人外戦娘の幻想入り   作:憂鬱な者

9 / 33
今更ですが私はスマホで小説を書いてます


【第七話】迷わぬ者

ハユハ

「用が済んだから帰る…。」

 

鈴仙

「あ、ちょっと。」

 

そう言い彼女は颯爽と部屋を出て行く

 

ハユハ

「(帰ると言ってもどうやって帰るかな…。

ルー子はこの竹林じゃ着陸出来ないだろうし…。

徒歩かな…。)」

 

考えながら彼女は永遠亭を出た

 

ハユハ

「来た方角はあっちか…。」

 

彼女は躊躇いなく竹林に入る

 

そんな彼女を見送る1人の少女が

 

てゐ

「あ〜あ、1人で入っちゃった。

迷って困ってる姿でも観ていようかな。」

 

彼女は『因幡 てゐ』

永遠亭の住人だ

 

彼女はこっそりとハユハの後を尾行する

 

 

………………

 

 

ハユハ

「…。」

 

彼女はいきなりその場にぴたりと立ち止まる

 

ハユハ

「そこだ!!」

 

すると彼女は猛スピードで振り向き、担いでいたマウザーM28で1本の竹を撃つ

 

てゐ

「ひえっ!?」

 

竹は見事にへし折れ、その上にしがみついていた彼女は竹と共に落ちる

 

ドサッ

 

てゐ

「いてててて。」

 

ハユハ

「何故さっきから私の後をつける…?」

 

落ちた彼女の目の前に立って質問する

 

てゐ

「え!?あ、その。

き、気になったからさ、その、ついて行っただけ。」

 

ハユハ

「なら、早く帰って…。

鬱陶しい…。」

 

そう言い彼女はてゐに背を向ける

 

てゐ

「むっ。

ふん、迷子になっても知らないからな!!」

 

そう言い彼女も何処かに行く

 

 

………………

 

 

てゐ

「(と言ってもやっぱり気になるな〜。

迷子になるのを観るのもいいけど、何でさっきはばれたかな〜?)」

 

彼女は結局彼女を尾行していた

 

てゐ

「ってあれ!?もう外に出てる!?」

 

何と彼女はあっさり竹林を脱出したのだ

 

ハユハ

「この程度で迷うわけが無いじゃない…。」

 

てゐ

「うっ、またばれてた。」

 

彼女はまたも彼女に気付いていた

 

てゐ

「何でこの竹林で迷わないの?

ここに来るの初めてでしょ?」

 

ハユハ

「私は左右は疎か上下すらわからなくなる環境で生活していたの…。

極寒の雪山でホワイトアウトが起こっても狩りをしたりね…。

この程度で方向感覚を失うわけないの…。」

 

てゐ

「ホワイトアウト?なにそれ?」

 

ハユハ

「知らないなら別にいいじゃない…。」

 

てゐ

「じゃあ何で私に気付くことが出来たの?」

 

ハユハ

「私は吹雪の中何百と人を見つけ、殺してきた…。

見えない敵を狙撃だってしてきた…。

背後に誰かいるかなんて簡単にわかる…。」

 

てゐ

「殺してきたって…。何者なの貴女?」

 

ハユハ

「軍人…。

もう言い飽きた…。

これくらい出来て当然…。」

 

てゐ

「えぇ…。」

 

ハユハ

「さて、どうやって帰るかな…。」

 

ルーデル

「シモ姉ー!!」

 

ハユハ

「!!ルー子…。」

 

ルーデル

「意外と早かったねー!!

今から拾うから準備してねー!!」

 

空からルー子が呼びかけてきた

 

彼女はずっと上を飛んで待っていたらしい

 

そして彼女はハユハに向かって低空飛行をしだした

 

ルーデル

「いくよー!!

せ〜の!!」

 

ハユハ

「はっ!!」

 

何と彼女はスツーカの車輪に飛びついたのだ

 

ルーデル

「シモ姉大丈夫ー!?」

 

ハユハ

「だ、大丈夫…!!」

 

車輪に掴まりながら彼女に返事した




ハユハが使っているマウザーM28の元ネタは
マウザーM1918とシモ・ヘイへが使っていたモシン・ナガンM28です

因みに今回やったハユハキャッチにも元ネタがあります

ルーデルが仲間の救出の際にやった『非着陸救出』です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。