ワールドトリガー・ゲート!! 作:ジェットゴリラ
ワールドトリガー……週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化までした大人気漫画である
そんなワールドトリガーを読み、好きになった高校生男子が2人……ワールドトリガーの単行本を持って、
公園にやってきていた
「ちょっ!!読めねぇからもっとゆっくり……!!」
「読みたいんだったらお前も買えばよかっただろ!?」
3人用ベンチに座るこの二人の男子高校生の名は伊達隆平(だてりゅうへい)、羽鳥海(はとりかい)
2人は中学の時からの友人だ、高校も同じ学校である
2人は発売したばかりの単行本を奪い合って読んでいた
そんな時である
単行本を渡すまいと、2人は公園内を走り回っていた
そして、砂場に2人は足を踏み入れた
砂場には子供たちが遊んでいただろう跡が残っていた
「自分の買えって!!うおっ!?」
「は!?うわっ!?」
子供が作ったであろう少し深い穴に足を取られた
本来であれば2人は砂に飛び込むはずだった
そこに黒い門がなければである
「痛ッ!!」
「ウッ!!」
地面に落下した2人、一瞬の痛みから目を開けると、2人は眼を疑う光景が待っていた
今までいた場所ではないどこか、荒れ果てた地にいた
今までいた公園も、遊具が壊れていた
「おい、どこだよここ……おい伊達!!」
「未来にでも来たのか?」
「おれが知るわけないだろ!?今さっきまで!!だってよぉ……」
2人が未だ混乱しているとき……
『門発生 門発生 座表誘導誤差5.11
近隣の皆様はご注意ください』
「おいこれ……」
「まさか……」
黒い門の中からは白い巨体が現れた
「「近界人だーーー!!」」
2人はそれを見るなり反対側に走り出した
なぜならば、2人はその存在をよく知っているからだ
自分たちのよく知る漫画、ワールドトリガーの敵、捕獲用トリオン兵バムスター
「なんでこんなとこにいるんだよ!!」
「知らないって!!」
「何で追われてんだよ!!」
「だから知らないって!!」
2人を追うバムスター、その速度は決して遅くはなかった
「まずい!!追いつかれる!!」
バムスターはその口を大きくあけ、2人をその体に取り込もうとした
瞬間、バムスターの体が横に崩れた
弱点である目のような部分には亀裂が走っていた
「た、助かった?」
「ボーダーが来たんじゃ……」
バムスターの上には孤月を肩に担いだ男がいた
胸にはB級の証をつけていた
「こちら三上、現着
バムスター一体撃破、回収を……それと」
三上という男は伊達と羽鳥を見て
「緊急事態だ、人がいる
保護するから人を連れてきてくれ」
二人の意識は危機からの安心からか、ゆっくりと落ちて行った