真・恋姫†無双 一刀立身伝(改定版)   作:DICEK

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第050話 反菫卓連合軍 洛陽戦後処理編⑧

 

 

 

 

 

 

 

 帝国首都洛陽。帝国内で最も栄えた都市の一つであるこの都市にあって、庶民が寄り付かない場所がいくつか存在する。その最たる場所。皇帝の住まう場所である宮廷前の広場には、近年では珍しいことに庶民たちが遠巻きに人の壁を作っていた。

 

 その視線の集まる先。宮廷前の広場には今や時の人となった北郷一刀を先頭に洛陽にいる彼の一党が勢ぞろいしていた。総勢およそ五百人。汜水関、虎牢関の激戦を生き抜いた兵たちは流石に禁軍などのように具足を揃えたりはしていないものの、各々この日の晴れ舞台のために磨いたと思しきぴかぴかの具足を纏い背筋を伸ばしただ時を待っていた。

 

 彼らの前に立つのは団の幹部である。団長代理である郭嘉を始め軍師である程立と鳳統、現状兵を率いる唯一の人員である徐晃に加え見慣れない……いや、洛陽に住む人々にとっては見慣れた少女が加わっていた。

 

 見間違いかと思って目を凝らしてみても赤毛に褐色の肌に背中の刺青というあまりに目立つ三点セットは早々見間違えるはずもない。間違いなく現状洛陽において名前を呼ぶのも憚られるあのお方である。董卓軍は洛陽出身の者を除いて全員が連合軍が洛陽入りする前に退去した。例外がこの少女であるのだが彼女には建前上、帝室から捕縛命令が出ている。

 

 だが兵たちにとっても難しい所で董卓軍の中でもあのお方個人に限って言えば帝室の覚えは非常に良い。皇帝陛下と個人的に友諠を結んでいるという話は民草の間にさえ伝わっている。捕縛命令は建前なのだろうというのは想像に難くないが、建前というのは総じて無視しがたい。

 

 個人の裁量で見なかった振りというのもできようが、これだけ大勢の前で素顔を晒している以上誰何くらいはしなければなるまい。おそらく本人である以上、このまま引き渡す予定というのでもなければ帝室相手に堂々と嘘を吐くことになる。

 

 どちらの思惑がどうであっても、これから立身出世しようという男が洛陽を出ようという矢先にそれは経歴にケチがつくというものである。普通の感性をしているのであれば、たとえ裏で帝室と話がついているのだとしても、あのお方については最低でも洛陽を出るまでは姿を隠すというのが当然というものだろう。

 

 しかし、洛陽の民草が伝え聞く所によれば北郷一刀という男はどうにも普通の感性をしていない。いかつい男たちの先頭に立つ姿を見ればなるほど、無害そうな男ではあるが兵たちを率いるというよりは商家の次男三男といった風貌の優男だ。

 

 では見た目の通りかの男かと言えば、剣を持っては戦場に立ち汜水関、虎牢関の戦いでも生き残った。あのお方を前に大立ち回りをして甘寧将軍を救い、旅立ちの前に一夜を共にしたという話は講談師たちが連日民草相手に披露している所だ。

 

 金持ち特有の偉そうな所はないが、立ち振る舞いは庶民のそれではない。強そうには決して見えないが戦場に立っては活躍して生き残る。幹部が皆女性とすけべ野郎とかと思えば、いかつい男たちに交じって大工仕事もするし、退団する団員たちのために方々に頭を下げて彼らを売り込むなど、人情家な面も見え隠れしている。

 

 講談師の口に上った時の人というのを差し引いても、民草の評判も悪くない。連合軍にいた人物の中では文句なく最も評判が良い男だ。後はもう少し戦力がついてくれば群雄割拠の中に名乗りを上げることもできるようになるだろう。これからの数年はその試金石になると民衆は見ていた。

 

 そんな男の下に呂布が加わるのだ。面白いことこの上ない。庶民たちの良い所に陣取っている講談師たちなどは事の推移を片時も見逃すまいと目をぎらぎらと光らせている。

 

 宮廷の大門が開いた。一刀たちを始め一党が全員一斉に跪く。一刀たちの前に現れたのは、皇帝の側近の一人であり、禁軍の将軍の一人でもある皇甫嵩。宮廷関係のお呼ばれをした時には毎度顔を見る、一刀からすると親近感の湧く相手だ。話したことはないが仕事仲間の橙花の話では割と気さくな人物であるらしくたまに一緒に酒を飲んだりもするとか何とか。

 

 時間があれば仲良くしたいものだとぼんやり考えながら待っていると、皇甫嵩の口上が始まる。

 

「北郷一刀、並びにその一党へ陛下よりのお言葉を伝える!!」

 

 跪き言葉を聞く所に依れば、それは事前に聞いていた話と違いのないものだった。郭嘉たちの予想の通りに并州の県に県令として赴任。待たせた分のご苦労さま代としていくらかの金子と武具などの現物支給。それはもう御者付き馬車で用意してあるから帰りに一緒に連れて帰ってくれということ。

 

 それからどうも伯和の言っていたことは本当であったらしく呂布の家族が正式に一刀へと下賜されることとなった。任地への赴任の際は屋敷からこれを持って行っても良しという許可と、勅令下への入場許可も合わせて書状としてお付の人から渡される。

 

 これで通常の段取りは終了だ。後は頑張れよ、との適当な言葉を残して皇甫嵩は退場する……はずであるが、当然というか何というか彼女の視線は一刀の後ろで幹部として跪いている恋に向いていた。

 

 恋は特別変装している訳でもない。褐色の肌も赤毛も刺青もそれぞれ単体としては洛陽でも珍しいものでもないが、その全てが合致している女性はそういないだろう。それが公式の場に、禁軍将軍の前に現れているのだ。勅命で拘束せよとされている人間に似ている者がいれば誰何しない訳にはいかないのだ。

 

「そこの赤毛のもの面をあげよ」

 

 皇甫嵩の言葉に恋が顔を挙げる。そこにいたのはやはり呂布だった。皇甫嵩は禁軍将軍として董卓軍と一緒に働いたこともある。連合軍と戦うと洛陽を出て行った時には見送りもした。個人的な付き合いは全くと言って良いほどないが、しばらく顔を見ていなかったからと言ってその顔を忘れるほど浅い付き合いではない。皇甫嵩の視線が一刀へと向く。その視線は禁軍の将軍を任されるだけあり、刃のように鋭い。

 

「北郷一刀に、禁軍将軍皇甫嵩として問う。そこなものは董卓軍の将、呂布殿であるように見受けられるが相違ないか」

「はい。彼女は呂布です。今は私の下で働いてくれています」

 

 一刀の言葉に野次馬にどよめきが広がる。大抵の者はどう誤魔化すのかと思って見ていたために、まさか真っ正直に答えるとは思ってもみなかったのだ。皇甫嵩は野次馬に向けて手を挙げる。黙れというその仕草に野次馬が静かになるのを待ってから皇甫嵩は続けた。

 

「呂布殿には捕縛の勅令が出ている。それを知らぬ訳ではあるまい?」

「存じております」

「では何故、堂々とこの場に連れてきた。陛下の覚えが目出度いからと、見逃されると思ったか」

「私についてきてくれる以上、みじめな思いだけは絶対にさせない。かつて旗揚げをした時、仲間たちに約束したことです。呂布も今は私の仲間。任地への門出に俯き、姿を隠すような真似はさせないと私が彼女に言いつけました。その上でこちらにまでお連れしましたのは全て、陛下のお心を慮ってのこと」

「……貴様、禁軍相手に陛下のお心を語るか」

「全て陛下の臣足ればこそ、お耳汚しをご容赦ください。聞けば呂布捕縛の勅は董卓軍が洛陽より退去の後、連合軍が洛陽入りする間に出されたものであるとのこと。形の上では退去した董卓軍が敗軍、連合軍が勝軍となりましょう。敗軍の将を捕縛せよとの勅は自然なことでありますれば否やなどあろうはずもありませぬ」

 

「しかしながら、董卓の洛陽での政は上手く行っていたとのこと。これは民草から度々聞いた次第にこざいます。我々が洛陽に入った際には民心も乱れておりましたが、それは袁紹めの失策によるもの。我々を受け入れてくれた民草の温かい心は生涯忘れることはありませんでしょう」

 

「そして呂布についても悪く言う民はおりませんでした。陛下からの信頼も厚く、個人的に友諠を結び、真名まで許されたとか。心を通わせた友に不名誉を敢えて与えるなど、陛下がなさりとうはずもありませぬ。それに――」

 

「連合軍はもうありませぬ。何より皇帝陛下のご威光は、ただそれだけでそこにあるもの。陛下のお考えこそが何より優先すべきもの。臣の一人として、私はそのように考えます」

 

「以上です。我々は陛下の臣として、ご聖断に従うものであります」

 

 跪いた状態から更に深く頭を下げ、一刀は自分の言葉を締めくくった。禁軍の将軍相手に何とも好き放題に言ったものだ。しかも皇甫嵩は皇帝の言葉を伝えている最中である。場合によっては首が飛んでもおかしくはないし、その責は一党にまで及ぶかもしれない。

 

 自分は時の人。その慶事を伝える場でまさか大事にはすまい……という見込みも少なからずあろうが、それでも自分たちの命を危険に晒す行為には違いない。伝え聞いていた通り怖いもの知らずの男だ。野次馬の心中で一刀の評価は一つとなっていた。

 

 皇甫嵩は跪いた一刀を無言で見つめていたが、大きく息を吐きお付の人間から新たに受け取った木簡を広げ、大音声を挙げた。

 

「これより陛下のお言葉を伝える!」

 

「北郷一刀が呂布をこの場に連れ、我が意を汲んだならば以下の勅を発するものである!」

 

「我が友呂布の、これまでの全てを許す!」

 

「以降は北郷一刀の臣として一層国家への忠勤に励むべし。北郷一刀並びにその一党にも、同じ期待をするものである」

 

 勅の書かれた木簡を一刀が恭しく受け取ると、皇甫嵩は踵を返して宮廷に戻る。門が閉められ数秒。跪いたまま動かなかった一刀は、彼女がもう戻ってこず此度の話が終わったのだと理解すると深々とため息を吐いた。皇甫嵩がいた間、しんと静まり返っていた野次馬から大歓声が挙がる。

 

(全く何だろうねあの芝居がかった台詞は)

 

 昨日の晩に帝室から使いが来たのだ。こういうやり取りをするから明日までに台詞をきっちり覚えてこいと勅令まで持ってきた。恋を素顔で連れて来いというのもあちらからの提案だ。あんなかっこいい物言いなど、台本を読むまで考えもしていなかった。

 

 心の底から付き合いたくないと思ったが、覚えてこいと先方が仰せならばそのようにするしかない。何しろ相手は皇帝陛下だ。粗相などあって良いはずもない。

 

 一人での暗記には不安があったので郭嘉に付き合ってもらったが、物覚えが悪いせいか朝までかかってしまった。おかげで二人とも一睡もしていない。今日の郭嘉がいつもよりきりりとした表情をしているのも単に寝不足なだけである。

 

 解せないのは皇帝陛下発案で何故このようなことになったかということだ。講談に自分も出たくなったのだろうか。皇帝陛下ともなれば書かせれば済む話のように思うがそれは邪道だと思うのも解らないでもない。

 

 だが夜通し台詞を覚え憂鬱になった甲斐はあったようで、恋についての帝室の姿勢を知らしめることができた。これで堂々と洛陽を出立できるというもの。問題があるとすれば野次馬の中の講談師と思しき連中が興奮しながらあれやこれや言い合っているのと、一番いい位置に陣取っていた大劇場の脚本担当が涙を流しながら筆を動かしていることである。

 

 追加公演とシリーズ化がまとめて決定。現代であればアニメ化して続きは映画でとも行きそうな展開だ。羞恥心で身が焦げそうな思いである。報復すると言っていた伯和などはきっと大喜びだろう。再会した時に何を言われるか考えると今から憂鬱である。

 

 しばらく頭を抱えて地面でも転がりたい気分だが、この状態でそれをしたら恥の上塗りだ。無理やり気持ちを切り替えた一刀は振り返り、郭嘉たちを立たせた。郭嘉たち幹部組はそうでもないが兵たちは皆興奮しきった様子である。バカ騒ぎをしたくて仕方がないという顔だ。それは宿舎に戻るまで我慢しろと出発前に念を押してある。

 

 洛陽出立の日まで貸し切りを約束してくれた女将さんは、戻ってきたら宴会をすると言って送り出してくれた。それが今から待ち遠しいのだろう。酒を浴びるように飲んで美味い飯を食うというのはこの時代では最高の娯楽なのだ。

 

 兵たちが二つに割れて、道ができる。そこを一刀が歩き、郭嘉たちが続く。その後ろを兵たちは一糸乱れぬ姿で行進するのだ。好き放題やっていた賊が、食うに困った農家の倅たちが鎧姿で胸を張って歩いている。俺たちはこれからデカいことをやるんだ。大言壮語を成し遂げる気配に一つ、また一つと拍手が起こる。

 

 万雷の拍手と喝采に見送られ、一刀団は宮廷を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バカ騒ぎを絵に描いたような喧噪を下に聞く。宿舎となった宿屋の最上階。女将さんの言う宿で最も良い部屋で、一刀は一人で盃を傾けていた。酒は飲むには飲んだがあまり強くないので、水といくつかのドライフルーツを、下の喧噪を肴に楽しんでいる。

 

 よくもここまでやったなぁと我がことながら思う。ただの高校生であった頃には想像もできないような苦境を仲間たちと協力して乗り越えて今がある。一人ではとっくの昔に野垂れ死んでいたことだろう。厳しくも見守り、そしてついてきてくれた仲間にはいくら感謝してもしたりない程である。

 

 一つの土地に依ることになれば、しばらくは落ち着くはずである。流浪も戦争もしばらくはお休みだ。腰を据えて政を成し、いずれ起こる大戦に備えて力を蓄えなくてはならない。するべきことは山積みだ。正直今も朝から晩まで仕事をし、空いた時間には勉強をするというハードスケジュールである。

 

 遊ぶ時間はほとんどない。何て激務だと思うこともあるが、苦しくはあっても楽しい。その密度が更に濃くなるのかと思うと、何故だかやってやるさという気が湧いてくる。

 

 あんたのおかげで俺は変われたと団の皆にはよく言われるが、一番変わったのはきっと自分のはずだ。現代にいたままであればこんな経験は一生積むことができなかっただろう。

 

「思えば遠くまで来た。そういう顔をしていますがそれは勘違いというものですよ」

 

 その内来るだろうなと思っていた声に、一刀は歓迎の言葉を返した。自分の椀とつまみを持った郭嘉と酒瓶を持った程立である。近くに用意しておいた二人分の椅子を勧めると、二人は静かに座った。

 

「シャンと雛里は?」

「勢いで酒を飲んで目を回した雛里をシャンが介抱しています。ちなみに酒を勧めた連中は激怒した女将さんに殴られて気を失ったので朝まで目を覚まさないでしょう」

「盛り上がった上に静かになって良いことだ。雛里には気の毒だけど」

「彼女は酒に弱い方ですが後は引かないので大丈夫でしょう。シャンもついているので問題はないかと」

「それじゃあ、俺たちはここで飲めるな」

 

 どうぞ、と差し出された酒瓶に椀を差し出す。注がれるのは酒――ではなく水だった。郭嘉も程立も飲めない訳ではないが、一刀が一人でいるのを見て合わせたのだ。既に適度に酒を楽しんできたらしい二人の頬はほんのりと赤くなっている。

 

「勘違い?」

「道半ばでさえない。貴殿の道はこれから始まるのです」

「手厳しいなぁ」

「ですが嫌いではないのでしょう? 北郷一刀は怖い物知らずという噂ですからね」

「実際はおっかなびっくりだけどね。そう思ってもらえているなら、やった甲斐もあったってもんだ」

 

 けらけら笑う一刀に、郭嘉は苦笑を浮かべた。孫堅などを相手に内心を抑えて真逆に振舞うことができることがどれだけ稀有な才能であるのか。自分の価値を低く見積もる傾向にある一刀にそれを告げるようなことはしない。自然にそうできるならば水を差すこともあるまい。自分らしくあって他人に愛されるのなれば、そこに軍師たる人間が口を挟むようなことは何もないのだ。

 

 椅子から降り、一刀の前に跪く。お互いに言葉はない。勲功が認められ土地を得てやりたい政をできるようになった時にこうしようと二人で決めていた。後から来た者に何度も先を越され歯がゆい思いもしてきたが、それが漸く報われる時が来た。

 

「改めて。私は郭嘉。字は奉孝。稟の真名を貴殿にお預けします」

「ありがとう稟。これからも、君の期待に応えられるように頑張るよ」

「お兄さんが稟ちゃんの期待に応えられなかったことはありませんよ」

 

 小さく程立が微笑む。いつもと違う雰囲気の少女に思わずどきりとする。郭嘉改め稟が真名を預けてくれたのだ。次は彼女だと思って身体を向けると、

 

「恥ずかしながらうとうとしまして、さっきおそめのお昼寝をしたのですがー」

「……それは今しなければいけない話ですか?」

「もちろん、とってもとっても大事なお話ですよ稟ちゃん。実は最近、同じ夢を何度も見るんです。優しく大きくて暖かなお日様を、風がよいしょと持ち上げる夢です」

「夢の中の君は随分力持ちなんだな」

「いくら夢の中でもそこまでできるはずがありません。なのにできたということは、それが風の天命ということです」

 

 いつも眠そうで緩い雰囲気をまとった少女が、まるで別人のように微笑み言葉を紡いでいる。付き合いが長いはずの稟も、隣で目を見開き驚いていた。雰囲気に飲まれている二人を他所に、程立は言葉を続ける。

 

「優しく大きくて暖かなお日様、それは貴方。私はそれを支え立つ鼎として命を受けました。今この時より名を程昱と改め、風の真名を貴方に捧げます」

「お日様とは大きく出たな……」

「稟ちゃんの期待に応えられるなら、風の期待にだって応えられるはずです」

「だな。改めて、ありがとう風。君のお日様として恥じない自分になるよ」

「貴女がそのように話せるとは知りませんでした」

「風だってやる時はやるんですよ稟ちゃん」

 

 いつもの軽やかな雰囲気に戻った風は、懐からいつもの飴を取り出し口に咥えた。見とれて置いて言えることではなかろうが、風はこちらの方が良いなと一刀は苦笑を浮かべた。

 

「さて、やることは済ませましたし飲みましょうか。今日は珍しくお兄さんを貸し切りですから稟ちゃんが張り切っちゃってまして」

「適当なことは言わないように。貴女が好き放題しないよう、私もついているというだけです」

「まぁまぁ稟。お酒飲むなら気楽に行こう。たまにはそういう日もあって良いだろ? 今日は良い日なんだから」

「…………まぁ、貴殿がそう言うなら、たまには良いでしょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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