『取り合えず情報が欲しい。その海賊島とやらに行ってみるのはどうかな?』
「分かりました。皆さん、勝者の権限を使わせて頂きます。その海賊島へ舵を切ってください」
「イエッサー!」
マシュ号令のもと、海賊船は海賊島を目指し、航路の進路を取った。
海賊島らしき島へ上陸した優牙とマシュ。
「ふへへ…… 女だ!犯して奪え!」
再び遭遇した海賊に絡まれていた。
「この時代にはこんな人しか居ないんですか!?」
「まあ、海賊だしね」
『やれやれ、こうもワンパターンだといっそ清々しいな』
「なにゴチャゴチャ言ってやがる? 取り合えず船長に土産として身ぐるみ剥いで―――― ゴハァッ!?」
「遅いよ」
しかし幾ら屈強な海賊とは言っても、ただの人間なので魔戒騎士である優牙の敵ではない。
海賊たちが喋っている間に、ワンパンで仕留めていた。
「ホントすいません。その犯す奪うは海賊の性でして……」
「なんかさっきも似たような会話したなぁ……」
その光景にデジャヴを覚えながらも、再び訪れる尋問タイム。
「私たちはこの海について調べています。何か詳しい事を知っていますか?」
「小難しい事は俺たちにゃぁサッパリだが――― あー、姉御なら詳しいかも」
「姉御、とは?」
「おう!聴いて驚け!我らが船長、フランシス・ドレイクの事よ!」
「急に偉そうにならないで下さい」
そんなこんなで、折檻した海賊にフランシス・ドレイクの隠れ家まで案内させる事にした優牙達は、森の中へと進んでいった。
「へへへ…… 大海賊フランシス・ドレイクに掛かればお前たちなんざお仕舞いだ……」
『なんでいちいち三下口調なのかな?』
『そういうキャラ付けが大事なんじゃない?と思うダ・ヴィンチちゃんなのだった』
先程からフラグを建てまくっている三下海賊を先頭に立たせ、隠れ家に向かって森を進む優牙達。
話題はフランシス・ドレイクについてマシュと優牙は語り始める。
「時代的には大航海時代真っ只中なので、ドレイクが本物であれば、ネロさんと同じく生前であるかと。先輩、フランシス・ドレイクは――――」
「世界で初めて生きたまま世界一周を果たし、当時敵なしのスペイン、無敵艦隊を陥落させた大海賊。だろ?」
優牙がスラスラとドレイクについての概要を話した事に驚愕を示すカルデア勢。
マシュもポカンとして、優牙を見つめていた。
『優牙君が…… 偉人を知っている…… だと!?』
「せ、先輩?どうしちゃったんですか?! 熱でもあるのでしょうか!?」
「失礼だな、これでも知っている人は知っているんだよ。ただ、調べている時間が俺には無かっただけで」
「でしたら?何故ドレイクについては知っていたんですか?」
「子供の頃、母さんが読んでくれた絵本のモチーフだったんだ。だから自然と」
和気藹々と話していると、隠れ家に着いたようで、三下が話しかけてくる。
「おう、着いたぜ。ここが姉御の隠れ家だ」
「分かりました。―――― 先輩、ドレイクは確かに星を開拓した英雄です。ですが海賊です。今までに出会った海賊の生態からすると…… きっと巨体で樽で酒を飲む大食漢の筈です!」
そのマシュの余りの言い種に、さしもの優牙も苦言を呈する。
「マシュ。今までの海賊がそうだったからって、ドレイクまでそうとは限らないだろ?それに、一応協力してもらうんだから、あまり邪険にしちゃダメだよ?」
「うぅ…… ですが、海賊に苦手意識が出来てしまったみたいで……」
これはダメだ、とため息を吐く優牙だったが、そんなことをしている間に、三下がドレイクに確認を取っていた。
「船長。客ですぜ!」
「あ~ん?客ゥ?同業かい?」
「いやー違うんじゃないですか?ですが、姉御の事をいたく褒めちぎってましたよ。世界一周したとか、スペインの艦隊を潰したとか、巨体の大食漢だとか」
「はぁッ!? なんだいそりゃ?あたしはまだそんな悪さしてないよ!」
そう言って驚いている声は甲高く、どう聴いても女性のソレだった。
「ねえ、マシュ。俺の聞き間違いかな?」
「いえ…… 私も間違いなく聞きました」
「まあ、いいや。あたしが相手するから、あんたは引っ込んでな」
そうしてドレイクは三下を引っ込めると、優牙の前にやって来た。
「あんたらかい?あたしに会いたいって奴は」
「「…………」」
目の前にやって来たドレイクを見て、二人は絶句した。
何故なら……
「せ、先輩!? あのフランシス・ドレイクが…!」
「フツーに綺麗なお姉さんだね」
ピンクの髪と服に収まりきらない豊満な胸を揺らしてやって来た、正真正銘の女性だったのだ。
「それで?あんたら何者だい。二人共、見たところ普通の人間じゃあなさそうだ」
「俺は優牙。此方はマシュ。俺たちはカルデアって所から来た」
「星読みの連中がなんだい。新しい星図でも売りに来たのかい」
『うわ!? この酔っぱらい、意外に博識だぞ!?』
驚くロマンだが、それも無理のない事だ。
海賊と言えば誰もが思い描く、悪漢、無法者の集団だ。
それを束ねる船長たるドレイクが、カルデアの起源を言い当てたのが驚きだったのだろう。
「んん?なんだい今の声は、臆病で悲観主義で、そのくせ根っからの善人。あたしの一番嫌いなチキンの声だ」
「す、凄い分析力です!ドクターの性質を言い当てましたよ!」
『……… ショボーン』
「それで?このあたしに一体何の用だい?海賊に頼み事をしようってんだ。ソレなりの事情があるんだろう?」
途端に、酔っぱらっていたドレイクの目が鋭く光る。
マシュはカルデアの目的を交えつつ、この海について訊ねる。
「ドレイク船長。聡明な貴女なら気づいているのではないですか?この海が可笑しい事を」
「…… 何があっても関わらない事にしてたんだけどねぇ…… 海の事とあっちゃあ、黙ってられないね」
「では―――」
「ああ、確かにこの海は可笑しいよ。島がポツポツとあるだけで陸地なってありゃしない。スペインもイングランドもポルトガルもね」
そう言ってドレイクは手にしたジョッキでラム酒を煽り、不適に笑う。
「けどそれがどうした?可笑しな海なんて海賊には最高じゃないか。そうだろお前たち!」
「「「「オォー!! 最高だぜ船長ー!!!!」」」」
「…… え?えぇぇぇ!?」
やはり博識であってもドレイクは海賊。
未知の冒険、宝の山、困難な航海こそが彼ら海賊の生き甲斐であり、何物にも代えがたい宝なのだ。
それが例え特異点であっても、彼らがその生き方を変える事は無いだろう。
「という訳だ!あたしたち海賊は自由のためならあらゆる悪徳を許容するんでね!どうしても話したけりゃ、腕試しと行こうじゃないか!」
「や、やっぱりドレイク船長も海賊です!」
「結局こうなったか……」
「あたしは派手に酔っぱらってるからね!キツいのをお見舞いしてくれよ!」
その一言が引き金となり、さっきまで酒をかっ喰らっていた海賊たちが武器を手に一斉に立ち上がる。
「マ、マスター!数が多いですよ!?」
「大海賊だからね。この数も納得かな?」
「へぇ…… 余裕じゃないか坊や。ま、あんたたはあたしの仲間を生かしておいてくれたからね。せめての礼だ、こっちも二人で殺ろうじゃないか。出番だよ、ワタル!」
ドレイクの怒号が野営地を駆け巡る。
すると奥で酒を飲んでいた一人の男が立ち上がり、ドレイクの側にやって来た。
「なんだ、ドレイク。今、気持ちよく飲んでいたんだが?」
「お客さんだ。相手してやんな」
「ほう……」
そうしてワタルと呼ばれた男は、獣の様に鋭い目で優牙とマシュを睨みつける。
ワタルに睨みつけられたマシュは僅かに後退りし、優牙は全身に寒気を感じ、即座に戦闘体制に入った。
「フン…。おい、小僧。帰るなら今の内だぞ」
「誰が帰るか。まだ俺は、成すべき事を成してない」
「その威勢が何時までもつのか、見物だな。ドレイク、あの小僧は俺が貰う」
「じゃあ、あたしは盾のお嬢ちゃんかい」
ワタルは拳を握り優牙を睨み、ドレイクは両手に拳銃を持ってカラカラと笑っていた。
「ごめんマシュ。今回、指示は出せないかもしれない」
「…… 分かります。あのワタルという人、相当強いです……!」
魔戒騎士としての直感が優牙に告げていた、おそらく自分はあのワタルという人には勝てないだろうと。
それでも戦うしかないと、優牙は拳を握った。
「無事で、マシュ」
「はい、先輩も」
それぞれが戦うべき相手を見据えて、優牙とマシュはバラバラに駆け出していった。
「ハアッ!」
開戦一番、優牙は真上に飛び上がってワタルの頭目掛けて拳を振り下ろす。
「甘い」
だが、ワタルは危なげもなくスッと、横にそれてソレを躱し、優牙の拳が地面に当たると大地を揺らして地面が陥没する。
「フン!」
「クッ!? オオオッ!!」
即座に脇腹にワタルの鋭い蹴りが迫り、優牙は腕を盾にするが、余りの威力に数メートル押し返されてしまう。
しかし優牙は反転して壁を蹴り、勢いを付けてワタルに飛びかかった。
「……… オラッ!!」
「グハッ!?」
だが、ワタルは優牙が飛びかかって来るのを分かっていたかのように体を逸らし、優牙の鳩尾を蹴って打ち落とした。
「ァ…… グァ……」
「どうした?その程度か?」
「グ…!! まだ、まだァ…!!」
再度、優牙はワタルに殴り掛かるも、鳩尾の痛みが優牙の攻撃精度を鈍らせる。
「なんだ?そんな攻撃じゃ、なにも守れないぞ!」
ワタルは優牙の腕を掴んで一本背負い、優牙を地面に叩きつけた。
「ガハッ!!」
「立て。お前が歩みを止めていいのは死ぬときだけだ!」
「…… そんなこと…… 分かってる!」
その一言と共に放った足払いがワタルの右足に直撃する、ワタルは苦々しい表情をして体制を整えようとしたが、それを見逃す優牙ではない。
「貰った!」
「グオッ!?」
優牙は遂に、ワタルの顔面に一撃入れたのだ。
「ハァ… ハァ… どうだ!」
「クッ、ククク。やるじゃないか小僧。これなら俺も本気でやれそうだ」
そう言ってワタルはロングコートから、片手剣を取りだし、優牙に飛びかかる。
「ハッ!!」
「クッ!? ――― これは?! 」
何とか優牙は、魔法衣から魔戒剣を取り出して受け止めるが、ワタルの剣を見た瞬間驚愕した。
「魔戒剣!? じゃあ、貴方は魔戒騎士!?」
「―――― 赤鞘…… 黄金騎士か」
一方でワタルも優牙の持つ魔戒剣が牙狼の物であることを察して、一旦距離を取る。
「まさか、お前の様な小僧が黄金騎士とはな」
「何時までも小僧呼ばわりは止めてくれ」
「そう言う台詞は…… 俺に勝ってからにしたらどうだ?」
牙狼の称号は最高位、ワタルにとって敬うべきではあるが、生憎彼が敬うのは別の牙狼であって優牙ではない。
故にワタルは紺色の魔戒剣を切っ先を下に向けて構えた。
『止めなよワタル!! 相手は魔戒騎士なんだよ!? 掟を破っちゃうよぉ!』
『止めろ優牙。魔戒騎士同士の戦いは掟を破ることになるぞ』
魔導輪二組の静止も、この二人には既に届いていない。
見据えるモノはただひとつ、相手の首のみ。
二人は無言のまま駆け出した。
「フッ!」
「オオッ!」
ガキンッ!! キンッ!!
二振りの魔戒剣が火花を散らしてぶつかり合う。
ワタルは四方八方から縦横無尽に剣を繰り出し、優牙に斬りかかるが、優牙も黄金騎士なのだ、一つ一つの斬撃に対応してワタルの隙を窺うが、これ程大胆に動いている筈なのに、ワタルの動きには一切の無駄が無く、優牙は攻めきれずにいた。
「(なんて剣だ… こんなにも荒々しいのに、隙が全く見えない。でも、この剣…… 何処かで…)」
ふと、優牙はワタルとの剣戟の最中、懐かしい感覚を覚えた。
その正体は優牙には分からなかったが、確実に何処かでは見ているという確信はあった。
だからこそなのか、優牙はワタルの剣に対応出来ていた。
一方でワタルも、優牙の剣捌きや構えに自らの教え子の影を感じていた。
「…… 似ているな、
だがワタルは超一流の魔戒騎士である。
そんな思考は直ぐに頭の片隅に追いやり、優牙の魔戒剣を遂に弾いた。
「あっ!」
「…… 勝負あったな」
そうしてワタルは優牙の首に魔戒剣を突きつける。
「中々よくやったが、ここまでだな。こんなザマで今までよく生き残ったもんだ」
「……… 俺が今まで戦って来れたのは、マシュやその時代で出会った英雄や魔戒騎士達のお蔭だ。俺一人の力じゃない」
「その様だな。お前一人の力では普通のホラーは倒せても、魔神ホラーは倒せない。解るな?」
「…… はい」
ワタルの言う通りでもある。
確かに優牙は様々な強敵を倒してきたが、優牙一人の力で倒した事は一度もない。
それが本来孤独に戦う魔戒騎士にとってどういう意味があるのか、優牙は理解はしていた。
ただ、実感が無かっただけで……
「焦るな。素質が無いとは言っていない」
「でも、俺は……!!」
「自分一人では何も出来ない、か?」
返ってきた答えにコクリと悔しげに優牙は頷く。
「いいか。いくら孤独に戦うと言っても、俺たち魔戒騎士は人だ。一人でやるにも限度がある。だからこそ番犬所や元老院、魔戒法師たちがいるんだ。俺たちは必ずしも一人じゃない」
「だが、何処かで一人きりになる状況が俺たちには必ずある。そんな時自らを守るのは剣と、ココだ」
ワタルは優牙の胸に拳をトンと当てる。
「心を強く保て。
そこ言葉に優牙は驚いた。
何故なら、ワタルがたった今言った言葉は、優牙が幼い頃、父から何度も聴かされてきた言葉だったからだ。
「どうして…… 父さんの言葉を…!?」
「やはりか…… 小僧、名は?」
「冴島、優牙です…」
「俺は四十万ワタル。元老院付きの魔戒騎士だ」
元老院付き、その言葉を聞いて優牙はワタルの強さに納得した。
元老院付きになるには相当な実力がなければ成れないからだ。
「優牙。この特異点にいる間、俺はお前を鍛え直す。覚悟はあるか?」
「…… あります。やらせてください!」
「威勢のいい所も父親そっくりだな…… よし、今から俺はお前の導師だ。泣き言は聴かんぞ」
「はい!」
こうして優牙はワタルに鍛え直される事になったが、丁度その時ドレイクとマシュの力試しも終ったようで、ドレイクが地面に倒れていた。
「たはー!やれたァッ!」
「やりましたよ!先輩!」
しかし奇っ怪なのが、何故かドレイクは石ころに頬擦りしていたことだった。
如何にドレイクを倒したのかマシュに聞いておかなければと思い至った優牙は、ワタル共に二人の元へ向かうのだった。
繰り広げられる宴の夜に新たな事実が明かされる。
まさか聖杯が二つあるとはな、コイツは厄介な事になりそうだぜ。
次回 第三節 船出
魔の海の洗礼が牙狼を襲う!