65 last
J.ARMY 第2章
「F」復仇戦争篇 第65話 最終話
後日談
第89話「〜終幕〜 別れの決闘」
あの戦いより、合計3ヶ月が流れた。
カプセルコーポレーションの庭にて。
広々とした庭、バーベキューの焜炉、バイキングなどなど大量の料理が並んでいる。
入口には大きく"祝勝会"と書かれていた。
大きな痛みと絶望、心の傷を乗り越え勝ち取った平和。
それを祝いたいと思ったブルマが銀時達の帰りを前に祝勝会を開催したところだ。
メンバーは
悟空・ベジータ・悟飯・未来トランクス・悟天・トランクス・ピッコロ・チチ・ブルマ・ビーデル・ブウ・サタン・ヤムチャ・天津飯・餃子・クリリン・17号・18号・デンデ
銀時・神楽・新八・定春
などなど世界を越えて再び交わりあった仲間で、大きな痛みと傷を残した戦いに勝った。
銀時もようやく義手に慣れた所。
包帯で手が常に塞がっているため感触を感じないのはあるが、関節や感覚、筋力は元のままの様だ。
痛みも感じる。
酒を酌み交わし、爆食いする銀時・悟空・ベジータ・未来トランクス・悟飯・クリリン。
料理を静かに食べる
ヤムチャ・天津飯・クリリン・サタン・新八・17号・18号。
お菓子に食らいつくブウ。
遊びに明け暮れる
ビーデル・神楽・悟天・トランクス・餃子・サタン。
どうやらサタンは子供に虐められている。ビーデルは止めるどころか他と手を組んでサタンを追い詰めている。
チチ・ブルマは独特の女の会話を交わす。
ピッコロ・デンデはゆっくりと水を口に運び、平和な世界を見守っている。
ガヤガヤと勝利を祝う皆。
「あいつら何だったんだろうな〜」
と悟空が爆食いする最中、ナルト達の存在を疑問に思う。
「さぁな......
大きな戦いが起きるつってたから、そん時に分かるんじゃねェの?」
と銀時があまり興味無さそうに口走る。
ゲームしたり、ダンスパーティーしたり、そのはちゃめちゃな祝勝会は夕方まで続いた。
そしてパーティーが終わる頃、驚くべき珍客が訪れる。
あのアイスとフリーザだ。
どうやら彼等も戦いの傷が癒えた模様。
戦争を引き起こした張本人達がやってきた事に銀時・悟空・ベジータ以外の面子は驚愕するが、3人はどこかその再来がある事を察していた様だ。
日が沈む中、悟空とフリーザは対面する。
フリーザの背後にはアイス、悟空の背後には皆。
笑みを浮かべ2人は睨み合う。
その威圧にベジータと銀時とアイスを除く、皆が息を飲む。
「決着を付けに来ました」
「来ると思ってたさ」
と2人が会話を交わす。
すると、2人の姿は突然消える。
「あーあ また始まったよ」と面倒くさい口調の銀時。
アイスはそっと皆の前に立ち
「あの、祝勝会、参加していい?」と意外な言葉を発する。
この星は誰も差別も嫌悪もしない。
誰もがアイスを受け入れ、祝勝会はまた賑やかになった。
誰もいない荒野に現れた悟空とフリーザ。
瞬時に2人は超サイヤ人3と第五形態に姿を変える。
溢れんばかりの気圧が周囲の地形を変えて行く。
笑みを浮かべた2人の宿敵の拳が交わる。
謝りも、言葉も、感謝も、悪も、善も何もいらない。
何か要るならば、それはいつまでもライバルでいてくれるこの身体。
そして消えぬ闘志。
それがある限り、今の2人の間に言葉も何も要らない。
ただただ、2人はぶつかり合う。
永遠の宿敵として
永遠の、友として
その後
決闘でボロボロになった2人を混ぜて更に祝勝会が盛り上がる。
全員が円陣を組み、コップを合わせて「かんぱーーーーーーい!!!!」と勝利を祝う。敵味方関係なく。
数日後、銀時達はブルマの開発したトランクスのタイムマシンの様な乗り物で元の世界に帰る。
ホイポイカプセル型なので、いつでも戻って来れる作りだ。
未来のトランクスもまた、未来の世界へ帰り、アイスとフリーザもまた、惑星フリーザに帰る。
ようやく、世界に平和が戻った。
➖
鷹剣城総本部
ここはあの司令官のいた基地だ。
司令官は自分を取り巻く机に足を置き、また映画を見ている。
周りは打って変わり仕事に明け暮れている。
どうやら戦争で被害にあった星々、鍵を奪われた報告書、J・アーミーと言う謎の計画。
それで全員が仕事に明け暮れている中、司令官は呑気にキャプテン・アメリカ/シビルウォーを見ている。
「仕事しろおおおおお!!!!!!バカ司令官ンンンン!!!!!!」
と一同の怒りを浴びた。
「映画を見せろォォォォォ!!!!」と意味不明な回答が帰ってきた。
悟空達の世界に大きな交流と被害を齎した戦争。
それは平行世界の存在を知る世界の人々に
"龍球域の復仇戦争"と呼ばれた────
時を超え、宇宙を超え、世界を超えた復仇戦争
犠牲と痛みを刻み、戦いは終わった
この交流は何だったのか?
この戦いの意味は何だったのか?
それはまた次章で語ろう
まだこの戦いは、始まったばかり
〜fin〜
第2章 完結