サウザントメモリーズ ~A lot of Memories~   作:蛹クヌギ

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Twitterで企画していたショートストーリーの例です
企画自体は結局やりませんでしたw参加してくださった方すみません

正直バットエンドみたいなものを書きたかっただけですw

誤字、脱字、キャラ崩壊、設定崩壊、等注意です!
なお、この作品は「プライベッター」というサイトでログイン限定で投稿したものを少し手直ししたものです。


Bad Memories ~完璧なる銀刃の末路~

冒険者たちはモンスターの群れに遭遇した。しかし、そのモンスターは異常に強く、残ったのはカドクラと冒険者、それと傷を負った仲間2人だけだった。炎に囲まれ逃げ場の無い4人、しかも、冒険者は大きな傷を負って瀕死だ。

「マスター、もうしばらくの辛抱です。もう少しでこの状況を打開してみせます」

カドクラは治療しながら半ば自己暗示のように冒険者に言う。止血はできたがモンスターの毒が身体中を蝕んでいる。完璧にこなすカドクラとて、知識があっても道具がなければなすすべがなかった。心の中でこの状況で道具を用意していなかった自分のことを呪った。

「カドクラ…もう良いよ…私のことは放っておいてみんなと逃げて…」

「それはできません!私にとってマスター、あなた様がすべてなのです!」

いつも冷静なカドクラは叫んだ。

「…私はもう助からない…なら、せめてあなただけでも生きてほしいの…」

冒険者は瀕死ながらも振り絞って言葉を出す。カドクラはその顔を見て、己の無力さ、そして、執事として、どの行動をすれば良いのかわからなくなっている。

「私は執事として、どのような行動をすれば… !」

自身の主を優先するべきか、主の命令を優先するべきか。カドクラは涙を流し苦悩した。

「カドクラ…あなたにずっと伝えたかったことがあるの…」

冒険者は衰弱してしゃべるのがやっとなのに語りだした。それによって止血したところからまた血が流れ出す。

「マスター!これ以上は話さないでください!また出血が!」

「カドクラは必死に止めようとしたが、冒険者は語るのをやめない。

「私ね、貴方に会ったとき、最初は堅物ですこし嫌いだったの…けど、ずっと一緒にいて、貴方がどれだけ私を心配してくれているのかよく分かったの…」

カドクラは冒険者の言葉を聞いて今までより大粒の涙を流す。

「…マスターは私の目が届かないところで何をなさることやら…それを心配するなという方が無理でございます」

少し嗚咽を混ざりながらカドクラは言った。

「…それもそうかもね…はぁ、貴方に抱かれて眠るのも悪くないわ…」

その言葉でカドクラは「そんなことはさせない」と叫ぼうとした。だが、自分の中ですでに諦めている。だからこそ、最後の時間、せめて冒険者が寂しくならないように振る舞う。

「…この様なところでは風邪を引いてしまいます。すぐになにか掛けれるものをお持ちいたします」

これはきっとカドクラの初めての冗談。それが伝わったのか冒険者はクスッと笑った。

「ありがとうカドクラ…私は貴方みたいな人といれて幸せよ…私ね…あなたの…こと…が…ー」

だが、最後の言葉を紡いでいる途中に冒険者は力尽きてしまう。カドクラは言葉が途切れた瞬間、今までで一番大きな雫がこぼれ落ちた。

「…お眠りの時、悪夢を見ないように私がおまじないをかけて差し上げます」

そう言って冒険者の額に口づけをした。そして、胸ポケットのある純白のハンカチを顔に被せる。

「今はこれしかありませんが…安らかにお眠りください」

そして、自分達を守るために戦ってくれていた仲間も倒れてしまう。この場に生き残っているのはカドクラ一人だけだ。

「…マスターの命令を守れず、マスター本人も守れなかった…これは執事として失格ですね。」

常日頃、崩すことの無い服装。彼は今初めて襟を緩めた。

「これは精進が足りませんね。では、しばらく長き暇をいただいてもよろしいでしょうか」

それに対する答えはもう帰ってくることはない。その代わりといわんばかりにモンスターがカドクラに襲いかかる。カドクラはそれを見て静かに自身の得物をとる。戦うときですら静逸な彼は雄叫びをあげながら切りつける。その戦い様は言うなれば死に場所を求める獣。カドクラは冒険者が最後に言いたかった言葉を聞くことなく。そして、考えることもなく、死ぬために戦いをする。

 

『大好きだよ、カドクラ』

 

この言葉は、もう彼には届かない。




永遠にサナギのままの蛹クヌギです。
これはただの勢いだけの作品ですw
でも自分の中ではこれ結構好きですw
カドクラさんはレアリテイは☆4なのに一年以上たって最近やっときました
水着はすぐに来たのに…(☆4)
おっと、愚痴失礼

千メモの作品は知ってること前提で書いているところが多々あるのでやっている人はわかってもやっていない人は全くわからないからあまり面白いとは思いませんがぼちぼちやっていきます















(ちなみに企画の内容としてはどのキャラでこれと似ているもの書いてほしいかというもので数人いるのでこっちでもしかしたら書けなかった分書いていくかもです)
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