異世界で魔神になった自称ぼっち   作:GUNGUN(ペスト)

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どうもペストです。
本日?3つ目の投稿です。
話がポンポンと浮かんで書いてて楽しくなってしまいました(^^)少し内容が薄いかも知れませんが^^;
しかし、一つだけ言わせて欲しいです。
どうしてこうなった……、と。
テンションがおかしいせいだと思いたいです。
では、ご覧下さい。どうぞ。

1つ前の話の『キレリア街』というのを訂正しました。申し訳ございませんm(_ _)m


~アースナル王国です~

 何事も無くアースナル王国に辿り着く事が出来た優真達は今、門番である兵士達と口論していた。

 

 

「だ〜か〜ら〜!別に怪しい人じゃないです!デリアル王国から来たんですってば!」

 

 

「そんな事信用出来るか!証拠を持って来いと言っているんだ!」

 

 

 主に真央と門番の1人が言い合っているだけなのだが……。

 

 

「つまり、こちらまで連絡が来てないんですか?」

 

 

「その通りです。こちらの不手際だと思うのですが……。」

 

 

「いや、絶対エミリアだよ。どっか天然だもん、アイツ。」

 

 

「あはは……。仲がよろしいんですね。」

 

 

「でかい態度なのは自覚してるつもりだ。」

 

 

 真央達が言い合っている中、他の3人が話を進める。

 

 

「とりあえず、言い合ってても埒が明かないですね。」

 

 

「……強行突破でもするか?」

 

 

「それ私たちの前で言う事じゃないですよね?」

 

 

 門番を前に恐ろしい事を言う優真に健と門番は苦笑いをする。

 

 

「冗談だよ。ん〜、何か良い方法無いかな〜……。」

 

 

 しばらく考えて『あっ……。』と閃いたと言わんばかりの表情になる優真。そうすると一瞬で目の前のアースナル王国とは違う方向の森に向かう。

 

 

 ズドォォォォォン!!

 

 

 優真が森に入ってから数秒後に何か強い衝撃を受けた轟音が響いた。取り残されていた門番達と真央と健は何事かと思い森の方を見つめているとズルズルと何かを引きずる音と共に優真が戻ってきた。

 

 

「とりあえず、これを交渉材料にと思ったんだが。」

 

 

 優真が持ってきたのは全長3mはある巨大な猪―――メガファンゴだった。

メガファンゴは主に肉料理に使われる極上な材料で、無駄なくその身を使う事が出来るらしい。メガファンゴ自体は何匹も存在するが、人間が1人で狩るには冒険者Sランクの実力が必要らしいが、それでも数秒で倒すなんてことは有り得ない。つまり、だ。

 

 

「俺達は危害を加えるつもりは無いし、寧ろここを拠点に活動させて欲しいんだが?」

 

 

 圧倒的な力を見せつけ、それをアースナル王国の利益になるように仕向けている。ここを拠点にする以上、余計な手は出さないようにしたいらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 場面は変わって、アースナル王国王城内。

 

 

「良かったんですか?」

 

 

「あれだけのものを見せられたら断る方が怖いですよ。」

 

 

「結局、強行突破と似てると思うんだが……。」

 

 

「優真くんって困る時あるのかな?」

 

 

 優真達は門番の兵士に連れてこられ、たわいもない話しをしながらアースナル王国の王と出会う為に、王室に向かっている。

 

 

 コンコン

 

 

「アルデギオ陛下、デリアル王国より客人が参りました。」

 

 

「うむ……。報告は受けていなかったが、まぁよい。入れ。」

 

 

「失礼します。」

 

 

 門番の兵士が扉を開けると、初めての国というだけあって真央はガチガチに緊張しているが、優真と健は普段と変わらずスタスタと王室に足を踏み入れる。その様子に慌てて真央も付いて行く。

 

 

「どうも。お初お目にかかります、アルデギオ陛下。私、デリアル王国より勇者召喚で召喚されし1人、黒神優真です。」

 

 

「同じく、森下健です。以後お見知りおきを。アルデギオ陛下。」

 

 

「え!?え、えと……。し、白井真央です!と、突然の訪問失礼しました!」

 

 

「ふむ……。私はアルデギオ=クライスだ。そう堅くならんで良いぞ。」

 

 

 慣れたような挨拶をする優真と健に驚き、しどろもどろになりながら言葉を紡ぐ真央。その光景を少し面白そうに見るアルデギオ。見た感じアルデギオはとても厳しそうな性格をしているように見えるが優真と健はこの短い間で意外とフレンドリーな性格だと思い、口調を戻す。最も、健は変わらないが。

 

 

「ならお言葉に甘えて。いきなり悪かったな。エミリアから伝わってるもんだとばかり。」

 

 

「いや、気にするでない。あの者はしっかりしてるように見えて少し抜けているところがあるからな。しかし、一国を治めるのに少々若過ぎるが、あれ程しっかりしているのなら将来は大物になるだろう。」

 

 

 本人のいない所で言いたい放題言う2人は気が合うのではないだろうか。客人用と思われるソファに促される優真達。

 

 

「それで。一体何用だ?メガファンゴを提供してくれたと聞いたが。」

 

 

「あんなのはただの差し入れだよ。俺らがお願いしたいのは1つだけだ。」

 

 

「……。」

 

 

 優真とアルデギオは真剣な表情になり、話をする。

 

 

「ここ――アースナル王国を拠点にして、活動させて欲しいんだが、構わないか?条件があると言うなら出来る限り聞くつもりだ。」

 

 

「そうだな。なら、早速だが、お主らに頼みたい事がある。」

 

 

「その頼みの報酬が拠点にする事を許可するという事ですか……。」

 

 

「その通りだ。悪い話ではないだろう?」

 

 

「確かに。悪い話しどころか、なかなか美味しい話じゃないか。」

 

 

「カッカッカッ!お主は中々面白い奴だな。内容も聞かずによくそんな事を言えるな。」

 

 

 その言葉に更に優真は笑みを浮かべる。

 

 

「別に。こんな所で躓いてるようじゃ俺達の目標は絶対に達成させられないからな。」

 

 

「魔王……か。」

 

 

 そう言うアルデギオに優真達は全員頷く。その反応に満足したようにアルデギオは笑う。

 

 

「随分と肝が据わってるな。それは“傲慢”では無いだろうな?」

 

 

「ここに来る少し前にその“傲慢”に喝を入れてきた所だよ。」

 

 

 そう言って優真は流そうとする。その時の事を思い出したのか真央と健は苦笑いする。その態度に更に満足するアルデギオ。

 

 

「そうかそうか。やはりお主らは面白いな!それに実力も相当なものと見た。職業を聞かせてもらっていいか?」

 

 

「「「魔神/暗殺者/治癒師。」」」

 

 

「……。ん?」

 

 

「黒神優真。職業は魔神。」

 

 

「森下健です。暗殺者をやっています。」

 

 

「白井真央です!治癒師です!」

 

 

 優真達の言葉に思わず固まってしまうアルデギオ。確かに実力があると言ったが、職業がとんでもない物だと知り、驚愕して固まった。

 

 

「それは……冗談、ではないようだな。」

 

 

「嘘つくメリットが何処にある。寧ろデメリットしかないだろう。」

 

 

「そうだな。では改めて頼まれて欲しいんだが。」

 

 

 アルデギオの言葉を静かに待つ優真達。次に発せられた言葉に優真達は驚く。

 

 

「ここ最近、急に現れた妙な迷宮があるらしいんだが……。」

 

 

 真央はバッと立ち上がり、優真は目を見開いた後、すぐにニヤリと笑う。健も静かに口角を吊り上げる。そして優真が話を再開させる。

 

 

「なかなかどうして恵まれているな。」

 

 

「ん?どういう事だ?」

 

 

「魔王を倒すために必要な手掛かりなんですよ。」

 

 

「なるほどな。つまりその迷宮は魔族の仕業なのだな?」

 

 

「多分そうですね。優真くんはどう思う?」

 

 

「ん?どうって?」

 

 

「その迷宮って私達が求めてる迷宮なのかな?迷宮ってその魔族の幹部だけが持ってるとは限らないんじゃないかなって。」

 

 

「おや。鋭い所に気付きましたね。これは一本取られましたね。」

 

 

「確かに白井さんの言う通りだ。俺らは魔族の幹部だけが持ってると思い込んでいただけだな。」

 

 

「えへへ……。じゃ、じゃあ優真くん。ご褒美、欲しいかな〜って……。」

 

 

 上目遣いで優真に迫る真央。皆(アルデギオと健と門番)が見ている中でそんな事を言う。

 

 

「あの〜。白井さん?」

 

 

「ダメ……かな……?」

 

 

 優真の目の前に広がるのは真央の潤んだ瞳。汚れ1つない綺麗な顔。薄いピンクに輝く艶めかしい唇。そして甘える様な声とくっ付いた体がトドメとなり、真央の唇に自身の唇を重ねる優真。

 

 

「んっ……。」

 

 

「おやおや。」

 

 

「大胆なのだな。優真殿と真央殿は。」

 

 

「これが桃色空間というやつですか。」

 

 

 優真の大胆な行動に真央は受け入れる。健とアルデギオと門番はその光景を微笑ましく見ている。

 

 

「……んはぁ……。優、真くん……。」

 

 

「これで満足してくれたかな?」

 

 

「ふにゃあぁぁ〜……。」

 

 

 完全に蕩けきった真央に流石に困惑する優真。真央はそのまま幸せそうに意識を手放した。思ったより刺激が強かったらしい。

そんな真央を支えながら健達に《威圧》をかけながら言った。

 

 

「今すぐ忘れるか、物理的に記憶を消されるか。好きな方を選べ。」

 

 

「「「前者を選ばさせて貰います!」」」

 

 

 優真による脅迫(選択肢)は一国の王ですら迷わず選ばせる効果があるようだ。




いかがだったでしょうか?
いや、本当にどうしてこうなった……。
真央ちゃん発情期なのかな?それに応える優真くんもおかしいと思います.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.
正直、今回は拠点を確保する事が書けたので作者としては良かったです。読者の皆様にも楽しんでもらえたら幸いです。
では、次回もまた見ていただければ嬉しいです。
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