最近ちょっと疲れてきた…
「あ…その…ありがとうございます」
とりあえずこれで寝ていいかな。
「ウルミ…もう寝るからな」
「あー…もういいや…おやすみなさい」
あーやっと寝れる…それではおやすみなさい…
「あーそれとヨウカさんはもう大丈夫ですよね?」
「はい、本当にありがとうございました」
そして、ヨウカは部屋を出ていった。
次の日、ゆっちーは起きてクエストを受けに行った。
「今日は…キメラ?だっけな、そいつでも狩りに行くか」
さっそくクエストを受けて街を出た。初めての1人狩りだ。えっと…キメラはこの辺で沸くらしいけど…もしかしてあれ?
その辺りには蜂みたいなものがいっぱいいた。ポケ〇ンで出てくるス〇アだっけ?あんなのにそっくりだな。
「さてと、まず相手の様子を見るか」
そう言いキメラに突撃した。キメラは針で攻撃をしてきた。
「おぉー…なんか気持ち悪いな…」
そして今度は突進攻撃をしてきた。動きは結構速いものの一直線にしか進まなかった。
「突進攻撃は結構やっかいだな…おっと」
少し休もうとした所に針が飛んできた。針は早くなくて助かった…
「もういいかな」
キメラの動きはだいたいわかったし止めでも刺すか…
「てりゃー!!」
思いっきり切り飛ばした。はずだった。
「いってぇええええ!?」
腹部らしき部分を狙ったはずなのに弾かれた。
「いてて…」
あまりにも痛かったのでその場で少しうずくまった。ただそのせいでキメラの動きに気づかなかった。
ザシュ!!
「いあたああああ!!!」
肩に針が刺さった。けど確認できたことがあった。よかった、毒は無いみたいだ。
「くそう…顔面ぶっ潰してやる!!」
そう言ってキメラを地面に叩きつけ思いっきり踏んでやった。
「ふう…こうやって倒すのが効率的だな…」
肩が痛いけど動けないほどではないのでそのまま狩りを続けた。
…その後、10体倒したけど針が4回ぐらい刺さってしまった。理由は単に油断。
「もう帰ろう…」
そうした時何か騒がしくなった。
「なんだ?」
振り返るとそこには前に見たような感じの絵があった。あーありゃ大変だな。
「くそー!!ゴブリンが仲間呼びやがった!!」
しゃーない手伝うか。
「キェェェェェェェエエエエエッッッ!!」
うーだるいけどいいかな…
「あーそこの人、手伝うよ」
「え?あ、お前戦えるのか?」
まーそうなるわな。俺の服は5つの針と血が流れていた。慌ててその針を取って、
「大丈夫、というか話す暇ないんじゃない?」
「え?あぁわかった、じゃあ頼む」
そうして互いにゴブリンの群れと戦った。
「はぁ…はぁ…」
前回より多いかった。90体はいたんじゃないかな?でも少しづつ処理していったら30分ぐらいで終わった。前より1体1体が弱かったので少し安心。
「あんた、大丈夫か?」
俺は何回かナイフが刺さったけどもう慣れてきた。
「あ…あぁ、なんとかな。それよりお前、すげーな」
「え?そうか?」
おぉ…なんか褒められると嬉しいもんだな。
「まぁそれはそうと帰れるか?」
「舐めるな、それぐらいできる」
そうか、と思いそのまま街に帰った。
「なぁ…お前、名前は?」
「ん?あー俺はゆっちー」
「ゆっちーか、俺はテツヤ、ところでゆっちーにお願い事があるんだ」
ん?なんか嫌な予感…これって…!!
「な…なんだ?」
聞きたくないけどこの雰囲気だと帰れない…
「俺と模擬戦をやらないか?」
ほらー!!なんかちょっと言葉が違うけどバトル申し込まれたよ!…はぁ…めんどいけど、1度人と戦ってみたかったし…受けてみるか。
「あーうん…いいよ」
さてと…死なないように気をつけよう…
「おぉーここが会場かー」
テツヤに連れられて会場に来た。
「それじゃあやるか!!」
ちなみにテツヤの武器は大剣っぽいのと腰に2本の短剣があった。恐らくどちらも使いこなせるんだろう。
「じゃあ10m離れた場所からスタートだから、合図はコイントスok?」
「わかった」
そして開始地点についた。すぐに剣を構えて用意をした。
「それじゃ!!」
コインが飛んで地についた。
瞬間踏み込んだ、先手必勝!!速攻攻撃を仕掛けた。
「てりゃー!!」
「おっと、なかなか速いな」
「こういう時だけは速い人間なんでね!!」
受けられていたがそこから逆に回って反対側を狙った。
「せいやー!!」
ガチン!!
また防がれた。おぉーナイス防御って言ってる場合じゃないな。
「今度はこっちから行かせてもらうぜ!!」
瞬時に防御体制に入った。まずは大振りで来た。オークの時に試したかった事をやってみた。それは受け流し。相手の刃を斜めに受けて攻撃を受け流す。かつてアニメを見ていてやってみてーと思ってたものだ。
「なっ!?」
「もらった!!」
相手の隙を狙ったつもりだったが相手も動きが速い。双剣になっていた。
「なかなかやるな、ゆっちー。反応見る限りこういうのは初めてか?」
「まぁね、モンスターとしか戦う機会ないし、ていうかテツヤもやるな」
「っは!甘く見てもらっては困るぜ!」
そう言って突進してきた。今度は受身に徹するか。
相手がすごい剣の使い方をしていた。右手で攻撃したかと思えば振った方の剣を持ち替えてそこから追撃そして下がったところを狙って左手で攻撃。おぉ…これが二刀流ってやつか。
「危!!」
少しつまずいて体制を崩したが紙一重で避けた。のはいいんだが相手に背を向けてしまった…
「もらったー!!」
そういやあこういうのもあったっけ。相手にわざと背を向けて相手が攻撃してくるところを狙いそのままきりふせる技が
「そこだ!!」
試してみた。
「な!!」
またもや防がれた。やっぱこういうのになれてるのかな…俺…勝ち目なくね?
「さすがゆっちー、相手の不意を付くのが上手いな」
「まぁね、俺はそういう悪知恵が働く人間なんでね」
そう言って今度は俺から攻めた。
「はぁあ!!」
まずは剣を狙った。だが読まれていたのかあっさりよけられた、直後反対の手で攻撃を仕掛けてきた。が俺もそれを読んでいたのであっさり受け流す。
「なっ!?」
今の避けは流石に驚いたのだろう、すぐさま後ろに下がろうとした。だが、
「あまい!!」
右足でテツヤを蹴り飛ばした。
「カハッ!!」
渾身の蹴りを食らわした後に相手の首に剣を置き、
「俺の勝ちだね」
「まじかよ…あんな動きもできるのか」
「まぁね、反射神経なら良い方だから」
そう言って剣をしまって最後に何か言ってから帰ろうとしたら
「後少しだったのに、でもほとんど互角…だったよな?」
「ん?ま、まぁな」
なんか急に変なこと言い出した。なんだ?
「…だったらライバルだ!!ゆっちー!!俺はお前を超えてみせる!!」
えぇー…困るよそれ…でも断ってもテツヤがずっと思ってるだろうな…仕方ない…
「あーうん、ガンバレ」
そう言って俺は去った。
そうして家に帰ろうとしたら…
「ゆっちーっ!!!!!」
呼ばれた…この声は、ヨウカだっけ?
「行くしかないよな…」
なんか面倒臭い1日になりそうだった。いやもうなってるな。
「ヨウカ!!どうした?」
すぐさま駆けつけたらヨウカがオークに囲まれてた。
「ゆっちーさん!!助けてください」
泣きながらお願いされた…っていうかやばいじゃん!!
「わかった!!」
何でこうなったのかはすぐに理解した。そこに冒険者が倒れている。恐らくオークと戦って飛ばされたのだろう、倒れてる冒険者をみてヨウカが近づいたらオークが来て囲まれたってところか。
「ヨウカ!!ウルミを呼んできてくれ」
「は…はい!!」
すぐさま逃げてウルミを呼びに行った。そして俺は倒れている冒険者に声をかけてみた。
「おい!!あんた!!大丈夫か!?」
「き…気をつけ…ろ…そいつ…ら…は、普通…のオー…クじゃ…な…ぃ」
どういやら気絶したようだ。死んでないならそれでいいか…さてとこのオーク達は普通のオークじゃない…か。まずは様子見だな、誘導してこの冒険者に反動を受けさせないようにしないと…
そうしてゆっちーは狂乱オークの群れを全て別の場所へ誘導した。
5、ゆっちー大ピンチ!?
「はぁ…はぁ…」
疲れた…けどもう走らなくていいや…ある程度誘導はできたし。
「かかってこいやー!!オーク共!!」
そう叫んで剣を構えた。そしたら本当にいつものオークじゃないことに気づいた。
「なっ!?」
動きが2倍以上になっていたのだ。そして破壊力も。それにビビって一歩下がるゆっちー。
これ…やばいな、前のオークより強いってことは今度は腕捥げるだけじゃなくぶっ飛ぶな。
「ッチ!!」
舌打ちして突っ込んだ。狙いは足だ、相手のバランスを崩して顔面を狙う戦法だ。
「てりゃー!!」
剣を足に思いっきり振った。しかし…
「いがぁああああ!!?」
硬かった、それもキメラ以上。しかしこのままうずくまると殺されるので即座に動いた
「なんだよこいつら…かてー!!」
これって切れ味ってのが足りないのかな…それじゃあまずいな…前にやった顔面キル狙ってみるか。
そう思ったら丁度オークが棍棒を振り下ろした。
「おわっ!!」
かなり早くしかも重い一撃が真横に落ちた。
あぶねー!!かすってもダメそうだな…
そう思い早速作戦実行させた。さすがに威力もあったから棍棒が地面に突き刺さっていた。そこを狙い棍棒を登っていき顔面を狙ってみた。
「てりゃー!!」
今までより力を入れて放った一撃。これで1体倒したと思っていた
「なっ!!」
ガードされていた。流石に弱点だったんだろう、モンスターは強くなればなるほどガードという能力も増えるのか…
「クソが!!どうしようもねーな!!」
即座にオークから離れ防御に徹した。しかしそれも限界で…
「くっ!!」
剣では受けきれないのに剣で受けてしまい致命傷は避けたもののかなり吹き飛ばされた。
「おぉ…こりゃどうすればいいんだ…」
空を飛んでいる気分だった。
空を飛ぶってどんな感じだろうねw
次回をお楽しみに