J.Army W.S. DB×銀魂
13ドラゴンボール×銀魂 夢のクロスオーバー
トキの守護者篇
第13話 「剣と拳」
煙が晴れると、岩に背を付けて倒れている悟空の姿。
頭の右側から血が流れ眼を通り太い線を描いている。
そして左腕は血で真っ赤に染まっている。身体中所々皮膚が裂け、血が滲んでいる。「ガハッ!!」その一撃が故に血を吐き出す。
悟空の顔の真横に剣が突き刺さる。
眼の前に立つ龍馬。
風が吹き荒れ、その髪に包まれた顔を露わにする。
それはまるで、骸骨の顔面。髑髏とも言える。
「なっ!?」それを見た悟空も流石に驚愕する。
歯を食いしばり「何もんだ、オメェ」と龍馬に問うーー
龍馬の口は動かず、声が聞こえる。
「"影の魔界"そこで朽ちた骸......。言い換えれば、影の世界の、"ジャック"だ」と答える。
驚く悟空は「な、何だと!?」と口にする。
そして龍馬は刃先を悟空の首へ向けて振る。
悟空はより下に下がって回避し、龍馬の腹に蹴りを入れ自然後退させる。
そしてよろけながらも、何とか右膝に手を付けて身体を支えながら、立ち上がる。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はっ」
息が荒れ、超サイヤ人3状態であるにも関わらずそのオーラは消えている。
悟空は歯軋りし「影のジャックってのはどう言う事だ...⁉︎」と龍馬に問う。
龍馬の口は動かず、声のみが聞こえてくる。
「世界には相対する影の世界も存在する。
影の世界と言うべきか。
ジャックと我は同じ人間、影の世界に生きるジャックだ。
我は魔界に生まれ育ち、敵にその身を捧げ、尚も生き長らえる哀れな骸よ......。
ジャックは吸血鬼として、その生涯を授かった......。
そして我は......、魔神・龍馬。
魔神剣士として生きた死骸だ」
と自分を物語る。
悟空はその名に驚き「魔神・龍馬......。通りで妙な技や気をつけぇるんだな」と口走る。
龍馬の剣は突如真っ赤に染まり、その凶刃は悟空へと向かう。
彼は静かに一言「魔神奥義・凶剣」と口走る。
鋒が悟空の眼前に迫る最中、上半身を後方へ曲げて回避する。
だがその突きはまるで巨大な弾丸の様に地を削って行く。
そして悟空は瞬間移動を使い、龍馬の背後に回り込む。
それも見切っていたかの様にその血染めを連想させる剣を後方へ薙ぐ。
だが悟空も幾多の戦場を駆ったサイヤの血を持つ男。
それをもまた読み切り飛び上がってその剣に乗ると言う業を見せ付け、剣を封じると同時に龍馬の顔を蹴り上げる。
血を吐きながら顔が上へ向く龍馬、「ズァァッッ!!」力を込め動じる事なく剣に乗った悟空を剣と共に地面へ叩き付ける。
周囲を取り巻く程の奥深く、巨大なクレーターが発生しその煙は天へと立ち上る。
ドーム程の大きさもあるクレーターの前に立ち尽くす龍馬。
彼は静かに悟空を探している。
煙に包まれたクレーターの奥深くから「かめはめ波ーー!!」と言う声が届き、白く巨大な光線は煙をかき消しながら龍馬の元に辿り付く。
龍馬は全てが真っ赤に染まったその剣を振り上げかめはめ波を斬り裂く。
だが悟空はかめはめ波の中から姿を現し、その右拳が龍馬に放たれる。
龍馬は刀身でそれを受け止め、赤い紋章に包まれた右足の蹴りが悟空に直撃する。
途轍もない速度で吹き飛び、地面と距離が近かったためか地面へぶつかりながら吹き飛んで行き、身体から血が舞い上がり、煙の中に消える。
悟空が遠くまで吹き飛んだ事で生じた衝動は収まる。
悟空は背中を岩に付けて倒れており、顔は下へ向き、意識が消えている様に全身がピクリとも動かず超サイヤ人3も消える。
その周りにある出血量は半端ではない。
口からも蛇口をひねった様に血が止まらず、悟空の周りには血がまるでただの液体の様に散乱している。
ピクリとも動かない悟空。龍馬は超速で悟空へ突進し「終わりだーー」と口走る。
続く......。
戦況纏め
銀時 vs ジャック
(戦闘中)
悟空 vs 龍馬
(対峙中)
ベジータ
牛鬼に勝利し、新八達の所へ進行中
牛鬼
ベジータとの一騎打ちに敗北しそのまま気絶。
ルミネ&新八&神楽 vs 兵隊
(戦闘中)
次回予告
第14話 「ありがとう」