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J.ARMY 第2章
「F」復仇戦争篇 第25話
凶獣篇
第49話「怒る笑み」
背中を背後の岩場に付けて倒れた悟空は目を細めてナルトを睨み付ける。
するとナルトは「終わりだってばよ!!」と口走り、尾獣の右手に螺旋丸を作りながら動けぬ悟空に突進する。
悟空は何もできぬまま「ぐっ!!やべェ!!」と歯軋りする。
「終わんのはてめェだ、狂犬」
────突然耳元に届くその声
ナルトは咄嗟に背後へ後退するため跳躍したと同時に、空から降って来る銀時の木刀の鋒がナルトの頭上へ向けられている。咄嗟に後退して回避するナルト
一瞬前に立っていた地面にその一撃が直撃する。
ギリギリ紙一重でそれを回避するナルトはその一瞬、汗を垂らしながら銀時を睨む。
すると銀時もその一瞬で跳躍し退いて行くナルトへ首を向け、睨み付ける────
惑星・凛砂の廃墟で獣の軍隊と戦いを続けるベジータ・悟飯・未来のトランクス。
3人とも傷付いており、頭から少し流血している。
倒しても倒しても獣軍隊は起き上がり、3人を窮地に追い込んでいる。
蹴りを狼男の腹に食らわせるベジータは「キリがねェ!!」と焦りを浮かべる。
するとベジータは「こいつらのせいであのカイドウって野郎も別の惑星へ行きやがった。生かしておいてはならん奴だぞあれは!!」と怒りを口にし、再び起き上がった狼男の蹴りをかわしてその足を掴み、地面へ叩きつける。
すると悟飯は「今はこいつらを倒して父さん達の所に行かないと!!」と言いながら2人の獣戦士の腹に蹴りを付けてそのまま地面へ叩きつける。
トランクスもまた気功波で犬男の上半身を吹き飛ばし「こいつらは一体誰の配下なんだ!?」と焦りながら口走る。
笑みを浮かべて見栄を張り戦場に立つ銀時。
銀時の背後の岩場に背を付けて倒れる悟空。
そして悟空に迫ろうとした瞬間、銀時の奇襲を受けて退き銀時と対峙する尾獣化したナルト。
悟空よりも遥かに多くの強敵と対峙した銀時も、眼の前にある巨大な野獣の前には汗を流す。
するとナルトは「お前がここにいるって事は、一護が負けたみてェだな」と口走る。
銀時は心を落ち着かせる様に瞼を下ろして溜息を吐き出し、再び眼を見開いて微笑みを浮かべる。
その笑みと共に「だったらどうする?」とナルトへ挑発を掛けるが如く口走る。
────振り下ろされる巨大な一撃
ナルトは一瞬で銀時の眼前に迫り尾獣の右拳を振り下ろす。
銀時に直撃し、その衝撃は地面を伝わり周囲の地面を畳が如く捲り上げる。
こんな一撃が決まれば銀時は一たまりもない。
それを按じたのか悟空は「銀時ィィィィィ!!!!」と彼の名を叫ぶ。
尾獣の肩まで煙が上がり銀時の姿すら眼に見えない筈なのにナルトは「下手な芝居はよせ。すんでの所で俺の一撃を躱し、その風圧で尾獣の腕を登ったお前が取る行動は、上」と言いながら空を見上げるナルト。
するとそこには両手で剣の柄を握り今にも振り下ろさんと迫り来る銀時の姿を目撃する。
そのまま銀時は尾獣の頭上を狙い木刀を振り下ろす。
だがナルトは尾獣を操りその左手の手の甲で受け止める。
ナルトは笑みを浮かべまま「俺には仙術があるんだってばよ。そんな程度の動きぐらい感知できるぜェ!!」と言いながら尾獣の左足を振り上げ銀時を目掛け右横に振る。
人間の自分に衝突すれば致命的なダメージは間逃れない。
銀時は巨大な蹴りが迫り来るその一瞬冷静に行動し、木刀を防がれてる尾獣の左手の甲に足を付けて僅かに跳躍する。
そのまま剣の柄を左手に握り、鋒を地面に向けつつ右脇へ寄せ、右腕の肘を刀身につけて受け止める準備を完了する。
だが悟空すら防げないその一撃を銀時の非力でどう止める?ナルトも、悟空すらもその一瞬そう思っていた。
すると受け止める体制にある銀時は刀身を右腕の肘筋に寄せてその鋒を真下の地面ではなく、自分から見て斜め右下に向ける。
直撃するナルトが操る尾獣の蹴り、突然その蹴りは銀時から弾かれナルト側から見て右斜め上へ上がる。
苦い笑みを浮かべながら銀時は「驚くのはまだ早え!!」と言いながら背後に力を失い浮く尾獣の左足を蹴ってナルトへ接近し、混乱する尾獣の頭上に両手で握りしめる木刀の一撃を振り下ろす。
技壊の隠る一撃に流石のナルトも尾獣を操れず尾獣が跪き顔面を地面へ向け、ナルトもまた血を吐き出す。
銀時は蹴りが迫るあの一瞬、異質な剣の体制を鍵に、その重く巨大な蹴りが直撃する寸前に、刀身を蹴りに付けて、それを受け止めるのでは無く鮮やか滑らせて、その蹴りを左斜め上へ弾く。
滑らせる事によって衝撃も威力も銀時に伝わらず、その蹴りを弾く事によって隙が生じたナルトへ攻撃したのだ。
そして地面へ着地し笑みを浮かべる銀時。
それを見続ける悟空も「自分より圧倒的に強え相手にあんな戦い方で互角にやるなんて、やっぱあいつすげェな〜」と口走る。
だがナルトもまた尾獣を起こしてその巨体で跳躍する。
上空から迫る巨大な尾獣を見て銀時は「おいおい嘘だろ!?あの巨体であんなジャンプ!?」と汗を垂らしながら驚愕する。
そのままナルトは尾獣を操りその右足を銀時の居る地面へ直撃させる。
周囲に伝わる激しい衝撃は岩や地形の崩壊を引き起こす。
銀時はすんでの所で後退して躱しているにも関わらずその衝撃のみで吹き飛ばされる。
銀時はあの一瞬、吹き飛ばされると想定して衝突する一瞬岩場の少ない地形側に身体を寄せたのが幸いした。
岩場にこのスピードで衝突すれば人間の自分は大ダメージは必然。
それを見切っての事だろう。
剣を地面へ突き刺しそれを枷に受け身を取ってナルトを睨み付ける。
その眼に映るはナルトの狐を模した金色のあぎとが開き、黒い粒々が一点を目指して収束────
なんだ、あれは!?
寒気が背中を走る。本能がそれを危険だと告げている。
狐の開けた口の先で浮く、漆黒の玉が粒々を取り込んで巨大化。
光さえ反射せぬ黒き玉は、キュッと圧縮され収縮。
途端に狐の足下の地面が陥没。
高密度の何かだと、見てわかる。ヤバい────
ナルトが吠えた。
「尾獣玉!!」
発砲音が大気を轟かせ、漆黒の玉は高速で撃ち出された。
その軌道上の地面が抉れ、土砂を巻き上げ、玉はこちらへと飛び込んでくる!
引き起こる大爆発。
周囲を迸る爆風と取り巻く衝撃。
黒い煙が衝動的に全てを覆い混んで行く中、吹き飛びながら聳え立つ岩山の天辺に木刀の鋒を突き刺し、又もそれを引きづりながら受け身を取る銀時。
反射的に動いて尾獣玉を回避したのは幸いだったがその桁違いの威力には敵わず吹き飛ばされる。
流石にダメージもあり左右の側頭部から流血し左右の頬を血の線が通る。
銀時の居る岩山は一つの上にもう一つ岩山が立つ地形で、銀時は天辺ではなく、最初の岩山の天辺に立っている。
溜息を吐きながら身体を立たせて前を見る。
するとその巨大でムササビが如く手足を広げこの身を喰らわんと迫り来る尾獣化したナルトの姿を目撃する。
銀時は舌打ちしながら剣を強く握る。
ナルトは銀時の背後に聳え立つもう一つの岩山にしがみつく。
首を聳え立つ岩山へ向けナルトを見上げて「何を?」と一瞬戸惑うと、その衝撃で二つの岩山諸共崩壊する。
その衝撃に銀時も足場を失い「な!?」と焦るが何とか冷静になる。
銀時は崩壊する岩を蹴りながら地面への着地を目指すが一つ踏み外し、左肩から地面へ衝突し「ぐあ!!」と痛みの声をあげ、そのまま彼の上に瓦礫が降り注ぐ。
ナルトは岩山が崩壊すると同時に跳躍して後退しており、尾獣の姿で4本足で地面へ立ち余裕の笑みを見せながら「もう終わるか?」と銀時を嘲笑う。
何とか瓦礫から立ち上がる銀時は「舐めやがって」と怒る笑みを浮かべる────
続く......。
────
戦況まとめ
自軍
戦闘不能
ピッコロ、17号、18号、クリリン、ヤムチャ、天津飯
戦死者
魔人ブウ
避難作業中
新八、神楽
戦闘中
ゴテンクス、ヒナタ、兵士100人
敵軍
戦闘不能
鬼兵隊 118名
戦死者
フリーザ軍全兵、鬼兵隊 112名 第七師団 8名
避難作業中
万斉、阿伏兎
戦闘中
高杉、アイス、第七師団
戦闘可能
フリーザ、神威
自軍vs敵軍 戦況
地上
ゴテンクスvsアイス
第七師団vsヒナタ兵士
船艦
高杉vsヒナタ
惑星「凛砂」
孫 悟空
(超サイヤ人2)
vs 交戦中
うずまき ナルト
(尾獣化&九喇嘛&仙人モード)
銀時乱入
うずまき ナルト
(尾獣化&九喇嘛&仙人モード)
vs
坂田 銀時
坂田 銀時
vs 勝者:銀時
黒崎 一護
(卍解状態)
ベジータ
(超サイヤ人2)
&
悟飯
(超サイヤ人2)
&
未来トランクス
(超サイヤ人2)
vs 交戦中
獣軍隊
(500人)
技壊とは?
鋭い一撃の攻撃により悟空達のような超人に攻撃が通る戦闘技術。
技ではなく一種の対超人用戦術
使える人
銀時・高杉・阿伏兎・神威・夜兎族・鬼兵隊
などなど銀魂の人間は全体的に使える。
因みに人間vs人間でこれを使えば、当たれば虐殺出来るが、隙が大きい。
悟空達の様に、戦闘技に弱い人には使えるが、同じ戦闘技の人には使えばこっちが隙が大き過ぎて殺される恐れがでるから。
次回予告
第50話「暴走」
8/11 朝10時更新予定!