ゆっちー異世界へ!   作:邪気ゆっちー

5 / 9
ハローみなさんゆっちーです

本を読んでるといつの間にか寝てしまうってよくあるよね?

ネタとして使ってみようかな


ゆっちー異世界へ! 5

落ちるであろう先には川があったので一安心できたが。

「オーク追ってきてるな…しかもなんだよ。あのかしこさと硬さ…無理ゲーじゃん」

そうつぶやきながら川に着地?した。

とりあえず情報をまとめよう。オークの数は6体。しかも全てが普通のオークじゃない、俺の剣ではあの肉体を貫けない、しかも結構賢い…うん無理じゃね?...いや?ちょっと待てよ。

「行けるかも…」

そう呟き再びオークに突っ込んだ。またオークが棍棒を振り下ろした。そこを狙いまた棍棒を登って相手がガード体制になるところを狙って、剣を腕に突き刺した。

「うおぉぉぉっっ!!」

下に向ける力なら刺さると思ってやってみたけどビンゴーだったな。

そうしてオークが棍棒から手を離した。これでいけると思い棍棒を持とうとした。

「ん?これ重くね?」

全力で持とうとしても全然ピクともしなかった。どんだけ重いんだよ。

「おわ!!」

そうしてる間にオークが襲いかかってきた。この作戦は無理だとさとって次の作戦に出た。

「えーっと…よし、危険だけどやってみるか」

そこら辺に落ちている石を拾いオークに投げつけて引き寄せた。

「よし、それで前のオークにはこべば…ってどうして攻撃避けるか…」

そうしてとうとう前のオークの攻撃範囲まできてなんとか攻撃を回避できた、そしてまた攻撃をしてきた。そこを狙い

「いまだ!!」

速攻でオークの股を走りきった。

「ふぅ…これでまず1体…がはっ!!」

完璧に油断した。思いっきり腹を蹴り飛ばされた。なんとか体内にあるものは出なかったものの口の中が血の味だった。

「あっ!!がぁ…ゲホッゲホッ!!」

体がしびれるように痛い。そしてオークも近づいている…残り5体…俺の体はあんまり動かない…さてどうしたものか。

少し痛みも引いて動こうとしたら相当腹が痛かった。

「これ…骨折れてるな…だったらあんまり動かない方がいいな…」

そうしようとしてもオーク達は容赦しない。棍棒では防がれるのがわかったのか素手で俺を攻撃してくる。

「まじかよ…いつつ…」

腹の痛みを我慢してウルミを待つことにした。

 

「ウルミさん!!」

ゆっちーさんに頼まれて早くウルミさんの所へ行った。

「とうしたの?えっと、ヨウカさんでしたっけ?」

「はい、えっとその…ゆっちーさんが助けてくれて今オークの相手をしているんですがオークにやられて倒れてる人がいるので手当てをして欲しいのです!!」

すぐにさっきあったことを話即座にゆっちーさんのもとへ戻ることにした。

 

「ここです」

ヨウカさんに連れられ倒れてる冒険者をみて早くヒールを唱えた。

「傷よ、直れ、ヒール!!」

傷口が光ってもと通りになった。

「う…うーん?」

「目が覚めましたね」

すぐに冒険者は目を覚ました。と思ったら急に慌てだした。

「あいつはどこに行った!!?」

あいつ?ゆっちーのことかな?

「ゆっちーさんならさっきのオークと戦って…」

「馬鹿野郎!!あのオークは只者じゃないんだぞ!?」

え?

「ちょっと待って詳しく」

そう言って冒険者はオークについて全て話した。

「ってことは今ゆっちー危ないじゃん!!」

早く助けに行かないと…!!

そう言いすぐさまゆっちーのもとへ走り出した。

 

「はぁ…はぁ…」

そろそろ限界が近いな…

さっきみたいな作戦が通用しない。うまく走れない状況で狂乱オークが残り5体…これ無理ゲーじゃね?

「っく…」

少し歯を食いしばってまた作戦が思いついたので実行に映る。

「かかってこいやー!!」

そう叫び剣を構えた。作戦は相手が殴ってきたところを狙い剣の先端で受ける。多少ぶっ飛ぶだろうが死なばければいい。

そうしてオークは殴ってきた。

「やぁああああ!!!」

ザシュ!!成功した!!

が……

「おわっ!?」

予想通り吹っ飛んだ。次の着地地点は家の壁。

「一か八か!!」

現実世界から何回もやってみたかったことをやってみた。

それはかなりの高さから落ちても膝を少しだけ曲げて着地する時にスクワットみたいな感じで落下ダメージを減らせるのではというただの考え。

「あがっ!!」

確かに落下ダメージではないけどそのやってみたかったことをしたら少しは良くなった、と思う。

「はぁ…はぁ…ゲホッゲホッ!!」

もう体力もない、動く力も間もなく尽きる。最終手段に出た

「そこら辺なら行けるか…はぁ…はぁ…」

物陰に隠れて息を殺した。幸いオークは見ていないので一生懸命に探している。

頼む…見逃してくれ!!

そう願いつつオークがどっか行くのを待った。

 

ゆっちーを探していたら戦ったであろう跡地があった。

「血…しかもこんなに多く…早く行かないと…!!」

これがオークの血かゆっちーの血かはわからないけど急いだ方が良さそうだ。

「お願い…ゆっちー無事でいて...!!」

心の中でそう強く願った。いつだってそうだ、予想外の行動したり命かけてまで意味のわからないことしたり、なにかと死なないで平然とした顔でこっちに向く。今回だって狂乱オークに対してずる賢い頭を使って倒してるはずだ…はず…

「なのに…なんでオークが倒された時に落とすアイテムがないの…!?」

「ウ…ウルミさん…」

心配そうにこちらに目を向けるヨウカ。

「気にしないで、ゆっちーなら生きてる。だってゆっちーだもの、きっとオークなんかコテンパンにやつけてるよ!!」

そういいヨウカも安心したように落ち着いた。そうだここで落ち込んでも仕方がない。早くゆっちーのもとに行かないと!!

 

「はぁ…はぁ…行ったか…」

どうやらオークは巻いたようだった。やったぁ…生き残った。やっぱり俺は最高だな…さて、あのオークが行った場所によって予定が変わるけど…

「ちゃんと平原に戻ったか…よかった」

これで万事おーけーだ。そう思い立ち上がろうとしたけど、

「っ!?」

鋭い痛みが体全身を襲いかかった。よく見るとさっきの戦いで傷だらけだった。肋骨と腕と足の骨が折れているのがはっきりわかる。肋骨は蹴られた時だろう、腕は剣を無理矢理突き刺した時だろう。足はその後に着地した時だろう…そしてあちらこちらが傷だらけ…おそらく転がった時…かな?でもこれでわかったことがいくつかあった。このままだと死ぬなと。さすがに血が流れすぎている、でも腕の骨が折れていて腕も動かないから止血ができない。唯一の救いはウルミだが…この物陰じゃ気づかないだろうな…

「せ…めて、剣だけでも…!!」

そういい折れてない方(かなりの血は流れてるけど)の腕で最後の力を振り絞り剣を投げた。そしてこちらに気づかせるように手も伸ばした…

「頼むよ…ウルミ…」

そういい静かに目を閉じた。

 

ゆっちーが戦ってたであろう跡地を走っていると壊れてる建物があった。

「なに…これ…」

ひどかった、家はすごくボロボロで血も舞っている。

「…っ!?」

ゆっちーなら安心という思いが消え去った。そこにゆっちーにあげたはずの剣がそこに突き刺さっていた。しかもそれにもかなりの血が付いている。

「ゆっちー!?そこにいるの??いるなら返事してー!!」

そう叫びゆっちーを探した。ウルミはあらゆる場所を探した。ゆっちーならどこ隠れるかと考えながら建物の中、影、草むらの中、水の中、屋根の上。しかしどこを探しても見つからない…

「ここにいないの…?」

そう恐る恐るつぶやくヨウカ、そして懸命にゆっちーを探すウルミ。でもここに居なかったら、一体どこにいるの?もう跡地がない、あるのは大きい足跡…おそらくオークが歩いた場所。しかしその後には血はついていないので多分もう歩いただけの後だと思っている。

そう思い、残った木を見に行こうとしたら…

「え…?」

そこには赤い物があった。正確には赤い手、血に染まった手

「ゆ、ゆっちー…?」

信じたくない、ゆっちーがいくら狂乱してるとはいえオークに負けるわけない…なのに…なんでそんなに血紛れなの?

「ゆっちー!!」

信じたくない、けど信じるしかなかった、でもここで立ち止まってもゆっちーは助からないと思い急いで治療にあたった

「緑の地よ、空に舞う精霊よ!!我、ウルミの血を食らいゆっちーの血となりたまえ!! ヒール・トゥ・セパーティ・ザ・ブラード!!」

唱えた途端ウルミとゆっちーが光に包まれた。光の中でゆっちーの傷が塞がっていく、そしてウルミが自分の腕に傷を作った。

「いっ...」

痛いけど我慢。

そうして流れてくる血を光が吸収し血を吸収した光はゆっちーの中に入っていった。

「う…うぅ…」

ゆっちーが目を開けた。

 

うー…

なんか体が急に暖かくなった。少し目を開けてみるとウルミが泣きながら俺を見ていた。あ、そうだ、確か俺倒れてたっけ…

「よ、ウルミ。寝起きにその涙はきついんだが…」

俺、結構涙に弱いんだよな…

「だ…だって、もう…死んでるかと思ってたもん…グス、」

「俺が死ぬわけねーだろ…だいたいもう責任はいらないって言ってるだろう。俺はいつも好きで行動しているんだ」

せっかくの異世界生活が、なんかウルミに保護されながらの生活してるみたいじゃん。

「だったら今度から私と行動して…ゆっちーが知らない時に死にかけてるとか…もう嫌だ」

「それはいいけど、死ぬなよ?」

「わ、私が死ぬわけないじゃん!!見くびらないでよ」

よしよし、いつものウルミに戻った。にしても変だな、俺倒れてしかも血も足りなかったのに、ヒールって血は戻らなかったよな?

「なぁウルミ、さっきの事なんだけど…ヒールってさ、血は戻らないよね?」

最初のあの時だって血は少々足りなかったように感じたけどヒールで良くなったわけじゃなし、あの時にヒールに血を回復させる能力は無いってはっきりしてた。ヒール=傷を直す、だが血は戻らない…これが今の俺の頭にあるヒール知識だ。

「あー、それはね…」

さっきのヒールについてウルミが話してくれた。

 




ヒール…あーもう言えない!!

英語ってムズイね

次回をお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。