NARUTO 〜うちはのもうひとりの天才〜   作:追憶の英雄

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第2話 充実した1年(前編)

あれから1年……この1年間はある意味いろんな意味で充実してたな(遠い目)

 

ここで、一年間の間でなにが起きたかを説明しよう。

 

まずは遡ること一年前(ここで回想に入るときのあの音を思い出してくれ)

 

〜1年前〜

 

俺がまだ3歳で術の練習をしていた頃だ。

 

家に帰るときに、いつも通る道とは違う裏道を通っていたら何人かの大人が金髪の俺と同い年くらいの男の子を殴ったり蹴ったりなどしていた。

 

金髪の男の子も大人しくされるがままで腹が立ち文句を言うついでに写輪眼による幻術がどれくらいなのかを確かめるために暴力をふるってる大人のもとへと足音を殺して近づいた。

 

「あんた達、大の大人が数の暴力か……情けないな。」

 

俺がため息混じりに言うと大人たちがああん?と言いながら振り向いた。

 

「……!あんたら……」

 

おれは大人たちがしているものを見て驚いた。

 

木の葉の額当てだった。

 

つまり、この大人たちは木の葉の忍ということだ。

 

それが俺にとっては有難かった。

 

ただの大人ならそんなに重い罪にはならないが木の葉の忍だとわかったらそれなりの処罰が下されるはずだ。

 

よし、決めたいきなり幻術をかけるのではなくて大人たちにまずは殴られて正当防衛を主張できる範囲の傷を負ってみるか。

 

「おい、坊主!あまり舐めたこと言ってるとてめぇから殺すぞ。」

 

殺す……ねぇ

 

殺したらどうなるかもわからないくせにそんなこと言うのか……

 

「そうやって、すぐに脅すとか……情ねぇwwww」

 

俺はわざと煽った。

 

そしたら、煽られた大人たちは顔を真っ赤にして怒り俺をタコ殴りにした。

 

ある程度、アザができたら今度はこっちの番だ。

 

俺は、タコ殴りにしてる大人たちのうちのひとりの足を蹴り転ばせるとその大人の上にのり写輪眼を発動し幻術にかけた。

 

ちなみにどんな内容かは俺も知らない。

 

まさかの反撃に驚いたのか残りの大人たちが殴るのをとめた。

 

俺はその隙をついて先程幻術をかけた大人とは別の2人の大人に幻術をかけた。

 

そして、、残りの大人たちには保険材料として脅しをしとくことにした。

 

「俺を誰だか……知っててこんなことしたのか?おれは誇り高きうちは一族だぜ?このことをおれが上層部(うえ)に報告したらどうなるんだろうな?」

 

どうなるのかを想像できた大人たちは顔を真っ青にしてどうすればよいでしょうか!?と先ほどの態度が嘘かのように許しを乞うてきた。

 

めんどくさいことになるから上層部に報告なんかしないが

 

そんなこと、いう必要もないからな

 

「そうだなぁ……」

 

俺は考えたフリをしながらも大人たちの表情をみると死刑を待つ死刑囚のような表情をしていた。

 

「ここに倒れてる大人(クズ)たちを回収して失せな……俺の気が変わらないうちに」

 

俺は、幻術で意識を失っているやつらを回収するように言うと写輪眼を発動したままドスの効いた声で2度と近づくなと言った。

 

そしたら、大人たちはひいぃ!と言いながら何処かへと走り去った。

 

次はっと……

 

「無事か……?えっと……「うずまきナルトだってばよ」ナルト」

 

おれは、先程まで暴力を受けていた金髪の少年ーーーーナルトのもとへと歩いた。

 

「大丈夫だってばよ!」

 

そう言ってニコリと笑った。

 

ん?

 

おれは、ある違和感を感じた

 

先程まであれだけの暴力を受けていたのにあざがなくなってるのだ(・・・・・・・・・・・)

 

「ナルト……おまえ、その傷……」

 

どうしたんだよ?という言葉の続きが出てこなかった。

 

ナルトの体の中に禍々しいチャクラが宿しているのに気づいたからだ。

 

ズキン!

 

左目が痛みを訴えたと思ったら

 

水滴の落ちる音がした。

 

目を開けたら巨大な檻の中になにかいるのを確認した

 

(まさか……これがお父さんの言ってた三年前の悲劇の原因……九尾の妖狐?)

 

俺とサスケが生まれてすぐに何者かによって九尾を口寄せされ里はあっという間に壊滅状態に追い込まれた。

 

そして、その九尾は写輪眼で操られておりうちは一族の誰かがやったのだと里の上層部は結論ずけて里のはじっこへと追いやったのだ。

 

「ここにこれたか……うちはの小僧よ」

 

冷たい声、鋭い視線に体が震え上がるのを我慢して檻の近くまで近寄った。

 

「ああ……」

 

そして、頷く。

 

「小僧……貴様、名前は?」

 

「うちはミタマだ。」

 

「貴様のチャクラ……うちはマダラに似ているな。忌々しい」

 

グルルという唸り声、憎しみの篭った視線……

 

全てが恐怖の対象だった。

 

この空間から早く逃げたい……そんな気持ちでいっぱいだった。

 

「うちはミタマ……名前を覚えた。次会ったときに八つ裂きにしてやる覚えとけ」

 

それだけを告げると九尾は眠りについた。

 

ズキン!

 

また、左目が痛みを訴えると先程までいた場所に戻っていた。

 

(あれが九尾……なるほど、天災と呼ばれるわけだ)

 

圧倒的なチャクラ量、体の大きさ……全てが桁違い過ぎて心臓が痛くなる。

 

俺の存在が如何にちっぽけか思い知らされた。

 

「次に会う時までに強くなっていなくては」

 

俺は改めて強くなると決めた。

 

……後編に続く。

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