どっかの世界に神様転生するはずが 死後の世界にモノホンの神の手先として派遣された件について。 作:RumbleFish
「あっ、小説書いてみよう」
今まで読み専だった私がいきなりなんの前触れもなく書いてみました。皆様のほんの少しの暇つぶしになれば幸いです。誤字とか言葉の使い方とか変だったらごめんなさい。
「…知らない空だ」
目が覚めた。頭や体の節々の痛みを感じながら辺りを見渡してみると巨大な校舎があり、ここは学校だと理解するのにそう時間はかからなかった。しかし、何故自分はこのようなところで眠っていたのか。必死に思い出そうと頭を捻る。
「……あっ」
☆☆☆☆☆
白、白、白。
純白の世界に俺は1人、ポツンと取り残されていた。…どこだよここ。こんな摩訶不思議な空間で放置とか聞いてねぇぞ。
「目が覚めたかの?」
いや誰だよこのジジイ。
「ジジイ言うな」
なんで心が読まれてんの?てかその前に一体どこから現れやがった。
「ワシは神様じゃからのう。心を読むなど造作もないことじゃ。後、ここワシの部屋な」
神様……しかも殺風景な部屋だな…って、そんな神様の部屋になんで俺なんかがお邪魔してんだよ。
「お前さんが死んだからじゃ」
は?死んだ?じゃあこの神様の部屋って死後の世界みたいなものかよ。
「死後の世界とはちょいと違うのう。おっと、そんな事よりお前さんを転生させてやる」
マジか。小説とかでよくある転生じゃないか。
「ふぉふぉふぉ、どの世界にしてやろうかのー」
「え、俺は選べないの?」
「ないの」
「なんで俺に決定権がないんだよ!」
どうせ神様がミスしたとかの定番の理由で死んだんだろ?知らないけどさ。と、兎に角転生する世界くらい選ばせるのが礼儀だろうが!
「神様、ご提案なのですがあの世界が宜しいかと。こちらが生前のデータです」
「ぬ?助手君か」
なんか増えたし。しかも何勝手に人様の生前をデータに纏めて暴露しちゃってるの?てか俺が生きている頃の記憶がないんだけど。何も思い出せないぞ。まず転生するのに生前の事って関係あるのかよ。
「ふむ。異例の措置じゃが面白そうじゃのう。よし、お前さんの行き先が決まったぞい。助手君、送達の準備を頼む」
「わかりました」
「それで俺が行く世界は?」
「ずばり…Angel Beats!じゃ!」
「はい?」
聞き間違いかな?Angel Beats!は死後の世界の物語だろ。それ転生じゃないです。…原作の記憶はあるんだな。
「『ずばり、Angel Beats!じゃ!』これの一つ前の台詞をよく思い出しなさい」
台詞?…えーと『異例の措置じゃが面白そうじゃのう。よし、お前s(ry』…異例の措置ってそういうことかよ!
「解ったようじゃな」
納得できねぇ。折角転生できる機会だってのにどうして死後の世界に派遣されなきゃならないんだ!
「神様。準備ができました」
「うむ。それでは達者での」
え、ちょ、なんか特典寄越せぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
「お前さんの生前がそれほど過酷なものだったということじゃ。この世界で救われるべき魂なのじゃよ」
☆☆☆☆☆
次会ったらあのジジイ殺す。
さて、現在の状態を確認しよう。ここがAngel Beats!の世界だってことはわかった。この校舎とかも見覚えがあるし。記憶もしっかりしてる。俺の名は水無月 叶夢(みなづきかなと)眠っている前は神様に出会って生前は…………あれ?何やってたんだっけ?思考を巡らせるが自分の名前と神様に巡り会った事以外わからない。…しっかりしてないじゃん。そういや、神様と話してる時も思い出せなかった。意図的に記憶を消されたのか?…面白半分で消してやったぜ!とかAngel Beats! SSのテンプレじゃろ?とか明らかな嫌がらせで消されただろ絶対。それにしてもAngel Beats!の主人公、音無と同じ記憶喪失になるとは…神許さぬ。
神様へ怨念を送っていると突然空から封筒が落ちてきた。中身を確認すると1通の手紙としおりが入っていた。
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このしおりで神様と会話できるぞ!
それと原作ブレイクはしても良いがどうなっても知らんぞい。まあお前さんの存在が既にイレギュラーなのじゃがな。
神様より
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…どこの弔詞の詠み手だよ。原作ブレイクはできるだけ避けよう。取り返しのつかない事になると大変だしな。と、こうして自問自答を繰り返したり若干パニックになっていたからこそ、少しずつ近づいてくる人影に気がつけなかった。
「お目覚めになられましたか?」
この声聞いたことがある。
Angel Beats!のキャラで敬語を常時
使用するのは3人だ。モブキャラの中にもいるかもしれないのだがそれは置いておいて、1人は高松。眼鏡をかけていて頭が良さそうなオーラをだしているがただのバカ。2人目はメガネ被りの男の人。あんまし覚えてないから説明省きます。まず声からして女性。ここから考えられる人物を思い浮かべながら振り返り目の前に現れたのは綺麗な金髪をツインテールに纏めた女性。無表情で何を考えているのかまるで掴めない。
「私は遊佐といいます」
当然ながら遊佐だった。アニメでしか見たことないけど(ゲームはハードがPCにより諸事情でやってません。by作者)
「突然なのですが、貴方はここが何処だかお分かりですか?」
「死後の世界」
迷わず答えた。俺は転生もどきをして原作知識があるからな。実は所々うろ覚えです。印象に残ってる場面は覚えてるけどね。
遊佐は無表情ながらも少し驚いたように此方を見据えていた。二次創作でも混乱せず的確に死後の世界だと言い当てる人は中々いないってゆりっぺがオリ主を褒めてたし、順応性が高くて驚いたのだろう。
「…どうしてわかったのですか?」
「それは…………」
至極当然の質問。原作知識があるからです、なんて言えないし死に様覚えてる!ってのも生前の記憶がないので使えない。うん、詰んだ。転生もどき早々ゲームオーバーである。よくよく考えてみるとこの世界って死んでも生き返るんだし残機無限じゃん。ゲームオーバーにはならない?いや、消えたらゲームオーバーか?…でも最終話に出てきた少年がこの世界はどうたらって大事な事を呟いてたはずだけど何だったかな?って余計な事考えてないで打開策を練らねば。どうする?どうするの?どうしちゃうの?どうなっちゃうの?…もうどうにでもなれ。
「神様にこの世界へ強制的に送り込まれたからです!」
「……はっ?」
正直に告げた。何事も素直が一番だよ。…今思ったんだけどさ。遊佐や他のキャラクター達が所属する巨大組織、死んだ世界戦線は理不尽な人生を強いた神に復讐するために結成したでしょ。今の俺の発言は開始早々原作ブレイクな気がするんだ………やっちまったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!この小説の主人公俺だけど他の二次創作の主人公のような原作ブレイクをせず無難に敷かれたレールを歩こうとしてた矢先、どうにでもなれと適当に返答した結果がこれだよ!遊佐なんて体が固まってるし!…落ち着け俺、冗談だよ冗談!って誤魔化せばまだ間に合うはずだ。会って間もないやつの言葉なんて普通信じないだろ?内容がアレだし。即断即決即実行!
「じ、冗談だよ冗談!信じないでくれよ?俺は嘘つきなんだ。初対面の人に理由を簡単に教えるわけないだろ?本当はね…あーえっと、そう!さっき手違いで死んじまったんだよ。でも生き返ったから気づいたんだ」キリッ
遊佐さん超怪しい目で凝視してくるよ!何故か逆効果になり状況が悪化したじゃん!
「…一応お聞きしますが死因はなんですか?」
「……ち、窒息死とか?」
「分かってはいましたが疑問系の時点で嘘ですね。いい加減白状してください」
もうダメぽ。
☆☆☆☆☆☆
それから遊佐の尋問が始まりこれまでのことを包み隠さず洗いざらい吐いた。吐かされた。最後に俺宛の神様からの手紙を見せつけると信じてくれた。
「貴方の様子や言動その手紙から、信じられませんが本当のようですね…」
「我ながらぶっ飛んだ話だけどな」
「とりあえず私について来てください。ゆりっぺさんの所へ案内します」
勧誘されるんですね。わかります。こうしてたぶん波乱万丈となる生活が幕を開けた。できれば開けて欲しくなかった。
ズバリ、続かないです。次話の内容なんてまるで考えてません。最近忙しすぎてストレスマッハの中、息抜きに時間を見つけてはちょっとずつ書き本当に後先考えずに投稿したので…初投稿がこれでいいのか。更新ができるのはだいぶ先になりそうです。