夏休みにテスト勉強に忙しかったのです。すみません!
相変わらず文章力はひどいですが、温かい目で見守っていてください。
「おーおー。ひでえなこりゃ」
突然後ろから聞こえてきた声に、雲川芹亜は振り返った。
そこには、飄々とした笑みを浮かべた垣根が居た。
あの後、PDAを見た一方通行、垣根、削板の三人は凄まじい速さで事態が悪化している事を理解した。そこで、それぞれ仲間の安全確認と警告をするため分担で部屋を見て回っていた。そして自分の担当の部屋で食蜂を見つけたという訳だ。
「何か用か、第二位」
「用があるのはそこに馬鹿みたいに倒れてる第五位だ」
「何の用だ?」
「仲間の安全確認と警告だよ。思ったよりひどい状況だからな」
「そうか」
「そんなことより」
垣根は一歩前に出た。
「どうやって二人を倒したんだ?」
「何のことだ?」
「とぼけるなよ。確かそっちの奴は『グループ』の土御門元治だろ?戦闘力のねえ第五位はともかくとして、そいつはただの女子高生が倒せるような奴じゃねえ」
「・・・・・」
「そうだな・・・これはあくまで俺の予想なんだが・・・」
「・・・・・」
「お前、二重人格なんじゃねえのか?」
―能力者殺しの部屋―
「まさか雲川芹亜の脳に、雲川鞠亜の人格を植え付けたなんてな」
「もちろん雲川芹亜の人格を殺さないようにしながらだけどね」
「能力者殺し、テメエ一体あいつに何したんだ?」
「別に。ただ雲川芹亜に彼女の妹である雲川鞠亜の人格を植え付けただけだよ。自分だけの現実を含めて雲川鞠亜の全てをね」
「つまり、今の雲川芹亜は・・・」
「そう。外見こそ雲川芹亜だが、中身は雲川芹亜と雲川鞠亜の二つの人格がある、つまり二重人格なんだよ。そしてこれの恐ろしい所はこれだ」
―5階階段―
「何の話だ?」
「とぼけるなよ。お前らは二人で一つの身体を使ってるって事だよ」
「意味が分からないな」
「じゃあ当ててやる。心理戦で相手を圧迫するのが姉の方、『暴走車軸』で敵の攻撃を躱し、心理戦に拍車をかけるのが妹って所か?」
「根拠がないな」
「悔しいが能力者殺しは天才だ。そんな能力者殺しが二人合わせたら超能力者に勝てるかもしれない貴重な人材、放っておくわけないだろ」
「確かにな」
「まあ俺だって願わくばそんな化け物と戦いたくはねえんだが、邪魔するなら仕方ねえ。
全力で潰す」
「まあこうして出会ってしまった時点で既に戦う事は分かっていたんだ。これ以上引き延ばすのも野暮という物だろう」
二人は5メートルの距離を取り向かい合う。
「じゃあ行くぜ、雲川芹亜、いや、雲川姉妹」
「ああ。いつでも来い」
その言葉が終わらぬうちに、垣根の背中から6枚の翼が飛び出した。
垣根提督は、行間1の続きです。
次回、垣根vs雲川です。お楽しみに‼