人外戦娘の幻想入り   作:憂鬱な者

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静かな回です


【第十六話】休日③

深夜、大図書館にて

 

ハユハ

「よっと…。」

 

大量の本の山を持って椅子に座る

 

ハユハ

「…。」

 

パチュリー

「…。」

 

ハユハ

「…。」

 

パチュリー

「こんばんは。」

 

ハユハ

「ん…。」

 

パチュリー

「貴女名前は?」

 

ハユハ

「そっちは…?」

 

パチュリー

「私はパチュリー・ノーレッジ。

ここ、ヴワル大図書館の管理人よ。」

 

ハユハ

「…。

私はハユハ…。エイノ・イルマリ・シモ・ハユハ…。」

 

パチュリー

「そう、なんで此処に?」

 

ハユハ

「暇だから…。」

 

パチュリー

「ふぅん…。

貴女、体力とかありそうね。」

 

ハユハ

「これでも軍人だから…。」

 

パチュリー

「羨ましいわ。

私は体が弱いから。」

 

ハユハ

「そう…。」

 

パチュリー

「…。

貴女って寒いところ出身なんだって?

寒いところの人はみんな態度も冷たいのかしら。」

 

ハユハ

「そんなことはないよ…。

フィンランドの人はみんな温かい…。

みんな優しい…。」

 

パチュリー

「そう…。

何だか悪かったわね。」

 

ハユハ

「いいよ別に…。」

 

パチュリー

「…。」

 

 

 

 

1時間経過

 

 

 

 

ハユハ

「…。」

 

パチュリー

「…。

ふぅ…。」

 

ハユハ

「…。」

 

パチュリー

「ねぇ、よかったら勝負しない?」

 

ハユハ

「なんの…?」

 

パチュリー

「チェスよ。

私結構自信あるの。」

 

ハユハ

「いいよ…。やる…。」

 

そう言うと本をパタンと閉じ、机の上を片付ける

 

パチュリー

「よかったら何か賭けないかしら?」

 

ハユハ

「いいよ…。」

 

パチュリー

「じゃあ〜…、そうね、貴女が勝ったら此処の本をどれか1冊あげるわ。」

 

ハユハ

「貴女が勝ったら…?」

 

パチュリー

「貴女の持ち物どれか一つ頂戴。

色々興味深いから。」

 

ハユハ

「わかった…。」

 

パチュリー

「じゃあ、先手は貴女からでいいわ。」

 

ハユハ

「わかった…。」

 

 

 

1時間経過

 

 

 

結果

ハユハ13勝0敗 パチュリー0勝13敗

 

パチュリー

「ま…まさか…これほどまで強いなんて…。」

 

ハユハ

「これでも私は大隊を率いる指揮者でもあるの…。

戦略で負ける気は無い…。」

 

パチュリー

「貴女、狙撃兵ってやつじゃなかったの?」

 

ハユハ

「狙撃兵兼部隊長及び元帥の代行…。」

 

パチュリー

「貴女って…指揮者としては誰と並んだりする強さなの?」

 

ハユハ

「マンネルヘイム…。

現代のマンネルヘイム元帥と呼ばれたぐらい…。」

 

パチュリー

「その人って凄いの?」

 

ハユハ

「うん…。

私達フィンランド軍の大先輩…。

フィンランド軍一の有名人…。

WW2の指揮者の中でもかなりの有名人…。

でもあの人には負けるかな…。」

 

パチュリー

「あの人?」

 

ハユハ

「うん…ロn

 

ルーデル

「ロンメル将軍のことでしょー?」

 

ハユハ

「ルー子…。」

 

パチュリー

「あらいつの間に。」

 

ルーデル

「こんばんはー!!」

 

パチュリー

「こんばんは…っていっても、もう深夜だけど。」

 

ルーデル

「気にしない気にしない!」

 

パチュリー

「ところでそのロンメル将軍って?」

 

ルーデル

「うん、私の祖国ドイツの超々有名人だよー!!

名前はエルヴィン・ロンメル。

砂漠の狐とも呼ばれた指揮者で、アフリカ戦線を突破し、一気に元帥まて昇格した凄い人だよ!!

史上最高の指揮者と言っても過言じゃないよ!!

そのあまりの戦略を敵国にも評価され、ロンメル将軍の死後、葬式では色んな国のお偉いさんが来た程だよー!!

凄いぞー!!

強いぞー!!

カッコイイんだぞー!!」

 

ハユハ

「ルー子に言われると…。

ちょっと…薄れる…。」

 

パチュリー

「へぇ〜、そんなに凄い人なのね。

でも貴女の方が凄いとか聞いた気がするけど?」

 

ルーデル

「気のせい気のせい!!」




史実のルーデルとルー子は別人です
血の繋がりもありません
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