千日紅   作:夏(。・ω・。)

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人って危機的状況の時必ず変われる

 

 

 

「あ~暇だ~」

 

「暇アル~」

 

 

「(イラッ)だったら仕事さがしてこいやァァァァァ!!!!」

 

 

ある暖かな日差しが入りこむ穏やかな休日。さわやかな風が吹き込むこの万事屋で叫び声が上がった。

 

 

「うっせーな~。パッツァンよぉ~。お前も知ってんだろ?万事屋なんてこのご時世流行らネェんだよ。いらないんだよ。僕ら世間に不必要な人間なんだよ。」

 

「そうアル。銀ちゃんはただのマダオアル。マダオなんてこの世に不必要アル。消えろヨ。」

 

「ちょっと~!!!神楽ちゃ~ん!?なんか銀さん100ポイントぐらいダメージ受けちゃったんだけどォォォ!?しかもなんで俺だけなんだよ!?オメェらも一緒だかんな!!!万事屋なんかでバイトしてる時点で終わりだかんな!!!」

 

「何自分で自分の首絞めてんだァァァァァ!!!ちょっとは自分の仕事に誇り持てェェェェ!!!」

 

「さっきからうるさいアルナァ。黙れヨメガネ。」

 

「メガネ割るぞメガネ。」

 

「メガネ言うなァァァァ!!!!て言うか、ホントにまじめに仕事さがしてくださいよ銀さん!今月やばいですよ!赤字ですよ!!!」

 

「そんなんいつもだろーが。バカか。」

 

「今月も何も、わたし達が赤字から抜け出せたことなんかないアル。バカアルカ。」

 

「ハア~。そんなことわかってますよ。でもね、今回はダメです。なんたって、神楽ちゃんの酢昆布一個買えるだけしかないんですから・・・。」

 

「オイィィィィィ!!!!!なんじゃそりゃァァァァァ!!!!」

 

「マジあるカ!?酢昆布買えるアルカ!!!!」

 

「何嬉しそうな顔してんだァァァァァ!!!!買わねえかんな!!!俺のアイスだかんな!」

 

「そういう問題じゃないでしょーがァァァァァ!!!!!」

 

「そうアル!絶対に酢昆布は譲らないネ!」

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

 

いつもはただ、面倒くさくて無視するこの音が、今日ばかりは幸運の鐘の音のように万事屋に響いた。

 

万事屋3人は、それはもう驚くほどの早さで、しかも驚くほどの笑顔で金ヅル・・・ゴホン。お客様を招いた。が・・・

 

 

 

 

「「「ようこそ万事屋銀ちゃんへ!!!・・・・・・・・・・・・ッチ」」」

 

 

「オイーーーーー!!!!なんだそらァ!!!!それが客に対する態度かアァ!?!!!」

 

 

そこに居たのは、お客様としてはとっても良い金ヅルなのだが、何かと万事屋とはうまが合わない真選組であった。

 

 

「ッチ。税金ドロボーかよ。ッチ、仕方ねえなぁ~。いつもなら追い返すところだが、今日だけは入れてやるよ。ッチ。」

 

「っチ。まあ、今回は本当にやばいからナ。仕方ないアル。ッチ。」

 

「ちょっとふたりとも!いくらなんでも失礼すぎですよ!・・・・(ッチ)。」

 

「ちょっと新八くーーーぅん!?君まで!?そんなに嫌だったぁーー???」

 

「落ち着けヨ、ゴリラ。ボコボコにして動物園送りにするアルヨ。」

 

「神楽、よせ。これ以上はゴリラがウザくなるから。」

 

 

ゴリ・・・近藤は万事屋の玄関のはじにしゃがみ込み暗い雰囲気を醸し出していた。

 

 

 

「はあ。まあ入れや。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時ここにいた誰もがあんなことになるなんて思ってもいなかった。

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