お宝探します   作:春の雪舞い散る

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半ば騙されるみたいな感じで巻き込まれた宝探し自体は妥協しますよ…でも、何で女装キャラなわけ?


僕の職業メイドさん?

 

①ブービートラップに引っ掛かった

 

 ー求む、勇者志願者よっ!世界は貴女を待っているっ!ー

 

 その全くもってイミフなキャッチコピーを鼻で笑いながら詳しい問い合わせ先と記されたQRコードを読み込むと一瞬の静寂

 

 そして閃光に包まれ呆然と立ち尽くすボクの前を足早?に横切りながら

 

 「アンタも宝探しに参加するつもりなら急がなくても良いの?そろそろ締め切りのはずなんじゃないの?」

 

 僕を見るソイツの視線が鬱陶しく感じながら周りを見るまでもなくソコが僕の居た駅前の繁華街じゃなく雑踏でもない事くらいは気付いた…

 

 じゃあここは一体何処なのさっ!?って突っ込みは取り敢えず今は封印しといた方が良さそうだからそいつの後を追いかけることにした

 

 何がどうなってるかはわからないけどひとつだけはっきりと言えるのはここに立ち止まっていても仕方無いだろうって事

 

 だから僕は取り敢えず訳がわからなくても細かい事(細かい事…なのかな?)ソイツの後に続いて足早に歩く事にしたんだけど…なにコイツってばメッチャ足がおそいんですけど

 

 汗まみれで息も切れ切れなんだから多分全力で走ってるつもりなんだろうけど運痴と言われ亀よりも遅いとまで言われる僕より遅い…

 

 追い抜こうと思えば抜けない訳じゃないんだろうけど追い抜いたら追い抜いたで何処目指せば良いのかわからない…

 

 つか今の状況からして何が何やらさっぱり理解の外だから大人しくついていく以外の選択肢無し

 

 汗まみれのソイツがゼーゼー言いながら走る後をついて暫く走っていたら小さな小屋が見えてきてその前に三人の人影が見えた

 

 「おや、ようやく最後の二人がお見えになったようで…」

その他人事のようにゆー言葉にガテン系の男が僕達を見ながら傍目にも相当に苛立ち気味らしく

 

 「おいっ、あの二人…ちゃんと使えるのかっ!?」

 

吐き捨てるようなその問い掛けに対して聞かれた方は

 

 「さぁ、ここにお見えになったのですから各々の何かをお持ちなのでしょうがそれを教えていただけるだけの立場にはありませんから私からは何とも申し上げようがございませんが?」

 

 そう無責任に言われムッとする男達が僕達を睨んでることを未だ気付く余裕は残念ながら無い

 

 ボク達を待っていたらしい三人の中では一番小柄な男が

 

 「さぁ、貴方達が最後なんですからさっさと受付を済ませちゃって下さい…でないといつまでも片付きませんからねっ!」

 

 そう声を掛けられてそれまでどたどた走ってた奴が物凄いダッシュを見せ受付票を引ったくり受付に取り掛かって

 

 「悪いね、残り物には福が有るってゆーから諦めなよ?」

 

 とか言われて正直かなりムッとしたから

だ」

 

 そう言われて血液検査に始まっていわゆる人間ドックを受ける事になったんだけどホントに検査なの?そー言いたくなる位に大量の血を抜かれてメチャクチャ身体がダルいんですけど?

 

 一泊二日の検査入院で二日目の夕方前には解放されたから始める事にした第二のミッション?はメチャクチャ苦くて渋いお茶を一日一リットル飲めだって…

 

 なにこれ、そんなのが修行、ミッションなの?ってそー聞きたい

 

 そして第三の修行は第二の修行と平行で指示された雑巾二百枚の作成ってナニこれ?ってやっぱり聞きたい

 

 ただその、そんなのあまりってゆーか上手に作る自信全然無いけど雑巾を縫うってゆーミッションを取り敢えず始めたんだ…意味わからないけどね

 

 雑巾を縫い始めてお腹も空いてきたから晩ご飯無い事に気付いて指導員に

 

 「お腹空いたんだけどっ!」

 

 ってなそー訴えたら

 

 「お前なら特殊能力が使えばなんなんとかなるはずだが…」

 

 そー言ったきり口をつぐんだから

 

 (特殊能力?)

 

 って頭を捻って考えてたら

 

 ー買い食い…と、仲間と一緒…ー

 

 ってふたつキーワードが頭に浮かび上がってその次にお好み焼きとダイエットコーラが頭に浮かんだから

 

 「うん、それだ…」

 

 そー呟いたら目の前に現れたのはコンビニに売ってる熱々お好み焼きと冷え冷えのダイエットコーラが現れたんだ

 

 でもやっぱりどう考えたって胡散臭いから暫くは様子を見てたんだけどお好み焼きの臭い嗅いでたら我慢出来なくなって食べたら

 

 (美味しい…)

そー呟いて珍しく一度で完食出来た

 

 他の三人はお好み焼きは変えられないけど量とソフトドリンクならチェンジOKって事で皆身体が要求するだけ追加したんだって

 

 

 「朝ご飯?は…うーん、野菜サンドとホットのミルクココア」

 

 「お昼ご飯は焼きそばと烏龍茶」

 

 「晩ご飯はおでんと緑茶」

 

 を頼んで食べれたから作業頑張れたし苦いお茶を飲むと疲れを忘れさせてくれたから寝るのも忘れてノルマクリア目指した

 

 当然だけど何度も針を指した手は絆創膏だらけであまり喜べないけど早速支給されていた救急箱が活躍してくれた

 

 最初は不揃いな縫い目もミッションの目標数が終わる頃には綺麗になり初期のホントに酷いのは提出しないで

 

 「二百枚、全部終わったよ?」

 

 そー指導員に言って完成品を渡したのは作業を始めて一週間目の夜で

 

 「取り敢えずお前はノルマ達成したが他の三人はまだ終わって無いから追加のミッションを受けるか?」

 

 そー聞かれたから今一修行しましたとゆー気にはなれない僕は

 

 「はい、お願いします…」

 

 そー答えたら

 

 

 

 そんなボクに指導員は

プレイスタート春の月二日から始まるこのミッション(ゲーム)

 

 主人公の性別:ガール

 

 名前    :スピカ

 

 その他特長 :天然どじっ子 

 

 で、いわゆるところのオープニングの自己紹介を終えたスピカとおまけのボク達

 

 それにあまり納得はしてないようなんだけど

 

 「ここのヒロイン(主役)はスピカなんだら足を引っ張るようなら代役を立てるしそもそもスピカはボクの分身なんだけどナニか文句でも?」

 

 なんてオハナシアイを経て理解してもらいました…話し合いは大事ですよね?

 

 

 と、言う訳で…

 

 「まずアンタはこれ持って種買って来るのと町の人に話しかけてくることでそれが終わったら畑の開墾してるボクの手伝いよろしく…

 

 マナさんは野山で幸の採集と鉱山の発掘で当面の収入はそれで賄うからよろしくね」

 

 そう言ったら

 

 「どっちも力仕事があるなら私が開墾するからラッキーが採集に回んなよ、どこにナニがあるとか知ってるんだろ?」

 

 そう言われてしまったら仕方無いから牧場マップで開墾計画を説明して畑を作ってもらうことにした

 

 因みにコロポックル達はボクの正体がハーフエルフであることに気付いたので反則的なまでの素早さで協力してくれることになったから当面は水やりを頑張ってもらおう

 

 当面の目標はスピカのレベルアップと篭の獲得

 

 篭を手に入れるとボクが牧場に立ち寄ることが減り逆にマナさんに鉱山から運んでもらうため出荷ペースが上がり収益が上がった次の目標は鶏の育成とスピカの中くらいのリュック購入…かな?

 

 畑の充実だからその為にも切り株を来ないと…通販も毎週欠かさず利用してるとの事

 

 畑の開墾が進み切り株と大岩の処理だけになり畑の世話と鶏の育成はスピカとコロポックルに任せボクとマナさんは鉱石掘り掘り

 

 道具のレベルアップ用のミスリルと出荷の為のオリハルコンやアダマンタイトに宝石をたくさん掘り出したいし時間の経過の遅い鉱山内は修行にぴったりなんだよね

 

 季節は夏

 

 夏の作物も順調に育ち街の人達とも順調に絆していくスピカ貰った釣竿で魚釣りをする余裕もできてきた

 

 動物達も順調に育ち収穫も延びてきてるし切り株も壊せる

 

 山に入ると清々しいからボクとマナさんは時々山でキャンプしてる

 

 

時にスピカや街の青年達も仲間に加わって夜を共に過ごした

 

浜辺ですることもあって楽しい夏を過ごして楽しい夏だった

 

 秋になり畑の作物も秋物に代わり出荷額も順調に延びている

 

 秋の終わりにハンマーを改造して岩を砕けるようにして畑の開墾は一旦終了を告げた

 

 「明日の朝までに用意しておくから今夜はゆっくり休め」

 

 だってさ、そー言われても何か全然修行しました感の無さにイマイチ納得出来なかったからその夜も雑巾作りを続行したんだ

 

朝になって大根一箱とセラミックス包丁?にまな板を持ってきて

 

 「桂剥きにして包丁の扱い方を修行せよ」

 

 そー言われて一日中続けて修行して4日で何とか求められる向こうが透けて見える薄さで一本剥き

 

 尚且つ途中で途切れる事無く剥けるようにはなったからその大根を千切りにしてキムチ、切り干し大根にして仕舞うとキャベツを二箱持ってきて

 

 「次は千切りとみじん切りにしてコールスローにしろ」

だって何かこいつがボクに何をさせたいのか益々訳がわからなくなってきたんだけど…

 

 まぁ時間一杯キャベツコールスロー、大根キムチ、切り干し大根に白菜のキムチとキュウリのキムチを作り

 

 玉ねぎのピューレにマッシュポテトって僕にナニをさせたいのかさっぱり理解出来無いよ?

 

 更には雑巾を縫いながら三人の修行が終わるまで過ごしたんだ

 

 そして三人の修行が終わり約二月振り位に四人揃う事になって

 

 「スゴいよ、翔っ♪翔のお陰で僕等修行中の食糧に困らなかったんだからねっ!」

 

 

 そー言って抱き付いてきた太の頭を三人の男が殴り引き剥がすと

 

 「全く油断も隙も有ったもんじゃ…お前等迄何をやっとるんだっ!」

 

 そー言って両サイドから僕の肩を抱く二人の頭をど突くと

 

 「全く困った奴等だ…」

 

 そー言って溜め息を吐き顔をひきつらせて苦笑いを浮かべてる僕に

 

 「済まなかったな、悪気はないから許してやってくれ…」

 

 そー言って頭を下げてるから

 

 「う、え、あ、うん…だ、大丈夫…なんだと思う、よ?多分…人の悪意や害意に敏感な僕にはわかっててもその…あまり人に近付かれるのが好きじゃないから慣れなくてビックリしただけですから…」

 

 そう顔をひきつらせてゆーと

 

 「そーゆー事だからお前ら少しは気を使えっ!」

 

 そー言って怒鳴り改めて僕を見て

 

 「取り敢えずお前のお陰で我輩達は基礎職業習得の修行中空腹に悩まされる事無く一番乗りでクリア出来たのだ、感謝する」そー言って頭を下げられて

 

 「た、たまたまですよ…お腹空いたから指導員に何か食べる物無いんですかって聞いたら僕には特殊能力が有るからそれで何とかしろって言われだけど…」

 

 そー言って溜め息を吐き

 

 「そんな力知らないよって思ってたら買い食いと仲間と一緒…とゆー言葉とコンビニのお好み焼きとダイエットコーラが頭に浮かんだからそれイーかもって思ったら目の前に出てきたんだ」

 

 そー話したら

 

 「いきなり仮想自販機が現れお好み焼きと飲みが欲しい量とソフトドリンクは好きな物が選べると言われて、驚いたぞ…」

 

 そー言われて驚く僕を他所に

 

 「それでは皆様こちらに」

 

 そー言われてその見知らぬ男が僕達の先頭に達五番の扉を開けて今度は背の高い男と最初に出会った奴が僕の荷物を取り合ってるから

 

 「あ、あのね…僕の修行場に修行の成果が有るんだけどそれもお願いしていーい?」

 

 そー聞いたら背の高い男がそちらに走ってくれたから

 

 「あ、あのいーいんでしょうか?」

そーリーダー格の人に聞いたら二人とも好きでやっとるんだから気にするな

 

 そー言われてもいーのかなぁーって気にしながら考え込んでたら

 

 「先ずは習得の職業ですが翔様はフリーターで現在習得特中の職業は親類の喫茶店のお手伝いになりこちらの衣装が支給されます」

 

 そー言って渡された可愛らしいエプロンドレスを暗い表情を浮かべ嫌々受けとると

 

 「続いてエイハブ殿、貴方は船乗り系の漁師となりこちらの装束

 

 それと未だ暫く出番はないでしょうが投網と銛に釣竿とこちらの魚を捌くためのナイフが職業アイテム、装備品として支給されます」

そー言ってエイハブと呼ばれた男は渡されたアイテムを受け取り

「タイガー、貴方はの職業はレスラータイプの格闘家で現在のランクはプロレスラー前座です

支給品はリングコスチュームとシューズにエルボーパットとニーパットかアイテム、装備品になります

「続いてクリアボーナスですが翔様は通常ミッションのクリアボーナスに牛レバー10㎏、ティーセット五人用セットと紅茶とハーブティー詰め合わせ百パック入り五箱

メープルシロップ、ハチミツ、イチゴ、ブルーベリー、ピーナッツバター各一㎏詰め一瓶となります」

そー言われて

「あ、あの…エイハブさんと皆さんはレバー好きですか?

僕は苦手たから皆さんが食べないなら受け取り拒否ですけど…食べてもらえますか?」

そー三人に聞いたら

「好物だから有り難く頂き代わりにお前が好みそうな物を譲ることにしよう」

そー言われたからぶっちゃけ本音言っちゃったらキライなモノを押し付けてるだけなんだから出来るだけ遠慮したかったんだけど拒否を認めない迫力の前に口をつぐんで渋々頷いたんだ

「続いてエイハブ殿にはラム酒ボトル六本、乾物各種百枚にフルーツグラノーラ一箱分」

と聞いて僅かに反応したの見逃さないエイハブさん

「続いてタイガー殿には和牛霜降り肉すき焼き用10㎏、スコッチウイスキーボトル六本とクーラーボックス一杯の冷凍フルーツ

「太殿は冷凍の炒飯(五目チャーハン、高菜チャーハン、キムチチャーハン、カレーチャーハン、エビピラフ、チキンライス)各種百袋、保冷庫、ダイエットコーラ、乳酸菌飲料、スポーツドリンク0カロリー、ミルクティー、麦茶、烏龍茶、緑茶、ブレンド茶、天然水各種六本」

で、特にダイエットコーラ

 

 

に反応した僕は何が一番良いんだろうか?ちょっと悩む

「そして最速クリアチームへのボーナスとして荷馬車二台が支給され翔様はその中でも最速でしたからそのボーナスとしてマジックタブレット

「そのイミフなマジックタブレットと炎熱のフライパンって一体何なんですか?」

そー口を挟んだら

「マジックタブレットは言ってみれば魔法使いの魔法の杖の現代版でタブレット端末の姿をして貴女の特殊能力発動の媒体となります」

そー言われて更に理解不能な僕が目を回してると

「翔には吾輩が追い追い説明するから続きを頼むぞ…」

そー言われて頷いた男は

「操作自体はタブレット端末と然して変わり有りませんから実際にご覧に為ればご理解頂けますが…

マジックアイテムである以上魔力を持つ者以外には扱えませんからその意味では翔様は選ばれた者と言えましょう

後は追加ミッションのクリアボーナスとして保温調理鍋と圧力鍋に四L保温ポットとケトル、うどん、そばの乾麺各々百食分、レトルトのカレー等が百食と真空パックライス百パックにカップ麺(味噌、塩、醤油、シーフード、カレー、トンコツ)各種百食が馬車に積んであります

そして最初の目的地はまずは西に進路をお取りください」

そー言って男は姿を消したんだって

「さぁいくぞ…」

そーキャプテンに声を掛けられて

「え、あれ?話は…」

その呑気な僕の言葉に苦笑いしながら

「まぁ気にするな」

って言ってくれたから別に気にする理由もないから気にしない事にして案内してくれた荷馬車を改造した居間のソファーに腰かけると

「太は吾輩の指導でもう一台の荷馬車で馭者の修行をするから暫くは一人になるがその方が落ち着けるだろう?」

そー言われて

「あ、あはははは…」

と、乾いた笑い声を上げると

「取り敢えずタブレットの内容をチェックしなさい、少々使える機能が違うだけで一般的なタブレットと何ら変わらんらしいからな」

そー言われて起動するといつの間にかエイハブさんの姿は無かったけどそれに気付く僕でも無い

取り敢えずダイエットコーラをクーラーバッグから出してペットボトルのキャップを開けて一口飲んで

それから待ち受け画面のチェック…見知らぬ女の子の画像で(誰の趣味?)って思ってたら設定まずは設定登録を求められたからボクのハンネ:翔って入力…っと

性別:…へ?男の娘っ…て何?どーゆー事…変更も出来ないじゃん…

年令:14才…もうすぐつかやっと15才になるけどね

基礎職業:飲食店従業員ってナニコレ…意味わからないんですけど?…これは指定で後は修行結果他の情報をダウンロードしなさいっと…

うん…入力完了で後は読み込み終わるまで時間掛かるらしいから待ってる間に荷物の整理しとこう…そう思って暫く荷物の整理をしてた

『…キドウシマシタ』

聞き覚えの無い女の子の声にビクッたボクはそーっと振り返って見たけど誰も居ない事を確認してホッとして…イヤ、ホッとしている場合じゃないじゃん?

あの声空耳、気のせい、見えないナニかが居るの?怯えながら様子を見守っていたら

『こら、オカマの翔っ!起動したって言ったでしょ?さっさと私を手に取りなさいっ!!』

そう言われても事態についてけ無いボクは取り敢えず未開封のコーラを開けて一口飲み気持ちん落ち着け…

「あんた一体誰なのさ?何処に居るってゆー訳?何処にも見当たらないんですけどね?」

ってボクが言ったら溜め息吐いて

『私はあんたのパートナーでタブレットに宿りし使い魔だよ

初心者のあんたはまずはアタシを通して魔法を発動する事を覚えな、初心者にしちゃかなりの魔力を感じるからすぐに慣れるとは思うがね』

と、もはやついていくのを諦める展開になってるからもう一口、二口とコーラを飲んで大きく息を吐き出してから

「まぁそれはそれで良いとして…んで、オカマの翔って一体だぁれぇの事かなぁ~っ?たくなんのつもりなのか知らないけどさ…

いきなしパートナーとか言われてもとてもじゃないけど僕的には既にアウト、信頼関係を結べそうにない様なパートナーなんか要らないんだけどねっ♪」

鼻で笑ってそう言ってやったらイヤな顔をしながら

「口だけは達者なようだな?」

何て言われて余計なお世話と思うから

「煩い、ボクは今荷物の整理してるから黙っててくれる?」

そう言って視線を手元に戻して作業を再開する事にした

馬車の中は上等な物には見えないけど厚手の絨毯が敷かれていてクローゼットが四台に棚が一台置いてある

ボクのクローゼットには…うん、見覚えのある…来た時着てたウィンドブレーカーとスエットの上下に修行着の作務衣が着替え用として入ってる位でガラガラ

下段の引き出しには肌着と各種タオルが三組入ってるだけだから空いてるスペースに雑巾用のタオルをしまいもう一段に完成品をしまった

そんなボクを見ながら溜め息吐いて

『不用意な発言は詫びますが取り敢えずタブレットについての説明をさせてほしいのだが…』

そんな感じの泣き言言われたから

「わかった、教えてよ…」

そう言ってタブレットを手に取ると

『まずはトップ画面のチェック』

そう言われてトップ画面を見ると各種アプリが表示されていて目を引いたのはカメラくらいかな?ってそう思っているボクに

『宝探しをタップしろ』

そう言われてタップしてみたら①エイハブ②タイガー③太④翔って表示されているからそれで?って感じで見返したら

『各々の名前をタップすると個別のパラメーターが確認できるが今は自分の名前をタップしろ』

言われる通りにタップすると

①パラメーター②特殊能力③アイテムと表示されているのを見てると

『先に特殊能力の説明からしておくからタップしろ』

そう言われてタップすると①アイテム取り出し②出前③お取り寄せとあり

アイテム取り出しをタップしたら

『それは予め登録されたアイテムを手元に取り寄せたり元の場所に格納出来るってゆー能力だよ』

そー説明されふーんと思いながら今現在登録されているのは何だろうと確認してみたら

クーラーボックス二個、ピクニックバスケット、ケトル、七輪、中華鍋、炎熱のフライパン、ミルクパン、保温ポット、食器の入ったバスケット、手動ミシンってなっていていきなりメッセージが来たから確かめたら

ーヘルプ要請、食事の提供依頼ですー

とゆータイトルが書かれたメッセージをタップしたら

『それは通称ヘルプイベントと呼ばれるモノでヘルプ先で依頼人の要請に応えろと言うモノだが

フム、今回は四人分の食事提供らしいな…因に食事代は運営が回収しその代金に応じた報酬が与えられる仕組みになってるから頑張るが良い』

そー言われて空のピクニックバスケット見つけたからそれにレトルトカレーと真空パックのご飯とカップ麺

カレー用の食器にグラスを四人分ずつとコールスローを詰めタッパと大根キムチに烏龍茶を入れ

それからヘルプメッセージをタップしたらOKorNOのカーソルが現れOKをタップしたら僕の身体は一瞬でヘルプ先に跳んだんだ

「どうもです…」

そー言ってサンドイッチ五個と缶コーヒー四本とダイエットコーラを買い付け

「今から支度しますからこちらをお召し上がりになって暫くお待ち下さい缶コーヒーは先か食事の後になさいますか?」

サンドイッチを配りながら聞いたら

「コーヒーは後で良いからお茶か何か無いの?」

そー聞かれたからペットボトルの烏龍茶の封を開けてグラスに注いでから配り

ケトル、水、七輪と炎熱のフライパンをを取り寄せ七輪に火を着けてお湯を沸かし炎熱のフライパンにも水を張って加熱して沸騰したらカレーとご飯とを温め

仕上がった物を皿に盛り付けコールスローもサラダ用の小鉢に盛り付けスプーンと共に配って召し上がって頂き

お湯も沸いたからラーメンに注いで出来上がるのを待って箸と共に配って召し上がって頂いて食後のコーヒーを飲んでる間に炎熱のフライパンの少し冷めたお湯で食器を洗ってバスケットに戻しゴミは取り寄せで品物が入ってたコンビニ袋をごみ袋にして詰めて待機

メニューをメールで詳しく運営に送る と返信で今回の料金が表示され依頼人に表示したら安さにビックリするから

「だって料理見てたでしょ?インスタント物にコンビニのサンドイッチと唯一僕が作ったシンプルなコールスローとキムチだけどキムチだってキムチの素を使ってるんだからね?

で、極めつけは缶コーヒーなんだからその価格が妥当た所でしょ?」

って笑っていったら

「まぁそう言われりゃそうだが…うん、そうだな…又来てよ、呼ぶからさ」

そー言われて

「じゃあハムエッグなら焼けるからハムと卵を用意しておくねっ♪」

そー言って空き缶を受け取って馬車に帰ったんだ

馬車に戻り使った食器を片してたら馬車止まって居間にエイハブさん達がコンビニ袋を持って戻って来たから(あれ?何でだろー)って思ってたら

「翔、突然買い食い発動して何か有ったの?」

そー言われて

「え…あ~っ、ゴメン…いつものクセでついつい仲間と一緒にを発動しちゃっちゃってたよ

実はヘルプミッションってゆーのが発生してね…太の烏龍茶一本勝手に貰っちゃってゴメン」

そー言って謝りエイハブさんにも

「馬車に有る物を勝手に使ってすみませんでした…」

そー言って謝ると

「それでミッションクリアなら良いではないか」

そーエイハブさんが言って太も

「気にしないで良いからねっ♪」 

(そー言ってくれたけど…)

って気にしてたらメッセージが来て

ー代金の振り込み完了とヘルプミッションクリアボーナスの手動式ジューサーミキサーの配送準備が整いましたので馬車に送りましたー

と記されたメッセージをエイハブさん、タイガーさん、太の順に見てもらってたらジューサー、ミキサーが届いたのを見て

「そんなに気にするなら冷凍フルーツでスムージーやシェークを作れば良いんじゃないの?

翔の活躍でせっかく手に入ったジューサーミキサーを使わないの勿体無いですよね?キャプテン」

そー言ってエイハブさんを見たら

「太のゆー通りで吾輩やタイガーは野菜ジュースを作ってくれたら嬉しいがな

それと今後は吾輩の事はキャプテンと呼ぶが良い」

そー言われて

「キャプテンですね?はい、ネット通販で材料買い付けておきますね」

そー言って頭を下げると

「取り敢えず朝飯にするか?サンドイッチもあるのだからな」

そー言って皆で朝ご飯を食べることにしたんだ

食べ終えると居眠りを始めた僕の身体を横にして毛布を掛けてくれたお陰で昨夜より遥かに熟睡出来た気がするのは何故だろう?

 

 

 

 

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