NARUTO 〜うちはのもうひとりの天才〜   作:追憶の英雄

6 / 9
第1章 サバイバル演習
第1話 卒業試験


俺が万華鏡写輪眼を開眼してから3年の月日が経ち『万華鏡写輪眼』にもだいぶ慣れてきた。

 

そして、この3年間の間に起きた大きな出来事といえば俺の父親うちはフガクによって起きそうになったクーデターをイタチ兄さんが俺とサスケを残してそれ以外のうちは一族を殺したことくらいだろう。

 

それによってイタチ兄さんは一族殺しの大犯罪人となってしまったが事前に知らされていた俺は兄さんを止めることをしなかった。

 

なぜ、俺に教えてくれたかはわからないが……

 

そして、サスケからイタチ兄さんに関する記憶を全部消して兄は双子の兄である俺しかいないようにした。

 

これもイタチ兄さんに頼まれたことだった。

 

いくら、サスケを復讐に走らせないためにとはいえ苦渋の決断としかいいようがない。

 

俺も一族のクーデターを前もって知っていたので止められなかったことを悔いてるためサスケを守れるくらいの力をつけようとシシオーに協力してもらいながら修行してた。

 

大きな出来事といえば今日、下忍となるためにやらなくてはならないことがある。

 

そう、アカデミーの卒業試験だ……

 

どうやら、卒業試験の試験内容は影分身らしい。

 

やっぱりな……

 

影分身の練習しといてよかったぜ。

 

「やったよ!ミタマ兄さん!」

 

試験を終えたサスケが笑顔で俺のもとにやってきた。

 

どうやら、試験に受かったらしい……

 

流石は俺の弟だ

 

「そうか、良かったな……」

 

生前、お父さんが俺を褒めるときに頭を撫でてくれたように俺もサスケの頭を撫でた。

 

「次、うちはミタマ……」

 

お!俺の番のようだな……

 

試験室の中に入るとイルカ先生ともう一人試験官がいた。

 

「よろしくお願いします……」

 

試験官に対して頭を下げると影分身の印を結んだ。

 

俺そっくりの影分身が5人ほどできた。

 

ふむ……今の俺だとこんなものか。

 

まぁまぁだな……

 

「流石はミタマだな……今のお前には簡単すぎたか?」

 

「えぇ、まぁ……」

 

イルカ先生の言葉に苦笑いをうかべるしかなかった。

 

「おっ……!次はお前か。がんばれよ!」

 

俺が合格の証拠として受け取った額当てを貰い試験室を出たらナルトがやってきた。

 

「おう!たくさん影分身つくってイルカ先生をびっくりさせてやるってばよ!」

 

ニヒヒと笑いながら言う。

 

そういやぁ、イルカ先生はナルトが影分身と多重影分身出来るの知らなかったよな

 

「ほどほどにしとけよ……」

 

苦笑いをしながら言う。

 

こういってもきっとびっくりさせるんだけどな。

 

「兄さんも受かったんだね!」

 

教室に戻ると早速額当てをしたサスケが俺よりも嬉しそうにしながら寄ってきた。

 

俺よりも嬉しそうにしてるって……

 

「まぁな……!」

 

「流石は兄さんだね!」

 

笑顔で言ってくる。

 

「あら、ミタマも受かったんだ……!」

 

そこへ、いのたちがやってくる。

 

「おう!いのたちも受かったみたいでよかったよ」

 

同期たちが受かるとやっぱり嬉しいもんだよ。

 

「お前がうちはミタマか……いのから話は聞いてるよ。俺は奈良シカマル。めんどくせぇけどよろしくな」

 

「ぼくは秋道チョウジだよ。よろしくね……」

 

髪の毛を後ろで縛ってる男がめんどくさそうに挨拶してきた後、ポッチャリ系の男が挨拶してきた。

 

「俺はうちはミタマ……うちはサスケの双子の兄だ。よろしくな」

 

これから、任務などで一緒になることがあるだろうから仲良くしといても損はないだろ。

 

「よう!ミタマ、楽勝だったてばよ!」

 

額当てをしたナルトが戻ってくる。

 

「そうか……」

 

まぁ、あんだけ練習したんだもんな。受からない方がおかしいよな

 

多重影分身(・・・・・)してやったらイルカ先生びっくりしてたってばよ」

 

影分身じゃなくて多重影分身かよ……よく、試験室に収まりきったな……

 

あの試験室にナルトがたくさん……イルカ先生もさぞかしびっくりしただろうな

 

あのナルトが影分身出来たんだから。

 

 

その後も、次次と受検者が試験を受けていった。

 

俺の同期たちはみんな受かったようだ。

 

よかったよかった

 

受検者全員が試験を終えるとお開きとなりみんな家に帰っていった。

 

ルンルン気分で帰宅する者もいれば(特にナルト)どんより気分で帰っていく者たちもいた。

 

「ちょっといいかな?」

 

帰宅途中の俺とナルトとサスケの3人にミズキとかという教師が声をかけてきた。

 

「ナルト君に用事があるんだけど……」

 

どうやら、ナルトがご指名みたいだ。

 

「なら、俺たちは先に帰ってるよ。」

 

言い忘れたが俺たちは一緒のところに住んでる。

 

ナルトの住んでるところだと狭いため俺とサスケの家に住んでるわけだ。

 

理由としてはナルトも俺たちも親がいないからである。

 

サスケも特に反対するわけでもなくむしろ喜んでた(前からどうも気にしてたらしい)

 

「ほんとに帰るの?」

 

サスケが小声で聞いてくる。

 

サスケもどうやら気にしてたらしい

 

「いや、ほんとには帰らないよ」

 

帰るふりをしながらミズキが接触してきた目的を確認するのだ。

 

「わかった……」

 

サスケもついてくるようだ。

 

サスケと俺は気配を殺しながらナルトたちの後を着いてく

 

まぁ、ナルトは気づいてるだろうけど

 

「君にとっておきの秘密を教えよう」

 

とっておきの秘密……?何のことだ?

 

話を聞いてみたが何のことかわからず家に帰った。

 

ナルトが帰宅してきたら聞いてみるか

 

 

「ただいま〜」

 

ナルトが帰宅してきた。

 

「ナルト……さっき、ミズキと何の話してたんだ?」

 

「実は……」

 

ナルトがミズキが教えてくれたとっておきの秘密を話してくれた

 

「なるほどね……」

 

ナルトの話曰く、3代目が大事にしてる巻物があるらしくそれを使えばいいとのこと

 

3代目が大事にしてるってことはそれなりのやつなんだろうな

 

「じゃあさ……こんなのはどう?」

 

ナルトにある作戦を話した。

 

「いいってばよ!」

 

ナルトはあくどい顔で笑った。

 

そして、その夜……

 

作戦は決行された……

 

ー火影邸ー

 

「ふーむ、例の巻物はどこにあるんだってばよ?」

 

ナルトは、火影邸に忍び込むとミズキが教えてくれた巻物を探しはじめた。

 

「ナルト……そんなところで何をやっとる。」

 

「3代目……んん!3代目のじっちゃん!」

 

あっぶねぇ……俺がミタマだってバレるとこだった。

 

「お主、ナルトではないな?」

 

って、バレとるぅぅぅ!

 

「はい、そうですよ?」

 

変化を解く

 

「なぜ、こんなところにおるんじゃ?」

 

「実は……」

 

3代目にわけを話す。

 

「なるほどのぅ……ミズキのやつが……」

 

「まぁ、ほんとに盗もうってわけじゃないですよ……」

 

偽物の巻物を見せる。

 

「ほぅ……なかなかの出来だな」

 

出来の良さを褒めてくれる

 

「考えがあってのことならあとのことは任せようかのぅ……」

 

わしはなーんもみとらん……と、独り言をいいながら戻っていった。

 

感謝するぜ、3代目……

 

火影邸を出ると俺は森の方へと向かった。

 

きちんと、俺のあとを追ってミズキもやってきた。

 

「そろそろ、いいだろう……」

 

森の中へ入ると地面に着地した。

 

「やっほーミズキ先生♡」

 

たくさん飛んできたクナイを弾くと笑顔でミズキに挨拶する

 

「おまえ……ナルトじゃないな?」

 

「バレちゃったらしゃーないね……そうだよ。ナルトじゃなくて俺だよん〜」

 

変化を解いてみせる

 

「それと、これもあんたの言ってた巻物じゃないよ〜」

 

偽物の巻物を開いてみせる

 

「クソぉ!馬鹿にしやがって!」

 

背中に巻き付けてる2本の大きな手裏剣を投げてくる。

 

「そんなもの、効かないよ〜」

 

手にチャクラを纏い受け止める。

 

そして、力を込めて粉砕した。

 

「さて……俺の友達に手をだそうとしたことその身をもって後悔しな」

 

写輪眼を発動するとドスのきいた声でそう言って1歩ずつ近寄る。

 

武器を失ったミズキはその場にしゃがみこむとそのまま後ろに後ずさった。

 

ギンッ!

 

写輪眼による幻術にかけるとよっぽど怖いのか口から泡吹きながら気絶した。

 

「弱っ……」

 

あまりの弱さに驚くと空間を開きそこからロープを取り出し簀巻きにした。

 

「な、なんだこれは?」

 

そこへ、ナルトのことを心配したのかイルカ先生がやってきた。

 

「あー、これお願いできます?」

 

簀巻きにしたミズキを押し付ける

 

「お、おう……」

 

いまいち状況把握できてないのか困惑しながらも受け取った。

 

「じゃあ、これで失礼しますね〜」

 

シュタッと木の上に登るとそのまま家に帰宅した。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。