不憫な死神の記録帳   作:不憫な死神

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絶界のキャスター

 

召喚

 

それは、新たな戦力を得るために聖晶石という見た目金平糖で虹色に光輝く絶対にアレな(トラペゾヘドロンじみた)金平糖を3つ使用して行えるものだ。

 

今回は30個貯まったからこれで10回連続で引ける...

 

「先輩...無心です...無心でやるんですよ?」

 

我が後輩_マシュ・キリエライトにも言われる。

確かに色々な英霊(サーヴァント)が来ている。

だが、それでも...それでも戦力が足りないのだ。

 

...今回でこの召喚は...何回目だろうか?

忘れてしまった。恐らく、上位の英霊(サーヴァント)が来たのはもう彼此半年も前だろうか?

...無心だ。

.....無心で...

 

 

 

「ソォイ!!」

「行った!」

 

1回目_投影魔術

2回目_コード・キャスト

3回目_ジキル

4回目_ヒュドラダガー

5回目_優雅

6回目_クー・フーリン(ランサー)

7回目_静謐のハサン

8回目_牛若丸

9回目_アゾット剣

 

「あぁ...ダメだった...」

 

今回も...ダメだっ「先輩!見てください!!」ん?

 

私が再び前を見ると...虹色に光る球体がいくつもある。

こ、これは...!

 

「確定演出...!!」

「や、やりましたね!」

 

そして虹色に光る球体が中央に行き光が収束し始め...

 

「って、待ってください!こ、この魔力量は!?」

 

待って!素人の私でも分かるけど何この魔力量!?神代クラスだよ!!

 

そして光が晴れ、中央には

 

「サーヴァント、キャスター。真名は都合上伏せる。とりあえず絶界のキャスターとでも呼んでくれ。」

 

タバコを加えてニヒルに笑うスーツ姿の赤髪の男性だった。

 

((なんだろう...第2特異点で出会ったエルメロイニ世とキャラが被ってる...顔に傷痕あるけど...))

 

今、マシュとシンクロした気がする。

...えぇっと....どうしよう

 

「あー...なんだ、気まずいからさっさと移動しようじゃねえか」

「アッハイ」

 

カルデアの案内すれば良いのか...うん...

 

ー食堂ー

 

「此処が食堂ね」

 

そう言えば今日の当番はグリムリーパーとエミヤだっけ...

ご飯はなんだろ...私の毒入りじゃなきゃ良いけど。

 

「ん、さんきゅ...?へぇ、アイツが居るのか」

「アイツ?」

 

そう言い絶界のキャスターは厨房で料理を作ってるグリムリーパーを指差す。

 

...まさか知り合い?

 

「知り合いって訳じゃねえが知っている。それだけだ。」

「あの...ナチュラルに心を読まないでください」

「これでも自制してんだがな...ま、頑張るよ」

 

心を読むことができるなんて...しかも反省もしているなんて...なんて...常識人な英霊(サーヴァント)なんだ...

 

大体の英霊(サーヴァント)はグリムリーパーに若干毒されていて、若干アグレッシブだから...幼児組以外は。

彼をソメテハイケナイ。

 

「...にしても、ヒデェ有様だなアイツ」

「えぇっと...何処が?」

「色々な面でヒデェ有様だ」

「つまり?」

「過去の偶像に囚われてるって話しだ。その点、まだ甘ちゃんだな。」

 

過去の偶像、つまりそれはグリムリーパーの元マスターの事だろうか?

 

「それだけじゃねぇ、アイツは色々なものに囚われすぎてんだよ。家族、居場所、仲間。それらの概念にな。」

「え?」

「アイツの行動見てりゃすぐ分かる。...さて、っで?どうすんだ?此処で飯を食っていくのか?」

「あ、うん...キャスターが好きなのって?」

「其処はマスターのオススメで」

「...はい?」

 

まさかこのキャスター...

 

「んじゃマスター、俺の分も取ってきてくれ流石にアイツの前に出んのは無理だ。出来る限りは1対1の場でなきゃ」

 

やっぱりか!!

 

 

 

「ん...やっぱ変わんねえな、味は」

「あ...うん...」

 

キャスターに頼まれて料理を私の分も含め注文し、出来たのを持ってきて席を取っていたキャスターの所に戻った。

 

「?どうした?食わねえのか?」

「...毒...入ってそうでさ」

「あ?毒?どんな?」

「...静謐っていう子が持ってる毒以上に強いの」

「つまり致死毒って事か、それも瞬間的な」

「...うん」

 

今までも何回もあった。

その時その時は、ランサー二人組が囮になってくれて、後からエミヤが持ってきてくれたのだが...今回はその二人はイノシシ狩り中(ディルムッドは嫌々言っていたが)つまりいないのだ。

 

「そうか...おいそこの」

「ん?何?」

 

キャスターが側にいた人_ブーディカを呼び止める。

 

「銀食器はねえか?」

「...へ?銀食器?何に使うの?」

「毒があるかどうかだ。有名なやつだ。あまり万能じゃねえが毒が入ってるかどうかを確認できるからな。」

「んー...でも何で...あ、うん分かった持ってくるよ」

 

ブーディカは厨房のグリムリーパーを見た後、私を見て納得がいったようだ。納得してほしくないけど

 

「はいこれ、銀食器ね」

「ん、サンキュ」

 

ブーディカはキャスターに銀のフォーク(フランスで購入)を渡す

 

「ねぇキャスター?それで本当に分かるの?」

「さっき言ったようにこの方法は万能じゃねぇ。まず、銀食器が毒に反応して変色すんのは硫黄に反応して硫銀化した後、黒くなる。」

「分かりやすく言うと...?

「つまり、銀に存在する物資が硫黄に反応して黒くなるって訳だ。」

「なるほど...あ、だから万能じゃないんだ。」

 

硫黄が無いと反応しないから。

 

「あぁ、今時、多いからな硫黄を含んでねぇ毒は...確認するぞ」

 

銀は...黒くなった。

どうやら今回は硫黄を含んだモノを使ったようだ。

 

「ありがとう!キャスター!!」

「気にすんな。ったく...こんな馬鹿なことをやるなんざな...後で説教って奴だ。」

「あ、それはやめてください。カルデアが無くなってしまいます」

 

一度無くなりかけたし...

 

「そうか...だがまぁ、これで毒が確認されたんだ。レイシフトって奴を使えば色々な毒を収集出来るだろうが...まぁ、其処らへんは取り締められてるだろうな。それもすぐバレるだろうし。」

 

カルデア内で毒なんて使われたらひとたまりもない。

グリムリーパーはそんな事しないだろうけど。

...主に幼児組に被害が行くから

 

「さてっと...マスター、コイツは俺が処理しといてやるから、食いかけですまねえがそれを食ってくれ。」

「え、それだとキャスターに..」

「いいから食っとけ」

 

頷くことしか出来なかった為私はおとなしく食べる。

...そう言えばこれって今使ってる食器もキャスターが使ってた...キニシタラダメダ、ウン

 

黙々と食べてる私は周りの音なんて聞こえてなかった。

 

その時起きていた出来事は私も知らない。

...でも、その日を境にグリムリーパーからの強襲が無くなったし、毒を入れられもしなくなった。

...何があったかは私も分からない。

 

 

 

 

..あ、後wiki様ありがとうございました。





絶界のキャスター
(不憫の中での)cv:中井和哉
属性:善・秩序

筋力:E
耐久:B-
敏捷:C+
魔力:EX
幸運:A+
宝具:EX+

クラススキル

陣地作成EX
道具作成A+

保有スキル

殺神EX
味方全体に[神性特攻]付与&NPを増やす&攻撃力アップ&防御貫通状態を付与(2ターン)

死符A+++
相手全体の即死耐性ダウン&味方全体の即死効果アップ&NPを増やす&自身に弱体化無効を付与(3ターン)

創造神&破壊神EX+++
味方全体に無敵貫通状態を付与&NPを増やす&敵全体に宝具使用不可付与&敵全体にスキル使用不可付与& 敵全体のチャージを高確率で5ダウン&味方全体にArt威力アップを付与&自身に宝具&スキル使用不可&HP1,500ダウン(5ターン)

宝具
死神の終焉(デッド・エンド・ヘルゴッド)
敵全体に超高確率で即死&神性特攻&Art威力アップ&自身に即死効果[デメリット]







っと言うわけでどうも不憫です。ノ
多分すぐ気づくでしょうけど、この絶界のキャスター。
グリムリーパーの未来、つまり大人版って奴です。
...まぁこの話し見てる人居ないだろうけど、この彼も本編で出るかもしれないし、没になる可能性あるので期待しないでね。
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