J.Army   作:Gintoku

63 / 89
第63話「望む理由」

39

J.ARMY 第2章

 

「F」復仇戦争篇 第39話

 

 

宿命激闘篇

 

第63話「望む理由」

 

心に響き渡ったその言葉

「フリーザのために戦うのよ」「あなたの父のために身を捧げなさい」「母親の命令よ」

嘗ての記憶を呼び起こす────

 

眼を下ろすアイス。

そんな彼に失望したベジータ

「大方育て親にそう吹き込まれたんだろう?

そんなんじゃお前が俺の数万倍の強さだろうと俺には及ばん......。

お前の戦うべき理由は......「黙れ黙れ黙れ!!!!!!!!」

その言葉を遮るアイスは思いっきりベジータの顔面を右拳で殴りつけた。

 

普通は、ベジータの頭蓋骨が粉々に砕き忽ち彼をあの世送りに出来る。

だが、左頬に当たった拳で右に向いた顔を当たった拳のまま首で押し切りアイスへ顔を向ける。

左頬に大きな痣ができ皮膚が血を流している。

だがベジータの眼に滾る鋭い殺意を受けアイスは即座に手を引く。

愕然とするアイスの眼にその光景はあり得ぬ現実として突き付けられる。

そんな彼を哀れむ様に

 

「お前はフリーザのために尽くす様に育てられただけだ......。

フリーザ自身もお前が糸人形の様に踊る事を望んでいない

俺には分かる......。

お前は望まぬ理由を生きる糧にされただけだ

今一度考えてみろ......。お前の"望む理由"はなんだ?

お前の生き甲斐は、なんだ?」

慣れぬ説教を長々と続けるベジータだが、それはアイスの心に届いている。

 

アイスは眼を下げて「望む理由......。わからない......、考えた事がない......」とその心を遂に語る。

するとベジータは溜息を吐き出し

 

「ならば探せ

そして意思があればもう一度ここへ来い

俺はお前を待つ......」

 

アイスの気は本来の10分の1程まで下がる。

だがアイスはそれでも拳を握りしめ

「でもお前を逃せば父はこの戦いに負ける!!

例え死んでも......「俺はもうこの戦いに参加せん」アイスの言葉を遮り口走るベジータ。

流石のアイスも唖然とする。

「俺の息子やこの星に危害がない限りもう俺は戦わん......。

それがお前への礼儀でもある」

と口走り、その場を背にする。

 

流石のアイスもポカンとしたまま去るベジータの背中を見るばかりだった。

後頭部を掻きながら「宇宙船へ戻ろう」と呟き戦場を離脱する────

 

続く......。

 

 

────

 

戦況まとめ

 

自軍

 

戦闘不能

ピッコロ、17号、18号、クリリン、ヤムチャ、天津飯、ヒナタ、悟天、トランクス

 

戦死者

魔人ブウ

 

避難完了

 

 

戦闘中

悟空、ベジータ、銀時、悟飯、未来トランクス、ヒナタ兵士(32名)

 

敵軍

 

戦闘不能

鬼兵隊 118名

 

戦死者

フリーザ軍全兵、鬼兵隊 112名 第七師団 8名

 

避難完了

 

戦闘中

フリーザ、アイス、高杉、神威、第七師団

 

自軍vs敵軍 戦況

 

 

超2孫 悟空 vs フリーザ

 

高杉 晋助 vs 坂田 銀時

 

アルティメット孫 悟飯 vs 神威

 

アイス vs 超2ベジータ

結果 引き分け?

 

超2未来トランクス・ヒナタ兵士40人 vs 第七師団 177人

 

 

技壊とは?

鋭い一撃の攻撃により悟空達のような超人に攻撃が通る戦闘技術。

技ではなく一種の対超人用戦術

 

使える人

銀時・高杉・阿伏兎・神威・夜兎族・鬼兵隊

などなど銀魂の人間は全体的に使える。

因みに人間vs人間でこれを使えば、当たれば虐殺出来るが、隙が大きい。

悟空達の様に、戦闘技に弱い人には使えるが、同じ戦闘技の人には使えばこっちが隙が大き過ぎて殺される恐れがでるから。

 

次回予告

第64話「揺るぎない事実」

9/24 朝10時更新予定!




今回はちょっと短いです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。