とある超能力者達の脱出ゲーム   作:桐原聖

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 やっと食蜂出せました!
 あと他の人の投稿見て少し書き方変えました。
 今回は食蜂とアイツが戦います。


食蜂vs刺客(前編)

 一方その頃・・・

 学園都市第五位、食蜂操祈は5階を調べていた。今の所見つかっている物は、一方通行の首に付いているようなチョーカーが1つだけだ。ただ首に付けてみても、何も起こらなかった所から、ただのチョーカーだろう。食蜂はチョーカーを閉まう場所を探したが、常盤台の制服で来たのがそもそもの間違いだろう。ポケットなどに閉まおうとしても、導線の部分がダラリと垂れてきてしまい、閉まえない。普通、本体に導線を巻きつければいいのだが、今までほぼ全ての事を能力を使い他人任せにしてきたため、そこまで頭が回らない。その時、カツ、カツという音が、後ろから聞こえてきた。食蜂は慌てて振り向くと、リモコンのボタンを押した。しかしそこには誰もいない。その時、天井のスピーカーから声が聞こえてきた。

 

『こんにちは。能力者殺しだよ。どう?楽しんでる?』

「あら、貴方は私が楽しんでるように見える?」

 

 食蜂はやや皮肉気味に聞いた。

 すると、スピーカーから笑い声が聞こえた。

 

『アハハ、冗談だよ。さて、本題に入ろうか。今君の近くには、透明化した刺客が1人居る。そいつを倒せたら、此処を開けてあげるよ。どうだい?格闘戦の苦手な君の為のちょっとしたハンデだ。どうする?乗る?それとも、降りる?』

「フフフ、いいわ、乗りましょう。」

 

 食蜂は即答した。

 

『じゃあ、ゲームスタートだ。』

 

 能力者殺しがそう言った瞬間、食蜂は顎を殴られた。おそらく敵はさっきから食蜂の前に居たのだろう。日頃全く運動していない食蜂は、わざとやっているのではないのかと思う程派手に吹っ飛んだ。だが敵はそんな食蜂を待ってはくれない。吹っ飛んだ食蜂の腹を蹴り上げた。一気に吐き気が込み上げてきた。その時、敵の透明化が一部解けたのか、敵の腕のみが見えた。食蜂がそれを確認した時には、既に敵の腕は動いていた。こめかみに右フックを喰らった。よろけた食蜂に更にもう一度右フックが飛んできた。慌ててそれを左腕で防御する食蜂。だが、

 

 シュン、と拳が空回りした。

 

 一瞬、なにが起こったのか理解できない食蜂。そして、自分は助かったのか、と思った。

 

 だがそれは大きな間違い。

 

 食蜂の後頭部に、空振りした拳が炸裂した。

 

 食蜂の思考が吹っ飛んだ。続けざまに、足の親指を踏まれ、潰された。食蜂が、痛みにうめく。だが痛みに耐えながらも、敵にリモコンを向けた。だが、敵に手首を掴まれ、手首の関節を外された。リモコンが、床に落ちる。だが確かにリモコンのボタンは押せた。操るまで行かなくとも、透明化は解けるはずだ。おそらくこの透明化は、自分は透明だと思う自己暗示を具現化したものだろう。だから、その思い込みを消してしまえばいい。そうすれば、敵にかかっている透明化が解ける。食蜂の予想通り、敵にかかっていた透明化が解けた。だがその瞬間、敵がもう一度右フックを放ってきた。二度目は同じ手は喰らわない。そう思って食蜂が避けようとすると、また同じ攻撃を喰らった。

 

 後頭部攻撃

 

 この技を使う人間は限られている。

 そして、食蜂は見た。

 妙に腕が長く、高い背丈。短い金髪をツンツンに尖らせ、サングラスをかけた男。

 食蜂はこの男を知らない。

 だが本能が語っている。

 この男は危険だと。男は、独り言のように言った。

「さあて、仕事を始めるかにゃー。」

 




 次回、食蜂vs土御門!
 楽しみにしていてください!
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