それは突然……そう突然だった。
なんか分かんないけど死んじゃったみたいだZE☆
さ、冷静に考えていこう。
俺はさっきまで、寝ていた。
てことは寝てる間に死んだってことになる。
寝てる間に起きる死因って窒息死とかかな、後は他殺系統。………グニッ
今なんか踏んだ?
恐る恐る足元を見ると………
そこにはなんと土下座をしている金髪美人が!
ただし何故か、よだれ垂らしてハァハァ言ってる!
うわぁ〜、これは無いわ〜。こんなんいくら美人でも性格が邪魔してお嫁にいけへんで」
取り敢えず足を退かした。
「えっ、もうちょっと踏みつけてもらってても………」
ダメだこの人、人として大切な色んなものが欠けてる。てかもしこの人が神様だったらどうしよう。
数分後……
「私は神様なのです!」
まじか……こらこんなのが神様だったらニーチェも神は死んだって言うよ。この場合死んだのは尊厳だと思うけど。
気を取り直し質問とかしてみよう。
「で、神様が何の用?」
「こっちのミスで君を死なせちゃったZE☆」
……よし、殺そう。
こんなドMでクソな神様いない方がマシだ。いっその事この神様を殺して俺がその座に着いた方がいい。
「ごめん、ごめん!ふざけないから!もう絶対にふざけないからね。お詫びに転生させてあげるから!」
ふむ、転生とな。あの二次小説によくあるというあれか。
「まぁ、いいだろう。で、どうやって転生するんだ?」
「え、なんで上から目線!一応神様だよ私!」
なんでとな。心当たりがありすぎるのでは無いかな?
「早く転生させろ、ダメ神。」
「呼び方についてはもう何も言わないもん。あと転生するにあたって幾つかの注意と特典がプレゼントされるよ。」
ふむふむ、特典となまぁそんなの決まりきってるものだが。
「さて、転生するにあたっての注意から始めるよ。転生するのは必ず何処かのアニメや漫画、小説の世界の平行世界だよ。ただし、あくまで平行世界だからね。転生者たちで言われている原作世界、私たちで言うところの証明世界は私達ですら干渉を禁じられているから基本どんな事があっても行けないよ。
あとは次元主要人物保護の理だね。大体の世界にはこの理が適用されていて、その世界で重要な人物には転生者からの如何なる催眠系統の精神干渉を受け付けないって理だよ。最近になって導入された俗に言うニコポ・ナデポ対策だよ。」
ふむふむ、確かに二次小説の中でも原作のキャラを催眠だとか暗示にかけてR-18的な事をするのもあったからこの理が導入されるのも頷ける。
「次は特典の制度に関してだね。これに関してはぶっちゃけ僕達が止められるクラスならどんな能力でも君の場合は5つまでいいよ。あと君が転生するのは『魔法少女リリカルなのは』の世界だよ。」
なんかすんごい説明が適当になった。
さて、5つか……3つくらいしか浮かばない。
「1つ目は頭脳だな。大体、仮面ライダーシリーズでいうところの戦極凌馬やクリム・スタインベルト、イゴールクラスの頭脳が欲しい。
2つ目はその頭脳を活かせる環境だ。いくら技術力や頭脳があってもそれを活かせる場が無いと意味無いからな。
3つ目は世界によるが魔力が欲しい。別にSクラスほどは入らない、せいぜいA〜AAAクラスでいい。あとは無いな。」
「いいのそんなので?他の子達は何人かを除いてもっとあれな特典だったよ、欲望丸出しの。」
「あぁ、でも出来るなら高町恭也と同級生に、それと高町なのはと同年代の転生者の弟が欲しい」
「君変わってるねぇ、普通なら高町なのはと同級生にして欲しいって言うのに。まぁ、サービスでやっといてあげるよ。」
「ありがとう。他の特典は適当に決めといてくれ。これ以外に得意欲しいものなんて無いからな。」
「そうか、じゃぁ転生させるよ。」
そう言われて、身構える。何故か下に落ちそうな気がしたからだ。
「やだなぁ、落とし穴的に転生させるなんて古い古い。今はこれだよ、ほいっ。」
一瞬の浮遊感に見舞われたあと、俺は転生した。
神side
いやぁ、それにしても面白い子だったね。うん、じゃぁ他の特典でも決めようか。ふむふむ、あぁ…ランダムにやったけど此処にいっちゃったか。確率的には1/5300くらいなのに。それなら残った特典はこれにしてっと。はい終わり。
転生者アーカイブス
リョーマ・バニングス
特典
1.戦極凌馬、クリム・スタインベルト、イゴール並みの頭脳
2.転生後の環境の保証
3.魔力ランクAA
4.体術の才能
5.幼少期に管理局入りフラグ
変わり者過ぎる転生者の生活が今始まる。