とある幻想郷の多重能力者   作:kokonato

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今回2000字以内という驚異の少なさ。

すいません…すいません…


決着

ステイルはレーヴァティンについて聞いたことがあった。若いころに、いや、いまでも十分若いが小さいころに勉強をしていた時だ。古代北欧の神話についての本が偶々あったので興味本位で手に取った。これも勉強の一環だった。あの子を助けるための力というべきでもある。

 

レーヴァティンは少し不可解な点が多い。神話では当たり前なのだが。

 

レーヴァティンはスヴィプダグルが砦に入る為に世界樹ユグドラシル付近に住んでいるヴィゾーヴニルの肉が必要だった。そのヴィゾーヴニルを狩るためにはレーヴァティンが必要だった。と、書籍には書かれていた。しかし、シンモラからレーヴァティンをもらうにはヴィゾーヴニルの羽が必要だという。なので堂々巡りの状態だった。だから砦に入れるのは選ばれしものしか手に入れることができないという。

 

さて、ここまでの話は神話の話である。先に話した内容は摩訶不思議ではあるが、これ以上に摩訶不思議なのがレーヴァティンの正体、容姿である。

 

一般的には剣だけども、その他にも槍や矢、細枝、杖とも例えられている。

 

そしてその剣の二つ名は

 

『害をなす魔の杖』

 

 

 

 

 

「そ、そんな馬鹿な!簡単に神話の武器が出せるわけがない!」

 

「ふふふ…どうかな?君はいつ神話の武器が簡単に出せないと教わったのだい?」

 

「ッ!?」

 

無論、操のレーヴァティンはフランのスペルカードなので本物ではない。

 

だが神話の武器なんて誰も見たことがない。レーヴァティンなんて特にあやふやしている。

なので燃えている大剣をちらつかせながらレーヴァティンと言えば簡単に信じてしまう。普通なら「何言ってんだこいつ」だが今回はあまりにもリアルすぎるゆえ、信じざるをえなかった。

 

「あははっ、良いねその恐怖の顔、驚愕の顔、見ているだけでゾクゾクするや」

 

操はにんまりと笑いながらステイルに言う。

 

「ふふ、ははは!いくら神話の武器であろうともイノケンティウスがどうにかなるわけがない!しかもこの狭い通路でどうやってその剣を振るというのかね!まったく、僕としたことが意味のないハッタリに騙されるところだったよ。」

 

「それはそれは。気を取り直してくれて僕も嬉しいよ。」

 

「…?」

 

「これでまた、恐怖の顔が見れるじゃないか」

 

操は狂気の笑顔を見せる。

人ならざるその笑顔は相手を恐怖に落とすのが楽しい、そういう笑顔だ。それゆえ、すこし後ずさりする。

 

「ふっ、いけイノケンティウス。奴を…真っ黒にして潰せ!」

 

「ふふ、狂気の世界へご案内~」

 

雄たけびをあげながら攻撃してくるイノケンティウス。

右腕からくりだされたごく普通のパンチ。だが相手は3000°の炎でできた巨人なので普通のパンチとでは話が違う。

 

操はそれをひらりと回避する。

 

次は左腕だ。これも操はひらりと回避する。

 

そして突如、ステイルは見た。操が尻尾巻いて逃げる所を。

 

「はは!やっぱりハッタリじゃないか!イノケンティウス、下の階でルーンをはがしてるであろう少年を潰して来い。」

 

ステイルは命令する。そしてその階にはステイル一人となった。

 

「全く、戯言なんて聞かずそのまま潰せばよかったね」

 

「そうだね。その通りだよ。君は騙されすぎだ。その間に能力の準備なんていくらでもできたよ」

 

「!!?」

 

突如背後から聞こえる狂った人間の声。その声にステイルは振り向く。後ろにいたのは操だった。

 

「種明かしをしようか。結論から言うと幻想だよ。ステイル君。君が見ていた僕が尻尾巻いて逃げる光景は幻想にすぎない。そしてその間にイノケンティウスを下に降ろさせ、君1人になるまで本物の僕はここでテレポートして待っていた。どうかな?」

 

「そんな…バカな!」

 

「バカは君だよ、ステイル君?」

 

「これでも食らえ!」

 

ステイルは瞬間的に炎を出し、操にはなつ。

 

「しまっ!」

 

「うおぉぉああ!」

 

ステイルは魔力を使えるだけ使う。ここで使わなければ、どうせ後で待つのは死のみだからだ。

 

ステイルの炎の攻撃は止む。操は跡形もなく焦げ落ちた。

 

はずだった

 

 

「やぁ、こんにちは」

 

「ッッッ!!?」

 

ステイルは発狂しそうだった。こいつは何者なんだ、狂気の笑顔をひっさげながらレーヴァティンを出現させ、幻影を見させて瞬間移動し、さらにはさっきの近距離炎さえも避けて自分の近くに平然として立っている。ただの死神、としか言えなかった。

 

「ふふふ、やっと見れた。最後の狂気♪」

 

操は楽しそうにレーヴァティンをステイルの頭の上に持ってくる。ステイルは先ほど魔力を使いすぎてしまった。それほど必死だったのだ。

 

「じゃあ、さよならだステイル君」

 

操は無情にもステイルの頭にレーヴァティンを振り下ろした

 

そこで彼は視界がブラックアウトになり、その場に倒れた

 

 




さて、私は考えた。操と霊夢と魔理沙をグリモアの世界へ転生させたいと。

なぜならグリモアが楽しいとかではなくストーリーが非常におもしろいからである。

だから私はこれからグリモアの作品をってやめてくださいその視線インデックスの方を完結させますから許してください。

なんでもするとは言っていない。

そして補足説明。

操は能力発動時、スペルカードを使うときの例の効果音が流れます。
だけども能力発動が遅れますがおとなしで発動することもできます。

それだけです。これからもちょいちょい言いますのでそこのところ、ご理解いただけると嬉しいです。
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