提督「スゥースゥー」
長門「ん、んーん!あれどうして提督が目の前に…あ、そうかあのまま寝てしまったのか…」
提督「んー…むにゃむにゃ…ながとぉ…」
長門「…フンスッ!ちいぃぃかわぁぁぁぁぁ!」ギューーーーッ!
提督「ん、んにゅぅあ、長門さんおはようございます」
長門「あ、提督おはよう。よく眠れたか?」
提督「おかげさまで。昨日は我儘言ってしまってすいませんでした」
長門「いやいや、私も提督がよく眠れたようで良かった」
提督「この体の感覚…よし!もう執務にもどれそうです!」
吹雪「ていとくぅ…」オロオロ
提督「え、吹雪さん!?どうしたんですか!?」
吹雪「それが、とにかく報告を…あ!こら!」
???「パパー!」スタタタ!
その大きな声とともに妙に肌白い子供が走ってくる。
提督「おわっ!?」
???「パパぁ」スリスリスリ
長門「提督…どういうことだ。まさかとは思うがあろうことか愛人でもいたのか?」ギロッ
提督「ちょっとまってください!まったくしりませんからね!この子!」
吹雪「あの、実はこの子深海棲艦の子供みたいなんです」
長門「なに!?深海…っ!提督!離れろ!」
長門の砲塔が子供に向けられる
???「ヒっ!?」ガタガタガタ
提督「?まってください長門さん」
長門「なんだ?」
提督「敵ならそんなに怯えるでしょうか?」
吹雪「そこなんですがどうやら子供のうちは憎しみもなにもないみたいで、むしろ深海棲艦に狙われていました」
長門「なに!?味方を?」
吹雪「はい。そもそもどうやって子供なんか」
長門「んー…みたところ駆逐艦より少し小さめか。いや、小柄な駆逐艦もいたから駆逐艦の部類だと思うが、通常艦娘に戻るはずだが…」
提督「…」テクテクテク
そっと子供に近づいてみる
???「ワ…ワタシ…ツクラレタ…シッパイ」
長門「つくられた!?失敗!?ということはこの子供は私たちのように何者かに作られ我々人類に対して憎しみを持たなかった失敗作ということか!」
提督「おいで?」パッ
???「!?」スタタタっ!ギュッ
提督「よしよし」ナデナデ
???「っグスッビェェン!」
長門「な!と、いうことはこちらの言葉やましてや人情すらある。その証拠に今、泣いている?」
提督「長門さん一応謝った方が良いんじゃ」
長門「う、うむ。そうだな。おい、さっきはすまなかった。おまえも辛かったんだな。さっきの無礼許してくれ」
???「…?…♪」ギューーーーッ
長門「おわっ!?随分と懐っこいな」
提督「よし!決めました!この子は僕の鎮守府で保護します」
長門 吹雪「えぇぇぇぇぇぇ!?」
第29話に続く
なかなかにとうとつですね!
さてこれからどうなるのでしょうか!