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プロローグです全てはここから始まった
それは少しだけ雨が降っている日だった
傘をささなくてもいいくらいの雨だった
「〜♪〜〜♪♪〜」
鼻歌を歌いながら、道を歩く彼は何の変哲もないただの男子高校生
この時間は学生の登校時間より早い
だが、彼は偶々早く起きて早く家を出た訳じゃない
少しすると、彼は立ち止まる
「おいで」
彼がそういうと茂みから一匹の猫が出てきた
彼は鞄から猫缶を出して開ける
それを食べやすい様に小皿に出して猫にあげる
これは習慣だった
一ヶ月程前にこの猫を見つけた、彼の母親が猫アレルギーなので家で飼う事は出来なくてそれから毎日来ている
「そろそろ行くね」
彼は猫の頭をそっと撫でて立ち上がった
ここまではいつもの事
ここからが違った
猫が何時もの茂みから反対方向の道路に出た
そこには軽トラックがいて、このままじゃ確実に引かれる
思考よりも早く彼は動き出せていた
猫を抱くように抱え、トラックに撥ねられる
彼は宙に浮くような感覚を感じてから地面に叩き落とされた
口から血を吐き、体の傷から血が溢れ出す
彼が最後に見たものは、自分の指を舐めている猫だった
どうも葉裏です
ハーメルンでは初投稿で色々わからない事がありますが
それは皆様の海の様に広いお心で何とかしてください
それではまた会う日までさようなら〜