タイトル未定 ISの転生モノ   作:S字フック

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会話多め、文章少なめ


07 放課後

時は進み放課後、場所は職員室。話している相手は織斑先生だ。

 

「今からアリーナに行ってもらう。お前は検査でISを付けた事はあっても、まだ自由に動いたことは無いだろう。特例だがその為に今日はアリーナを貸しきった。」

「アリーナって東の方向にあるデカイ建物のことで間違いないですよね?」

「多分そうだろう。それとこれがお前のISスーツだ。」

 

そういってISスーツを渡される。一夏の物と同タイプだろう。

 

「了解です。」

「早く行け。山田先生が待っているぞ。」

「はいっ!」

 

何時から待っていたんだろう? とにかく急ごう。

 

廊下を急ぎ足で歩いてゆく。テレポートしてしまえば一瞬なのだが使うにはリスクが大きすぎる。

 

10分ほどでアリーナに着くと入り口から少し入ったところに山田先生が座っていた。

 

「すみません。待たせてしましたか?」

「あっ、全然大丈夫ですよ。これも仕事の内ですし。」

 

案の定不機嫌の様だ。断じて俺に非は無い。

 

「そうですか、それでこれからどうしたらいいんでしょうか?」

「そこの更衣室でスーツに着替えてください。私はアリーナに出てるんで着替え終わったら出てきてくださいね。」

「了解です。」

 

うわっ、なんだこれは。もろに下着の様じゃないか。相当恥ずかしい。しかもアリーナの観客席に人いるぞ。情報漏れすぎだろ。

 

「山田先生ー。それがISですかー?」

「そうです、初めてという事なので訓練機の打鉄を用意してきました。どうぞ起動してみてください。」

「了解です。山田先生。」

 

そう言い、打鉄に手を触れる。装着と同時に様々な情報が頭に流れ込む。ハイパーセンサーにより一気に視野が広がっていくのが分かる。

 

「無事起動出来ましたね。ではまず空を飛んでみましょうか。目の前に三角錐をイメージするといいですよ。」

 

そう聞き、空を見上げ目の前に空想の三角錐を作り上げるが1メートルほど浮いただけだった。

 

「まあ、所詮イメージですから落ち込まず自分にあった感覚を見つけてくださいね。」

「分かりました。」

 

そう言われ、魔法で空を飛んだ感覚を思いだす。

おお、さっきとは全然違う。自由で速くて気持ちよくて、正に縦横無尽に飛ぶことができる。そうしていると山田先生から通信が入る。

 

「いきなりこんなに動けるなんて凄いじゃないですか! 初めて空を飛んだ気分はどうですか?」

 

あっ…… その質問はマズイ。非常にイケナイ。

空を飛んだのは初めてじゃない、それに結構な頻度で空を飛んでたのでそんな感想言えるわけが無い。

 

「え、えーっと。凄くいい気分です。結構開放感ありますね。」

 

明らかに言ってることと声のトーンが違う。誤魔化してしまおう。

 

「そんなことより、イグニッション・ブーストってどうやってやったらいいんでしたっけ?」

「イグニッション・ブーストですか? 一旦スラスターからエネルギーを放出して、その後内部にもう一度取り込み、圧縮して放出すればできますが、流石に練習しないと難しいですよ。」

「そうですか…… 分かりました。」

「お、落ち込まないで下さい。まだまだ時間はいっぱいありますから。」

「はい、了解です山田先生。」

「次は寮の案内をするのでもうそろそろ降りてきて下さーい。」

「えっ、もう終わりですか。戦闘訓練とかはまだしないのですか?」

「戦闘訓練はまだ授業ではそんなに進んでないので安心してください。」

「はーい、分かりました。今降りまーす。」

 

____

 

 

訓練が終わり、俺は寮の中を山田先生と特に何も考えずに話していた。まるでただの雑談のような気分で、少し肩の荷が降りていった気がした。

 

「ここの寮は学年を目安としてある程度区分けされています。だから転校生だからといって1人だけみんなと部屋が離れているなんてことは無いので安心してくださいね。」

「じゃあ、一夏達とは部屋が近いんですか?」

「そうですね。佐藤君は1039に入ることになりました。」

「あれっ? そういえば話じゃ二人部屋だって聞いたんですけど、ルームメイトは誰になりますか?」

「いえ、佐藤君は二人部屋にとりあえず一人で入ってもらうことになりました。」

「うわぁ、寂しいなぁ。何でそうなったか聞いてもいいですか?」

「一夏君が本来は1週間は通学の予定だったのですが、調整が追いつかず織斑先生が無理やり引越しをさせた事と、長期的な目で佐藤君の様な人を探す予定だったのですがあまりにも早く見つかってしまった事。この2つでうまく部屋割りが調整出来なかったんですよ。」

「すみません。なんだか申し訳ないです。」

「佐藤君が謝る必要は無いですよ。寧ろ全然平気です。特にこれといった不満は聞いていないですし。」

「そうなるとこのまま現状維持ってことですか?」

「そうなりますね、転校生でも来ない限りは。」

「そうですか…… あれっ? 俺の部屋通り過ぎてますよ。」

「あっ! すっかり忘れてました!」

「とりあえず引き返しましょうか、山田先生。」

「はい…… 面目無いです。」

「そんなに気にしなくていいですよ、俺だって忘れてたんだし非は無いですって。」

「そう言ってくれると助かります…… はい、着きましたよ。」

「荷物はもう中に入ってたりします?」

「はい、あのまま部屋の中に在ると思います。」

「そうですか。あのまま訓練を続けないで正解でしたね。」

 

やっぱり山田先生は結構優秀だった。

 

「では、鍵を渡しますね。無くさないように。」

「了解です。それでは俺はここで。荷解きをしないといけないので。」

「はい。また明日。」




山田先生と初からみ。うまくキャラがつかめない。
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