ショタ提督の戦場   作:大石蔵良 ショタ 提督

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さて提督のメンタルは大丈夫でしょうか。


第42話 粛清という名の惨殺 2

金剛「ヘイ!長門!あなたは提督を見てくるデース!こっちは私たちに任せてほしいネ!」

 

比叡「あ、姉さまの言うとおりです!提督を!」

 

榛名「提督に知らせて安心させてあげてください!」

 

霧島「なにかあったらすぐ、私達に知らせるように!」

 

武蔵「この武蔵がいる限りこいつらは守ってやる。だから安心して行け!」

 

扶桑「…もしかしたら提督…理性がとんで目が覚めたら…ってこともあり得る話ですから…その時に傍に居てあげるのは長門さん。あなたですよ」

 

山城「…」お姉様なかなかにリアルな話を!

 

曙「ここは僕らで十分早く行ってあげなよ」

 

不知火「ここは曙の意見に賛同ですね」

 

吹雪「私も行けたらいいのですが…すみません!」

 

赤城「加賀さんもいまはこちらでいましょうね」がしっ!

 

加賀「っ…!仕方ありませんね。ここは譲りましょう」

 

長門「みんな…おんにきる!いってくる!」

 

そういうと長門は全速力で鎮守府にはいる。

 

バタンッ!

 

執務室の扉をあける。

 

そこには地獄絵図ができあがっていた。そして1人の小さな少年が刀をもち血を滴らせていた。

 

提督「……。」

 

長門「っ!?これは一体!?」

 

走って提督に近くによる。

 

長門「いつき!どうしたというのだ!なにがあった!?怪我は無いのか!」

 

ずっと黙ったままの提督。我慢の限界に達した長門は強引に提督を自分に振り向かせる。顔を見て長門は震え、恐怖を感じた。あたかも自分が今一瞬に死んだと悟るように。

 

提督「は、あはは!はははっ!死んだ!死んだ!あはは!そうだ!おれは人殺しだ!」

 

長門「いつき!いつき!私だ!長門だ!しっかしろ!」

 

提督はおぞましい笑顔を見せ、笑ったままだった。

 

長門「…っ!くそっ!ダメだ!完全に精神が!いつき!そっちに行ってはダメだ!目を覚ませ!」

 

その時咄嗟に長門は提督に唇を重ねていた。

 

提督「んっ…ん……」

 

長門「いつき?分かるか?」

 

その時輝きすら失った少年の目に光が灯る。

 

提督「な、が…と?そうか。俺がこれを…。お前が助けてくれたのか…?」

 

長門「あー。やはり理性がとんだか。だがまぁ、無事で何よりだ!帰ろう?いつき」

 

提督「長門っ…!ああ…帰ろう!」ギュッ!

 

長門「おいよせ。歩けないだろうが」

 

提督「頼む…しばらくこのまま抱いて行ってくれ」

 

長門「はぁ、仕方ないな」クスッ

 

その後長門は提督を抱き抱え大和に帰投した。

 

提督「皆さんご苦労様でした。さてと…大和!全砲門開け!目標鎮守府!ってぇ!」

 

ドゴォォォンッ!

 

轟音とともに一つの要塞が蒸発した。

 

幸い近くに民家もなかったため鎮守府のみ消し飛んだ。

 

長門「終わったな…」

 

提督「ああ」

 

長門「なんて報告するんだ?」

 

提督「提督がブチ切れて攻撃してきたからやり返した結果二次被害的にこうなったと伝えれば文句もないだろう」

 

長門「それもそうか。早く鎮守府に帰ろう。それにお前もシャワーを浴びてこい。血生臭くてしかたない」

 

提督「ははっ。すまんすまん」

 

こうして一つの大きな任務が終了した。

 

鎮守府に帰投後直ちに母上に連絡したがものの見事に叱られたが反面よく目が覚めた時自決しなかったと泣きながら話してくれた。

 

今回の戦闘による被害もなく

 

元大山提督の部下たちは風呂に入って治療中。終了次第処遇を決定することとした。

 

 

 

第43話に続く




さすがは長門さん。頼りになる。
提督の新しいところが見えてきましたね。理性が吹っ飛ぶとなにか別人になっている。第1話のあの日というのが、キーになりますね笑
ではまた次回にお会いしましょう
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