英雄王も異世界から来るそうですよ?   作:heartz

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基本原作沿いで進めていきます。

fateも問題児もすきなので書いてて楽しいですね

十六夜くん達には少々弱体化してもらってギル無双を堪能しましょうかね(ニコッ

ギルも少し温厚にしてないとコミュニティに入ってもらうことができなさそうなので性格が少し違うのは........許してください;


では、1話 楽しんでください!


YES!ウサギが呼びました!
1話 YES!ウサギが呼びました!その1


???「........うまく呼び出せた?黒ウサギ」

 

黒ウサギ「みたいですねえ、ジン坊ちゃん」

 

黒ウサギと呼ばれた少女は扇情的なミニスカートとガーターソックスで包んだ美麗な足を組み直し、人差し指を愛らしい唇に当てて付け加える

 

黒ウサギ「まぁ、後は運任せノリ任せって奴でございますね」

 

ジン坊ちゃんと呼ばれた少年も、それに同意するように頷いた。

 

ジン「何から何まで任せて悪いけど........彼らの迎え、お願いできる?」

 

黒ウサギ「任されました」

 

ピョン、と椅子から黒ウサギが跳ねる。

『工房』の扉に手をかけた黒うさぎに、少年は不安そうな声をかけた。

 

ジン「彼らの来訪は.......僕らのコミュニティを救ってくれるだろうか」

 

黒ウサギ「.........。さぁ?けど、主催者《ホスト》曰く、これだけは保証してくれました」

 

クルリとスカートを靡かせて振り返る。

おどけるように悪戯っぽく笑った黒ウサギは、

 

黒ウサギ「彼ら四人は.........人類最高クラスのギフト所持者、と」

 

 

 

 

★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

上空4000mの空に放り出された四人と一匹。

その中でギルは

 

ギル「ほう...」

 

一人愉快な笑みを浮かべていた。

 

ギル「召喚しておいて、直ぐに殺しにかかるとは、なんとも酔狂なものだ」

 

さて、とギルは考える。

天翔る王の御座《ヴィマ―ナ》を使って他の三人と一匹を見捨てるのもありだが、

この程度の高さならそれを使う必要もないだろう。

 

ギル「さて.....何人が残るか見ものだな」

 

落下していった三人と一匹は、落下地点に用意してあった緩衝材のような薄い水膜を幾重にも通って湖に投げ出される。

 

「きゃ!」

 

「わっ!」

 

着水。

ギルはというと、華麗に陸地に着地していた。

 

 

???「し、信じられないわ!まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、空に放り出すなんて!」

 

???「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」

 

???「......。いえ、石の中に呼び出されては動けないだしょう?」

 

???「俺は問題ない」

 

ギル「ほう.....。面白いことを云うな。貴様、道化か?」

 

???「誠に残念ながら、俺はピエロじゃないぜ」

 

ヤハハとヘッドフォンをつけた少年は笑う。

 

???「此処.....どこだろう?」

 

???「さぁな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえか?」

 

猫を抱いてる少女の呟きにヘッドフォンをつけた少年が応える。

何にせよ、彼らの知らない場所であることは確かだった。

 

???「まず、間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前たちにも変な手紙が?」

 

ギル「貴様....我に向かってお前などと呼ぶことは許さん」

 

???「私もよ、お前って呼び方を訂正して。────私は久遠飛鳥よ。以後は気をつけて。それで、そこの猫を抱きかかえている貴方は?」

 

耀「.........春日部耀。以下同文」

 

飛鳥「そう。よろしく春日部さん。次に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

 

十六夜「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」

 

飛鳥「そう。取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜くん。そして、最後に、そこの金ピカさんは?」

 

ギル「この格好だと目立つか......。仕方がない」

 

ギルは金色の鎧を脱ぎ.......

 

飛鳥「ちょっ...何してるのよ!」

 

全裸になっていた。

 

ギル「なに、安心しろ。これで目立つ心配もない」

 

ヤハハと笑う十六夜。困惑する飛鳥と耀。

 

飛鳥「そういう問題じゃないでしょ!は、恥ずかしくないの?」

 

ギル「恥ずかしいだと?面白いことを聞くな小娘。我に恥ずかしいところなどあるわけなかろう」

 

フハハハと笑うギルガメッシュだった。

 

 

 

 

★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

あの後ふつうに服をきたギルに飛鳥が名前を聞いていた。

 

ギル「名前?我に名を聞くか.....我は英雄の中の英雄、ギルガメッシュ。貴様らに我の名前を呼ぶことを許そう」

 

十六夜「なっ.....ギルガメッシュだと!」

 

飛鳥「あら、十六夜君知っているの?

 

十六夜「知ってるもなにも、バビロニアの王様がなんで此処に......!」

 

耀「ギルガメッシュ、王様?」

 

ギル「その通りだ。小僧、我のことを知っているな?フッ......この我を知らない方がおかしかろう」

 

分かっていない飛鳥や耀に説明する十六夜。

 

十六夜「暴君にして賢君の王。メソポタミア神話に登場する半人半神........神話の中の神話がどうして此処に.....」

 

ギル「知るか、文を開けばこのザマとは......全く笑えぬよなぁ」

 

などと問答をする彼らを物陰から見ていた黒うさぎは思う。

 

黒ウサギ「(うわぁ.......なんか問題児ばっかりみたいですねえ.......)」

 

召喚しておいてアレだが.........彼らが協力する姿は、客観的に想像できない。黒うさぎは陰鬱そうに重くため息を吐いた

 

 

 

 

★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

十六夜「で、呼び出されたはいいけどなんで誰もいねえんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいうものの説明をする人間が現れるもんじゃねえのか?」

 

飛鳥「そうね、なんの説明もないままでは動きようがないもの」

 

耀「.......。この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」

 

三人がそんな会話をしている間、ギルガメッシュは考えていた。

 

ギル「(この世界の知識がない.....聖杯が我を呼んだわけではないようだな。魔術師ではないのならいったい誰が我を........。ククク、なかなか面白い舞台ではないか......)」

 

黒ウサギ「(みなさん落ち着き過ぎでございますよ......あのギルガメッシュという方も怖い顔をして黙りこんでいるのですよ.....)」

 

もっとパニックなってくれれば飛び出しやすいのだが、場が落ち着き過ぎているので出るタイミングを計れないのだ。

 

黒ウサギ「(まあ、悩んでいても仕方がないデス。これ以上不満が噴出する前にお腹を括りますか)」

 

ふとギルが興味無さそうに云い放つ

 

ギル「フン....そこに隠れている者に聞けばよいではないか」

 

物陰に隠れていた黒ウサギは心臓を掴まれたように飛び跳ねた。

 

黒ウサギ「(よりによって一番怖そうな人に見つかってしまうとは......)」

 

まあ、三人とも気づいていたようだが。

全員の視線が黒ウサギに集まる。その眼は一切笑っていない。よほど空に放り出されたことを根に持っているらしい。

黒うさぎはやや怯んだ様子で云う。

 

黒ウサギ「や、やだなぁ御四人様。そんなら狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?....ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。

そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ穏便にお話を聞いていただけたら嬉しいでございますョ?」

 

「断る」

 

「却下」

 

「お断りします」

 

「あっは、取りつくシマもないですね♪」

 

バンザーイ、降参のポーズをとる黒ウサギ。

ギルは冷ややかな目でその黒うさぎを値踏みするように見ていた。

そして近づき.....

 

黒ウサギ「な、なんで御座いましょう.....?」

 

ギル「......不遜にも貴様が我の力を欲する者か?」

 

そう云った。

当たり前のように、冷ややかな目で、不機嫌そうに。

 

黒ウサギ「ツッ........yes、私が、私たちが貴方達の力を欲する者でございます!」

 

 

 

 

★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

その後は黒ウサギからいろいろ説明をして貰ったり、弄ったりしていたが、この世界はどうやら箱庭というらしい。

 

・自分たちの特異な力......ギフトと呼ぶらしい力を使って【ギフトゲーム】なるものをするらしい

 

・コミュニティに入らなければいけないということ。

 

・ギフトゲームでは様々なチップを賭けてするらしい

 

・主催者は様々

 

・期日内に登録すれば直ぐにゲームを始められる

 

こんなところか......

 

黒ウサギは一通りの説明を終えたのか、一枚の封書を取り出した

 

黒ウサギ「さて、皆さんの召喚を依頼した黒ウサギには、箱庭の世界における全ての質問に答える義務がございます。.....が、それら全てを語るには少々お時間がかかるでしょう。 新たな同士候補である皆さんを何時までも野外に出しておくのは忍びない.....。 ここから先は我らのコミュニティでお話させていただきたいのですが......よろしいですか?」

 

十六夜「待てよ。まだ俺が質問してないだろ」

 

今まで静聴していた十六夜が黒ウサギに向かって真剣な顔で話しかけた。

 

黒ウサギ「.....どんな質問でしょうか?ルールですか?それともゲームそのものですか?」

 

十六夜「そんなことなんて腹の底からどうでもいいぜ、黒ウサギ。俺が聴きたいのはただ一つ........」

 

十六夜は視線を黒うさぎから外し、他の二人を見まわし、巨大な天幕によって覆われた都市に向ける。

彼は何もかもを見下すような視線で一言

 

十六夜「この世界は......面白いか?」

 

正直ギルも思っていてところだ。

もし面白くなかったらこの世界を壊すのも一興だと......

だが、黒うさぎがその考えをなくすように云った

 

黒ウサギ「―――――Yes。ギフトゲームは人を超えたものたちだけが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします♪」

 

それを聞いたギルはフッ。と笑みをこぼして

 

ギル「我の暇を潰してくれよ?」

 

そう呟いた。

 

 

 




いやはや、なかなか難しいですな~

ギルの境遇はどんな感じにしようか迷いましたが、十六夜君だけ知ってるみたいな感じでいきます。


次回は水神vsギル&十六夜です!

ご覧いただきありがとうございました;
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