J.Army   作:Gintoku

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第38話「虚無を見せた一撃」

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J.ARMY 第2章

 

「F」復仇戦争篇 第14話

 

 

雪辱決戦篇

 

第38話「虚無を見せた一撃」

 

銀時と一護、お互いに突進し、交わる刃。

一護は銀時に向かって剣撃を繰り出して行く。

その速さを駆使し、銀時の背後に現れて剣を薙いだり横に現れて剣を振り上げたり全方位から銀時に剣を振るって行く。

 

銀時はすんでの所で全ての攻撃を弾き、受け止めたり霊圧を纏った一撃は回避している。

二人の激しい攻防戦、周囲に散り散りと散っていく火花がその凄さを語る。

 

だが銀時は防戦一方で、一護に大きな隙が出来た時のみ一つ二つ太刀を振るうだけで、他は受け流し空気の流れを読み一護の超速に対抗して行っている。

それには一護も違和感を覚え「(なんで攻撃してこねェ!?)」と少し戸惑い始める。

天鎖斬月の唯一の特殊能力である超速を駆使し銀時を防戦一方に追い込んでいる筈だが、銀時の笑みは何かを隠している。

一護は歯を食いしばりながら「(俺の動きについて行けねェ訳じゃねェ...。現に空気の流れを読んで俺の動きを先読みし攻撃を受け止められるてる......‼︎ つまり意図的に何かを狙ってやがる‼︎ だったら)」

と銀時は追い込まれている様に見せていると推測する。

 

すると一護は後退して空中に浮かび上がる。

彼を見上げる銀時は「ほう、あの野郎飛べるのか」と少しの余裕を見せながら口走る。

黒崎一護は天鎖斬月の刀身に高濃度の霊圧を集中させると、天鎖斬月の刀身から激しい赤黒い光が炎の様に立ち上がり刀身にまとわりつく。

一護は渾身の力を込め「月牙......天衝!!!!」と叫び赤黒く巨大な三日月の斬月を放つ。

三日月型の斬月は燃え滾る炎の様に光を散らしながら銀時に接近して来る。

 

すると銀時は居合道の構えを見せ笑みを浮かべながら

「さぞ大層な名と技だ......、まともに喰らえば一たまりもねェだろうが......。

知ってるか?剣で斬れねェもんを眼の前にした時、命がねェと悟った時、サムライはどうするか?」

と口走りつつ利き手に力を込める。

 

そして笑みを絶やさぬまま

「そこに理屈も理由も何もねェ

あんのは負けねェ自信と、眼の前にある全ての物を守り切る、鋼の誓いだけだ────」

と口走り眼前に迫った一護の月牙天衝に向け、剣を振り上げる。

 

すると銀時を境に月牙天衝は一刀両断され、その残った斬撃が銀時の背後の地面に直撃する。

その斬撃が衝突する寸前にそれに肖る様に跳躍する。

そしてその爆風に乗り上げ一護のいる上空に突進し、不敵の眼と笑みを浮かべて「だからてめェがどれだけ強かろうと、俺の剣は折れねェェェェェ!!!!」と言いながら一護に迫る。

 

そして一護もまた「上等だ!!俺の覚悟も見せてやる!!」と言い放ち迫り来る銀時に突進する。

両者剣を右手に取り身体を左斜めに向け左脇に剣を取り、剣先を後ろに下げた構えを取る。

剣撃の威力が最も強くなる距離になった時、剣を全力で右横に振るう姿勢を保っている。激しいスピードで接近しながら。

 

そして最もその距離に近付いた時────

二人は力を込めた剣を右横に振るう。

ガギイイイン!!!!!!

 

衝突し、薙ぎ終えた両者の姿勢は、右腕が斜め上に上がっている。

そして一護の左肩が浅く斬れ、銀時の左肘が浅く斬れた。

そのままお互い剣を振るい、空中で二人が剣の攻防戦を繰り広げる。

空中で繰り出される斬撃の打ち合い。

 

二人の笑みは、まるでその一瞬に全てを賭けた様な、その一瞬しか彼等の眼中に無い、楽しみを浮かべていた。

常人が目の当たりにすれば恐怖で震える程の。

 

 

 

 

数理離れた場所では、同じく激闘を繰り広げる超サイヤ人2の悟空と、仙人モードに九喇嘛モード(尾獣化)を重ねた状態のナルト。

拳が衝突する両者の間から放たれた衝撃は周囲を取り巻く。

 

すると悟空は尾獣の頭上に現れその頭の天辺に膝蹴りを打つと、ナルトが操る尾獣の左肘が受け止める。

尾獣の額に組み込んでそれを操るナルトは「やるな...‼︎」と凛々しく戦闘に楽しみを覚える言葉を口走る。

すると悟空を振り払いバランスを失った悟空に向け大きく尾獣の口が開きその中のナルトが「尾獣玉!!!!」と口走り巨大な黒い玉が悟空に突進する。

悟空も咄嗟に両手にかめはめ波を集中させ「波っーーーー!!!!」と白い光線を迫り来る尾獣玉へぶつける。

 

周囲を荒らし壊すまるで隕石が衝突したかの様な衝撃と爆風。

すると煙の中から後退しつつ姿を現す両者。

そして再び互いに突進し、拳と蹴りの打撃の攻防戦を繰り広げる。

悟空が右拳を打つと尾獣化ナルトは左肘で受け止め右足の蹴りを左横に振り悟空を攻撃するも悟空は跳躍し両足の平を尾獣の額にいるナルトへ向け突進させると、ナルトはそれを尾獣の両手で止める。

 

そんな無数のやり取りを高速で行う両者。

尾獣化の巨体を操るナルトは悟空のスピードに張り合い互角の勝負を繰り広げている。

ナルトは体内に潜む九喇嘛に向けて「(どうだ九喇嘛!!まだまだ俺は衰えてねェぞ!)」と戦いに没頭し過去の自分を重ねることで今の自分が強くなったと実感するナルト。

 

するとナルトの体内で両手を合わせる九喇嘛が「あーそうだな」と少し面倒な返事をする。

すると尾獣化したナルトの姿が悟空の眼前から消える。

 

"瞬身の術"を使った様子だがそれを知らない悟空に取っては「き、消えた!?瞬間移動したんか!?」と焦りを口にし周囲を見渡す。

すると悟空の左側半里離れた先に姿を見せるナルト。

 

悟空はそこかと言わんばかりの勢いでナルトに突進し右拳に込めた力を巨大な尾獣の額に組み込み立っているナルトに放つ。

するとナルトの笑みが浮かぶ。即座に反応し尾獣の左肘で悟空の拳を受け止める。

悟空はその一瞬舌打ちし「ちっ...‼︎」悔しさを零す。

 

その言葉の直後、一瞬消える目の前の光景。

目に映るは全てが途絶えた虚無。

血を吐き出す口、それでも身体が理解しない。

何が起きたかを。

 

顔が下に赴く。するとそこに見える巨大な足。

そして口から零れていく己の血。

その怪力に吹き飛ぶ身体を止めるは聳え立つ岩山。

衝突した衝撃で岩山は粉々に砕け、その石が宙に舞い煙は周囲を包む。

 

目を細める悟空は、仰向いた身体の上半身を辛うじて起こす。

遠くに映るは巨大な尾獣の足の裏を向けたうずまきナルト。

そんな倒れた悟空を拝むナルトは

「火影の名を背負った俺は、そう簡単には負けないってばよ────」と口走る。

 

そんな彼を拝む座り込んだ姿勢の悟空は「へへっ、つ、強えェ」と静かで頼り甲斐無い一言を呟く────

 

続く......。

 

 

───────

 

戦況まとめ

 

地球

 

高杉、フリーザ、神威、阿伏兎、万斉、また子、謎の戦士、武市

&

鬼兵隊

(300人)

&

第七師団

(200人)

&

フリーザ軍

(500人)

 

敵軍総勢 1008人

vs

自軍総勢 612人

 

ピッコロ

(分身150人)

&

天津飯

(分身20人)

&

ブウ

(分身230人)

&

ヒナタ

(兵士200人)

&

クリリン、ヤムチャ、18号、17号、新八、神楽、悟天、トランクス

 

詳細

 

フリーザ軍

(500人)

 

vs 交戦中

 

ヒナタと兵士200人、悟天、トランクス

 

夜兎

(200人)

 

vs 交戦中

 

ピッコロ、ピッコロ分身150人、天津飯、天津飯分身20人、18号、17号

 

鬼兵隊

(300人)

 

vs 交戦中

 

ブウ、ブウ分身230人、新八、神楽、ヤムチャ、クリリン

 

 

 

惑星「凛砂」

 

孫 悟空

(超サイヤ人2)

vs 交戦中

うずまき ナルト

(尾獣化&九喇嘛&仙人モード)

 

坂田 銀時

vs 交戦中

黒崎 一護

(卍解状態)

 

ベジータ

(超サイヤ人2)

&

悟飯

(超サイヤ人2)

&

未来トランクス

(超サイヤ人2)

vs 交戦中

獣軍隊 カイドウ乱入?

(500人)

 

次回予告

第39話「破滅を齎す者」

7/9 朝10時更新予定

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