アイマス短編集   作:ピーナ

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26話の劇中劇の関連した話を想像してみました。


シン選組!! 前日譚

「今日もいい天気ですねえ~」

 

時は第十四代将軍、徳川家茂の時代。ペリーの黒船来航から始まった世間の混乱もあまり感じない武蔵国多摩の片田舎。そこにある剣術道場、試衛館の縁側で一人日向ぼっこをしている少女―沖田総司―がいた。

 

「総司、またここで日向ぼっこしてたの?」

 

近付いてきた黒髪の少女―土方歳三―が総司に話しかけた。

 

「あ、歳三ちゃん。もう稽古の時間ですか?」

「いや、敬助がなんか面白い話を持って来たってさ。それを勇が面白い事なら皆で聞こうって言いだしてね」

「あはは、勇ちゃんらしいですね。それじゃあ、行きましょうか歳三ちゃん」

 

これは、混乱の幕末を駆け抜けた浪士(アイドル)の物語である。

 

 

 

 

アイドルマスター シン選組ガールズ!!

 

 

二人が道場に入ると既に二人以外のメンバーは集まっていた。

 

「皆、総司を連れてきたよ」

「おー、ありがとねトッシー」

 

二人に一番最初に話しかけた少女はこの道場の主でもある近藤勇。このメンバー内の中心人物であり、ムードメーカーでもある。

 

「歳三ちゃんも総司ちゃんもおっすおっす☆」

「はい! おはようございます、新八ちゃん。平助ちゃんも」

「やほー」

 

仲間内で最も長身な少女、永倉新八と最も小柄で一人だらけきっている藤堂平助に挨拶を交わす、総司。

 

「さって、皆も揃った事だし、すけねえ!」

「はいはい」

 

勇にすけねえと呼ばれた少女、山南敬助が手を叩いて皆の注目を集める。

 

「で、面白い話っていうのは?」

「私が北辰一刀流の道場にいた頃の知り合いで清川八郎って子が居てね。この前、その子に『浪士組』が結成される事を聞いてね」

「浪士組……っていうのは?」

「上様の上洛に合わせての警護のための組織だよ、総司。まあ、江戸にいる力の有り余ってる武士、浪士たちをお膝元に置いとけないってのもあるかもしれないけど。言っちゃえば厄介払いだね」

「お江戸にはそんな人達がいるんですか?」

「十年前の黒船来航以来、若い武士が集まる剣術道場はそういうのの集まりだからねえ。なんでそんな面倒な事をしたがるのやら」

「昔通ってた道場でもそういう話をしている人はたっくさんいたよ~」

 

ここに集まっている6人の内、敬助、新八、平助は江戸にある他流派の道場である程度腕を磨いた後に勇に出会い、その人柄に惹かれてここに集まったという経歴を持っているから、江戸の内情には詳しかったりする。

 

「私も江戸の方に行商で行ったけど、確かに市中がピリピリしてる感じはあったね。治安も結構悪くなってるらしいし」

 

歳三は彼女の実家に伝わる石田散薬という薬を売りに隣国に出歩くことが多い。江戸の方にも何度が足を運んでいた。

 

「それでさ、私達もそこに参加しない?」

「面白そうじゃん! 時代の中心の京都で一旗揚げる! うーん、腕が鳴りますな!」

 

敬助の提案に即答える勇。それを見た歳三はため息を一つ吐いた後、

 

「少しは考えなよ。……まあ、面白そうではあるとは思うけど」

 

呆れながらも同意する歳三。

 

「素直に行きたいって言いなよとっしー!」

「良いじゃん別に。総司はどうする?」

「はい、京都でも頑張ります!」

「やる気だねえ……。敬助ちゃんもこの話持って来たからみんなと一緒でしょ?」

「そうだよ」

「新八っあんは?」

「皆と居ると楽すぃーから、行くよ~☆ 平助ちゃんはどうするにぃ?」

「正直、京都に行くのは面倒だし、このままここでのんびりしてたい。けどさ、やっぱ、ここの仲間と居ると楽しいんだよね。だから、私も付いてくよ」

 

全員の意見を聞いた所で勇は全員を見てから

 

「それじゃ、ここにいる皆で京都に向かうって事で!」

 

と纏めた。

 

「「「おー!」」」

「お、おー」

「出発までは一月あるし、それぞれが必要な準備しといてね」

 

 

 

ここは武蔵国多摩。後に歴史に名を遺す剣客達が少しずつ、しかし確実に動き出す。




デレアニ9巻を見たのとヴァイスシュヴァルツのシンデレラ2ndシーズン発売記念として、書きました。

ただ、書いている途中に新選組である事に寄せると「これ別にシンデレラガールズ関係無いやん。アニメならともかく、小説やと分からへん!」となり、シンデレラガールズに寄せると「凄い違和感が!」となりました。ですが、後者の方を選びました。
さて、アニメ内ではっきり名前の出ていたのは卯月(沖田総司)、凛(土方歳三)、未央(近藤勇)、杏(藤堂平助)、きらり(永倉新八)、奈緒(古高俊太郎)、加蓮(桂小太郎)だけだったと思います。
アニメ内で分かる限りのキャスティングは
登場順で
蘭子(松平容保。会津藩であって、肥後は関係ないような……)
みく(芹沢鴨。雨の中の暗殺という事で)
李衣奈(平山五郎。上の派生ですね。眼帯を付けていたのは隻眼だったかららしいです)
美嘉(山南敬助。上二人の暗殺の実行犯は土方、沖田、山南、原田の四人で実質二択なのですが、イメージで。という事は、この後……)
智恵理(山崎烝。セリフ的に密偵っぽさがあったので)
かな子(島田魁。かなりの甘党だったらしいです)
奏(宮部鼎蔵。あの立ち位置での想像です)

詳しい人はもっと分かっているんでしょうけど、僕にはこれが限界です。


ヴァイスの方はサイン入り未央も出てデッキも作ってます。ただ、種類が多いので足りないカードが多いです。

現在のデッキは

楓さん主軸の青タッチ黄
黄色単色のとときら学園
三色ニュージェネ

を完成させて、後、トラプリと卯月主軸のデッキを作りたいと思ってます。RRの加連、奈緒、RR+の凛と卯月が全く足りませんけど。上のデッキも足りていないのがあるので少しづつ集めていきたいですね。


あくまで思いつきなのでここからどうとかは全然考えてません。短編集ですし、全く関係ないお話になると思いますけど、よろしくお願いします。
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