遊戯王5D's Power of Fellows   作:ダーク・キメラ

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第5話 デュエルはコミュニケーション

-Side/遊星-

 

 

俺は今、D・ホイールの手入れをしている……

 

「参ったな……まだ2人乗りには慣れてなかったか……」

 

俺は黒金鉄也という少年に会い、ここまでやってきた。彼は俺の噂を聞いてはるばる遠くから俺を探しに来たのだ。彼は見かけから少し荒っぽく、何か抜けている様が正義感も強く強い闘志を持っている。鉄也は妹と共にサテライトを出る為に拾った廃品のD・ホイールを直してほしいと依頼してきた。俺の仲間が彼に助けてもらった為、手を貸しに来たのだが……

 

 

「悪かったな、遊星……この件はなしにしてくれないか?」

 

彼の妹、黒金望美はサテライトを出る事を拒否したのだった。

正確に言うとサテライトを出るのなら鉄也のみで彼女自身を置いていってほしいという意味だったのだ。

 

「いいのか……」

 

そして彼女はもう関わらないで欲しいと言ったのだ。

 

「ああ……すまない」

 

いきなりだから俺にもよく分からないが……彼女にも何か事情があるのだろうか?

それはまだマシも鉄也はそれなりにショックを受けたみたいだ。

 

「そうか、なら仕方ないな。まあ、帰ってほしいのなら帰ってもいいが……折角だ、お前のバイクを直してやるよ」

 

「え?まあ、いきなり帰ってもらうのも失礼だしな」

 

鉄也を連れて行った後、俺のD・ホイールが故障したのだ。どうやら一部が不良品だったらしい。幸い鉄也に協力する為に道具を持ってきた甲斐があった。だが、幾つか部品が必要だったので鉄也に取り寄せてもらうように頼んだ。

彼は「取ってくる」と言って去っていったから今は望美と一緒にいるというわけだ。

 

 

 

 

「ふぅ……」

 

ようし、これで後は部品が必要だ。

鉄也がとってくると言ってたが大丈夫なのだろうか……

因みに鉄也が拾ったバイクを調べてみた結果、今ではあまり見られないが結構いい物だ。

モーメントが使われている今の時代ではあまり使われないガソリンを燃料とする機械だ。

少し興味が沸いてきた……

修理に協力して欲しいと依頼してきたから解体してもいいだろう。

 

「あの……水をどうぞ……」

 

鉄也の妹が水が入ったペットボトルを持ってきた。

 

「ああ、ありがとう」

 

俺はペットボトルを開けた。

 

「確か望美だったな?」

 

「は、はい……」

 

どうやらこの子は気が弱いみたいだな……ラリーより背が高いな。

 

「ふぅ……」

 

「あ、あの……」

 

「どうしたんだ?」

 

「すいません……折角来てもらったのに」

 

「いや、いいさ。それよりお前のお兄さんは大丈夫なのか?あんな事をして」

 

「大丈夫だと思います……いつもの事ですし……

 

「そうか」

 

「…さっきはどうしたんだ?」

 

「え……

 

「本当の兄ではないとかもう関わりたくないとか少し気になったが……」

 

「……」

 

「あ、話し辛い事なら話さなくてもいいが……」

 

「……」

 

 望美は辛そうな顔をした。

 

「あ、あの……少しだけ…付き合ってくれます?」

 

「……ああ、俺でよかったら」

 

 

 

 

 

 

どうも、黒金鉄也です。

小説のペースは遅いですが、皆さん俺の事を覚えていますか?

 

『いきなりメタいっすね……』

 

 いいじゃねえか、ペース遅いんだし。

 

『……それにしても危ない事やっちゃいましたね』

 

「何がだ?」

 

『さっきあそこでやってた事っすよ』

 

「煙玉投げて注意をそらしてカメラを壊して管理人を殴って気絶させ、部品を取って逃げた事か?余裕だろそんなの」

 

俺は両手に箱を持ち、ジャンクと喋りながら歩いていた。

箱の中には「とってきた」部品が入っている。

 

『「とってきた」……てゆうか「盗ってきた」っすよね』

 

「サテライトではよくある事だ」

 

『いや、滅茶苦茶危なかったっすよ!捕まったらマーカー押し付けられていたっすよ!』

 

「心配ねえよ、お前は知らないが俺は幾度の修羅場を潜り抜けてきたんだ、それとくらべればこんなの赤子から飴を取りあげると同じくらいだ」

 

『幾度の修羅場って、それ程の事をやってたんすか?』

 

「やってたぞ、リアルファイトとか宇宙人との決闘とか怪物退治とか戦争とか…」

 

『せ、戦争!?』

 

「とにかくこれくらいの事は朝飯前だという事だ」

 

『(普通、戦争まで言ったら気まずいのに……)』

 

「お、ベンチ発見」

 

 俺は休憩する事にした。

 ポケットからタバコを取り出し、一服した。

 

「ふぅ……」

 

『だからタバコは……』

 

「うるさいな、一服ぐらいさせろ」

 

『尚更駄目でしょ!未成年がタバコ吸うなんて!』

 

「大丈夫だ、俺は元々25歳だし」

 

『望美ちゃんが見たらどうするんすか!』

 

「何故俺が此処で吸っていると思う?」

 

『望美ちゃんが見たらイメージダウンっすね』

 

「そうだな」

 

ちなみに俺は特別だからこの程度でも大した影響にならないが、良い子は真似しちゃ駄目だよ。勿論、悪い子も真似しちゃ駄目だ。

 

 

「ふぅ…」

 

『望美ちゃん、断っちゃったすね…』

 

「ああ…」

 

『鉄也は残るんすか?』

 

「何言ってんだ、残るに決まっているだろ!サテライトから出たいが子供を置いていく程非情じゃねえよ、俺は」

 

『でも、望美ちゃんは自分から何も話さないし関わりたくないと言うし…』

 

「だから俺は彼女から打ち明けてくれるように努力するさ」

 

『鉄也って子供が好きなんすね』

 

「ああ」

 

言っておくが俺は単に子供が好きであってロリコンじゃないからな。

ロリコンは犯罪であって子供好きは正義だからな。

 

「さて、戻るか…」

 

 

 

 

 

「……」

 

「そうか…」

 

私は遊星さんに自分の事情を話した。

自分の事やお兄さんの事、昔から今まで私が知っている事全てを話した。

口下手だったからあまり上手く説明できなかったと思う……でもこの人は最後まで聞いてくれた。

しかし何でだろう、お兄さんには話せなかった事なのに初対面であるこの人には話せた。

この人は何だか安心する…

 

「やっぱり信じられませんよね、そんな話…」

 

「いや、信じよう…」

 

「え?」

 

「お前は真剣に語っていた。鉄也と接していた態度の時もそうだがお前の言葉に偽りを感じなかった。だから信じない理由はない」

 

「信じてくれてありがとうございます…」

 

「しかし信じられない事だな。お前の兄が殺され、そして別世界の同一人物も偶然同じ時間で死んでその魂が今の兄の肉体に移されたという事が…」

 

「……」

 

「本当なのか、お前が謎の男にまだ使命を果たすために生きなければならないと言われていたことは」

 

「はい、そう言われたんです。私も何なのか何のための使命なのか全く分かりませんけど」

 

「しかしそのユウトという者に突然自分さえ知らない事を言われるのも不自然だな。お前と絡んだ元々の兄が殺された理由もそれに繋がるのなら真実としか言い様がない」

 

「そう…ですね……」

 

「じゃあ、本題に入るが「今の鉄也」の事をどう思っているんだ?」

 

「い、今のお兄さんの事ですか!?」

 

「ああ、関わって欲しくないと願ったんだろう?」

 

「…今のお兄さんも私にとって大切な人です。でも彼がこの世界に来たのは私を守る為に転生されたんです」

 

「……」

 

「お兄さんは強くて優しくて勇気もあって漫画のヒーローみたいな人で……私にとって大切な人です。前のお兄さんと同じ目に遭ってほしくないんです。弱い私なんかと一緒にいるより自由になってほしいんです」

 

「そうか。つまりお前は鉄也を自分もわからない使命に巻き込まれてほしくないんだな」

 

「はい…」

 

「…お前は少し勘違いしている」

 

「え?」

 

「お前はまだ子供だ。自分が弱いと思うのも当然かもしれない。でもお前は鉄也と一緒に過ごしてきたんだろう?鉄也はお前を見捨てなかった、そしてお前も鉄也に付いて行った。その気持ちは何だったんだ?」

 

「それは…」

 

「だから本当は自分も変わりたいと思っているんじゃないのか?」

 

「…」

 

「今のお前には自信がないだけだ」

 

自信がない……か……

 

「まあ、子供は成長するものだ。今は弱くてもいい、頑張ればいいんだ」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

「フッ…」

 

「あの、この事は秘密にしてくれませんか……まだ打ち明けるには心の準備が出来なくて…」

 

「そうか。わかった、秘密にしよう」

 

何か少しほっとした……

 

「それでどうだ?やはり気持ちは変わらないか?」

 

「私は……お兄さんの本心が知りたいです」

 

「そうか……なら提案がある」

 

 

 

 

 

 

 

「望美~!帰ってきたぞ!」

 

「帰ってきた……」

 

「丁度いいな」

 

「遊星、お前の必要な部品持ってきたぞ、お前の期待に応えられかどうかは分からないが」

 

「おい、鉄也…」

 

「何だ?」

 

「デュエルしろよ」

 

「何で!?」

 

「望美~!帰ってきたぞ!」

 

本当に何で?

帰ってきた途端、遊星が俺にデュエルしろよと言ってきた。

確かにこの世界ではデュエルは戦いとコミュニケーションを混ぜた文科系ゲームだけど何で!?

 

「お前に望美とデュエルしてほしいんだ」

 

なんだお前じゃなくて望美か…

 

「別にいいが何で急に?」

 

「彼女がお前の本心を知りたい。」

 

「………」

 

 なるほどそういうパターンか

 

『いや、それ言っちゃだめでしょ!』

 

 どうやら俺は妹と、いや妹じゃないけどデュエルする事になったらしい。

 

「だがデュエルディスクは1つしかないぞ、俺達共有してるだけだし。机でやるか?」

 

「デュエルディスクなら俺のを貸してやる。ほら、望美」

 

遊星は自分のディスクを望美に貸した。

 

「じゃあ、いいが」

 

そして…

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

 

鉄也 LP4000

 VS

望美 LP4000

 

 

「私のターン。私は《マシンナーズ・ギアフレーム》を召喚します」

 

 

マシンナーズ・ギアフレーム

☆4

ATK/1800

 

 

「望美のデッキは【マシンナーズ】か……いいデッキだ」

 

まあ、それは現環境で使われるマシンナーズの話だろうがな。

望美のマシンナーズデッキは普通のとは違う。

因みに彼女のデッキは父親のお下がりらしい。

 

「《マシンナーズ・ギアフレーム》の効果を発動。このモンスターが召喚に成功した時、デッキからマシンナーズと名の付いたモンスター1体を手札に加えます。私はデッキからマシンナーズ・カノンを手札に加えます」

 

マシンナーズ・カノンを加えたか……という事は手札にトレード・インがあるな。

 

「そして手札の《マシンナーズ・カノン》を捨てて《トレード・イン》を発動。カードを2枚ドローします」

 

やはりな。

 

「私は永続魔法、《機甲部隊の最前線》を発動!」

 

「カードを1枚セットし、ターンエンド」

 

 

望美/LP4000

手札4枚

【モンスター】

マシンナーズ・ギアフレーム:ATK/1800

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

リバースx1

 

 

ギアフレームを攻撃したらモンスターを特殊召喚して来るか……かと言ってギアフレームを倒さないとユニオンされて更に面倒な事になるな……

 

「俺のターン。俺は《ゴブリン突撃部隊》を召喚する」

 

頼んだぞ、俺の最強の下級アタッカー!

 

 

ゴブリン突撃部隊

☆4

ATK/2300

 

 

「バトルだ、《ゴブリン突撃部隊》で《マシンナーズ・ギアフレーム》を攻撃!」

 

 

望美 LP4000→3500

 

 

「《機甲部隊の最前線》の効果を発動。自分の機械族モンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、デッキから同じ属性で破壊されたモンスターより攻撃力の低い機械族モンスターを特殊召喚できます。私はデッキから《マシンナーズ・ソルジャー》を特殊召喚します」

 

 

マシンナーズ・ソルジャー

☆4

ATK/1600

 

 

「《ゴブリン突撃部隊》はバトルフェイズ終了時に守備表示に変更する」

 

 

ゴブリン突撃部隊

☆4

ATK/2300→DEF/0

 

 

正直、突撃部隊を抜いて守備力がより高いエリート部隊にしようかな……とはいえ突撃部隊なら俺も持ってる増援と戦士の生還に対応するし……

 

「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」

 

 

鉄也/LP4000

手札4枚

【モンスター】

ゴブリン突撃部隊:DEF/0

【魔法・罠】

リバースx1

 

 

「私のターン。私は《マシンナーズ・スナイパー》を召喚します」

 

 

マシンナーズ・スナイパー

☆4

ATK/1800

 

 

「バトル……《マシンナーズ・ソルジャー》で《ゴブリン突撃部隊》を攻撃」

 

「俺は《重力解除》を発動!フィールド上の表側表示モンスターの表示形式を全て変更する!」

 

 

ゴブリン突撃部隊

☆4

ATK/2300

 

 

マシンナーズ・ソルジャー

☆4

DEF/1500

 

 

マシンナーズ・スナイパー

☆4

DEF/800

 

 

「なるほど、《ゴブリン突撃部隊》のデメリットから回復するカードが伏せてあったのか」

 

「私はこれでターンエンドです」

 

 

望美/LP4000

手札4枚

【モンスター】

マシンナーズ・ソルジャー:DEF/1500

マシンナーズ・スナイパー:DEF/800

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

リバース×1

 

 

「俺のターン。俺は《切り込み隊長》を召喚する」

 

 

切り込み隊長

☆3

ATK/1200

 

 

「《切り込み隊長》の効果を発動!このモンスターが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる。俺は手札から《ジャンク・シンクロン》を特殊召喚する!」

 

 

ジャンク・シンクロン

☆3

ATK/1300

 

 

確か《マシンナーズ・スナイパー》が存在している限り他のマシンナーズを攻撃できないんだったな……

 

「バトルだ、《切り込み隊長》で《マシンナーズ・スナイパー》を攻撃」

 

「私は《マシンナーズ・スナイパー》が破壊された事により、《機甲部隊の最前線》の効果を発動。デッキから《マシンナーズ・ピースキーパー》を特殊召喚します」

 

 

マシンナーズ・ピースキーパー

☆2

DEF/400

 

 

「俺は《ゴブリン突撃部隊》で《マシンナーズ・ソルジャー》を攻撃だ!」

 

「…《機甲部隊の最前線》の効果は1ターンに1度のみなので効果は発動しません」

 

「俺は《ジャンク・シンクロン》でマシンナーズ・ピースキーパーを攻撃!スクラップ・フィスト!!」

 

「《マシンナーズ・ピースキーパー》の効果でデッキから《マシンナーズ・ギアフレーム》を手札に加えます…」

 

モンスターを排除したとはいえ望美の方が断然有利だな…

 

「俺はメインフェイズ2に入り、レベル4、《ゴブリン突撃部隊》にレベル3、《ジャンク・シンクロン》をチューニング!」

 

 

☆4+☆3=☆7

 

 

「シンクロ召喚!《X-セイバーウルベルム》!」

 

剣を2本背中に背負い髑髏の被り物をしている剣士が現れた。

 

 

X-セイバーウルベルム

☆7

ATK/2200

 

 

言っておくがこいつはスターターに入ってたカードでエクストラに余裕があったから入れているだけだ。

 

「俺はこれでターンエンドだ。」

 

 

 

鉄也/LP4000

手札3枚

【モンスター】

X-セイバーウルベルム:ATK/2200

切り込み隊長:ATK/1200

【魔法・罠】

---

 

 

ああ!このカードをセットするの忘れてた!

 

「私のターン。私は《マシンナーズ・ギアフレーム》を召喚します」

 

 

マシンナーズ・ギアフレーム

☆4

ATK/1800

 

 

「《マシンナーズ・ギアフレーム》の効果を発動。デッキから《マシンナーズ・ディフェンダー》を手札に加えます。そして手札の《マシンナーズ・ディフェンダー》と《マシンナーズ・フォートレス》を墓地へ送り、墓地から《マシンナーズ・フォートレス》を特殊召喚します」

 

来たか…と言っても本来のマシンナーズならもっと早く召喚できたがな。

 

 

マシンナーズ・フォートレス

☆7

ATK/2500

 

 

「《マシンナーズ・フォートレス》、機械族の中で最も厄介なモンスターだな」

 

遊星に激しく同意。

モンスターとの対峙に最も特化したカードだな。

 

「バトル。《マシンナーズ・ギアフレーム》で《切り込み隊長》を攻撃!」

 

 

鉄也 LP4000→3400

 

 

「そして《マシンナーズ・フォートレス》でウルベルムを攻撃!フォートレス・キャノン!」

 

「くっ…」

 

フォートレスのビームがウルベルムを消滅させた。

 

 

鉄也 LP3400→3100

 

 

「私はカードを1枚伏せ、ターンエンドです」

 

 

望美/LP3500

手札4枚

【モンスター】

マシンナーズ・フォートレス:ATK/2500

マシンナーズ・ギアフレーム:ATK/1800

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

リバース×2

 

 

ギアフレームを装備していないという事はフォートレスの破壊された時の保険を狙っているな……

後、フォートレスが破壊された時に《機甲部隊の最前線》の効果もあるし。

 

「俺のターン!俺はモンスターをセットする。更に永続魔法、《強欲なカケラ》を発動。更に1枚セットし、ターンエンドだ」

 

 

鉄也/LP3100

手札1枚

【モンスター】

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

強欲なカケラ(カウンター:0)

リバースx1

 

 

「私のターン。私はこのままバトルに入ります。《マシンナーズ・フォートレス》で裏守備表示モンスターを攻撃!キャタピラー・クラッシュ!」

 

《マシンナーズ・フォートレス》は俺のモンスターに向かって突進してきた。

その瞬間を待っていた!

 

「罠発動!《次元幽閉》!」

 

「あぁっ!!(除外じゃ私の《ゲットライド!》で対処できない!)」

 

「これで《マシンナーズ・フォートレス》を除外する」

 

《マシンナーズ・フォートレス》の前に次元の裂け目が現れ吸い込んだ。

このカード、結構強力なんだよな、スターダストでも対処できないし。

もっとも、攻撃反応型であるゆえにメインフェイズで除去されたりし易いから完全に使用率が高いとは言えないけどな。

てゆうかウルベルム召喚したターンにセットするべきだったな。

とりあえずその反応だと2枚目のフォートレスをまだ召喚できないようだな。

 

「私は《マシンナーズ・ギアフレーム》でセットされたモンスターを攻撃!」

 

「セットされたモンスターは《ザ・カリキュレーター》だ」

 

 

ザ・カリキュレーター

☆2

DEF/0

 

 

「私はこれでターンエンド」

 

 

望美/LP3500

手札4枚

【モンスター】

マシンナーズ・ギアフレーム:ATK/1800

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

リバース×2

 

 

「俺のターン。ドロー!」

 

このカードか……手札のこいつをそのまま出してもギアフレームを倒せるがこのカードとあわせて更なる攻撃力を狙うか。

 

「このドローフェイズにより、強欲カウンターが乗る。」

 

 

強欲なカケラ:強欲カウンター 0→1

 

 

「俺はカードを1枚セットする。ターンエンドだ」

 

 

鉄也/LP3100

手札1枚

【モンスター】

---

【魔法・罠】

強欲なカケラ(カウンター:1)

リバースx1

 

 

「私のターン。そのままバトル!《マシンナーズ・ギアフレーム》でお兄さんにダイレクトアタック!」

 

ギアフレームが突進してきた

 

「そうはさせねえ!罠発動、《ヒーロー見参》!!」

 

「あれは…!」

 

「このカードの発動により、お前は俺の手札を1枚選択する。選択したカードがモンスターだった場合、そいつを手札から特殊召喚する。違っていた場合は墓地へ送る。だが……」

 

「お兄さんの手札は1枚……」

 

「当然、モンスターカードだ。来い、《神獣王バルバロス》(金)!!」

 

『グアアアアアァ!!』

 

 

神獣王バルバロス(金)

☆8

ATK/3000

 

 

下半身がライオン、上半身がライオンの頭に人間の体をした猛獣が現れる。

 

「神獣王バルバロスか、あれは面白い効果を持つモンスターだ」

 

確かに使い道が色々あるから面白いな。

基本的にスキドレバルバが殆どでもう1つの効果はおまけだろうけど。

因みにこのバルバロスは特別に金色のオーラを放っている。

ゴールドレアだからだろうか。

 

「巻き戻しが入ったので私は攻撃を中止します」

 

そうだ、そうせざるを得まい。

 

「そしてモンスターをセット。ターンエンド」

 

 

望美/LP3500

手札4枚

【モンスター】

マシンナーズ・ギアフレーム:ATK/1800

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

リバース×2

 

 

「俺のターン!このドローフェイズにより、《強欲なカケラ》に強欲カウンターが乗る!」

 

 

強欲なカケラ:強欲カウンター 1→2

 

 

「そしてカウンターが2つ乗った《強欲なカケラ》を墓地へ送り、効果を発動!カードを2枚ドローする!」

 

「バトルだ、《神獣王バルバロス》で《マシンナーズ・ギアフレーム》を攻撃!トルネード・シェイパー!」

 

バルバロスは槍でギアフレームを貫いた。

 

 

望美 LP3500→2300

 

 

「うっ…私は《機甲部隊の最前線》の効果を発動します。デッキから《督戦官コヴィントン》を特殊召喚します」

 

 

督戦官コヴィントン

☆4

DEF/600

 

 

さて、俺の場に攻撃力3000ものモンスターがいるが、この手札じゃな……

高攻撃力モンスターのみに身を任せるのは場持ちが悪い。

そして何より手札のアドバンテージで負けている。

使える内に使っておくか。

 

「俺はメインフェイズ2に入り、バルバロスをリリースし、《アドバンスドロー》を発動。カードを2枚ドローする」

 

悪いなバルバロス、このままじゃ不利なので踏み台になってもらおう。

フム…

 

「俺はカードを2枚セットし、モンスターをセット。ターンエンドだ!」

 

 

鉄也/LP3100

手札1枚

【モンスター】

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

リバースx2

 

 

「私のターン!私は《至高の木の実》を発動!相手よりライフが少ない場合、ライフを2000回復します!」

 

 

望美 LP2300→4300

 

 

「ライフを回復してきたか……」

 

「そして私はモンスターを反転召喚します!」

 

 

ギアギアーノ

☆3

ATK/500

 

 

「《ギアギアーノ》と《コヴィントン》か……来るな」

 

「私は魔法カード、《機械複製術》を発動!《ギアギアーノ》を選択し、デッキから同名モンスターを2体特殊召喚します!」

 

 

ギアギアーノx2

☆3

ATK/500

 

 

「ギアギアーノはリリースする事で墓地のレベル4の機械族モンスターを蘇生させるモンスター…彼女の墓地にはマシンナーズしかいない。まさか!」

 

「ああ、そのまさかだ」

 

「《ギアギアーノ》の効果を発動!このモンスターをリリースし、墓地からレベル4以下の機械族モンスターを特殊召喚します!蘇って、《マシンナーズ・スナイパー》、《マシンナーズ・ソルジャー》、《マシンナーズ・ディフェンダー》!!」

 

ギアギアーノが分解し、3体のロボットへと再構築した。

 

 

マシンナーズ・ソルジャー

☆4

DEF/1600

 

 

マシンナーズ・スナイパー

☆4

DEF/600

 

 

マシンナーズ・ディフェンダー

☆4

DEF/1800

 

 

「確かに全部墓地へ行ってたな……あれだと本当に召喚できるな」

 

「そしてコヴィントンの効果を発動!集結、マシンナーズ合体!」

 

『ピピーーッ!Defender Unit, Ready! Sniper Unit, Ready! Soldier Unit, Ready! All Machina Units Combine!!』

 

《督戦官コヴィントン》がホイッスルを鳴らし、3体のロボットが集まり始めた。

3体のマシンナーズモンスターが分裂し、1体の巨大ロボットとなった。

 

「《マシンナーズ・フォース》、GO!!」

 

 

マシンナーズ・フォース

☆10

ATK/4600

 

 

「来たか……」

 

 

マシンナーズ・フォース

☆10

ATK/4600

 

 

「マシンナーズ・フォースだと!?あれは最高クラスの攻撃力を持っているが召喚条件が厳しいモンスター……まさかそのモンスターを召喚するとは……」

 

遊星も驚いているようだ。俺も最初に見た時は同じ感想だったな。

本来ならフォートレスの召喚コストとしか扱われないモンスターだろう…

読者はオリカなしで召喚に成功した彼女を褒めてあげるべきだ。

 

「(ドキドキ……)」

 

「フッ……」

 

それにしてもフォースを召喚した時の望美の表情…彼女はこのモンスターを召喚するたびに心が躍る。

俺にもあったな、子供の頃に毎週オープニングに手に汗握り、ヒーローの活躍に興奮を抑えられない感覚が…そう、それがいい。

こういった喜びが良い!

 

「それにしても良いモンスターだな……」

 

「そ、そう思います!?」

 

今の遊星の言葉に望美が反応した。

どうやら《マシンナーズ・フォース》を褒めてくれたのを嬉しがっている様だ。

 

「私は《マシンナーズ・ギアフレーム》を召喚します!」

 

最後のギアフレームが来たか……

 

 

マシンナーズ・ギアフレーム

☆4

ATK/1800

 

 

「ギアフレームの効果でデッキからフォートレスを加える!そして《ギアフレーム》を《フォース》に装備します!」

 

装備はともかく2枚目のフォートレスが来たか……

 

「そして私は手札の《コヴィントン》と《マシンナーズ・フォートレス》を墓地へ送り、墓地からマシンナーズ・フォートレスを特殊召喚します!」

 

 

マシンナーズ・フォートレス

☆7

ATK/2500

 

 

「これはきつい……」

 

「バトル!マシンナーズ・フォートレスで裏守備表示モンスターを攻撃!キャタピラー・クラッシュ!」

 

マシンナーズ・フォートレスは俺のセットしたモンスターへ向かって突進した。

 

「俺のモンスターは…翻弄する《エルフの剣士》だ」

 

 

ロードランナー

☆1

DEF/300

 

 

「《ロードランナー》の効果により、攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘によって破壊されない。コヴィントンなら倒せたもの、今は守備表示だ。このターンは凌いだな」

 

「私はカードを1枚セットし、ターンエンドです」

 

 

望美/LP4300

手札0枚

【モンスター】

マシンナーズ・フォース:ATK/4600

マシンナーズ・フォートレス:ATK/2500

督戦官コヴィントン:DEF/600

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

マシンナーズ・ギアフレーム(マシンナーズ・フォースに装備)

リバースx2

 

 

「どうやら望美のデッキはマシンナーズとしてのコンセプトを活かしたデッキの様だな。見かけによらず面白いデッキを使うじゃないか」

 

「そ、それは…」

 

「ああ見えて望美はこういうロボットが好きなんだよ」

 

「…///」

 

望美は少し顔を赤らめた。

 

「だがそのデッキコンセプトを上手く使いこなせている。良い腕をしているな」

 

「…あ、ありがとうございます!」

 

「(だが合体した事が仇となったな。最も、合体しなければフォートレスを召喚するスペースがなかったか。結果的にセットしたモンスターが《ロードランナー》を予想できなかっただけで本来ならこのターンで勝てたかもしれなかったか。幸い最初にフォースで《エルフの剣士》を攻撃しなかったのが救いか)」

 

望美も甘いな。

フォースを召喚せずに3体で殴れば勝てたというのに…と言っても今の俺は結構不利なんだがんs。

 

「俺のターン!ドロー!(ネクロ・ガードナー)」

 

ネクロ・ガードナーをセットすれば攻撃を2回防げるだろう……

だがそれをやっても場凌ぎにしかならない。

だったら勝負に出るか!

 

「俺は《闇の誘惑》を発動!カードを2枚ドローし、手札の闇属性モンスター、《ネクロ・ガードナー》を除外する!」

 

てゆうかさっきからドローソースでは俺が勝ってるのにこの状況をどうにもできないってどんだけ絶望的なんだ、俺のデッキ…まあドローしてから考えるか。

よし、これなら望美のモンスターを排除できる。

 

「俺は《ブラック・ホール》を発動!これでフィールド上のモンスターを全て破壊する!」

 

フィールド場に宇宙空間で極めて強い重力を持つ天体、ブラック・ホールが出現した。

いわずと知れたそのあまりの強さ故に長い間禁止カードとなったブラック・ホール!

まさか復帰するとは思わなかったな。

ユニオンを装備しているフォースは倒せないもの、他のモンスターは全滅だ!

 

「私はブラック・ホールにチェーンしてゲットライド!を発動!墓地のユニオンモンスター、《マシンナーズ・ピースキーパー》を《マシンナーズ・フォートレス》に装備します!」

 

「何!?」

 

《マシンナーズ・ピースキーパー》が現れ、《フォートレス》を守る盾となった。

そして《ピースキーパー》と《ギアフレーム》が身代わりとなり、《エルフの剣士》と《コヴィントン》がブラック・ホールに吸い込まれた。

 

「《マシンナーズ・ピースキーパー》が破壊された事により、デッキからユニオンモンスター、《マシンナーズ・ピースキーパー》を手札に加えます!」

 

「《フォース》はともかく《フォートレス》まで生かしてしまうとは……」

 

参ったな……

 

鉄也の手札

 

カタパルト・タートル

光の護封剣

 

そういや望美は神の宣告入れてなかったな……《ゲットライド》ぐらい予想しておくべきだった、判断を劣った俺のミスだな。

おまけに自分が使った《ブラック・ホール》で壁となる《翻弄するエルフの剣士》を破壊してしまった……

 

「俺は魔法カード、《光の護封剣》を発動!このカードは相手の3ターンの間フィールドに残り、このカードが存在する限り相手モンスターは攻撃を行えない」

 

このカードって元々制限だったんだよな……環境が変わるって恐ろしい。

 

「ターンエンドだ」

 

 

鉄也/LP3100

手札1枚

【モンスター】

---

【魔法・罠】

光の護封剣(残り3ターン)

リバースx2

 

 

「私のターン!私は《マシンナーズ・ピースキーパー》を召喚します!」

 

 

マシンナーズ・ピースキーパー

☆2

ATK/500

 

 

「私は《ピースキーパー》を《フォース》に装備します!」

 

フォースの守りを固めてきたか…

 

「ターンエンド!」

 

 

望美/LP4300

手札1枚

【モンスター】

マシンナーズ・フォース:ATK/4600

マシンナーズ・フォートレス:ATK/2500

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

マシンナーズ・ピースキーパー(マシンナーズ・フォースに装備)

リバースx1

【状況】

光の護封剣(残り3ターン)

 

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

 

ザ・カリキュレーター

 

 

オー・マイ・ガーッド!!(略:オーマイゴッド)

まあ、あるよなそういう時も。

 

「モンスターをセットし、ターンエンドだ」

 

 

鉄也/LP3100

手札1枚

【モンスター】

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

光の護封剣(残り2ターン)

リバースx2

 

 

「私のターン!ターンエンド」

 

 

望美/LP4300

手札2枚

【モンスター】

マシンナーズ・フォース:ATK/4600

マシンナーズ・フォートレス:ATK/2500

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

マシンナーズ・ピースキーパー(マシンナーズ・フォースに装備)

リバースx1

【状況】

光の護封剣(残り2ターン)

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

 

ダークヒーロー・ゾンパイア

 

 

オー・マイ・ガーッド、アゲーン!!(略:再びオーマイゴッド)

何でこいつ入れてんだっけ!?

 

「ターンエンド!」

 

 

鉄也/LP3100

手札2枚

【モンスター】

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

光の護封剣(残り2ターン)

リバースx2

 

 

「私のターン!私はモンスターをセットしてターンエンド!」

 

読者さん、光の護封剣のせいで展開がグダグダですいません。

 

 

望美/LP4300

手札2枚

【モンスター】

マシンナーズ・フォース:ATK/4600

マシンナーズ・フォートレス:ATK/2500

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

マシンナーズ・ピースキーパー(マシンナーズ・フォースに装備)

リバースx1

【状況】

光の護封剣(残り1ターン)

 

 

「光の護封剣は墓地へ送られる…俺のターン!ドロー!」

 

《地割れ》を引いた…今度こそ成功してくれ!!

 

「俺は《地割れ》を発動!《地割れ》の効果は説明するまでもないだろう。これで攻撃力が1番低い《フォートレス》を破壊だ!」

 

「《マシンナーズ・フォートレス》が……」

 

《フォートレス》が立っていた下の地面が割れ、引きずり込まれた。

地砕きじゃなくて地割れで助かった……地砕きだったらどっちも倒せないからな……

 

「通ったか……ターンエンドだ」

 

 

鉄也/LP3100

手札2枚

【モンスター】

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

リバースx2

 

 

「私のターン!私は装備魔法、《メテオ・ストライク》を発動!このカードを《マシンナーズ・フォース》に装備します!」

 

ここで貫通かよ…

まずい、俺のモンスターは守備力0だぞ…

 

「バトル!ライフを1000払い、《マシンナーズ・フォース》で攻撃!マシンナーズ・フルアームズ・バースト!!」

 

『Snipers, ready! Missiles, ready! Cannons ready! Fire it all!!』

 

マシンナーズ・フォースの様々な銃口から沢山発射してきた。

 

 

望美 LP4300→3300

 

 

これをくらったら負けるな……何かこの状況を覆う策でも無いか!?

何でもいい……何か奇策を……………奇策!?

 

「俺は手札の《ダークヒーロー・ゾンパイア》を捨て、罠カード《奇策》を発動!」

 

「えっ?」

 

「《奇策》か…手札のモンスターをコストにその攻撃力分ダウンさせるカードか」

 

「この効果で《マシンナーズ・フォース》の攻撃力を《ダークヒーロー・ゾンパイア》の攻撃力分ダウンさせる!」

 

奇策を求めていたら既に伏せてあったぜ!

モンスターをセットをしなかったのが正解だったか!

 

 

マシンナーズ・フォース

☆10

ATK/4600→2500

 

 

「でもダメージは通る!」

 

 

ザ・カリキュレーター

☆2

DEF/0

 

 

 カリキュレーターが破壊され大爆発が起こった。

 

「くっ…」

 

 

鉄也 LP3100→600

 

 

奇策があって助かった……

でも所詮、その場凌ぎに過ぎないな……

因みに《サンダー・ブレイク》使えよと言う輩が出るかもしれないから言っておくがあのカードは窃盗された。

 

「私はこれでターンエンド!」

 

 

望美/LP3300

手札2枚

【モンスター】

マシンナーズ・フォース:ATK/2500

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

メテオ・ストライク(マシンナーズ・フォースに装備)

機甲部隊の最前線

マシンナーズ・ピースキーパー(マシンナーズ・フォースに装備)

リバースx1

 

 

「俺のターン……」

 

俺の手札はカタパルト・タートルのみ……このドローに全てがかかっている。

 

「ドロー!!」

 

引いたカードは…

 

「俺は《貪欲な壺》を発動!俺は墓地のモンスターを5枚デッキに戻し、カードを2枚ドローする!俺は《X-セイバー ウルベルム》、《切り込み隊長》、《翻弄するエルフの剣士》、《ジャンク・シンクロン》、そして《ゴブリン突撃部隊》を戻し、カードを2枚ドローする!」

 

来い…よし!

 

「来た!!俺は魔法カード、《死者蘇生》を発動!この効果で墓地のモンスターを特殊召喚する!蘇れ、《バルバロス》!」

 

『グアアアアアァ!!』

 

 

神獣王バルバロス(金)

☆8

ATK/3000

 

 

「バトルだ!《バルバロス》で《マシンナーズ・フォース》を攻撃!トルネード・シェイパー」

 

「罠カード、《聖なるバリア-ミラーフォース-を発動》!これでお兄さんの《バルバロス》を破壊します!」

 

「この状況でミラフォだと!?冗談きついぜ、チェーン発動!《トラップ・スタン》!このターンの間罠カードの効果を無効にする!」

 

望美のフィールドにバリアが現れたが一瞬で砕け散った。

そしてバルバロスの槍がフォースに一撃を与えた。

 

 

望美 LP3300→2800

 

 

「うっ……でも《マシンナーズ・フォース》が破壊される場合、代わりに《ピースキーパー》が身代わりになります!」

 

《マシンナーズ・フォース》は体の一部が損傷したが無事助かった。

 

「私は《マシンナーズ・ピースキーパー》の効果によってデッキから《オイルメン》を手札に加えます!」

 

「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ!」

 

 

鉄也/LP600

手札1枚

【モンスター】

神獣王バルバロス:ATK/3000

【魔法・罠】

リバースx1

 

 

「私のターン!私は《シュレツダー》を召喚します!」

 

頭に穴が開いた四角いロボットが現れた。

 

「シュレツダーの効果を発動!手札から機械族モンスターを墓地へ送ってそのモンスターのレベル以下の相手モンスター1体を破壊します!私はレベル8の《マシンナーズ・カノン》を墓地へ送って《バルバロス》を破壊します!」

 

『ギュアアアアアァ!!』

 

《バルバロス》は《シュレツダー》の穴に吸い込まれた。

 

「《バルバロス》が破壊されたか……」

 

「バトルです!《シュレツダー》でダイレクトアタック!」

 

「その攻撃宣言時に罠発動!《リビングデッドの呼び声》!この効果で《バルバロス》を蘇生させる!」

 

 

神獣王バルバロス(金)

☆8

ATK/3000

 

 

「折角倒した《バルバロス》が復活した!」

 

「危なかった……」

 

「私は巻き戻しに入って攻撃を中止します。そしてメインフェイズ2に入り、《マシンナーズ・フォース》を墓地へ送ります!この効果によって墓地から《マシンナーズ・スナイパー》、《ディフェンダー》、《ソルジャー》を1体ずつ特殊召喚します!」

 

マシンナーズ・フォースが分離し、3体のロボットに戻った。

 

 

マシンナーズ・ソルジャー

☆4

DEF/1600

 

 

マシンナーズ・スナイパー

☆4

DEF/600

 

 

マシンナーズ・ディフェンダー

☆4

DEF/1800

 

 

「守備に入ったか……」

 

ようし、今度は流れが俺の方に入った…

 

「私はカードを1枚セットしてターンエンドです!」

 

 

望美/LP2800

手札1枚(オイルメン)

【モンスター】

シュレツダー:ATK/1600

マシンナーズ・ソルジャー:DEF/1600

マシンナーズ・スナイパー:DEF/600

マシンナーズ・ディフェンダー:DEF/1800

裏守備表示モンスター1体

【魔法・罠】

機甲部隊の最前線

リバースx1

 

 

「俺のターン!」

 

お、丁度良いのきた。

 

「このままバトルフェイズだ!俺は《バルバロス》で《シュレツダー》を攻撃!トルネード・シェイパー!」

 

 

 望美 LP2800→1400

 

 

「最前線の効果で《スクラップ・リサイクラー》を特殊召喚します……」

 

 

スクラップ・リサイクラー

☆3

DEF/1200

 

 

「《スクラップ・リサイクラー》の効果を発動。デッキから機械族モンスター、《マシンナーズ・ディフェンダー》を墓地へ送ります」

 

《スクラップ・リサイクラー》…次のターンにドローを狙う気か。

だがそうはさせない!

 

「俺はメインフェイズ2に入り手札のカタパルト・タートルを捨て、ライトニング・ボルテックスを発動!相手フィールド上の表側表示のモンスターを全て破壊する!」

 

ブラック・ホールほどの破壊力じゃないがこの状況ではかなり役に立つ!

巨大な落雷が落ち、望美の表側表示のロボット達を一掃した。

 

「モンスターが……」

 

 さて…これで望美のフィールドにはライボルで破壊できなかった裏守備表示モンスター1体のみ…

 

「ターンエンドだ!」

 

 

鉄也/LP600

手札0枚

【モンスター】

神獣王バルバロス(ATK/3000)

【魔法・罠】

リビングデッドの呼び声(神獣王バルバロスを対象)

 

 

「私のターン!私はカードをセット!そしてモンスターを反転召喚します!」

 

 

メタモルポット

☆2

ATK/600

 

 

「《メタモルポット》…手札が増えるのはいいが今は相手のターンか。俺は手札がないからそのままドローするぜ」

 

「私は手札を捨ててドローします」

 

「そして私はセットしていた《貪欲な壺》を発動します!」

 

「メタポだけじゃなく貪欲だと!?」

 

 ただでさえ多い手札が更に増えるな……

 

「墓地の《スクラップ・リサイクラー》、《マシンナーズ・フォース》、《マシンナーズ・カノン》、《マシンナーズ・ギアフレーム》2枚をデッキに戻してカードを2枚ドローします!」

 

 こりゃあまた劣勢になるな……

 

「(お兄さんのバルバロスを倒すにはやっぱりあのカードしかない……)ドロー!」

 

 何が来る…

 

「私は《リミット・リバース》を発動!墓地から攻撃力1000以下のモンスターを特殊召喚します!私が召喚するのは《ギアギアーノ》!!」

 

 

ギアギアーノ

☆3

ATK/500

 

 

「そして《ギアギアーノ》の特殊召喚が成功した時に《地獄の暴走召喚》を発動します!」

 

「この効果でギアギアーノを3体特殊召喚します!」

 

 

 ギアギアーノx2

 ☆3

 ATK/500

 

 

「ギアギアーノを3体…まさか彼女の狙いは!!」

 

「くっ、俺のモンスターは《バルバロス》のみだが1枚しか持ってない」

 

「そして私は《死者蘇生》を発動!この効果で墓地に存在する《コヴィントン》を蘇生します!」

 

 

督戦官コヴィントン

☆4

DEF/600

 

 

「私は《督戦官コヴィントン》の効果を発動!集結、マシンナーズ合体!」

 

『ピピーッ!All Machina Units, combine!!』

 

3体のロボットが再び合体した。

 

「再起動せよ、マシンナーズ・フォース!!」

 

 

マシンナーズ・フォース

☆10

ATK/4600

 

 

「まさかマシンナーズ・フォース2回も召喚するとはな……」

 

遊星はマシンナーズ・フォースの2度目の召喚に驚いているみたいだ。

まあ、ロマンモンスターだし2体目出せるなんて滅多にない。

 

「お前が思うほど珍しくない……望美は最大2回召喚出来る事もある」

 

「それは本当か?凄いな…」

 

正直、初見の時は驚いた。

 

「私は永続魔法、マシン・デベロッパーを発動!」

 

「この効果により機械族モンスターの攻撃力を200ポイントアップします!」

 

 

マシンナーズ・フォース

☆10

ATK/4600→4800

 

 

「今の鉄也には魔法も罠もない……墓地に攻撃を止められるカードもない……この攻撃は絶対に防ぐ事ができない!」

 

「バトル!《マシンナーズ・フォース》で《神獣王バルバロス》を攻撃!マシンナーズ・フルアームズ・バースト!!」

 

 

望美 LP1400→400

 

 

「くっ……」

 

俺の場にはバルバロスのみ、攻撃から身を守るためのカードがない……

マシンナーズ・フォースが放った大量のミサイルやビームがバルバロスを襲う。

そして大爆発が起こった……

 

 

 

 

 

 

 

 

To Be Continued.........




 次回予告


 望美の猛攻に押されていく鉄也……だが鉄也も徐々に流れを押し返していく!!
 そして……鉄也の猛攻が始まる!


鉄也「やられてばかりなのは性に合わないからな……反撃開始だ!」

望美「お兄さん……」

鉄也「お前に向き合う為にもぶつかってやるぜ!」



 次回、「追い詰められた時は格好良く逆転したい」



鉄也「これが俺の……全力だ!!」






【解説】
鉄也のデッキは基本的にビートダウンです。
ジャンク・ウォリアーを切り札にしたコンボを披露していましたが、実はチューナーが非常に少ない為シンクロ召喚のギミックはジャンク・シンクロンに依存しておりそこまでありません。
基本的にスターターデッキに自分の持っているカードで改良させたデッキです。
鉄也は現実ではデュエルをそこまでやってませんのでガチデッキは作ってません。
彼のシンクロモンスターも殆ど安価で手に入る物を使っています。
現実では勿論事故になります(笑)


望美のデッキは【マシンナーズ】です。
【マシンガジェ】じゃなく【マシンギア】でもなく【マシンナーズ】です。
普通に現環境で使われるマシンナーズのデッキ構築は他の小説でも使われるのが多い為、個性的にマシンナーズのコンセプトを選びました。
後、【マシンナーズ】にした理由は第2話でも使われたハネクリボーのバーサーカークラッシュで高い攻撃力を出したいという理由でもあります。
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