フリード神父に性根が腐ってる奴が憑依した   作:()

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主人公はクズです。
主人公はゲスです。
主人公は外道です。



どーぞ!



俺様とオッチャンと/フリードの被害者達

 昨日はあの後、予定通りグレイフィアを誘拐して楽しんだ。

 その際、『真っ白な部屋』の監視カメラで撮影した映像はきちんと魔王サマ(サーゼクス)にリボンつきの箱で送りつけた。

 

 そして現在は─────

 

「んーこうかなぁ……」

 

 ────リビングにて『神器(セイクリッド・ギア)』に改造などを施して小猫たちにつける予定の『首輪』作りだしていた。

 

 横にいる小猫で試すか……

 

「小猫ちょっと試してくんね?」

 

「わかりました……」

 

 小猫はそう言うと『首輪』を装着して貰おうと上を向き首を近づけてきた。

 

「ん……と、これで良いんですか……?」

 

 小猫に『首輪』を装着する。

 

 さて、実験だ。

 

「んじゃ小猫、俺様の右手を思いっきり殴ってくれ」

 

「………え?あ、はい……!」

 

 小猫は「何を言っているんだ?」とでも言いたげな顔だった。

 

 小猫は構えて、俺様の右手を殴─────

 

「は……?ぇ?ふ、フリード様……!力がっ……!」

 

 ──────れなかった。それどころか小猫の力がみるみるうちに減っていく。

 

「よっし成功だな」

 

『首輪』には『白龍皇の光翼』を混ぜ込んであり、装着している者のどんな理由であれ俺様を攻撃しようとする心に反応して力を『半減』し続ける。

 

「んじゃあ小猫はその『首輪』付けっぱなしな?」

 

 そう言って俺様は『首輪』を黒歌とグレイフィアにも装着させたのだった。

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 特になんの問題もなく次の日になった。

 

 変わったことと言えばグレイフィアが俺様のメイドとして活動を始めたことだ。

 

「─────フリード様、お茶のお代わりはいかがですか?」

 

 このように欲しいときに声をかけてくる凄腕メイドのグレイフィアだが………やばい!俺様、堕落しちゃうよ!え?いまさら?そう言わないで!

 

 それと『ネタ禁手』の開発は順調に進んでいた。カズマの『シェルブリット』だけではなくクーガー兄貴の『ラディカル・グッドスピード脚部限定』や『フォトンブリッツ』なども出来ている。

 

 フハハハハハッ!!

 

 しかし、どれだけ心地良くても今日は大事な用事があるので曹操のもとに向かう俺様だった。

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

「────て、わけでさ。リゼヴィム・リヴァン・ルシファーがどこにいるか分からねぇ?」

 

「おっ、前なぁ………!何が『て、わけで』だ!こっちは結構大変なんだぞ!?魔王の一人にディープキスかました馬鹿のせいでな!!」

 

 曹操君はお怒りのようだ。あはは、それはそれは。

 

「とんでもねぇ馬鹿がいたんだなぁ……」

 

「お前だよね!?」

 

 わざとらしく言うと曹操がツッコミを入れてきた。

 

 まぁ、いいや。

 

「んで、知ってんの?知らねぇの?」

 

「あ・の・なぁ………!」

 

 曹操は怒ろうとしたが諦めがついたのか溜め息をついた。

 

「はぁ………まぁ、教えてやっても良いんだが……」

 

「んじゃ、教えてちょ」

 

「■■■■■■■■■■■!!」

 

「おゎっ!?ちょっ!?」

 

 曹操は一時的に狂戦士(バーサーカー)になり、そのあと胃には大ダメージを受けたと言う。

 

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 

 突然だが、リゼヴィム・リヴァン・ルシファーに会いに行くのはわりと重要なことなのである。

 

 なぜかと言われれば、俺様の目的の一つはリゼヴィムに魔王になってもらい悪魔を煽り戦争を始めて、そのまま三大勢力に死にまくって欲しいからだ。

 

 あ、ちなみに俺様が自分で殺さない理由はそっちの方が愉しいからです。

 

 そんな事を考えているとリゼヴィム達がいると言われた場所についた。

 

「ハロ~、フリード・セルゼン君だねぃ?」

 

 突然の声に少しだけ驚いたがなんか軽いのでこちらも軽く返す。

 

「イェース!俺様こそがフリード・セルゼンでやんすよ!んで、そう言うあんたはリゼヴィム・リヴァン・ルシファーかぃ?」

 

 俺様が聞くとリゼヴィムは役者のように動きをつけながら言った。

 

「そだよ~、僕ちんがリゼヴィムで間違いねぇーぜ!いやぁ~話しは聞いてるよ。サーゼクスちんの妹ちゃんの眷属を奪ったり、セラフォルーちゃんに公開ディープキスしたり、サーゼクスちんの奥さん奪ったりとヤりたい放題だそうじゃないか!」

 

 リゼヴィムが言い終わると俺様とリゼヴィムの間には沈黙が続き──────

 

 ─────がしっ!

 

 二人で手を掴み合い笑った。

 

「はははっ!、いやぁ~良い酒飲もうぜ!」

 

「クククッ……!そうだな、そうしよう!」

 

 そんなこんなでリゼヴィムと酒を飲むことになった。

 

 ちなみにこの後、リゼヴィムのことをリゼヴィムのオッチャンと呼ぶようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《フリードの被害者達》

 

 

 

 

 

 リアス・グレモリーは今日も『滅びの魔力』を鍛えていた。

 

「────ふぅっ」

 

 魔力が切れたリアスは休憩することにした。

 

 現在、リアスは悩んでいた。

 何を、と聞かれればフリードについてだ。

 

 フリードは自分が思っていたのと()()()()()強かった。

 ()()()()()悩んでいるのだ。どうやってあの強さに追い付くのかを。

 

「────フリードは間違いなく最強クラス……その上、力を奪う能力があって『赤龍帝の籠手』もある………さらにはお兄様たちから奪った力………鬱だわ……」

 

 リアスは「はぁ……」と溜め息をつくと、本格的に考えなくてはいけないと思った。

 

 ────フリード・セルゼンを倒す方法を。

 

 自分がフリードを憎く思っているから()()()()、フリード・セルゼンという男が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()である。

 兄に頼んでどうにか他の神話の勢力に協力を依頼したい。最低でも主神クラスが何人も必要だ。

 

「いえ、そこは問題じゃないわ……」

 

 リアスは思考を切り替える。なぜなら協力してもらうことなど()()()()に過ぎないからだ。

 見栄をはったり、ヘタなプライドを持っていると真っ先にフリードに力を奪われるだろう。

 

 だから、協力してもらうのは前提条件。

 問題は────

 

「─────各勢力のトップが力を合わせてフリードを殺せるかどうか、ね………」

 

 そこが問題だった。

 

 例えばの話し、サーゼクスが全勢力を敵に回したとして勝てるだろうか?答えは否だ。

 

 勝てる訳がないだろう、なぜならサーゼクスよりも強い奴は世界に少なからずいるから。

 

 だが、例えば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()どうだろうか?

 10億倍ではなく10兆倍だったら?

 

 勝てるかもしれない。いや、勝てるだろう。

 

 全勢力を敵に回すと言うことは世界を敵に回すことなのだから()()()()()()()()()()()

 なら、勝てるだろう。

 前魔王の10倍で世界に影響を与えてしまうのだから、10億倍とか10兆倍なら絶対勝てる。

 

 そして、最悪なことにフリード(クズ)には()()()()()()

 

「あぁ、もう………どうすればいいのよ……」

 

 協力してもらうのは簡単だ。

 フリードの人となりと危険性を教えれば良い。

 

 でも、束になって勝てなかったら?

 なにもできない。どうしようもない。すべてが無駄だ無意味だ無価値だ。

 

 悩むリアスは電波を受信した。

 

『量が質を圧するなどと説いた覚えはない』

 

「……………」

 

 無言のリアス。

 

「……ダメね……さすがに疲れてるのかしら……」

 

 自分の状態に不安を感じていた。

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 ヴァーリ・ルシファーは今までにないほど『努力』していた。

 

「はぁっはぁっ……!くっ………!」

 

 アザゼルはそんなヴァーリに声をかけた。

 

「ヴァーリ………焦るのは分かるが無理すんなよ」

 

「アザゼル……」

 

 ヴァーリがアザゼルに向き言った。

 

「ダメだ……こんなものでは届かない……!もっと……!もっとだっ……!」

 

「ヴァーリ……無理は、すんなよ……無理だけはな……」

 

 アザゼルがヴァーリの頭撫でた。

 

 なんてことはない、親と子の光景がそこにはあった。

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 サーゼクス・ルシファーは己の無力に苛立っていた。

 

「クソッ……!!」

 

 力を奪われ、妻を奪われ、さらには四大魔王の仲間までもが奪われかけている。

 

「ふざっ、けるなっ!!」

 

 サーゼクスは他勢力に協力要請できるほど冷静ではいられなかった。

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 セラフォルー・レヴィアタンはボーッとしていた。

 

「キス……されちゃったなぁ………」

 

 女としてわりと大切なものが奪われたハズなのに不思議と悲しくも悔しくも━━━まぁ、フリードの能力の影響だがセラフォルーは知らない━━━無かった。

 

「なんで、だろ……?」

 

 セラフォルーはわけがわからなかった。

 フリードはクズで敵だ。惚れる要素は一切ないハズなのにキスをされたり耳を舐められて自分は喜んでいる、なぜだ?

 

 セラフォルーは「フリードはなぜ自分にキスをしたのか?」という疑問を抱えていた。

 

「なんで……力奪わなかったんだろ……?」

 

 そう力を奪われていないのだ。かといって自分に異常は━━━気づかない程度にされているだけだが━━━無い。

 

 なら、なぜキスをしたのか。なんの意味があったのか。

 

 顔をほんのり紅く染めてセラフォルーは考えていた。

 

「……恋………?……まさか………!?」

 

 セラフォルーは「恋なハズがない。あんな男に自分は惚れない」そうやって自分に言い聞かせていた。

 

 グレイフィア達のことも忘れて。

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 

 

 紫藤イリナは怯えていた。

 

「………………ッッ!!」

 

 聖剣の一件は上から許しが出たので良かったが、フリードに刻まれた痛みはトラウマになっていた。

 

「ううぅぅぅうぅううぅうぅぅぅ………!!」

 

 今までのフリードを見てきてイリナは考えた。

 

 自分も拐われるのではないか、と。

 

 イリナは性的な被害を受けていない、だから余計に気になるのだ。絶好のチャンスでイリナ達はなにもされなかった。

 だからこそ、これから来るのではないかという恐怖があった。

 

 イリナは拐われたらなにをされるかを考えてしまった。

 

 きっと女としても人としてもあらゆる尊厳を奪われるのだろう。オモチャのようにされてしまうのだろう。

 

 そんな、あながち間違ってないことを考えてしまった。

 余計に恐怖が増した。

 

 イリナは怯える。今日も明日も明後日も。

 

 

 




~クーガー兄貴~
世界三大兄貴の一人。
最速の男。
個人的に「あってるでしょう?」のシーンはかっこよすぎてやばい。

~首輪~
フリードに危害を加えようとする思いに反応して力を『半減』し続ける。

~曹操~
狂戦士になった。
フリードの行動の間接的被害者。

~リゼヴィム・リヴァン・ルシファー~
フリードの同類(クズ。強いだけの三下)
口調がわからないキャラ上位かも……

~リアス・グレモリー~
敵がいないと頭が冴える。
世界の危機を認知してる一人。
電波を受信する。いったいどこのニートなんだ……
ちなみに特に意味はない

~ヴァーリ・ルシファー~
天才は努力する。リアスよりも成長速度は速い。
『龍の手』は亜種禁手に至っております。

~アザゼル~
良いお父さんです。大人の鏡です。
本当はアルビオンと別れたヴァーリに「おまえは今泣いていい!」を言わせるつもりだった……

~サーゼクス・ルシファー~
妻と冷静さと力を奪われちゃったね!
何気に一番の被害者じゃね?

~セラフォルー・レヴィアタン~
もしかして:恋?
───違います。いつもの能力を最大限弱めて使われた結果です。
気づかないセラフォルーは純粋な恋する乙女化を始める。
グレイフィア達のことは忘れてしまったみたいです。

~紫藤イリナ~
怯え続ける毎日。つらいね。


更新遅かったのにストーリーが進まない……ごめんなさいぃ……

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