【艦隊これくしょん】空谷の跫音   作:バイオレンスチビ

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第七話はバイオレンスチビが書かせて頂きます!

https://novel.syosetu.org/83523/3.html
第六話です。


第七話~牢獄の待ち人~

「し、指令室…。」

…指令室の机の下の扉にいるのか。

皆とはぐれちゃったし、怖いけど…

陽炎さんはもっと怖い思いをしてるのかもしれない。

「助けに行かなきゃ…だよね。」

痛い思いをしてるのかもしれない。

だとしたら急がなきゃ!

「待っててね…今、助けに行くから。」

 

 

 

 

 

 

 

牢獄にて

 

 

 

「雪風、寒いの?」

腕の中で小刻みに震えている妹に声をかける。

「…雪風は大丈夫です。」

そう言いながらも鉄格子の隙間から冷たい風が入って来るとやっぱり寒いのか私にもっとくっついて来る。

「大丈夫そうに感じないから…これ、来ときなさい。」

それにただでさえ露出の多い制服がズタボロだから見てるこっちが寒い。

「良いんですか?」

渡された私の上着を持ちながら戸惑う雪風に

「良いから着ちゃいなさい。見てるこっちが寒いわ。」

右手が痛くならないように気を付けてゆっくりと着せてあげる。

「…暖かい…ありがとうございます。それと、あのぉ…言いにくいのですがさっき言ってた発信器ってこれじゃないですか?」

ポケットに左手を入れてゴソゴソといじったあと、

出したその手には

「さっすが雪風!これだよこれ!!」

電源オフになっているけど壊れてはいない。

さすがは海軍1の幸運艦。

 

ドス…ドス…ドス……。

「し、静かにして下さい。」

突然慌てる雪風。

「どうしたの?」

何か聞こえる…。

雪風を抱き込みながら周囲を警戒する。

あの無駄にデカい影はきっとここの司令官だ。

ただ、何かを抱えてる?

 

 

 

ガチャン

 

リモコンで檻があいた…意外とハイテクなのね。

まぁ良い脱しゅ「「きゃあ!?」」

何が飛んできたの?

私の上に倒れているのは…飛んできたのは…潮ちゃんだった。

「そいつ、お前の仲間だろ?

ご丁寧に司令室に挨拶しに来てたのよww

礼儀正しいのかバカなのか…いずれにしても人質が増えただけだがな(笑)」

潮ちゃん…何やってんのよ

普通に考えて単艦で司令室に特攻って無謀でしょうに…。

少なくともこの筋肉達磨に単艦で勝つのは長門さんとかぐらいしか思い浮かばない

もしくは霧島さんか…あともまぁ、戦艦だけだろう。

(ヤバイ…戦艦で真っ先に妹の顔を思い浮かべちゃった。)

「ガハハハwwまぁ、駆逐艦はガキだからな純粋だったってことにしておこうかwww」

やべぇ、めっちゃ腹立つんだけど…。

この脳筋野郎め…。

何がガキだ…不知火に聞かれたらぶっ飛ばされるぞ?

色々言いたくなるが、腕の中にいる雪風を抱き締めながらたえる。

発信器で居場所は伝わるはず…少し心配だけど不知火達ならきっと勝てるはず。

(不知火、早く来ないかな…。)




第八話はビーターのチャンネルが担当します。
https://novel.syosetu.org/83523/4.html


これからもよろしくお願いいたします!
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