気づけば彼は3歳児になっていた
最初はどうしていいか分からず、右往左往していたが両親の優しさに触れる事で
最初の不安もなくなった
だが彼は自分がどうなったのかを知りたい、という好奇心に駆られ3歳児ながらに色々と調べた
そして少ししてここは自分の居た世界ではない事に彼は気づいた
その要因は歴史である、その場所を築いて来た歴史に大きな違いがあった為、彼は気づいた
彼は歴史はあまり好きではないが最低限の事は知っていた
それを知った彼は悟った
『ここに自分の居場所はない』
彼は急に怖くなった
恐怖の要因は二つある
一つは自分は死んだという事
あの時は感じなかったが、轢かれた恐怖ははかりしれない
もしあの時、思考よりも早く動かなかったら彼はその場から動けなかっただろう
それ位、自分が死んだ時を考えるというのは恐ろしい
そして彼は死んでからそれが分かった
しかもその時の事を鮮明に覚えている
何度もいうが、その恐怖ははかりしれない
もう一つは自分の周りから人がいなくなるかもという事
自分は転生者だ、ただでさえ前世でも精神年齢を高かった
それ故に友達は余り出来なかった
ただでさえ高い精神年齢がもっと高くなれば友達はいなくなり、親ですら自分を捨てるかもしれないと思ったのだ
それから彼は変わった、親には捨てられたくないから、と
4歳になり、勉強を始め身体も鍛えようとした
それをどうしたのだろうと思った彼の親は彼にきいた
___どうしてそんなに頑張っているの?___
そう聞かれた彼はこう言った
___お父さんやお母さんを助けたいから___
彼にとっては建前でしかないが彼の親にはこう聞こえた
自分達と一緒に居たい
確かに子どもの中でもかなりしっかりしていた
だからこそ親は仕事に打ち込んでいた
そのせいで彼と居る時間は減ってしまった
それを忙しいと考えた彼は自分達の仕事を手伝おうとしたのでは
そう思った両親は彼を抱きしめた
彼は抱きしめられた事に戸惑いがあったが、考えるうちに意図が分かり自分は何を考えていたのだろうと考え、泣いた
それから本当の意味で親を助けようと努力した
が、それはなかなか実る事はなかった
これ以上はやめておこう、それは私の語るべき物語ではない
どうしても知りたいのならば本人に聞いてくるといい
どうも葉裏です
今回はあらすじみたいなものです
なので時間飛びすぎだろ!とかそういうのは勘弁です
最後のセリフはいずれ意味が分かります
それではまた会う日までさようなら〜