ほんとにありがとうございます‼︎
これからも読んでいただけると嬉しいです。
では7話目です。どうぞ
あの事件からはや1ヶ月半。今は4月の初めである。
綾辻の事件はそんなに知れ渡る事はなく嵐山隊やその他の綾辻と仲が良い人にだね知られていた。
嵐山さんには礼を言ってもらったけど、正直複雑だ。
綾辻にはお詫びの変わりにと名前で呼びんでくれと頼まれた。
正直そんなのでいいのか?と思ったがまぁ遥がいいならいいかといった感じだ。
「あ、遥」
「誠先輩…」
そこには荷物を抱えた遥がいた。
「広報の仕事か?荷物持つぞ」
「え、いや大じょ…」
「いいから、いいから」
遥の遠慮を押し切り少し強引に荷物を取った。
「あ、ありがとうございます…」
遥は呆気にとられているようだった。
「なぁ、遥。広報の仕事は大変か?」
「はい。でもとっても楽しいですよ」
遥は小さく微笑んだ。
(遥の笑顔は良いな)
「そうか。俺もこの仕事手伝おうかな」
と荷物を見ながら呟いた。
荷物を見ると書類などがいっぱい入っている。
「いえ、そんな悪いですよ‼︎」
遥は手を体の前でブンブンと振って断った。
「遠慮なんてすんな。少しの事務仕事くらいならできるぞ」
「じゃ、じゃあ又今度お願いします……」
遥は申し訳無さそうに俯いた。
まー強要はしない。
「おう。まぁ、いつでも頼れよ。そーいや嵐山隊とかはテレビによく出てるけど緊張とかすんのか?」
「あ、はい。初めの頃は凄く緊張してました。けど最近はだいぶ慣れて来て緊張もなくなってきましたよ」
「おぉー、慣れって怖え」
と言うと遥は少しだけ苦笑した。
5分くらいそんな風に談笑をしながら歩いていると嵐山隊の作戦室についた。
「中まで運ぶか?」
「いえ、ここまでで大丈夫です」
中まで運ぼうと思ったが遥がいいと言ったのでやめておいた。
「そーか。じゃあな」
「あ、あの‼︎ 誠先輩今度の日曜日買い物に付き合ってくれませんか?」
遥が唐突に聞いてきた。
特に用事も無い…と思ったがその日は朝から黒江に修行をつける日だった。
(昼までだし、大丈夫だろ)
「悪いが昼からでも大丈夫か?」
と遥に確認をとると二つ返事で了承してくれた。
「それじゃあ帰るわ」
「はい。さようなら」
簡単な別れの挨拶を済まして荷物を渡し俺は立ち去った。
(さて、ランク戦しに行くか)
そう思いランク戦室へと歩を進めた。
目的地へ到着すると珍しい人がいた。
「慶さんだ」
「おー誠じゃねーか。ランク戦しようぜ」
出会って即行で勝負を持ちかけてきたこの人は
A級1位太刀川隊隊長の太刀川 慶 No.1アタッカーで孤月両手持ちという師匠の技を受け継いだ最強の二刀流使い。
ちなみに師匠は忍田本部長だ。
あと戦闘における頭の回転力は尋常じゃ無いが勉学に至っては皆が呆れるほどに酷い。
「いいですよ。やりましょう。丁度俺も暇してたんすよ」
「それじゃあ506番に入れ、俺は493番に入る」
「了解です」
言われた番号のブースに入って設定を決める。10本勝負ステージランダムになる。まぁ当然といった感じだ。
(そういやポイントどのくらいだっけ?最近確認してねーや)
「ランク対戦10本勝負、開始」
機械音と共にランク戦が始まった。
ステージは夜のコンビナート。
建物が多く、盾として使えるステージだ。
しかも夜なので視界が悪い。
(俺には視界うんぬんは関係無いけどな)
レーダーを見て慶さんの位置を確認するとこちらに近づいてきている。
あと300メートルくらいまで近づいてきた時に俺は孤月を右手に拳銃を左手に持ち戦闘態勢に入った。
「誠みっけ」
そう言いながら慶さんはグラスホッパーで近づいてきた。
慶さんは30メートルくらいのところで止まると孤月を2本抜いた。
(いきなり2本か)
慶さんは一部の人を除いていつも1本から戦闘を始める。
少しの間睨み合う。
先に動いたのは俺だった。
俺は慶さん目掛けて拳銃の引き金を引きそのまま慶さんに走って近づく。
慶さんは銃弾を孤月で弾き次の俺の攻撃にもしっかり意識を向けている。
「おらっ‼︎」
俺は孤月を横に振りぬく。
慶さんはそれを右手の孤月で受け止め反対の手の孤月を俺目掛けて振るう。
それを体を傾けて避けその動きのまま慶さんに蹴りを入れると慶さんは少しバランスを崩した。
すかさず追撃して行くがこれに反応できない程の実力ではない。
(今のを全部捌くとか変態だな慶さん……さてどうするか)
少しの間考えた俺は銃弾をメテオラに切り替えた。
慶さんの剣に対応し続けるが徐々に傷が増えていく。
(っ‼︎ 今だ‼︎)
ちょうど慶さんが孤月を振り抜いた瞬間に孤月のブレードをOFFにしメテオラを威力重視で慶さんの足元に撃った。
「エスクード‼︎」
そう言った瞬間地面から盾のようなものが生えて来た。
銃弾が地面に達する少し前にエスクードを展開し散弾に当たらないよう防御する。
銃弾が地面に当たり炸裂する。
瞬間煙が辺り一面に漂い一気に視界が悪くなる。
さっきまでも視界が悪かったが煙のせいで更に視界が悪くなった。
しかし俺には関係ない。
エスクードを引っ込め目を凝らして煙の中を見つめる。
(いた)
慶さんは煙の向こう側にいて足は少し削られている。
煙が出た瞬間煙の外へと避難したのだろう。
今のを避けるのは流石といった感じだが足を削れたのはでかい。
(慶さん居合の形に入ってるし……こりゃ普通に出たら一刀両断されるな。……よしこれでいこう)
俺は少しの間頭をフル回転させて思い浮かんだ作戦を実行に移した。
(テレポーター‼︎)
俺はテレポーターで瞬間移動をした。
するとこれを予想していたのか慶さんは振り返り不敵な笑みを浮かべた。
「誠、やっぱりそう来ると思ってたぜっ‼︎」
「慶さん、俺も信じてましたよ」
と言い俺も不敵な笑みを浮かべた。
俺はテレポーターで移動した瞬間にグラスホッパーを足元に展開していたのでそれを踏みきって慶さんのすぐ横に移動した。
これを予想していなかったのか慶さんはピクリとも動かない。
「まず1本もらいます」
そう言って首を飛ばした。
「太刀川ダウン 0-1 大森リード」
ーーーーーーーー
1本目が終わりブースに転送される。
すると通信が入った。
「してやられたな。何であの時俺が読んでるってわかったんだ」
慶さんがもっともな質問をしてきた。
「ま、何回もランク戦してますしね。だいたい読んでるだろうなっていうのはわかりますよ」
なるほどーと慶さんは呟いた。
「2本目行きましょうか」
と提案すると
「あぁ」
二つ返事で返してくれた。
「ランク対戦2本目、開始」
2本目は市街地Aですぐ目の前に慶さんがいるところに転送された。
慶さんはすぐにグラスホッパーで間合いを詰めた。
俺もそれに反応し居合で返すが避けられる。
「旋空孤月」
そう呟き慶さんは孤月を振るう。
旋空によって伸ばされた孤月の刃は容赦なく俺の首を狙って飛んでくる。
片方をシールドで防ぎもう片方はアステロイドで撃ち落とした。
「相変わらずえげつないなその目」
「まーサイドエフェクトで強化されてますから」
そう俺はサイドエフェクト持ちである。
サイドエフェクトとは副作用のようなもので人間の能力の延長上にある。
俺はその中でも一応Cランクの強化五感にあたる異常視力を持っている。
このサイドエフェクトのおかげで孤月を撃ち落とすことができた。
「その能力って動体視力とかも良くなってんのか?」
「まぁそうですね。それより続けましょう」
そう言って俺はアステロイドを撃った。
俺の撃ったアステロイドはことごとく斬り落とされたり避けられたりした。
すると慶さんはグラスホッパーを俺の足元に展開させた。
俺は訳が分からず空中に投げ出され首を刎ねられた。
「大森ダウン 1-1」
ーーーーーーーー
(すっかり忘れてた。慶さんがこういうの偶にしてくるの)
俺はベットに落ちた状態のままそう思った。
すかさず通信を入れて3本目に行くよう促し
た。
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それから残りの8本済ました。結果は5-5で五分五分といった感じだろう。
「楽しかったぞ。じゃあな」
「はい。じゃあ」
そう言って別れの挨拶を済ました。
家に帰ろうと思い廊下を歩いていると1つの事に気がつく。
(そういや明日始業式じゃねーかよ‼︎)
ということは明日から俺は高3だ。
大事な事を忘れていたと思い少し凹みながら家にかえった。
どうでしたか?
戦闘シーンがやっぱりうまくかけません。
あと女の子も可愛くかけないです。
色々ご指摘願えたらと思います。