アイマス短編集   作:ピーナ

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一発ネタ。タイトルの通りCIしか出ません。台本形式です。


かな子「お、美味しいから……」 智絵里「大丈夫じゃない!」 杏「……何だこれ?」

かな子「あ、杏ちゃん! 助けて~」

 

杏「いや、ドア開けたら突然智恵理ちゃんの大声が聞こえたんだけど、何があったのさ?」

 

智絵里「そこのテーブルの上に置いてあるものが理由だよ!」

 

杏「おおう……智絵里ちゃんがいつもより声出てる。お、赤福餅じゃん。そういや、かな子ちゃん名古屋にロケ行ってたんだっけ。……なるほど、なんとなく分かった。名古屋土産って言って智絵里ちゃんに出したんだね」

 

かな子「な、なんで分かったの⁉」

 

杏「なんでって、かな子ちゃんのお仕事の内容と智絵里ちゃんの事を知ってたら分かるよ。智絵里ちゃん三重県の観光大使に選ばれて凄く喜んでたもんね。そんな智絵里ちゃんの前で名古屋土産って言って伊勢名物の赤福餅出したら怒るよ」

 

かな子「ごめん、智絵里ちゃん……」

 

智絵里「……私の方こそごめんなさい。いきなり大きな声出しちゃって」

 

杏「まあ、智絵里ちゃんの前で言うのは何だけど、有名な物結構有るのに県の知名度で言ったら微妙だしね。赤福餅も名古屋や大阪で買えちゃうし」

 

智絵里「それは私も思うよ。全国的にメジャーな物も結構有るのに、何故かそれをまとめた三重県の全国的な知名度は微妙だよ。……この前、ロケに行く時に駅で伊勢神宮=名古屋って聞いた時は爆発しそうだったよ」

 

かな子「そ、そうだったんだ……。ねえ、智絵里ちゃん」

 

智絵里「何? かな子ちゃん」

 

かな子「私に三重県の事、教えてください!」

 

智絵里「ど、どうしたの?」

 

かな子「話を聞いていて知りたくなったのと、知っていたら智絵里ちゃんのサポートも出来るかなって……」

 

智絵里「ありがとう、かな子ちゃん。何から、話そうかな……」

 

杏「ちょっと前のサミットでも話題になったし、伊勢神宮で良いんじゃない? 一番有名だろうし。あ、雑学とかは自信あるから、杏も手伝うよ」

 

智絵里「杏ちゃんもありがとう。それじゃあ、まずは……どこから話せば良いかな?」

 

杏「そうだねえ……とりあえず、基本的な事から。伊勢神宮っていうのは狭義では内宮と外宮に分けられるんだ。よく観光雑誌の写真なんかで目にするのは内宮の入り口の所だね」

 

かな子「狭義って言ったけど、広義では違うの?」

 

智絵里「広義だと、正宮、別宮、摂社、末社、所管社を合わせた125の社の総称だよ」

 

かな子「ひゃ、125……」

 

杏「まあ、これは伊勢市内だけじゃなくて、周りに市町に分かれているけどね。ちなみに『伊勢神宮』は通称で正式名称は『神宮』だからね」

 

かな子「そうなんだ」

 

智絵里「今日は分かりやすく伊勢神宮って呼んでいくし、普通にそっちの方が分かりやすいから、豆知識として覚えておけばいいと思うよ。次はお参りの仕方かな。順番としては外宮から内宮という順番で行くんだ。お参りの手順は基本的な二礼二拍一礼なんだけど、お賽銭は投げちゃだめだよ」

 

かな子「そうなの? でも、どうして?」

 

杏「伊勢神宮は私幣禁断、つまり個人的なお願いをする場所じゃないんだ。だから、お賽銭はだめなの」

 

智絵里「神聖な土地だから、白い布が敷いてあるんだけど、そこにお金を入れちゃう人も居るし、三年前の式年遷宮の後からは仮の賽銭箱も置かれるようになったけど、そこら辺は気を付けてほしいな」

 

杏「固い話ばかりで杏疲れたよ~固い話はこの辺にしよ?」

 

智絵里「じゃあ、今日の切っ掛けになった赤福餅に関連するお話で。伊勢名物として全国的に有名なのは赤福餅だけど、それ以外にも沢山美味しいお餅があるんだ。それぞれ、美味しいから是非食べてほしいな」

 

杏「伊勢神宮へ向かう道、参宮街道は別名『餅街道』って言われるくらい、街道に沿って名物のお餅があるらしいよ。手で食べれて、カロリーもある旅のお供だったんだろうね」

 

かな子「智絵里ちゃんのおすすめは?」

 

智絵里「私は二軒茶屋餅かな。香ばしいきな粉と柔らかいお餅に中のこしあんって凄くシンプルなんだけど、それが好きだよ」

 

かな子「食べてみたいな~」

 

杏「ただ、お餅は生菓子だから、日持ちしないんだよね~」

 

智絵里「そうだね。大体買った当日が期限だもん」

 

かな子「食べに行かないとね!」

 

杏「流石、かな子ちゃん。そういや、赤福にもお店での限定品があるよね」

 

かな子「そんなのがあるの?」

 

智絵里「正確には一部店舗でしか買えない、食べられないものだから、名古屋でも大丈夫なんだけどね。それは赤福氷と赤福ぜんざい。季節限定の商品だよ。後はやっぱり朔日餅かな」

 

かな子「朔日餅? 名前通りなら、毎月一日に売られるものみたいだけど……」

 

智絵里「昔から伊勢の周辺では毎月一日に前の月の安全のお礼にお参りする習慣があったんだって。それに合わせて季節のお餅を出すようになったんだ。何回かお父さんやお母さんと行ったけど、早朝に沢山の人が並ぶくらいだよ」

 

杏「まあ、買い逃したら1年待ちだからね~。とりあえず、こんなもんかな?」

 

かな子「ありがとう! ……にしても、杏ちゃん詳しいね」

 

智絵里「確かに。興味有ったの?」

 

杏「まあ、理由があってね。そこは自分たちで考えてみてよ」




名古屋駅にて、「名古屋土産に名物の赤福買ってくか」というのを聞いて書いた三重県ダイマ短編でした。ちなみに作者は三重県人ですが、伊勢神宮には一回しか行ってません。普通に車で20~30分位で着きますけど、そういう機会に恵まれません。

当初は智絵里とかな子だけだったんですけど、ここまで来たらCIで行こうと。杏が詳しいのには一応、理由があります。

構想しているものを次回予告風に

みく「智絵里ちゃん! 良いもの食べてるにゃ!」

智絵里「お母さんが送ってきてくれたんだ~。地元にいた時はよく食べてたよ」

みく「みくも久しぶりに食べたいにゃ!」

美波「私も久しぶりに食べたいな」

蘭子「大地の恵みに手を加えし食物、我も久方ぶりに所望す」

書くかどうかは未定です。
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