ポケットモンスターヴァイス~いつの間にかポケモントレーナー~ 作:たぬさん蕎麦
時系列的にはORASでサンムーンは発売前だったので、ヴァイスの知識にはサンムーンのものは多分無いようにしますが、世界的にはウルトラサンムーンに対応します。
なので、技とかメガシンカとか、もしかしたらポケモンも最新状態で出るかもしれません。
道中、ヤイバのサイコカッターとひっかく、途中で習得した連続斬りで、野生のポケモンや対戦相手のトレーナーのポケモンを切り捨てながら、西のトウカシティへと歩を進める
もう少しでトウカシティに………「やった…捕まえました!僕の初めてのポケモン!ありがとうございます、ユウキさん!」……は?
声があった方を向くと、そこには病弱そうな少年と…白い帽子を被った少年…原作の男主人公が居た
病弱そうなのは、恐らくミツル君だろう
だけど、どういうことだ? このイベントが進行してるってのは……って決まってるか
俺はただのトレーナーで、主人公じゃない
まぁ確かにゲームの世界に来たからって主人公になったってのは短絡的に考えすぎたな
まぁ、それならそれで構わない、だったら予定を切り替えるだけだ
102番道路をそのまま通過し、トウカシティのポケセンでヤイバの疲労を癒す
最初のジム戦はカナズミの予定だったが、このトウカシティのジムで最初のバッジを手に入れる!
まずはメンバーの選出をしないとな……ヤイバは確定として、相手はノーマルタイプ……
このメンバーなら、終始優位に立ち回れるだろう
カナメは騙し討ちと追い討ち、封印を覚えてるし、完封も出来るかもな
……………いや、万が一があるかもしれないし、もう少し鍛えていくか
それにゲームとは違うんだ、道から外れたら何か面白いものが見つかるかもしれないからな
そう思っていた時代が、俺にもありました
道路から外れて数分、俺の目の前には一匹のポケモン
白い体毛に茶色い模様、細長い体………とっしんポケモンのマッスグマだ
この辺にはマッスグマなんて生息してないハズなんだが………っとぉ!?
いきなりの攻撃、マッスグマが傷薬をぶん投げてきた
ほぼ間違いなくなげつけるの技だろう………って、この技はLv48で習得するわけで………って事は、こいつ最低でもLv48以上って事か
………………………詰んでね?
まぁ、何とかしないと不味いし、何とかするか………手持ちは悪タイプを含む、もしくは悪タイプを含むポケモンに進化するポケモンだ
ただしLvは殆どが一桁、さてどうするか………まずはこれだな
「タンクス、GO!」
俺が出したのはスカンプーのタンクスだ
暢気な性格で、物理耐久型に育てる予定だが………まぁ今はろくに育成も進んでないから、ステータスは低い
タンクスを出したことに反応したマッスグマが、そのままタンクスに爪を振り下ろしてくる
恐らく切り裂く……反動が無い技の中では、比較的物理寄りなマッスグマの種族値に最も適応した技だろう
「左に半歩、前に一歩!右後方に毒々だ!」
俺は暢気なタンクスでも回避できるように、最小の動きでの回避法を提示する
タンクスは俺の指示に従って、マッスグマの爪を紙一重で回避し、そのまま猛毒を浴びせる
「よし、三歩下がって身代わり! 黒いヘドロで回復しろ!」
あとは全力で凌ぐだけ………!
と思った矢先、マッスグマがここまでの動きにそぐわない速度でタンクスに突撃してきてタンクスが一撃で沈められる
って、これは神速か!
あれって確か配信だけだったはず……いや、そんなこと考えてても仕方ない!
「カナメ、耐えていくぞ!」
ミカルゲのカナメ、のんきなやつで守りを中心に考えて育成をする予定だ。
でもってコイツには遺伝で………
「カナメ、痛み分け!」
痛み分け、自分と相手の残りHPを足して2で割った数値にする技だ。
遥か格上の相手と殴り合うなら、かなり有用だ。
「カナメ、バック! 右に一歩!懐に潜り込んでもう一度痛み分け!」
指示を出しつつ攻撃を続け………
「ッシ!」
ついにマッスグマが猛毒に倒れた。
にしても、こんな高レベルのポケモンが出るとか………まさか、この世界のトレーナーレベルってかなり高かったりするのか?
となると、予定してたレベリングじゃ足りないな………よし、ここで高レベルのポケモンを相手にしばらくレベリングを続けるか。
寝泊り出来る木の洞でも見つけられれば、そこで寝泊りをするとしよう。