艦これ-提督と艦娘の鎮守府物語-   作:鶴雪 吹急

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 大切な話があるのであとがきまでお読みください。


第十三話「提督の名前」

「ん?俺の名前?」

「はい」

 

 執務室で吹雪に提督がそんなことを聞かれていた。

 

「何故、そんなことを?」

「えっいや、なんとなく気になりまして...迷惑ですか?」

「いいや、そんなことは無い」

「じゃ、じゃあ」

 

 吹雪は期待した目を提督に向けた。

 

「俺の名前は、「赤城 優支(あかぎ ゆうし)」だ。漢字だとこうだな」

 

 そうしてメモ書きに自分の名を書き吹雪に見せる。

 

「へ~。ということは赤城司令官ですね!」

「まあ、そうだな。でも今まで通り司令官でいいぞ」

「分かりました」

「さて、朝ごはんにしよう。食堂に行こう、吹雪」

「はい!」

 

 二人は食堂へ向かった。

 

ー食堂ー

 

 まだ、出来たばかりの鎮守府は艦娘の数が少なく、一箇所に集まって食事を取っている。

 

「そう言えば、執務室って殺風景ですよね」

「ん?そうか?」

 

 白雪が提督にそんなことを言った。それに続くように漣が、

 

「そうそう、ご主人様何か置かないのですか?」

「んー」

 

 漣の問いに提督は腕を組み、少し考えると。

 

「じゃあ、俺の部屋から何か持ってくるか」

「何かって?」

「家具は持っていける物が無いから、小物とか?」

「小物って?」

 

 今度は古鷹が聞く。

 

「気になるなら、後で執務室に見に来ていいぞ。そこまでのお楽しみだ。じゃあ部屋に取りに行くから先に抜けるぞ」

 

 そう言って提督はお盆を返しに行った。

 

ー執務室ー

 

 吹雪は、朝ごはんを終えて執務室に戻ってきていた。が、提督はまだ戻って来ていなかった。

 

(自分の仕事だけでも終わらせますか)

 

 吹雪は、提督の帰りを待ちながら書類の整理をし始めた。

 

数分後

 

ガチャ

 

 執務室の扉が開く、吹雪がそちらに向くとそこには一つの展示ケースを慎重に持ってきている提督が居た。提督はそのまま慎重にそのケースを提督の机に置いた。吹雪はケースの中のものを見て提督に

 

「司令官!それって軍艦の模型ですよね」

「そうだ、これ位しかないけど少しはましになるだろう」

「色を塗るのとか大変なんじゃないんですか?」

「いや、これは全部ガチャで集めたものだ。塗装とかはしなかった」

「ほー」

「全部、どの艦か分かるか?」

「分かりますよ。右から、川崎型油槽船、扶桑型戦艦「山城」、祥鳳型空母「瑞鳳」、龍驤型空母「龍驤」、巡潜丙型「伊-16」ですね」

「その通り」

「良いんじゃないんですか?置いておいたほうがにぎやかになりますよ!」

「そうか?なら、良かった。じゃあ、執務に戻ろう」

「はい!」

 

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーーーーー

 

 30分後、古鷹たちが訪れて、

 

「小物って軍艦の模型だったんですね」

「ああ、こんなんだけど大丈夫だろうか?」

「良いと思いますよ。しかし、ガチャにしては良く出来てますね」

 

 そんな事を話していたとき、大淀が執務室に入ってきた。

 

「提督、鎮守府正面に『艦』状態の軽巡1、駆逐3の敵艦隊が接近こちらに向かってきています」

「了解。吹雪、古鷹」

「「はい」」

「これより敵艦隊の駆逐を行う。旗艦に「吹雪」随伴艦に「古鷹」「神通」「白雪」「睦月」「漣」で向かってくれ」

「「了解」」

 

 二人は、執務室をとび出す。

 

「大淀、艦隊司令室に向かうぞ」

「はい!」

 

 提督も指揮を執るために執務室を出た。

 




 いかがでしたか?
 大切な話と言うのは、今まで活動報告やら、話の後書き等でこの小説の行方について書きましたが、最終的にこの話で「打ち切り」にすることにしました。お気に入りに登録してくださった方、見てくださった方、感想を書いて書いてくださった方、有難う御座いました。並びに申し訳御座いません。
 そして、打ち切りにあたり代わりに新しく連載小説を書きます。内容はこの小説を再編集版として書き、設定等は踏襲し構成などをしっかり組みたいと思います。
 それでは、ここまで読んでいただき有難う御座いました。
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