J.Army   作:Gintoku

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第8話「万事屋」

J.Army W.S. DB×銀魂

8ドラゴンボール×銀魂 夢のクロスオーバー

トキの守護者篇

第8話 「万事屋」

 

太陽拳を浴びて、身動きが取れなくなった白夜兎に再び6人がバラけて攻撃しようとする。

ーーだがその瞬間、ベジータの前に牛鬼が空から現れる。

そして悟空の前には龍馬が現れる。

 

静まり返る戦場。死体だらけの自軍を見る牛鬼は「おうおうおう、うちの手下をこんなにしやがってよー......。身体をミンチにでもしねーと落とし前つかねーぞ」と不敵の笑みを浮かべながら口走る。

ベジータは苦い笑みを浮かべ「てめェは豚ミンチになりそうだがな」と口走る。

 

龍馬は悟空へ向けて「死ぬ時だ」と口走る。

悟空は「へへ、こいつァ強そうだな」と喋る。

そして戦場を眺めるジャックは笑みを浮かべ「牛鬼、龍馬、移動して戦え」と命じる。

 

すると牛鬼は「言われなくてもわかってらァ!!」と言い放ち、懐から四角い装置の様な物を取り出してベジータへ向けると、牛鬼とベジータが消える。同様に龍馬もその四角い装置で悟空と共に消える。

ジャックは笑みを浮かべて「待っているぞ、白夜叉」と口走り彼も消える。

銀時は「移動装置か何かで位置を変えやがったな」とその装置をある程度把握しているかの様に口走る。

 

何もない草原に現れる悟空と龍馬。

悟空は汗を垂らし「場所を変えられるちまった......。やっぱり銀時の読み通りだったな」と口走る。

 

 

そして廃墟に現れる牛鬼とベジータ。

ベジータも笑みを浮かべ「ふっ、あの銀時(ガキ)、大したもんだぜ......。予知眼で俺たちの作戦を把握しているであろうジャックの未来を狂わすとはな」と口走る。

 

 

ジャックは1人で荒野に立つ。そこは二段あった地形の最後の段、銀時達の居る段からも下の段。だがそこも恐ろしく広く、銀時達の居る段を見ると段差は山の様に感じる。

 

そしてジャックは何かを感じ、山の方へ振り向く。

 

ーーすると崖から飛び、壁を走りながら山を降りて、こちらへ来る銀時を見た。

その眼は修羅を語り、顔に流れる血が舞いながら銀時は壁走りして途轍無い高さの山を猛スピードで駆け降りてくる。

笑みを浮かべて「銀時ィィィィィィィィィィ!!!!」と叫ぶジャックは刀を引き抜く。

そして銀時も両手で木刀の柄を握りしめ、山から飛び降りた強烈な勢いと力を込めた木刀の一撃をジャックへ振り下ろす。

 

ジャックも両手で剣を横に空へかざし、その一撃を受け止める。

ガギィン!!!!

響く鋭い剣撃。

銀時とジャック、今にも噛み付きそうな獣同士の眼が睨み合う一瞬。

 

周囲を取り巻く衝撃。そして衝動と共に煙が周囲を包む。

 

静まり返る一帯。煙が晴れ、跪いていた銀時が立ち上がり、ジャックを睨む。

ジャックは予知眼が効かない状態でまるでそれを分かっていたかのように「遅かったな、銀時......」と呟く。

 

そしてジャックはその不敵の笑みを絶やさず「俺たちを殺れんのは、俺たちしかいねェだろう」と落ち着き殺意の篭る言葉と声を銀時の耳へ向ける。

 

銀時は悟空戦のダメージもあり、頭から顔全体に血が5本の線で流れ、地面へポタポタと落ちている。

そのまま笑みを浮かべた銀時は「どうだい、未来が見えない気分はよォ......。神気取りも消えたか?」とジャックに皮肉口を叩く。

ジャックは「俺は神じゃねェよ......。俺は吸血鬼(おに)だ......。古い手で俺の眼を欺くとはな......」と口走る。

 

銀時も笑みを浮かべながら「手の内を分かってんのはてめェだけじゃねェって事だ」と呟く。

 

ジャックは笑みを浮かべ

「お前らの作戦は龍馬にベジータ、牛鬼に孫悟空をぶつけ、白夜兎をお前とあの子供2人とルミネが相手取る算段だった......。

だが本当の狙いは相性なんてどうでもいい、俺自身の手で未来を変えさせること。

そうすれば俺の予知は狂う。

そう、俺がそれを牛鬼と龍馬を逆の組み合わせに変えたのが原因。

お前たちの作戦を破ったと見せかけ予知眼のその先を撹乱する。だからその先の未来は見えなかった。」と語る。

 

銀時は笑みを浮かべ「まんま俺の罠にはまったからだ」と口走る。

銀時はほんの数分前の事をその口で語り始める。

 

数分前、戦場が分断され70人の白夜兎と対峙する銀時とルミネと新八、神楽。ルミネはジャックの言葉の続きを語るかの様に

「ジャックは当初の作戦のまま、未来を見ようとしていたからその先を見れなかった......。

何故ならあの作戦は、囮。

ジャックに相性的に悟空さんと牛鬼、ベジータさんと龍馬だとこちら側が有利になる、そう錯覚させそれを組み替えられて戦場を分断させる事こそ、あなたの狙いだったわね、銀時さん」と口走ると銀時は笑みを浮かべ「あぁ。相性なんてどうでもいい。野郎を野郎の作戦にはめただけだ」と呟く。

新八と神楽も驚き「そ、そうだったんですか......」と新八が口走ると神楽も「流石銀ちゃんネ、私の育て方が良かったアル」と口走る。

「お母さん!?」と銀時が神楽の言葉にツッコム。

 

銀時は最初の作戦こそがジャックに見せたかった囮。

その作戦を潰すためにジャックはこの行動を取った。それこそが銀時の狙いだったのだ。

銀時とルミネは作戦を語った時に何か合図を送り合っていたのはこのためだった。

そして銀時とルミネ、新八と神楽は汗を流す......。

作戦通りとは言え、目の前には強靭な白夜兎達が牙を向けている。

銀時は汗を垂らしながら「作戦通りとは言え、どうやら俺達は最も厄介な仕事を引き受けたみたいだがな」と呟く。

銀時は悟空戦のダメージもあり、頭から顔全体に血が5本の線で流れ、地面へポタポタ落ちている。

 

ルミネは笑みを浮かべ「私達ではなく、私が引き受ける......。あなたたちはジャックを」と言うと銀時は「バカ言え、4人がかりでもやべェ相手だぞ」と口走る。

ルミネは笑みを浮かべて「お願い、行って下さい。この戦いは時の守護者を標的としている。私はあなた達を巻き込んだ......。だからせめて、ここだけでも私にやらせて下さい......。じゃないと自分が守護者である誇りを持てません......」と語った。

 

銀時はしばらく黙り込み、ジャックの居る下の段に通じる崖に向かって走り出す。

無表情だが、それでも感情を感じれる言葉で「生きろよ......、てめェら」と一言ルミネに残し、ジャックの居る場所へ走って行った。

だが新八と神楽はルミネの側から動かなかった。

 

ルミネは驚き「なんであなた達は行かないの?」と問うと新八は汗を流しながら笑みを浮かべ「君の覚悟が決まっているなら、僕らも決まっている」と口走る。

神楽も「私達はお前を守ると決めたネ、だからここに残ってお前を守るアル......。それが.....」と神楽の言葉と共に新八も「「"万事屋"だから」」と一緒に喋る。

 

ルミネの眼には涙が浮かび「ありがとう」と静かに呟いた。

そしてルミネは、両手に握りしめる小太刀を構え、新八も手に握る木刀を両手で強く握りしめ、神楽も傘を構え兵士達に突進するーー

 

これが銀時とルミネの間に起こった事だ。

そしてジャックと銀時は笑みを浮かべながら対峙している。

ジャックは「お互い、もうズルは無しだ。今度こそお前を殺す......。銀時」と言い放ち剣を構える。

銀時も笑みを浮かべ「ズルなんざァ俺の性分じゃねェよ......。お前が分かってる事だ、龍時」と剣を構える。

 

修羅同士の眼は、今にもお互いを噛みつきそうだ。

そして銀時とジャックはお互いへ突進するーー

 

続く......。

 

───────────────────

 

戦況纏め

 

銀時 vs ジャック

(対峙中)

 

悟空 vs 龍馬

(対峙中)

 

ベジータ vs 牛鬼

(対峙中)

 

ルミネ&新八&神楽 vs 兵隊

(戦闘中)

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