J.Army   作:Gintoku

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第33話「姉妹」

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J.ARMY 第2章

 

「F」復仇戦争篇 第9話

 

 

雪辱決戦篇

 

第33話「姉妹」

 

惑星「凛砂」その星を破壊し尽くした、獣の500人の兵隊。

そこらには瓦礫が転がり、点々とあった村すら破壊された。

彼らの眼の前には古びたビルが幾多とあり、かつては栄えた都市だった事を連想させる。

 

その都市を容赦無く破壊する獣軍隊。

ライオン、ゾウ、キリン、虎、犬、猫など幾多の動物が二本立ちし、人体と融合を果たしたかの様な姿とその驚異的なパワーで街を破壊して行く。

未来トランクスは息を飲み「な、なんだあいつらは!!」と口走る。

すると突然トランクスはその破壊された光景を見ていられず、眼前に破壊を繰り返す獣の軍団に突進して行く。

彼の眼には、かつて人造人間に破壊された己の世界が重なって見えていた。

「やめろおおおおお!!!!」と悲痛な叫びを上げながら。

すると悟飯が「ま、まてトランクス君!!」と彼を追い、ベジータもまた「待てバカども!!得体の知れん相手だぞ!!」と二人を追う。

 

悟空と銀時も追おうとすると二人の耳に声が届く。

「遅かったってばよ、悟空」

その声に反応し悟空が振り向くと、背後に聳える山の崖に立つ七代目火影、うずまきナルトを目の当たりにする。

 

すると銀時の耳にも一つの声が届く。

「待ちくたびれたじゃねェか、銀時さん」

銀時が背後に振り向くと、死神代行・黒崎一護が立っている。

 

銀時は「誰だ......? てめェら」と呟いた────

 

破壊の限りを尽くす獣軍隊の中に割り込み「うォォォォォ!!!!」トランクスは超サイヤ人2に瞬時に変化し、それと共に身体から爆発波を周囲に取り巻く。

すると獣軍隊は「うぉぁぁああ!!!」と叫びを上げながら吹き飛んで行き、廃墟と化したビルや建物に直撃して行く。

 

そして、悟飯とベジータもトランクスの立つ地面へ到着し「冷静になれ!!俺たちが殺されれば守れるものすら守れんぞ!!」と二人に言い放つ。

トランクスは少し冷静さを取り戻したか「............」と黙り込む。

 

だが、瞬時に彼らの立つ廃墟は500人もの獣軍隊に囲まれる。

3人は背中合わせになり「だから言ったんだ!!無闇に突っ込むなと!!」とベジータはイラだちながら口走る。

山吹色の道着を着た悟飯、ブウ編当時と同じ格好のベジータと超サイヤ人2のトランクス。

残りの二人も超サイヤ人2に変身し、彼等から放たれた衝撃は周囲を取り巻く。

 

ベジータは息を吐き出し「潜在能力を解放した状態と超サイヤ人を別けられるのか?」と悟飯に問うと

「ええ。そうでもしないと潜在能力解放状態で超サイヤ人になると逆にパワーが落ちてしまうんです」と口走る。

 

沈黙が走る戦場。

ナルトと対峙する悟空

一護と対峙する銀時

獣軍隊に囲まれた超サイヤ人2状態の悟飯・ベジータ・未来トランクス。

背中合わせになったベジータ達。ベジータは「(どうやら俺たち3人の戦闘力はほぼ同じだ...。一人の超サイヤ人2でも十分純粋のブウを倒せるぐらいの戦闘力はある。安心して良いはずだが......。なんだこの胸騒ぎは...?)」とどこか心中で焦りを覚える。

 

そしてナルトと向き合う孫悟空は

「おめェ達二人から悪の気は感じねェ......、でもそれでも聞きてェ、おめェ達が彼奴らの親玉か?」

と問うとナルトは笑みを浮かべ「だったらどーすんだ?」と問い返す。

 

すると悟空は瞬時に超サイヤ人2に変身し「おめェを、ぶっ倒す!!」と意気を見せつける。

するとナルトの眼は赤く隅取られ、瞳は黄色に瞳孔は-の形に変わる。

そして身体から黄金色の光を放ち始め「行くぜ、九喇嘛」と呟く。

仙術・九喇嘛モードとなったナルトと超サイヤ人2悟空はお互いに突進する。

 

対面する銀時と一護。

一護は背中に携えた身の丈程の斬魄刀、その刃に巻かれた包帯を脱ぎ捨て、大刀の鋒を銀時に向け

「"卍解"」と呟く。

すると赤を縁取った黒い光に身を包み込まれる。

風が吹き荒れそれを拝む銀時の髪を揺らす。

そして、黒い光が解き放たれる時、そこに出現するは卍解状態の一護。

銀城空悟を制したその姿の名は

「天鎖斬月────」と口走る。

 

それを見る銀時もまた「はぁっ」と溜息を吐き出す。

するとその口を開き「ひでェ景色だ......、砂漠で化け物軍団と得体の知れねェ連中を相手取るのはいい気分じゃねェ......。

悪いな坊主、俺ァ悟空(あいつ)らみてェに変身とかできる奴じゃねェんだ...、あんのは......」と言い放ちつつ、その腰にぶら下がった木刀を引き抜き振り下ろすと、その風圧で煙が巻き上がる。

そして途切れた言葉の続きを「このぼうっきれ一本だけだ......。だが、素手でもてめェの相手に不足はねェぜ......、荷が重過ぎるかも知れねェが、折れんじゃねェぞ」

といつもの皮肉染みた笑みを浮かべ木刀の鋒を一護へ向ける。

すると一護もその閉ざされた口を開き「上等だ!!」と笑みを浮かべながら口走り、互いに突進する────

 

 

 

 

そして地球の西の都では、カプセルコーポレーションに来ている謎の女性、日向ヒナタ。

神楽が彼女の前に立ち「姉ちゃん......?」と問う。

すると表情がきつかったヒナタの顔が急に笑顔になり「神楽!?」と驚きを見せる。

二人は抱擁し神楽が泣きながら「どごだでどだで〜〜〜」と意味の分からない事を口走る。

 

新八は意味がわからなくなり「え?え?どうなってんの」と?マークが頭を埋め尽くす。

銀時と対面した時、ヒナタと銀時もお互いを知っている様子な上、神楽が姉と語り泣き出す所を踏まえてもおそらくナルトの妻、日向ヒナタとはまた別人の日向ヒナタの様だ。

顔も名も一緒だが、どう言う事情かは今は分かりかねない。

 

神楽は「あ、そっか。まだ知らなかったアルな!」と疑問に思う彼らに応える。

そして神楽はヒナタの手を握って「私が2歳の時にパピーと来たアル。みんな一緒に暮らしてたネ!でも急にどこか行っちゃったけどどこ行ってたアルか?」と説明する内に疑問を浮かべヒナタに問う。

するとヒナタは「けっこう複雑な事情なの!でも、大きくなったね、神楽ちゃん」と言いながら神楽の頭に手を添えた。

 

新八はそれでも彼女を警戒し

「だけど銀さんはその人に会ってから様子が変だった...‼︎ 滅多な事じゃ自分から剣を抜かない銀さんが女性相手に剣を抜くなんて、普通はあり得ない」と言うとピッコロもそれに便乗して

「そうだ、事情はどうあれそいつがどこから何の目的で来たのか、何故銀時に攻撃したのか分からん限り警戒を解くんじゃない」と口を開く。

 

ヒナタの笑みは神楽と再会した時の喜びを象徴する物から少し不気味な物を浮かべ

「あら、しっかりしてるわね坊や...。そこのナメック人も洞察に優れている様子だけど、銀時と私の事情が何なのかはあなたたちの問題じゃない」と彼女が言う彼女の左手首にあった時計が突然「ピッピッピッピ」と音を鳴らす。

 

するとヒナタが驚き「これは────」と口走る

 

続く......。

 

───────

戦況

 

惑星「凛砂」

 

孫 悟空

(超サイヤ人2)

vs

うずまき ナルト

(九喇嘛&仙人モード)

交戦中

 

坂田 銀時

vs

黒崎 一護

(卍解状態)

交戦中

 

ベジータ

(超サイヤ人2)

&

悟飯

(超サイヤ人2)

&

未来トランクス

(超サイヤ人2)

vs

獣軍

交戦中

 

次回予告

第34話「吠える犬」

6/24 朝10時更新予定

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