最近文才がないように感じたので、久しぶりにノベルを読み始めました。
未だ、コメントや評価は来ていませんが、是非とも正直な評価を頂きたいと思っています!!
それではどうぞ!!
オペレーター室を出たリンディと翔太。向かうは伝説の三提督の内の一人、ミゼット・クローベルのもとである。
リンディ『今から会う人は貴方のご両親の先輩であり、零隊を創設した張本人です。』
翔太『わかりました。』
沈黙...先程から長い間状況は同じである。リンディが話しかけると、翔太は軽く流すように返事をする。
リンディ『貴方、本当に9歳?随分と落ち着いてるからクロノよりも年上に見えるわ。』
翔太『自分でも驚いていますよ。やはり両親が死んだからですかね?』
リンディ『ご、ごめんなさい…。』
リンディはハッとした表情で口元を隠し、翔太に謝罪する。
翔太『大丈夫ですよ。もう気にしてませんから。』
翔太は首を横に振りながらリンディに言う。
そして2人はミゼットの居る部屋の前に辿り着いた。
リンディ『議長、リンディ・ハラオウンです。折り入って話したいことがあるのですが。』
ミゼット『入りなさい。』
リンディ『失礼します…ほら、翔太君。』
翔太『失礼します。』
2人は扉をくぐり中へ入った。
ミゼット『久しぶりね、リンディ提督。』
リンディ『議長もお元気そうで、安心しました。』
ミゼット『ふふっ…あら、隣の少年は?』
ミゼットは翔太を見て首をかしげている。
リンディ『はい。実は彼の事でお話が…。』
ミゼット『長くなりそうね、座って。』
リンディ『失礼します。』
リンディはそういってソファーに腰をかける。翔太も続いてリンディの隣に座る。
ミゼットはティーセットを持って来た後、ゆっくりとソファーに座った。
ミゼット『それで、話とは?』
リンディ『はい。まず、こちらの少年は長谷川夫妻の息子である長谷川翔太君…。』
ミゼット『浩二君と早苗の!?』
リンディ『えぇ…そして先程、彼は魔導師試験に合格いたしました。』
ミゼット『あら、おめでとう翔太君。それと、ご両親の件は本当に残念です。』
翔太『ありがとうございます。』
ミゼットは長谷川夫妻の死を悔やみ、翔太に告げる。
翔太はそんなミゼットに深々と頭を下げた。
ミゼット『入局したのよね?なら配属先の部隊を…ってリンディ提督!?もしかして…。』
ミゼットは察したのか、目を見開きリンディに問いかける。
翔太は真剣にミゼットの目を見つめていた。
リンディ『お察しの通りです。彼は零隊への配属を希望しています。』
ミゼット『リンディ提督、貴女本気なの!?彼はまだ幼いわ…。』
リンディ『親の仕事を継ぎたい、親の意思を継ぎたい…私は彼の目に負けてしまいました。』
ミゼット『リンディ提督…。』
ミゼットはリンディを見たあと、視線をそのまま翔太に移す。
ミゼット『翔太君…貴方は本気なのね?』
翔太『皆さんそればかりですね…もちろん本気です。再び零隊を復活させていただきたい。お願いします。』
翔太は地面に膝をつき、頭を深々と下げた。暫く沈黙が続いた後、ミゼットが口を開いた。
ミゼット『翔太君…頭を上げなさい。』
翔太は恐る恐る頭を上げる。
しかし目の前にあったのは、ミゼットの笑顔だった。
ミゼット『零隊がどんな所かは知っているわね?』
翔太『上層部が危険だと判断した任務を遂行する部隊。』
ミゼット『そう。あとは、他の部隊からの要請があれば、共に出動することもあります。いつ、どんな危険な任務でも引き受けなければならないの。覚悟できる?』
翔太『はい。覚悟はあります…。』
ミゼット『そうですか、わかりました。零隊を再び復活させましょう。』
翔太『ありがとうございます!!それと、最後に一つお願いがあります。』
ミゼット『何かしら?』
翔太『中学卒業までは、学校と両立させたいのですが…。』
翔太が言うと、ミゼットは笑った。
ミゼット『ふふっ、大丈夫よ。貴方何歳?』
翔太『9歳です。』
ミゼット『えっ!?』
リンディ『大人びてますよね。私も驚かされます。』
ミゼット『そうね。翔太君、今日は遅いので戻っていいわよ。』
翔太『はい。少しの間はこちらで色々と勉強したいので、滞在します。学校には連絡しているので大丈夫です。』
ミゼット『わかりました。リンディ提督、彼を任せますよ。』
リンディ『わかりました。それでは失礼しました。』
翔太『失礼しました。』
敬礼をして部屋を出る二人。
ミゼット『長谷川翔太君か…素晴らしい息子を授かったわね二人とも…。』
ミゼットは聞こえないように呟いた。
それから二人はクロノと合流。
翔太は無限書庫に案内され、そこで色々と勉強しろと言われた。
クロノ『何かあれば言ってくれ。念話使えるだろ?』
翔太『あぁ、ありがとう。…そうだ、クロノ。』
クロノ『ん?』
翔太『父さんと母さんの墓を造ってもらえないかな?』
クロノ『…わかった。』
クロノはそういって手を振りながら仕事に戻った。
それから翔太は一週間を無限書庫で過ごしたのである。
そのころ、私立聖祥小学校では…。
先生『長谷川君は、家庭の事情で暫く休むそうです。』
先生が翔太が休むことをクラス全員に告げる。
ある者はガッツポーズ。
隼人『よっしゃ!!』
ある者は俯く。
すずか『はぁ…。』
すずかSIDE
翔太君が暫く学校を休む…何だかつまらないなぁ。
いつも隣の席には彼がいて、最近少し話すようになって、でもやっぱり寂しそうに空を見上げる翔太君。
彼が居るのが当たり前に感じつつもあった。
???『すずかちゃん、お弁当食べよ♪』
『うん。』
友達のなのはちゃんに誘われて屋上に向かう私。何時も私たちは屋上で昼休みを過ごす。私となのはちゃんとアリサちゃん、2人は親友で、私のカチューシャをアリサちゃんが奪った時に、なのはちゃんが助けてくれたのが始まりで、アリサちゃんも本当は友達が欲しくてやったのだとわかり、友達になった。
アリサ『すずか、最近元気無いわよ?大丈夫?』
『うん、大丈夫だよ。』
なのは『うーん…あ、長谷川君が休み始めてからだよね?元気無いの。』
『ふぇっ!?』
思わず間抜けな声を出してしまう。なのはちゃんがピンポイントで言うから…。
アリサ『長谷川って…あぁ、すずかの隣の席の?』
なのは『うん。』
『な、なんで翔太君が出てくるの!?』
あ、名前で言っちゃった…。
アリサ『あんた名前で呼んでるの!?怪しい~。』
なのは『にゃはは…アリサちゃん怖いよぉ。』
『べ、別に怪しくなんか…。』
アリサ『白状しなさいっ!!』
アリサちゃんが私の頬を引っ張る。正直痛い。
『い、いふぁいおあいひゃはん!!(い、痛いよアリサちゃん!!)』
アリサ『なら白状しなさい!!』
『わ、わふぁっふぁはら!!(わ、わかったから!!)』
そう言うと、アリサちゃんは手を離してくれた。私は頬を押さえながら白状した。
『この前私が教科書忘れちゃって、どうしようか迷ってた時に翔太君が助けてくれたんだ。』
なのは『助ける?』
『うん。教科書忘れたから隣に見せてもらってもいいですか?って言って私に教科書見せてくれて…。』
アリサ『ふ、ふぅ~ん…なかなかやるわね長谷川ってやつ。』
なのは『にゃはは、そうだね。私も教科書忘れてみようかな?』
アリサ『あんたは止めておきなさい。あいつが何してくるか分かったもんじゃないわ。』
あいつとは同じクラスの神崎隼人君。私たちを見る目が嫌らしくて、ボディータッチが激しい。抱きついて来たり、撫でて来たり…とにかく私は隼人君が嫌い。周りの女の子はイケメンだからと言って近寄る者もいれば、私たちみたいに距離をおく者もいる。
なのは『あぁ、そうだった。すずかちゃんいいなぁ、私も長谷川君の隣がいい。』
アリサ『次の席替えで頑張りなさい。』
なのは『うん♪』
なのはちゃんが張り切っている。何故だろう、なんだか心がモヤモヤする。
『そういえば…翔太君、私を助けてくれた後の休み時間に隼人君に連れて行かれたんだ。』
アリサ『はぁ、あいつならやりかねないわね。詳しく話して頂戴。』
『翔太君を屋上に連れて来て、胸ぐら掴みながらすずかに手を出すなって。翔太君は軽く流してたけど、苦しそうだった。』
なのは『やっぱり隼人くん嫌いだなぁ…。』
『それで隼人君が帰って行った後に翔太君に近づいて、胸元が乱れてたから直してあげて…あ、翔太君って案外ガッチリしてるんだよ。』
アリサ『最後のほうが気になるけどいいわ。長谷川ってのはいい奴なのよね?話を聞いてたら分かるわ。ね、なのは。』
なのは『そうだね、今度話してみよっか。』
アリサ『そうね、すずかも話したがってるし。』
『そ、そんなことないよ////』
アリサ『説得力ないわね。』
アリサちゃんは苦笑い、なのはちゃんは笑顔で私を見て来る。
翔太君のこと考えると胸が暖かい。これってやっぱり…恋なのかな?
それから一週間が経ち、私は教室の窓側最後尾の席に翔太君が座って居るのを確認した。
『お、おはよう。』
咄嗟に挨拶をした。翔太君はこちらに気付いて読んでいた本をしまい…。
翔太『月村か…おはよう。』
挨拶を返してくれた。冷たく短い挨拶だけど、とても嬉しくて無意識に笑顔になってしまう。
やっぱり私は、翔太君のことが好きになったみたいだ。
すずかSIDEout
無限書庫で一週間を過ごした翔太は久々に自宅へ帰った。時間は朝の6時30分。
翔太『…学校行くか。』
面倒くさそうに呟きながら、準備を始める翔太。
Infy『Are you okay?〈大丈夫ですか?〉』
そんな翔太にインフィニットが心配そうな声をかける。
翔太『大丈夫だ、心配するな。』
Infy『Take it easy.〈無理はしないでください。〉』
翔太『わかってる。父さん、母さん…行ってきます。』
そして翔太は久々に学校へ向かった。
翔太『ふわぁ…眠い。』
翔太は学校に着くなり自分の席で突っ伏した。
翔太『本でも読むか。』
翔太は小説を取り出し、読み始める。
???『お、おはよう。』
ふと誰かに声をかけられた。無視はいけないと判断し、翔太は小説をしまい、声の主へ視線をむける。そして…
翔太『月村か…おはよう。』
翔太は挨拶をしたのであった。
どうでしたか?
次回からどんどんヒロインたちとの絡みを出していくつもりですので、楽しみに待って家ください!!
それでは次回もよろしくお願いします\(^o^)/