死にたくない私の悪あがき   作:淵深 真夜

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2ちゃんねる等のコピペ改変集です。
キャラに偏りあり、しれっと型月キャラも混じってますし、キャラが全員崩壊してますので注意。


番外:コピペ改変ネタ集⑦

【1】

ソラ

「ゴンが『期待を裏切られるってどんな気持ちだろう?』と言うから、バニラエッセンスの香りを嗅がせてから舐めさせてみたら、涙目になった。ごめん」

 

 * * *

 

【2】

キルア

「ソラがまたイルミを怒らせて殺されかかったらしく、今度は何やらかしたのかと思ったら『「俺は理不尽な目にあったが、お陰で人間的に成長できた」という前向きさが 「俺は理不尽な目にあわなかった奴よりも人間的に成長できている」という見下しに転化するんなら、やっぱ人間的に成長は出来てねぇよ。ただ理不尽な目にあった上に人を見下す嫌な奴になっただけじゃねぇか』と言い放ったらしい。

 拍手送っておいた」

 

 * * *

 

【3】

ゴン

「キルアと喧嘩したら、後で『……まだ怒ってんのか?』って訊かれたから『怒ってるよ』と答えたら、さらに『何に?』って訊かれた。

 だから『もうこんな事するなよ! 大好きな友達を怒らせるようなことしたら次は許さないからな! って自分で自分に』と言ったら、『聖人か! お前は聖人君子か!』って一瞬で仲直りできたから、よかったら皆も使って欲しい」

 

 * * *

 

【4】

ソラ

「前から言ってることだけど、大抵の女は好きな男以外は女の方が好きだ」

 

 * * *

 

【5】

レオリオ

「二人で遊んでいたゴンとキルアが次第に言い争いになり、ついにキルアがバシッ! とゴンに手を出したから『喧嘩はしていいけど、暴力はやめろ!』と注意したら、『暴力じゃない、ツッコミだ!』と言い返しやがったから、『あ、それならOKだな……ってなるかっ!』と正しいツッコミを教えてやった」

 

 * * *

 

【6】

ミト

「ゴンが5歳の頃、しばしば一人で足し算ドリルなどやってて偉かったけど、2桁の足し算に入ったあたりから時折『この子とこの子がくっついて……///』『今むかえにいくからまっててね〜(*´ω`*)』と一人で悶絶したり話しかけたりしていて、あの子にとって数字とはどういう存在なのかが少々気になったわ」

 

 * * *

 

【7】

ゴン

「男女の友情が崩壊するボーダーラインは、『相手に恋人ができて欲しくないと思ったとき』で、好きという気持ちが確かになるボーダーラインは『今何してるか気になったとき』で、『好きかどうかわからなくなった』はたぶんもう好きじゃないし、『好きかどうかわからないけど気になってる』はたぶんもう好きなんだと思う」

 

キルア

「べ、勉強になります……」

 

 * * *

 

【8】

クラピカ

「雨の中、外出しようとするゴン(154cm)に『近くで落雷があったらしいから気をつけろ』と言えば、ゴンは『じゃあレオリオも一緒に行こう! レオリオ(193cm)がいたら大丈夫だよね!!』と言い、レオリオは誇らしそうに笑っていた。

 レオリオ、よく聞け。お前は雷避けに使われているのだよ。喜んでる場合ではない」

 

 * * *

 

【9】

ソラ

「フラットがアレルギー検査したら昆虫アレルギーだということがわかったらしく、『今度友達の結婚式に行くんだけど、アレルギーの欄に書いとかないといけないよね?』と心配してた。

 君はどこの部族の宴に呼ばれているんだよ?」

 

 * * *

 

【10】

ヒソカ

「例えばソラが『カラスは白い』と言ったとして、『変なこと言ってんなぁ』と思うのがレオリオで、『いや、黒いよ』と言った人間を棒で殴って回るのがキルア、『カラスは白いんだよ~!』と喧伝するのがゴン、黙々とカラスを白く塗って歩くのがクラピカだって言えば、それぞれの関係がわかりやすくなると思う♥」

 

 * * *

 

【11】

シャルナーク

「花粉症の人に『花粉症になった(かもしれない)……』って言うと、『ようこそ』って返してくるの何? Winodows?」

 

クロロ

「Winodows10アップデートから逃れられないところも、花粉症と同じだな」

 

 * * *

 

【12】

レオリオ

「ついさっきJK風の女二人組と俺がぶつかって、お互いにぶつかった感じだったから一応謝って終わりだったんだけど、立ち去る間際にJKが『オッサンに触られたー痴漢じゃね? キモー』みたいな反応されて、キレたらそれこそ痴漢扱いされるからぐっと堪えたんだが、一緒に歩いてたソラがそのJK達に『違うぞー。このオッサンは面食いだから。安心しろ!!』って爽やかな笑顔で言い出した。

 ありがとう。すっきりした。けど、何気にお前も俺をオッサン扱いすんな」

 

 * * *

 

【13】

キルア

「ソラに『なに悩んでるの?』とか訊かれてムカつく。

 え? お前ですけど。お前が原因ですけど」

 

 * * *

 

【14】

ソラ

「クラピカは料理よりもお菓子作りの方が向いてると思う」

 

クラピカ

「それはどういう意味だ? 私の容姿のことを言ってるのか?」

 

ソラ

「いや、お菓子作りに必要なものは、計量を守る几帳面さ、厳密な温度管理、すべての材料をそろえる慎重さで、料理に必要なものは、大雑把な分量で目的にたどり着く勘、鍋釜のサイズ火力でなんとなくの火力を出す要領、その場にあるもので済ませるアドリブ力だから」

 

クラピカ

「被害妄想で怒って悪かったが、何でそんなに違うんだ!?」

 

 * * *

 

【15】

(恐怖映像を見ている時の反応)

 

・悪態をつきながらもちゃっかり見てるキルア

 

・そんなキルアを見て微笑ましい顔をするゴン

 

・必死で怖くないアピールをするも、テレビの悲鳴につられて叫ぶレオリオ

 

・微動だにせず観てるクラピカ

 

・あさっての方向を見て、クスクス笑ってるソラ

 

・それに気付いて固まるソラ以外の全員

 

 * * *

 

【16】

センリツ

「クラピカとソラちゃんが口論して、珍しく我慢の限界を越えたらしいソラちゃんが『もういい。私、鯛になって海に帰るタイ』と静かに言って、クラピカが一瞬部屋を離れた隙にたいやきと入れ替わったらクラピカが膝から崩れ落ちて、それを見てソラちゃんは『ちょっ!? 待て! 信じるな!!』って慌てて出て来てたわ」

 

 * * *

 

【17】

シャルナーク

「『ドクターに言われた衝撃的な言葉』っていうハッシュタグがあったから、団員に何気なく訊いてみて回ったら、ウボォーは歯医者で虫歯を削ってもらってる時、『やだ~! ドリルの刃が負けちゃう!』と2個目の刃を換えながら言われたらしい。

 っていうかウボォー、歯医者行くんだ。そしてドリルが負ける歯に勝つのか、虫歯菌」

 

 * * *

 

【18】

クラピカ

「ソラが、『こたつは入るようにはできてるけど、出るようには設計されていない!!』とか言い出した。

 いいから出ろ」

 

 * * *

 

【19】

キルア

「ゴンが『なんで夢にCMが挟まるんだろう?』って訊いてきた。

 ……え? 挟まってんの?」

 

 * * *

 

【20】

レオリオ

「さっきひったくりに遭ったんだけど、ちょっと頑張って走ったら犯人に追い付けて、捕まえた奴に向かって出た言葉が『へっへっへ……。相手が悪かったな』だった。

 まさか生きているうちにこんなセリフを言う日が来ようとは思っていなかったのと、どっちが悪人かわからなくてツボに入ったわ」

 

ソラ

「今更なアドバイスだけど、どうしても捕まえたい時は背中を押して加速してやるといいよ。あっけなく転ぶから。 逆に体をつかんで引き留めるは、相手に反撃体勢をとらせる余裕を与えるから絶対にしない方がいい」

 

クラピカ

「何だその慣れ切った冷静な助言は! よくやってるのか!?」

 

 * * *

 

【21】

ゴン

「事故物件が安いのってもしかして、幽霊が家賃払ってくれてるの……? シェアハウス……?」

 

キルア

「その発想は好きだけど断る」

 

 * * *

 

【22】

ビスケ

「美容室で『毛先はどうしますか? 遊ばせる感じで……』と言われたから、『こいつら遊ばないのよ。暴れるの』と答えたら、『じゃあ鎮める方向でご祈祷しますね』と返されたわさ」

 

 * * *

 

【23】

ビル

「クラピカが二徹目だったからさすがに寝るように言って寝かせたら、1時間くらいしたところで『ッハ!! !? 間違えて寝てしまった!!』と寝言を言うから、間違ってないことを説明して寝かせた」

 

 * * *

 

【24】

ソラ

「キルアに投げキスしたら、見向きもせずに『何、舌打ちしてんだよ?』言われた。ひどい」

 

ゴン

(何でソラはこういう時に限って照れ隠しって気付かないんだろう?)

 

 * * *

 

【25】

レオリオ

「チードルが栄養失調とまではいってねーけど、圧倒的に栄養が足りてない患者に食生活のことを訊いてみたら、『ガチャ回しすぎて1週間程砂糖だけ舐めてまして……』と答える患者も患者だけど、『一回死ね!』って言う医者もどうよ? 俺も思ったけどさ」

 

 * * *

 

【26】

マチ

「パクから簡単なパスタの作り方を聞いたシズクが忘れないようにとメモしてたんだけど、そのメモのタイトルが『スパゲテカルボンボンボナーラ』。

 なんか、いろいろ足りないやら多いやら……」

 

クロロ

「タイトル時点でメモの中身が信用できないことを、良心的なくらいに表してるな」

 

 * * *

 

【27】

ヒソカ

「イルミの『太陽は一つしかないだろ』をもう一度聞きたかったから、『女の子は星の数ほどいるよ♥ キミの好みのタイプの子を追えばイイだけ♦ 合わない人間は放っておけばいいよ♥』って言ってみたら、今度は『星の数でも空は埋まらないだろ』って返されたよ♣

 まぁ、今回も無自覚だったようだけど録音は成功したよ♥ 」

 

 * * *

 

【28】

ソラ

「クラピカ、君はいい加減『大人の対応』っていうのを覚えなさい」

 

クラピカ

「それはお前にだけは言われたくないセリフだな」

 

ソラ

「さっさと謝ってテキトーにあしらっておくのが『大人の対応』になるのは、実害ゼロのときの話。そうでない場合は真っ先に加害者の逃げ道を奪うのが『大人の対応』なんだよ」

 

クラピカ

「……すまない。肝に銘じる」

 

 * * *

 

【29】

キルア

「ソラと兄貴(ミルキ)は割と趣味が似てるんだけど、兄貴は『これ観てないのは人生半分損してる』みたいな勧め方するから逆に見る気なくす。

 ソラは見習って、『これ観ると人生2倍得する』って言えばいいのに」

 

 * * *

 

【30】

(人を怒らせてしまった時の対応)

 

クラピカ→しばし意固地だが、自分の非を認めたら素直に謝罪する。

 

キルア→意地の限界が来たら、逆ギレ風味に謝る。

 

ゴン→「どうしたらこっちを向いてくれる?」としゅんとしながら抱きつく。

 

ソラ→「怒らないで~」と言いながら、頭に顎乗せてぐりぐり。

 

レオリオ→「いいだろう! しっかり見やがれ! 俺の美しい土下座を!」

 

 * * *

 

【31】

メンチ

「よくナマコとかを挙げて『最初に食べた人は頭おかしい』とか言うけど、どう考えても最初にコンニャクを食べたヤツの方が頭おかしいわよ。

 どんな狂気じみた執念が働いたら、触れば手が荒れて食べれば舌が痺れる芋をすりおろして草木灰を混ぜて丸一日煮込んで食べるなんて方法にたどりつくのよ」

 

 * * *

 

【32】

ゴン

「キルアキルア! 俺、今すっごいこと思いついた!」

 

キルア

「ふーん。どんな?」

 

ゴン

「まず暗記パンをビッグライトで大きくするじゃん」

 

キルア

「うん」

 

ゴン

「で、教科書とかをスモールライトで小さくして、暗記パンの端から端まで埋め尽くす!」

 

キルア

「うん」

 

ゴン

「その暗記パンをスモールライトで小さくしたら、一口で天才になれるよ!!」

 

キルア

「お~、お前天才だな」

 

ゴン

「すごいでしょ?」

 

キルア

「ああ。で、肝心のドラえもんは?」

 

 * * *

 

【33】

ソラ

「私には『カレーかご飯の片方だけ余ってしまったらカルナさんに叱られる』という自分ルールがあるんだけど、今日の昼食『3種のカレーとナンとライスセット』を前に、これは厳しい戦いになると覚悟。

 きれいに食べきった最後『どうだカルナさん!』と喜んだのが今日のハイライト。私は一体何と戦っているのか」

 

カルナ

「……マスター。俺はそんなことで叱らないのだが……」

 

 * * *

 

【34】

ジン

「十二支んの会議で『物体B』について話してたらカンザイが『びったいブー』と言い出した所為でもう会議どころじゃなくなったんだけどよ、笑いを堪えているのは俺だけで他の奴らは何事もなかったかのように涼しい顔して聞いているのがまたツボを刺激して、会議が終わるまでの15分は拷問だった」

 

 * * *

 

【35】

ミト

「ゴンに小さい頃の話を聞いたら、『昔は自分に気づいてなかった。布団たのしいーとか、床の模様たのしいーとしか考えてなかった。今は、周りが見える』と語ってたわ」

 

 * * *

 

【36】

ビスケ

「ソラが全然起きてこないから『早く起きなさい!!』とメールしたところ、『朝日、スーパーツゥラァァァァイ』と返してきて、飲んでた牛乳を吹いたわさ。勢いは秀逸」

 

 * * *

 

【37】

キルア

「昼どうする?」

 

ゴン

「動物園いくからそこでなんか適当に食べよう」

 

キルア

「ワイルドすぎね!?」

 

ゴン

「?」

 

ソラ

「……キルア。違う。君はゴンを何だと思ってる?」

 

 * * *

 

【38】

ヒソカ

「『好き』って気持ちは残酷だなぁ♥ 好意なのに、人を傷つける♠」

 

イルミ

「…………何で俺を見てそれを言う?」

 

 * * *

 

【39】

ミルキ

「見づらいとはいえ、多対多が描ける漫画家は珍しい。

 

 大概、A&B対C&Dのバトルなら

A「俺の必殺技を受けて見ろ」

C「私にはきかん!」

D「あたいの攻撃をくらえ」

A&B&C「合体技だ!」

D「ぐわぁぁぁあ!」

 

 ってな感じで、お前らそれ交互に攻撃してるだけで団体戦じゃないだろってツッコミたくなる漫画が多い 」

 

カルト

「……兄さん、何でいきなりCはDを裏切ってるの?」

 

 * * *

 

【40】

ソラ

「レオリオがこの前、しつこいセールスマンの男に対して斬新な撃退法を編み出したって話してた。

 セールスマンを『長くなりそうなら家の中で』って言って招き入れて、大袈裟に鍵とチェーンロックを掛けてカーテンを閉めて上半身裸になって音楽を大音量でかけた辺りで、セールスマンが半べそで帰ったんだって」

 

クラピカ

「私でも泣いて逃げるわ」

 

 * * *

 

【41】

ゴン

「嫌なことは忘れたら良いよ」

 

キルア

「忘れた後はどうなるんだ?」

 

ゴン

「楽しいことしか残らない!」

 

キルア

「ありがとう。元気出た。世の中の悩んでる奴に送りたい言葉だな。

 だけどお前は、『反省』って言葉も忘れず覚えた方がいい」

 

 * * *

 

【42】

ミト

「ゴン、宿題の紙をかじっちゃダメ。

 私が『宿題やらないとオヤツ食べさせないよ』と言おうとして『宿題食べないとオヤツあげないよ』と言い間違えたのは本当に悪かったけど、お願いだから齧る前に気付いて。気付かなくても、疑問には思って」

 

 * * *

 

【43】

シズク

「昨日食べた魚の骨がのどに刺さって未だ取れない……。デメちゃんで吸うべき?」

 

マチ

「それは最終手段にして、小さいおにぎりを作って噛まずに飲み込んでみな」

 

シズク

「取れた! でも今度は咬まずに飲み込んだから、喉に海苔が貼り付いた……」

 

マチ

「何でわざわざ海苔を巻いた?」

 

 * * *

 

【44】

キルア

「ソラがおやつにガトーショコラを出してくれてたから、うまいうまい言いながら食べてから『これ、どうしたんだよ?』って訊いたら『クラピカからのお土産』って言われて、自分でもよくわからないけど『後味がしつこいな……』といちゃもんをつけてしまった」

 

 * * *

 

【45】

チードル

「ストレス性の腹痛ですね」

 

ソラ

「えっ? ストレス全然ないですよ」

 

チードル

「メンタルが強い人はフィジカルにきます」

 

ソラ

「つまり……」

 

チードル

「脳が天気でも身体が病気に……」

 

 * * *

 

【46】

ゴン

「シャボン玉の歌で『シャボン玉飛んだ。屋根まで飛んだ』って部分。

 あれは『シャボン玉が屋根の高さまで飛んだ』のか、『シャボン玉と一緒に屋根も吹っ飛んでった』のかでキルアと乱闘寸前にまでなったことがあるよ」

 

 * * *

 

【47】

レオリオ

「実録系の怪談本を読んでたら急に部屋の空気がおかしくなって、今まで体験したことがないくらいの恐さに襲われた! 零感だけどなんかがいるとヒシヒシ感じる! こえーよ!!

 その場しのぎでもいいからせめて朝までこの雰囲気を払える方法教えてくれ!! と切羽詰まってソラに電話したら、ソラからの回答は一言。

 

『ファブっとけ』

 

Σ(´Д`lll)マジか!? 」

 

 * * *

 

【48】

キルア

「ゴンと一緒に節分の豆まきをやってみて、その後に歳の数だけ豆食いながらゴンが『この袋の豆全部食べれるようになるまで友達でいようね』と言った。

 数えたら153粒あった。ゴンは人間をやめる気か?」

 

 * * *

 

【49】

ゴン

「大怪我を手術で治す時、神経ってめちゃくちゃ繊細なのにどうやって繋ぎなおすんだろう? って思ってレオリオに訊いてみたら、『あべこべでも何でもいいからとにかく繋げるだけ繋いで「脳からこういう指令を出したらこう動く」っていうのをプログラムし直す、それがリハビリだ』って言われた。

 なるほど! 案外雑!」

 

 * * *

 

【50】

ミザイストム

「会議中、カンザイとサイユウが口論となり、カンザイが『余計なことしてねぇで、静かにしやがれ!』と言えば、サイユウが『それって呼吸もするなってことですかー?』と煽り返してきて更に激しい言い合いになり始めたとき、チードルが『二人とも、生命を維持することだけに集中してください』と一喝した。

 凄く斬新な『黙れ』を見た」

 

 * * *

 

【51】

ソラ

「ビオフェルミンを見ると、何度振っても振ってもしつこく付きまとって、最終的に『死んでやる!!』って言って一瓶食べたストーカーを思い出す」

 

キルア

「死ぬ気ないだろ、そいつ」

 

ソラ

「そう思ったから、『ビオフェルミンの致死量は20万錠だから頑張れ!』って言って、親指立てといた」

 

クラピカ

「ビオフェルミンじゃなくてもそれと同量の何を食べても、胃袋の容量オーバーで死ぬだろ」

 

ソラ

「だよね。っていうか、整腸剤ならいっそ正露丸を飲めよ。

 正露丸なら『死ぬ気はないだろうけど、熱意だけは買う』って気持ちになれるのに」

 

 * * *

 

【52】

士郎

「ルヴィアが歩いてるのを見て、凛と式織がこんなやり取りしてたな。

 

『……心が負傷した。あんなの通り魔よ……。空、何か巨乳の悪口言ってちょうだい……』

 

式織

『ピンポイントデブ』

 

『よし、あとは貧乳を褒めてみて』

 

式織

『部分痩せ』

 

とりあえず、式織は天才かな? と思った」

 

 * * *

 

【53】

クラピカ

「三次試験でのやらかしを責められていたレオリオが言い放った『男から性欲なくしたらただの人間じゃねぇか!』は、何を言っているのかわからなかった」

 

 * * *

 

【54】

エルメロイⅡ世

「式織が言い出して、遠坂や衛宮が同意したことなんだが、『日本人がクトゥルフを怖がらないのは、日本人は海からの物は何でも食べるから』らしい。

 ラヴクラフトにとって海から来るモノは極めて不吉だったのだろうが、ワカメだろうとタコだろうとイソギンチャクだろうと食らう日本人は、這い寄る混沌といえども所詮『うるせえ食うぞ』で片がつくそうだ。

 

 胴体及び手脚が甲殻類っぽく、頭が茸っぽいというのは日本人には夢の食材だとも言ってたな」

 

 * * *

 

【55】

ソラ

「お前はお前のことを大切にする人だけを大切にしてくれ。

 冬と春の間は確かにだるい虚しい寂しい、誰でもいいから傷つけたくなるし愛されたくなるのも分かる。でもそれは気温のせいだ、百万人に嫌われてもたった一人に好かれたら生きていける、いつか人間になったらまた会おうって花粉に言ってる」

 

ゴン

「そこまで無理して花粉を愛してあげなくてもいいと思うよ?」

 

 * * *

 

【56】

レオリオ

「『少年院に行くような非行に走る子供達を減らすにはどうしたらいいだろう?』という話になった時、ゴンが言い出した『少年院の名前を「ぽんぽこランド」とかにすればいい』は一理あるような気がする。

 確かに『少年院』には勲章っぽいかっこよさの響きがある。ぽんぽこランドにするべき」

 

 * * *

 

【57】

キルア

「レオリオが『1万のイヤフォンと1000ジェニーのイヤフォンってそんな違うか? 材料はほぼ同じじゃねーの?』とか言ってたらソラが、『イケメンも君も材料って意味ではほぼ同じだろ。そういうこった』と回答して、俺は凄く納得したし、レオリオは凹みながら納得してた」

 

 * * *

 

【58】

ソラ

「貧乳の谷間っていうのは見せたくて見せてるわけじゃなくて、ラウンドネックなんかだと普通に着てても胸がないぶん襟元の真ん中のとこがだらんと垂れ下がっちゃうんだよ。こっちだってできればそんなの見られたくないよ。

 つーかそもそも貧乳に谷間なんてねぇよ!!」

 

 * * *

 

【59】

クラピカ

「仕事帰り、電車で豪快に寝過ごしてしまい、終点で起きたらケータイがソラからのメールと着信が凄いことになっていた。

 

ソラ

『今どこにいるでしょう?(笑)』

30分後『フッフッフ………………』

50分後『もう仕事終わったんだよね?』

60分後『ねえ今どこ?」』

80分後『事故? なに? 今どこー? 大丈夫ー? 至急連絡ちょうだい!』

 

 お前こそどこにいるんだ……と、終点で電話かけたら泣きじゃくって

 

ソラ

『びっくりさせようと、わ、わ、ワードローブに入ってたら、全然帰ってこないでウェッウェッ……(涙』

 

 バカすぎていっそ可愛いと思ってしまった」

 

 * * *

 

【60】

キルア

「悪夢でも見たのか真夜中にいきなり部屋にやって来たソラに叩き起こされ、訳もわからぬままその場に立たされ、ソラは『ジッとしてて』と言って、俺の胸に顔を押しつけて泣きだした。当然、俺には理解不能。

 ただされるがままに、ソラに胸を貸した。

 5分ほど泣いた後にソラはようやく顔をあげて、『覚えときなさい。これが男の胸の唯一の使い道だ』といつものように笑って言い残して、部屋を出て行った。

 やっぱり俺にはよくわかんねーけど、どうやら俺は人生において3本の指に入るぐらいに大事なことを教えてもらったようだ」

 

 * * *

 

【61】

レオリオ

「『酢豚に入ってるパイナップルって不味いよな。いらねぇよ』っていう話をしていたら、ゴンが『パイナップルの缶詰めに酢豚が入っているよりはマシだと思えばいいよ』と意味不明なポジティブさを見せ、さらにクラピカは『そうなると、缶詰め工場の職員が酢豚弁当を食べながら作業していた可能性が高いな』とこいつもまた意味不明な名探偵ぶりを発揮してきた」

 

 * * *

 

【62】

シルバ

「結婚にあたって『笑いの絶えない家庭にしたい』と抱負を述べる人がいるが、一既婚者としては『薬物でもキメない限りほぼ不可能』という意見しか俺は出せない」

 

 * * *

 

【63】

ソラ

「私の親友の実体験なんだけど、末那が小学校低学年の頃、式さんのバイオハザードを勝手にプレイしてたら敵に囲まれて銃弾も尽きて絶体絶命でパニクってるとこに式さんが帰ってきて、式さんはコントローラを奪いナイフ1本で全ての敵を倒し、『もう触んなよ』とゲーム没収したって話が伝説の傭兵ぽくて大好き」

 

 * * *

 

【64】

ゴン

「レオリオに心臓マッサージのやり方を教えてもらった時、『心マは肋骨が折れそうってくらい強く押せ』って言われたから『折れたらどうするの?』と訊いてみたら、『肋骨が折れても死なねーけど、心臓が止まったままだと死ぬ。生きていれば骨はくっつく』と言われて、心の底から腑に落ちた。

 

 あと、『折れた骨が肺に刺さることもまずない。そんなことになるのは、交通事故とかの相当な衝撃が加わった時だけ』とも言ってたから、安心して肋骨が折れそうなくらい押そう! って思ったらキルアに『お前の場合は交通事故級だから、手加減しろ』って注意された」

 

 * * *

 

【65】

フラット

「グレイちゃんが空ちゃんに『天下り』っていう日本語の意味を訊いたら、空ちゃんは『いわゆる堕天使』と答えて余計にグレイちゃんの疑問を深めてた」

 

 * * *

 

【66】

クロロ

「シズクに『飲み物淹れますけど、コーヒーと紅茶どっちがいいですか?』と訊かれた時のやり取りなんだが……。

 

パクノダ『コーヒーで』

シズク『ホットでいい?』

パクノダ『えぇ、お願い』

シャル『俺もコーヒーで』

シズク『ホット?』

シャル『うん』

俺『たまにはミルクティーでも飲むか』

シズク『団長、ミルクティーはティーで良いですか?』

俺『……あ、あぁ』

 

 俺だけ何でこんなにも難易度の違う質問をされたのかがわからない。ちなみにミルクティーはホットが出てきた」

 

 * * *

 

【67】

レオリオ

「女はよく男が胸を見ている視線は分かるとか言うけどな、異性に慣れていない男ってのは、顔や目をじっと見つめると緊張しちまうんだよ。

 だから少しだけ視線を下げて話すしかないって訳だ。やましい気持ちはなく、ただ頭ん中がおっぱいおっぱいなだけだ」

 

ソラ

「やましさ一色じゃねーか」

 

 * * *

 

【68】

キルア

「エヴァを全く知らないゴンがソラに『誰でもいいからエヴァに出てくるキャラのモノマネをしてみて』と無茶振りされた時の、『えっと……どうも、エヴァンゲリオンです』という一言がもう一生忘れられそうにない」

 

 * * *

 

【69】

クラピカ

「某ランドにソラが行ってみたいというので、『なら、休みが取れたら一緒に行こう』と言ってみたら、『やった! じゃあ私がランド行くから、クラピカはシーで!』という、まさかの二手に分かれての計画立てられた。一緒に行く意味があるのかそれは」

 

 * * *

 

【70】

ソラ

「凛さんが宝石魔術はお金食い過ぎと愚痴ってたから、『でも、宝石魔術も魔術の研究も好きなんでしょ? 好きなことしてるんだから、お金がかかってもいいじゃないですか』と言ったら、凛さんは声を大にして『お金も!! 大好きなのよ!!!!!』と主張してきた」

 

 * * *

 

【71】

サトツ

「メンチさんが、『脳みそとアイスクリームの成分はすごく似てるので、たぶん人間の脳は美味しいと思います。 みなさん、アイスクリーム好きですよね?』とものすごい笑顔で言ってましたので、ちょっと気になっております」

 

 * * *

 

【72】

シャルナーク

「ルーターが不調っぽいってフィンクスが電話してきたから、『今ランプどんな感じで光ってる?』ってまず訊いてみたら、『ん? 割と綺麗だな』で腹筋が限界を迎えた」

 

 * * *

 

【73】

ビスケ

「自然派化粧品の店で昆布の化粧水を薦められた時、『ほとんど水と昆布からできてるんですよー』と店員が勧めてたけど、それはもしかして出汁なのでは……」

 

ソラ

「美味しそうですね、って言ってやれば良かったのに。っていうかその化粧水に味噌入れて煮てみたい」

 

 * * *

 

【74】

レオリオ

「さっき突風でJKのスカートが見れたぜ!!」

 

ゴン

「え? スカートがそんなに珍しいの?」

 

キルア

「風がなくてもスカートは見れるだろ」

 

 * * *

 

【75】

ミト

「コンのいる森に遊びに行って帰ってきたゴンに『(着ていったはずの)上着は?』と尋ねたら、『上着はないけどその代わりカマキリの卵ならある』と言われたんだけど、何の代わりにもなってないから」

 

 * * *

 

【77】

ソラ

「ラピュタの思い出といえば、小学生の頃に居眠りしててラピュタの夢を見てた最中に起こされたから、起きてとっさに『シイイタアアアアア!!!!』って叫んだら、隣のクラスから末那が間髪入れずに『パズウウウウウウウ!!!!』って返してくれたこと」

 

 * * *

 

【78】

ウェルゲー

「サラリーマン、クリエーター、フリーランス、アーティスト、社長、どんな職業にせよその分野で結果を出したければ必須の能力がある。体力だ。知力、継続力、集中力、機動力、精神力を根底から支えるのは体力だ。体力は全ての能力の根源。体力を伸ばせば他の全ての能力も伸びる。全人類よ、筋トレせよ」

 

ビスケ

「あんたは何の教祖よ?」

 

 * * *

 

【79】

ゴン

「足が冷たいよー」

 

レオリオ

「足の指を力一杯丸めて、それを上から手でぎゅっと握れ。そのまま15秒待ってから離してみろ」

 

ゴン

「!? もう冷たくない! すごい!」

 

レオリオ

「医大生の俺がいて良かっただろ?」

 

ゴン

「うん! 良かった!」

 

キルア

(……医大生の価値地味だな)

 

 * * *

 

【80】

クラピカ

「ソラは色んな料理のコツを教えてくれる。

 この間も、『へたの所からカビが発生しやすいんだよ』と教えてくれたから、プチトマトを買うとまず最初にへたを取るようにしているのだが、誤ってゴミ箱ではなくシンクに捨てると、『!? 蜘蛛がいる!!』と勝手に勘違いして、何度も一人勝手に激昂してしまう……」

 

 * * *

 

【81】

ビスケ

「ソラの20歳の誕生日にワインを飲ませてみたら、3杯目でソラが突然立ち上がり『ちょっといいですか』とあたしに静粛を求めた後、『酔いましたので、とってもいい気分です、サンキュー』という挨拶があったわさ」

 

 * * *

 

【82】

ブハラ

「今から言うことは皆、訳がわからないかもしれないけれど、俺も訳がわからない。

 では言います。今、電車に乗ってるんだけど、隣に座っているメンチが茶碗で卵かけごはん食べてる」

 

 * * *

 

【83】

キルア

「ゲームしたことないゴンにG.Iの練習のつもりでRPGゲームをさせてみたら、『どうしてスライムがお金なんて持ってるの?』と訊いてきたから、テキトーに『道で拾った小銭を「いつかにんげんになったらつかおう!」って大事に取っておいてたから』と答えたら、マジ泣きされた。ごめん、俺が悪かった」

 

 * * *

 

【84】

ソラ

「麺つゆを麦茶に見せかけるトラップを敢行してみた。

 

キルア→ひっかかる

クラピカ→麺つゆでビタミン剤を飲む痛恨のミス

 

 そしてちゃっかりそうめんを持参していたゴンは一体……」

 

 * * *

 

【85】

ネテロ

「ハーゲンダッツのトマトチェリーというのがすごい気になっていたんじゃが、

 

パリストン『食べられる吐瀉物って感じですね』

ビーンズ『トマト味の砂糖です』

 

 などと言われてる上、とどめにメンチの『私はトマトをこんな目に遭わせるくらいなら死を選びます』という重いコメントを頂き、購入を見送ることにした」

 

 * * *

 

【86】

ゴン

「水族館にいると、『もしも水槽のガラスが割れたらどうするんだろう?』って、たまに考えちゃうよね?」

 

キルア

「そうだな。

 けど、真剣に『割れたらどうしよう』って心配してるのは、中に居る魚の方だと思うぞ」

 

 * * *

 

【87】

ソラ

「少学生の頃、私をオカマだのなんだの言ってからかってくる男子がいた。

 別に気にしてなかったけど、アイツらはいつも先生や他の女子に注意されたら『冗談だって冗談ー!』と弁解してやめず、何度もしつこく言ってさすがにウザいなーって思ってたら、末那がそいつらの筆箱を全力で壁に投げつけて壊して、『冗談よ。笑いなさい』と無表情で言っていたのが最高に格好良かった」

 

 * * *

 

【88】

レオリオ

「ソラが『私、中学生の頃に「かめはめ波が打てそうな女子」2位に選ばれたことあるよ』と言い出した。

 1位がすげぇ気になる……」

 

 * * *

 

【89】

ビスケ

「プリクラは400ジェニーで可愛く撮ってくれるのに証明写真は900ジェニーで現実突きつけてくるとかもう」

 

 * * *

 

【90】

クラピカ

「この前、ソラの無茶に対して私が怒っていたら『ごめん、ごめんね。明日までに君の魅力を100個書いたメールを送るよ』とソラが言い出し、我ながら単純だと自分に呆れながらも少し楽しみに待ってたら、次の日電話で『ごめん。48個しか思いつかない……』と言ってきた。

 努力は認めるし、50個近く私の魅力を見つけてくれたのは十分ありがたいのだが、こいつは一体何がしたいのだろうと思った」

 

 * * *

 

【91】

チードル

「『患者は神様だろう!!』というクレームをつけてきた患者に、『患者を神にも仏にもさせねぇのが医者の仕事だボケ!!』と即答で怒鳴り返したレオリオさんに、医療スタッフ全員で拍手を送りました」

 

 * * *

 

【92】

ソラ

「クラピカから『作ってみた』と言われて、手のひらサイズのラップに包まった御萩を貰った。

 と思ったが、御萩に見えたそれはチョコだった。

 

 でも表面とかボコボコしてて、濃い茶色と薄い茶色がまだらになってるので、御萩にしか見えない。もしくは石。

 試しに20cmの高さから机に落としてみたら鈍い音がした。

 爪で字を掘れるかも知れない、と思ったが爪すら食い込ませることができなかった。

 こんな物に歯が立つわけが無い。 誰もいない廊下にて野球の要領で大きく振りかぶってその物体を投げ、 壁に当てたが傷一つつかない。私の心と壁に傷がついた。

 

 どう扱えばいいか解らなくなってメンチさんに相談した処、『セメントの疑いがある』と言うので、外に出て駐車場のブロック塀に思い切り投げつけまくったところ、漸く幾つかに割れた。

 匂いを嗅ぐとチョコレートの匂いがするから、小さい欠片を口に入れてみたけどチョコレートの味はせず、 しかも何時まで経っても溶ける気配がない。

 

 最終的にものすごく申し訳ないと思いつつ、駐車場脇の花壇に穴を掘ってチョコを埋めて供養したんだけど、あんな鉱物レベルの物体をどう錬金したのかがしばらく気になって仕方なかった」

 

 * * *

 

【93】

キルア

「電車の中で化粧している女を見たゴンが、『大改造!! 劇的ビフォーアフター』と呟いて、俺の腹筋が修羅場になった」

 

 * * *

 

【94】

スクワラ

「仕事が終わらなすぎたから、『突然ですが! 仕事が終わんないダンスします!』と宣言して小声で『終わんない…ぜんぜん終わんない……』と呟きながらステップを踏んだら、リンセンやバショウ、ヴェーゼやセンリツまでもわらわら集まってきてオフィスがダンスフロアに。

 ここの組員としてハンターとして、何より社会人としても新人のクラピカだけが正気を保ち、『やばい……』という顔をしていた」

 

 * * *

 

【95】

レオリオ

「『注射ヤダー!!』と叫ぶ子供に、『しかし不思議な力でかき消された』と言いながら無慈悲に注射をするチードルを見て、俺は真剣にドラクエの戦闘BGMを流すべきかどうか悩んだ」

 

 * * *

 

【96】

ソラ

「クラピカがいくら休めって言っても休まないし、最近は食事もいい加減であまりに腹が立ったから、差し入れしたご飯には薬品を混入してやった! 金属も溶かす劇薬だ!

 摂取した人間は、顔を歪め、やがて血液がさらさらになる!

 夏は、酢の物に限る!!」

 

センリツ

「ソラちゃんはいいお嫁さんになると思うわ」

 

 * * *

 

【97】

ビスケ

「ソラは、ちょっとしたミスは大体『私は頭壊れてるからね!』という雑言い訳で処理する。雑言い訳だけど、事実すぎて言い返せなくなるからやめろ」

 

 * * *

 

【98】

クラピカ

「ゴンが納豆に初挑戦する際、キルアとレオリオは納豆を混ぜるゴンを見て『混ぜすぎじゃね?』『そんなに混ぜる必要ないだろ』と言うのに対し、ソラとハンゾーは『回転が足りない!!』『もっとだ、もっと混ぜろ!!』と熱く指導して、ゴンを混乱させていた」

 

 * * *

 

【99】

レオリオ

「船内でマフィアがトラブったらしく、下っ端が『指を詰めなきゃいけなくなったけど怖いので麻酔をかけて切ってほしい』と言い出したんだが、チードルは『そんなことはできませんよ。それでは誠意を見せることにはなりませんから』とまさかのヤクザ側の意見で拒否った」

 

 *  **

 

【100】

ゴン

「電車の窓側にクラピカ、通路側にソラが座ってて、クラピカはずっと窓の外見ててソラも携帯触ってて会話はなかったんだ。

 でも、ソラがふとクラピカを見つめると、ソラの方を見てないはずのクラピカの口角があがる。あ、窓越しに見てたんだ、って俺が気付いたらソラもそれに気づいて笑う。

 

 こんな目線だけのやり取りに愛を感じた」


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