ここ数日、とても忙しくて作者は満身創痍です(;´д`)トホホ…
しかし、お気に入りが増えていて、とても嬉しくて作者の心は救われました!ありがとうございます!
UAも1000人を超えていて驚きました。
今後とも、『異世界で魔神になった自称ぼっち』をよろしくお願いします!
さて今回は、誰と行動するかを分けました。
皆さんが期待したグループと違ったりする部分もあると思いますが、見ていただければ幸いです。
では、ご覧下さい。どうぞ。
皆が職業を報告しあって賑やかになってる中、優真は未だに自分の職業について考えていた。
(魔神か……これはダメだろう。はぁ〜……流石ぼっちだな俺。敵とか……別にぼっちは悪くねぇだろ。全くどうしろと言うんだ。……何とかなりそうと思ってる自分がいる。)
結構重要な事なのに優真は呑気に考えている。すると、
「情報収集を兼ねて旅をすると言うならパーティーメンバーを決めた方がいいんじゃないか?」
「そうですね。じゃあ、4人1組の隊を作りたいと思う。なるべく相性とか考えてもらいたいが、チームワークも大事だと思うからコミュニケーションを取りやすい人と組んだ方が良い。」
桜田先生が提案し、勇輝が皆に呼びかける。エミリアもその意見には賛成のようで頷いている。
しかし、グループを決める時には必ずと言ってもいい事態が起こる。それも人気者がいるのなれば確実だ。それは、
「白井さん!俺とパーティー組んで下さい!」
「勇輝君!私をパーティーに入れて下さい!」
等と言ったことが多く、人気者である人は取り合いになる。勇輝は爽やかスマイルで言い寄ってくる女子生徒を落ち着かせてる。真央は困ったような顔をし、優真に助けを求めるが、その前に、
「おい、真央が困ってるだろ。 大丈夫か?真央」
「んだよ柏崎。幼馴染みだからって良い気になりやがって……。」
話を終えた勇輝が助けに入った。優真としては仕事がなくなって良かったと思ってる。人気者は人気者故に嫉妬を買うこともある。それが今の勇輝と男子生徒1だろう。
しばらくして事態が収まった頃、真央が、
「優真くん、私とパーティー組まない?」
「ん?でも、白井さんには幼馴染み達がいるだろ?それもちょうど4人だし。」
「でも……。」
優真は誘われたことに驚きはしなかったが、不思議に思った。幼馴染み3人がいるのに何故自分を誘うのか。
「次は私が助ける番だから……。」
小さく呟いたが、優真には聞こえていた。
「次は、と言われても俺には全く覚えが無いんだが?」
「優真くんが覚えてなくても私が覚えてる。それだけでいいの!」
にっこりと笑って少し頬を赤く染めている真央に思わず見蕩れてしまう優真。しかし、その雰囲気を破るやつがいた。
「真央、俺達と組まないか?黒神はあまり乗り気じゃないみたいだしな。」
「なら、黒神くんは私が貰ってもいいかしら?」
その人物は勇輝と奏。2人は互いを睨み合っている。勇輝の後ろにいるのは彩華と康太。奏の後ろには少し遠くだが当麻と文香がいる。
その光景に優真は心でニヤリと笑う。奏は優真の考えてる事が分かったから一足先に行動に移していた。真央が不安そうな表情をして、力強く優真の手を握る。優真は静かに話し出す。
「落ち着けよ柏崎、月宮。白井さん、柏崎の言う通り、君はそっちのパーティーに入った方がいい。」
「!?……何で?私と同じパーティーは嫌なの?」
「そういうわけじゃないが、柏崎は勇者だ。そのメンバーになるなら、生き残れる可能性が高いだろ?そして白井さんは貴重な治癒師だ。だから柏崎のパーティーの方が―――」
「じゃあ優真くんはどうするの!?」
突然声を荒げた真央に驚く優真達。それでも真央は続ける。
「優真くんだって生き残らなきゃいけないの!私が貴重な職業だとか、勇輝くんと幼馴染みだとか関係無い!私は優真くんと、皆と生きて帰りたい!ただそれだけなの!」
真央の強い意思が込められた言葉を皆は黙って聞いている。
「白井さん、別に俺も死に行くわけじゃない。寧ろ、生きて帰る事しか考えてない。だからこそ治癒師である白井さんは生きる為の最後の希望なんだ。」
「優真くん……。」
優真の理由にまだ納得しきれてない真央は不安そうに優真を呼ぶ。すると、
「大丈夫だよ、真央。ここに来た最初の時だって黒神君が率先して動いてたじゃない。そんな人が簡単に死ぬと思う?それとも真央の中の黒神君はそんなに弱いの?」
「……そうだね。優真くんはすごく強くて簡単にやられることなんてないよね。私は優真くんを信じるよ。」
彩華が真央をそっと抱き寄せて宥めるように話す。その間に彩華と優真はアイコンタクトを取り、
(貸1だから。)
(これだけでかよ……。)
なんていうやり取りをしていた。
「白井さんが落ち着いたところで、そろそろグループ分けに入ろうと思います。それぞれリーダーが決まったらメンバーを報告して下さい。」
これからはエミリアがまとめることになったらしく、真央が落ち着いた頃に、話を切り出す。
グループ決めが終わり、皆がそれぞれのグループでまとまっている。
Aチーム《桜雲・D・勇者一行》
リーダー(柏崎勇輝)メンバー(皇彩華、白井真央、石川康太)
「これ……チーム名いらないだろ?」
「そうね……流石にこれは無いわよね。」
「そんなことないよ!チーム名はあった方が絶対良いって!」
「いや、良し悪しはセンスの問題だろ……。海賊漫画の主人公かよ……。」
Bチーム《魔王倒し隊》
リーダー(桜田遥香)メンバー(行方征志郎、森下健、榎本祥子)
「よし!これより、私達の隊は魔王を倒すためにも、きっちりと修行するぞ!」
「って、先生がリーダーかよ!しかもチーム名弱そうじゃねぇか!?」
「こればかりは僕も何とも言えませんね……。」
「えぇ〜?私は可愛いくて良いと思うけど?」
そんな事を言い合ってる間もメンバーは次々と決まって行く。
「次は貴方達ですよ?優真さん。」
Jチーム《ALL JOKER》
リーダー(黒神優真)メンバー(月宮奏、松下当麻、遠山文香)
「おい、この意味不明な名前なんだよ……。いや、分からなくはないがただの厨二病じゃねぇかよ。」
「あら?ただの厨二病の代名詞さんが何を言ってるのかしら?」
「「……殺るか/殺る?」」
「待てよ、絶対そんな展開じゃなかっただろ!?お前らもう少し仲良くしろよ!」
「はわわわ……み、皆さんお、落ち着いて……くだ、下さい。」
「「「君/貴方/お前が一番落ち着いて!」」」
「ひゃぁ〜!!ご、ごめんなさいですぅ〜……。」
他の皆が騒いでる中、エミリアはさりげなく優真の近くに移動し、すれ違いざまに話しかける。
「後で私の部屋に来て下さい。色々と説明してもらいたいですので。では。」
そんなエミリアを面白そうに見つめる優真は心の中で、
(流石に隠してることに気付いたか……。まぁ別にいいけど、面倒事だけは避けたいな。)
色々と起こしたせいでエミリアに目をつけられた事に若干後悔する優真であった。
いかがだったでしょうか?
バグ集団が出来てしまいました。
こいつら本当に初対面かって言うくらいのコミュニケーション能力持ち主ですね。特に優真くんと奏ちゃんの2人は余裕でボケとツッコミを担当する優れ者ですね。
当麻くんと文香ちゃんも喋らせる事が出来て良かったです。
次回は、エミリアと優真の2人の話です。
気長に待っていて下さい。
それでは、次回も見ていただければ嬉しいです。